2026年フランス・パリ旅行費用は2人でいくら?総額と内訳

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フランス旅行、なかでもパリ旅行を2人で計画するとき、一番気になるのが「結局いくら必要なのか」という費用感ではないでしょうか。

航空券、ホテル、食事、観光チケット、現地交通、お土産。

ひとつずつ見ればなんとなくわかっても、2人分の総額となると急にイメージしにくくなりますよね。

結論からお伝えします。

2026年時点で日本からパリへ2人で行く場合、3泊4日なら約60万〜150万円、4泊5日なら約70万〜180万円、1週間なら約90万〜240万円前後が現実的な目安です。

もちろん、航空券の時期、ホテルのグレード、食事の内容、美術館やツアーをどれだけ入れるかで大きく変わります。

記念日旅行や高級ホテル中心の旅なら、2人で200万円を超えることも珍しくありません。

この記事では、フランス旅行・パリ旅行の費用を2人分で考えやすいように、日数別・グレード別の総額、内訳、節約ポイント、予算配分まで整理します。

読み終えるころには、自分たちの旅の予算がはっきり見えているはずです。

目次

パリ・フランス旅行の費用は2人でいくら?総額の目安と内訳

【結論】2人分の総額早見表(3泊4日・4泊5日・1週間×3グレード)

まずは、パリ・フランス旅行に2人で行く場合の総額目安から見ていきましょう。

日数エコノミースタンダードラグジュアリー
3泊4日約60万〜90万円約95万〜150万円約190万〜350万円
4泊5日約70万〜110万円約110万〜180万円約230万〜420万円
1週間約90万〜145万円約145万〜240万円約300万〜550万円

この表は、航空券・ホテル・食費・現地交通・観光費・通信・保険・少額のお土産を含めた、2人分の総額イメージです。

グレードごとの旅のスタイルはこんなイメージです。

グレード旅行スタイル
エコノミー乗り継ぎ便、手頃なホテル、ベーカリーやカジュアル店中心
スタンダード直行便または便利な乗り継ぎ、3〜4つ星ホテル、ビストロや人気観光地も楽しむ
ラグジュアリー直行便・ビジネスクラス・高級ホテル・記念日ディナー・専用送迎など

初めてのパリ旅行で最も現実的なのは、4泊5日で2人合計110万〜180万円前後のスタンダード型です。

3泊4日でも行けますが、航空券代の比重が大きいため、1日あたりの満足度を考えると4泊5日以上のほうが組みやすいでしょう。

1週間あれば、パリ市内に加えてヴェルサイユ宮殿やモン・サン・ミッシェル、ストラスブールなども検討しやすくなります。


費用の内訳:航空券・宿泊・食費・交通・観光の割合

パリ旅行の費用で最も大きいのは、航空券と宿泊費です。

とくに日本からフランスへ行く場合、航空券だけで2人分30万〜70万円以上になることもあります。

直行便か乗り継ぎ便か、出発時期、予約タイミングで差が出やすい部分です。

4泊5日・スタンダード旅行の内訳例を見てみましょう。

費目2人分の目安割合の目安
航空券約45万〜70万円40〜45%
宿泊費約18万〜32万円15〜25%
食費約10万〜18万円10〜15%
現地交通費約3万〜8万円3〜7%
観光・入場料約5万〜12万円5〜10%
通信・保険・お土産など約8万〜20万円8〜15%
合計約110万〜180万円100%

費目ごとに、なぜ差が出るのかも押さえておきましょう。

差が出る費目理由
航空券直行便・乗り継ぎ便、出発時期、燃油サーチャージで変わる
宿泊費中心部・ホテルランク・週末やイベント時期で大きく変わる
食費ベーカリー中心か、毎晩レストランかで差が出る
観光費美術館・展望台・クルーズ・ツアーを入れるほど増える
現地交通費メトロ中心か、タクシー・配車アプリ中心かで変わる

2人旅では、ホテル代を1室で割れるため1人旅より宿泊効率は良くなります。

一方、レストラン・入場料・交通チケット・保険・通信は人数分かかるので、2人にすると意外と積み上がります。

最大費目の航空券、まず相場をつかむのが近道です総額の4割超を占める航空券は、時期と予約タイミングで数万円単位で動きます。詳しい節約法は後ほど解説しますが、まずは東京⇄パリの相場をざっと見ておくと、予算全体の見通しが立てやすくなります。東京⇄パリの航空券相場を見る(Trip.com)▶


エコノミー/スタンダード/ラグジュアリーで何が変わるか

同じパリ旅行でも、グレードで中身はかなり変わります。

大切なのは「安く行くか高く行くか」だけでなく、どこにお金をかけるかを決めることです。

エコノミー型:総額を抑えて王道を楽しむ

費用を抑えつつ、パリの王道観光をしっかり楽しむスタイルです。

項目内容
航空券乗り継ぎ便・比較的安い時期を狙う
宿泊中心部から少し離れた2〜3つ星ホテル、アパルトマン
食事ベーカリー、スーパー、日替わりランチ、カジュアル店
観光無料スポット、街歩き、美術館は厳選
交通メトロ・徒歩中心

向いているのは、とにかく総額を抑えたい方、ホテルは清潔で安全なら十分という方、食事より観光や街歩きを重視したい方、乗り継ぎ便でも問題ない方です。

スタンダード型:初めてのパリに最もおすすめ

初めてのパリ旅行で最もおすすめしやすい、バランス型です。

項目内容
航空券直行便または便利な乗り継ぎ便
宿泊立地のよい3〜4つ星ホテル
食事カフェ、ビストロ、軽めのレストランを組み合わせる
観光ルーヴル、オルセー、エッフェル塔、クルーズなど
交通メトロ中心、疲れた日はタクシーも

向いているのは、初めてのパリで失敗したくない方、治安や立地も重視したい方、食事・観光・ホテルのバランスを取りたい方、多少費用が上がっても快適さを優先したい方です。

ラグジュアリー型:記念日・ハネムーンに

記念日旅行やハネムーン、夫婦の特別な旅行に向くスタイルです。

項目内容
航空券直行便、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス
宿泊4〜5つ星ホテル、中心部の高級ホテル
食事人気レストラン、記念日ディナー、ホテル朝食
観光優先入場、プライベートツアー、専用送迎
交通タクシー、配車アプリ、送迎サービス中心

向いているのは、記念日やハネムーンで行く方、ホテル滞在も旅の目的にしたい方、移動の快適さを重視したい方、食事や体験にしっかり予算を使いたい方です。


2026年の最新事情:円安・入場料値上げ・ETIASで予算はどう動くか

2026年のフランス旅行費用を考えるうえで見逃せないのが、円安・観光施設の値上げ・ETIAS導入予定の3つです。

ここは数年前の感覚のままだと予算が大きくずれるので、しっかり押さえておきましょう。

1€=約186円で、現地費用の重みが増している

2026年6月時点では、1€=約186円前後で推移しています。

たとえば2人で100€使うと、円換算では約18,600円。

レストラン、カフェ、美術館、タクシー、ホテルの宿泊税まで、ユーロ建ての支払いはすべて円安の影響を受けます。

ユーロ円換算の目安
10€約1,860円
20€約3,720円
50€約9,300円
100€約18,600円
500€約93,000円
1,000€約186,000円

「10€なら1,500円くらい」という以前の感覚でいると、実際の支出はかなり高く感じます。

ルーヴル美術館は日本人旅行者32€に値上げ

ここは要注意です。

2026年1月14日以降、ルーヴル美術館は非EEA(欧州経済領域外)の旅行者向け料金が32€になりました。

日本から旅行する一般的な観光客は、基本的にこの非EEA料金の対象です(EU/EEA居住者は従来どおり22€)。

2人で入場すると64€、1€=約186円なら約11,900円。

ルーヴルだけでも2人で1万円を超えるイメージです。

古い情報の「22€」で予算を組むと足が出るので、気をつけてください。

パリ・ミュージアムパスも値上げ後

パリ・ミュージアムパスも2026年に値上げされ、現在の料金は次のとおりです。

パス料金
2日券85€
4日券105€
6日券125€

2人で2日券を買うと170€、円換算で約31,600円。

金額だけ見ると高く感じますが、ルーヴル・オルセー・凱旋門・サント・シャペルなどを短期間にまとめて回るなら元を取りやすい場面もあります(損益分岐は後段で詳しく解説します)。

ETIASは2026年第4四半期に運用開始予定

ETIASは、EUが導入予定の欧州渡航情報認証制度です。

2026年6月時点ではまだ運用開始前で、2026年第4四半期(10〜12月)からの開始が予定されています。

申請費用は1人20€で、18歳未満と70歳以上は無料。2人分なら40€、約7,400円ほどの追加です。

当初予定されていた7€から引き上げられているので、古い情報のままだと見落としやすい費目です。

開始時期や運用の詳細は変更される可能性があるため、旅行前には必ず公式情報を確認してください。


パリと地方都市の費用差(足を延ばすなら知っておきたい)

フランス旅行費用は、パリだけで過ごすか、地方都市へ足を延ばすかでも変わります。

一般に宿泊費や外食費はパリ中心部が高めですが、地方へ行くならTGVなどの都市間移動費が追加されます。

旅行スタイル費用の特徴
パリのみホテル代は高めだが、都市間移動費は少ない
パリ+ヴェルサイユ日帰りで組みやすく、追加費用は抑えやすい
パリ+ストラスブールTGV代が追加。クリスマス時期は宿泊費も上がりやすい
パリ+リヨン食の楽しみが増えるが、鉄道移動費と宿泊調整が必要
パリ+モン・サン・ミッシェルツアーまたは鉄道・バス移動で費用と時間が増える
パリ+南仏航空券またはTGV代が大きく、日数も必要

2人旅で地方へ行く場合、交通費が2人分かかるため、思ったより総額が上がることがあります。

パリから地方都市へTGVで往復すると、予約時期や便によって2人で数万円単位の追加に。

ホテル代がパリより安くなっても、移動費を含めると大きな節約にならないこともあります。

初めてのフランス旅行なら、まずはパリ滞在を軸に、日数に余裕があれば近郊を足すのがおすすめです。

  • 3泊4日:パリ市内中心
  • 4泊5日:パリ市内+ヴェルサイユ程度
  • 1週間:パリ+地方1都市
  • 10日以上:パリ+地方2都市以上

費用を抑えたい場合も、まずは「移動を増やしすぎない」ことが大切です。


パリ・フランス旅行の費用を2人で賢く抑えるコツと予算配分

総額の相場がつかめたら、次は「自分たちの予算をどう組むか」です。

ここからは日数別の現実的な予算と、費目ごとの具体的な節約術を見ていきます。

期間別の現実的な予算:3泊4日/4泊5日/1週間で何ができるか

日数ごとに「どのくらいの予算で、何ができるか」を具体的に見ていきましょう。

3泊4日の予算感

3泊4日は、パリだけをコンパクトに楽しむ短期旅行です。

グレード2人分の目安できること
エコノミー約60万〜90万円パリ市内の王道観光、外食は控えめ
スタンダード約95万〜150万円立地のよいホテル、ルーヴルやクルーズも
ラグジュアリー約190万〜350万円高級ホテル、記念日ディナー、送迎も

3泊4日は航空券代の比重が大きくなります。

現地滞在が短いため、航空券が高い時期に行くと割高感が出やすいのが難点です。

向いているのは、休みが短い方、王道だけ見られればよい方、まずは短く試したい方、予算より日程を優先したい方です。

入れたい観光は、エッフェル塔・凱旋門・ルーヴルまたはオルセー・ノートルダム周辺・セーヌ川クルーズ・モンマルトルあたり。


4泊5日の予算感

4泊5日は、初めてのパリ旅行に最も組みやすい日数です。

グレード2人分の目安できること
エコノミー約70万〜110万円費用を抑えつつ主要観光地を一通り
スタンダード約110万〜180万円ホテル立地・食事・観光のバランスが良い
ラグジュアリー約230万〜420万円ホテルや食事にしっかり予算を使える

4泊5日なら、パリ市内観光に加えてヴェルサイユ宮殿や、少し余裕のあるカフェ時間も入れやすくなります。

向いているのは、初めてのパリで失敗したくない方、美術館や街歩きを無理なく楽しみたい方、ホテルの立地にこだわりたい方、食事もある程度楽しみたい方です。

1週間の予算感

1週間あれば、パリだけでなく地方都市や近郊観光も検討できます。

グレード2人分の目安できること
エコノミー約90万〜145万円パリ+近郊、または地方1都市を節約型で
スタンダード約145万〜240万円パリ+地方都市を無理なく楽しめる
ラグジュアリー約300万〜550万円以上高級ホテル、地方周遊、上質な食事も

1週間になると、ホテル泊数と食費が増える一方で、航空券代の比重は少し下がります。

高い航空券を払って行くなら、現地でゆっくり過ごしたい方には1週間が向いています。


費用を左右する最大要因「時期」:ハイ/オフシーズンの差

フランス旅行の費用は、行く時期で大きく変わります。

とくに航空券とホテルは、時期によって数十万円単位で変わることもあります。

費用が高くなりやすいのは次の時期です。

時期高くなりやすい理由
ゴールデンウィーク日本発の航空券需要が高い
7〜8月ヨーロッパの夏休み・観光ハイシーズン
9月気候がよく旅行需要が高い
年末年始航空券・ホテルともに上がりやすい
クリスマス時期パリやアルザス地方の人気が高い
大型イベント開催時ホテル料金が急騰しやすい

逆に、比較的抑えやすいのは次の時期です。

時期特徴
1〜2月寒いが航空券・ホテルが下がりやすい
3月前半春休み前なら比較的狙いやすい
11月天気は不安定だが費用を抑えやすい
12月前半クリスマス直前よりは調整しやすい

費用を抑えたいなら、まずは旅行時期をずらせるか考えましょう。

同じ4泊5日でも、夏休みと冬の平常期では2人分の総額が大きく変わります。


航空券を安くする(時期・曜日・乗り継ぎ・早期予約)

航空券は、フランス旅行費用の中で最も大きな割合を占めることが多い費目です。

2人分になると、1人あたり数万円の差でも合計では大きな差になります。

抑えるコツはこちら。

  • [ ] 直行便だけでなく乗り継ぎ便も比較する
  • [ ] ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始を避ける
  • [ ] 出発日・帰国日を1〜2日ずらして検索する
  • [ ] 早めに相場を見始める
  • [ ] 深夜・早朝発着も候補に入れる
  • [ ] 受託手荷物の有無まで含めて比較する
  • [ ] 航空券単体と「航空券+ホテル」のセットを比較する

ただし、安ければよいわけではありません。

乗り継ぎ時間が短すぎる便、深夜到着でホテル移動が大変な便、受託手荷物が含まれない運賃などは、現地で負担になることがあります。

とくにパリ到着が夜遅いと、空港からホテルまでタクシーや送迎が必要になり、結果的に現地交通費が上がることも。

価格と移動のしやすさのバランスで選びましょう。

最大費目をまず固める東京⇄パリの航空券を比較して予約Trip.comなら数百社の運賃をまとめて比較でき、出発日の前後ずらし・直行便のみ絞り込み・価格の安い順での並べ替えがかんたん。まずは相場を押さえて、予算全体の見通しを立てましょう。東京⇄パリの航空券を探す(Trip.com)▶※運賃・空席は時期により変動します。最新情報は予約ページでご確認ください。


宿泊費を抑える(エリア・アパルトマン・朝食なし)

パリ旅行費用を抑えるなら、宿泊費の見直しも効果的です。

ただし安さだけでホテルを選ぶと、治安や移動の面で不安が出ることも。

2人旅では、価格と立地のバランスを見ながら選びましょう。

方法ポイント
中心部から少し外すただしメトロ駅近を選ぶ
3つ星ホテルを中心に探す価格と快適さのバランスが良い
アパルトマンを検討する自炊で食費も抑えやすい
朝食なしプランにするベーカリーやカフェを使える
早めに予約する人気エリアは直前ほど高い
キャンセル無料プランを仮押さえ後から値下がりを比較できる

宿泊税も忘れずに

パリでは宿泊施設のカテゴリーに応じて宿泊税がかかります。

ホテル料金に含まれる場合もありますが、現地で別払いになることも。

星の数が上がるほど1人1泊あたりの税額も上がり、2人で数泊するとそれなりの金額になります。

予約時に「税・手数料込み」かどうか確認しておきましょう。

費用を抑える場合でも、削りすぎないほうがいいのは、最寄り駅までの距離、夜の帰り道の雰囲気、エレベーターの有無、エアコンの有無、口コミの清潔感、空港・駅へのアクセスです。

2人旅はホテルが快適だと旅全体の満足度が上がります。

立地と安全性は優先したほうが安心です。

キャンセル無料で仮押さえパリのホテル・アパルトマンを探す人気エリアは直前ほど高くなりがち。キャンセル無料プランで早めに仮押さえしておけば、あとから値下がりを比較できて安心です。2サイトで料金を見比べると、同じ部屋でも差が出ることがあります。Booking.comで探す ▶Agodaで料金を比較 ▶※料金・空室は時期により変動します。最新情報は各予約ページでご確認ください。


食費を抑える(自炊・日替わりランチ・ベーカリー活用)

パリは食費も上がりやすい都市です。

毎食レストランに入ると、2人分ではかなりの金額に。

ただ、工夫すればパリらしい食事を楽しみながら抑えられます。

食事スタイル2人分の目安(1日)
ベーカリー・スーパー中心約40〜70€
カフェ・カジュアル店中心約80〜130€
ビストロ・レストランも楽しむ約130〜220€
高級レストラン中心約250€以上

抑えるコツは、朝食はベーカリーやスーパーを使う、ランチは日替わりメニューを狙う、ディナーを毎日レストランにしない、水はスーパーで買う、アパルトマンなら簡単な自炊を入れる、カフェ休憩の回数を決める、観光地ど真ん中のレストランを避ける、といったあたり。

2人旅の食費配分は「朝は節約、昼は満足度重視、夜は1〜2回だけ予約してメリハリ」がおすすめです。

節約しすぎると少し味気なくなるのもパリ。

「1回は雰囲気のよいビストロに行く」など、メリハリをつけると満足度が保てます。


交通・観光を抑える(均一料金・ミュージアムパスの損益分岐)

2026年のパリ交通は、料金がわかりやすくなっています。

チケット料金
Metro-Train-RERチケット2.55€
Bus-Tramチケット2.05€
Paris Region ↔ Airportsチケット14€
Orlyvalチケット14€

市内観光は徒歩とメトロの組み合わせで抑えやすいですが、空港アクセスは市内チケットと別料金なので注意。

2人分の市内交通費の目安は、徒歩多めなら3泊4日で約30〜50€、メトロ中心なら4泊5日で約50〜90€、これに空港鉄道を使うなら2人分の空港チケットを追加、という感覚です。

ミュージアムパスは元が取れる?

パリ・ミュージアムパスは、短期間に対象施設を複数回るなら便利です。

2026年時点で2日券85€、4日券105€、6日券125€。

たとえば2日券85€なら、こんな回り方で元を取りやすくなります。

施設例料金目安
ルーヴル美術館32€
オルセー美術館16€
凱旋門16€
サント・シャペル22€
合計約86€

この組み合わせなら2日券85€を上回り、パスのほうがお得です。

ただし注意点も。

ミュージアムパスはエッフェル塔やセーヌ川クルーズには使えません。

また施設によっては時間枠予約が別途必要です。

パスが向いているのは、2〜4日で美術館・モニュメントを集中して回る方、ルーヴル・オルセー・凱旋門・サント・シャペルを入れたい方、予定をきちんと組める方。

逆に、美術館は1〜2か所でよい方、エッフェル塔やクルーズ中心の方、街歩きをゆっくり楽しみたい方には向きません。

観光費を抑えるには、パスを買う前に「本当に何施設回るか」を先に決めることが大切です。

パスを使わない人向け回るのは1〜2か所だけ?なら個別予約が手軽ミュージアムパスの元が取れない方や、パス対象外のエッフェル塔・セーヌ川クルーズを入れたい方は、行きたい場所だけ日時指定で個別予約するのがスマート。GetYourGuideなら日本語で料金・空き状況を確認でき、QRチケットをスマホに保存しておくだけです。エッフェル塔
チケットを見る ▶
ルーヴル美術館
チケットを見る ▶
セーヌ川クルーズ
予約を見る ▶
※料金・空き状況は時期により変動します。最新情報は各予約ページでご確認ください。


2人旅のリアルな支出例(タイプ別モデルケース)

4泊5日のパリ旅行を想定して、2人分の支出例を3タイプ見てみましょう。

自分たちに近いものを探してみてください。

節約重視型:2人で約80万〜100万円

費目目安
航空券35万〜45万円
宿泊12万〜18万円
食費7万〜10万円
交通3万〜5万円
観光4万〜7万円
通信・保険・お土産8万〜15万円
合計約80万〜100万円

乗り継ぎ便、中心部から少し外したホテル、朝食はベーカリー、観光は無料スポット+厳選した有料施設、タクシーは必要なときだけ、というスタイルです。

バランス型:2人で約120万〜160万円

費目目安
航空券45万〜65万円
宿泊20万〜32万円
食費12万〜18万円
交通5万〜8万円
観光7万〜12万円
通信・保険・お土産12万〜25万円
合計約120万〜160万円

直行便または便利な乗り継ぎ、立地のよい3〜4つ星ホテル、ルーヴルやオルセー・クルーズも入れる、食事も1〜2回はしっかり、疲れた日はタクシー。

最も多くの方が選ぶ現実的なラインです。

記念日型:2人で約180万〜280万円

費目目安
航空券70万〜120万円
宿泊40万〜80万円
食費20万〜40万円
交通8万〜18万円
観光・体験12万〜30万円
通信・保険・お土産20万〜40万円
合計約180万〜280万円

直行便や上位座席、4〜5つ星ホテル、記念日ディナーやアフタヌーンティー、空港送迎、写真撮影やクルーズなど特別な体験も。

ハネムーンや結婚記念日にふさわしい贅沢ラインです。


カップル・夫婦におすすめの予算配分(目的別4タイプ)

2人旅では「何を重視するか」を先に決めると、予算配分がしやすくなります。

タイプ別に見ていきましょう。

① とにかく安く行きたい節約型

航空券は乗り継ぎ便、宿泊は駅近・清潔感重視でグレードを抑え、食事は朝食・軽食で節約、観光は無料スポット+厳選、交通はメトロ・徒歩中心。

おすすめ予算は2人で70万〜110万円前後。

② 初めてのパリを失敗したくない王道型

航空券は便利な便、宿泊は治安・立地を重視、食事はカフェとビストロを組み合わせ、観光はルーヴル・エッフェル塔・クルーズを入れる、交通はメトロ中心+必要に応じてタクシー。

おすすめ予算は2人で110万〜180万円前後。

③ 食事とホテルを楽しむ大人旅型

航空券は移動疲れの少ない便、宿泊は4つ星以上や雰囲気のよいホテル、食事は人気ビストロや記念日ディナー、観光は詰め込みすぎず街歩き中心、交通はタクシーも活用。

おすすめ予算は2人で160万〜260万円前後。

④ ハネムーン・記念日ラグジュアリー型

航空券は直行便・プレミアムエコノミー以上も検討、宿泊は5つ星ホテルや眺望のよい部屋、食事は記念日レストランやホテルダイニング、観光は専用送迎・プライベートツアー、交通はタクシー・送迎中心。

おすすめ予算は2人で250万円以上を見ておくと安心です。


まとめ:2人分の予算を組む手順

最後に、パリ・フランス旅行の費用を2人分で組む手順を整理します。

この順番で考えると、抜け漏れなく現実的な予算が立てられます。

  1. 旅行日数を決める
  2. 行く時期を決める
  3. 航空券の相場を見る
  4. ホテルのエリアとグレードを決める
  5. 食費を1日単位で決める
  6. 行きたい観光地の入場料を足す
  7. 空港移動と市内交通費を足す
  8. 通信・保険・お土産を加える
  9. 為替変動分として10〜15%の余裕を持たせる

書き込めるテンプレートも用意しました。

実際に数字を埋めてみてください。

費目予算
航空券__万円
ホテル__万円
食費__万円
現地交通__万円
観光・入場料__万円
通信・保険__万円
お土産・予備費__万円
合計__万円

パリ旅行費用は、航空券とホテルで大きく決まります。

まずはこの2つの予算を固め、そのうえで食事・観光・交通の優先順位を決めると、無理のない計画になります。

2人で行くフランス旅行は、安くてもまとまった費用がかかります。

ただ、すべてを高くする必要はありません。

ホテルにはお金をかけるけれど食事はカジュアルにする。航空券は乗り継ぎで抑えて、現地の観光に回す。

美術館はパスを使い、レストランは1回だけ特別にする。

こんなふうにメリハリをつければ、予算を抑えながらも満足度の高いパリ旅行にできます。

素敵な2人の旅になりますように。


参考情報・公式サイト

為替・交通費・宿泊税

パリの観光施設・入場料

渡航手続き・ETIAS

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