【2026年最新】フランス持ち込み禁止食品|罰金と対策ガイド

「スーツケースに日本のお菓子やカップラーメン、入れても大丈夫?」 「常備薬って、どこまで持って行っていいの?」 「もし税関で見つかったら、罰金っていくらくらい?」

フランス旅行の準備中、こんな不安が頭をよぎる方は本当に多いです。

最初に結論をお伝えします。

日本からフランスへ入国する場合は「EU域外からの入国」扱いとなり、肉・肉製品・牛乳・乳製品は原則すべて持ち込み禁止です。

果物・野菜・米などの植物性食品も、種類によっては植物検疫証明書が必要になります。

ただ、すべての食品がNGというわけではありません。

肉・乳成分を含まないお菓子や、常温保存できる加工食品、一定量までの魚介製品などは、条件さえ満たせば持ち込めるケースもあります。

この記事では、フランス税関とEUの公式ルールをベースに、日本人旅行者が特に迷いやすい食品・薬の判断基準を、品目別に整理しました。

読み終わるころには、「これは持って行く」「これは現地で買う」が、自分で判断できるようになります。

⚠️ 食品・薬のルールは、感染症や家畜伝染病の発生状況によって変わることがあります。

出発直前には、必ずフランス税関やEU公式サイトで最新情報をチェックしてください。

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目次

🚫 まず結論|フランス持ち込み禁止食品 早見表

細かい解説に入る前に、まずは「絶対NG」「条件付きOK」「基本OK」の3分類で全体像をつかみましょう。

主要食品の判断早見表

スクロールできます
食品・品目判断主な注意点
肉・ハム・ソーセージ・サラミ・ビーフジャーキー🚫 絶対NG肉・肉製品は原則すべて禁止
牛乳・チーズ・ヨーグルト・バター🚫 絶対NG乳・乳製品も原則すべて禁止
肉エキス入りカップ麺🚫 原則NGチキン・ポーク・ビーフエキス入りはアウト
肉入りレトルトカレー🚫 原則NG牛肉・豚肉・鶏肉入りは避ける
魚介製品⚠️ 条件付きOK個人消費用に限り20kgまで
はちみつ・カタツムリなど⚠️ 条件付きOK2kgまで
乳児用粉ミルク・離乳食・医療食⚠️ 条件付きOK2kgまで(常温・市販包装・未開封)
果物・野菜⚠️ 条件付きOK原則として植物検疫証明書が必要
バナナ・ココナッツ・ドリアン・デーツ・パイナップル✅ OK証明書なしで持ち込み可能
種・苗木・ぶどう/柑橘類の苗・種芋用じゃがいも🚫 NG植物防疫上、禁止または厳格管理
チョコ・キャンディ・ビスケット⚠️ 条件付きOK肉・乳成分の有無を確認
梅干し・ふりかけ・乾燥わかめ⚠️ 条件付きOK肉エキス・植物検疫対象に注意
お茶・インスタントコーヒー✅ 基本OK個人使用量・市販未開封で
レトルトご飯・アルファ米⚠️ 条件付き注意植物製品扱いの可能性あり
調味料・粉末スープ⚠️ 条件付き注意動物由来エキス入りに注意
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迷ったらこの3つを避ければOK

ルールが複雑に見えますが、実はこの3つを避けるだけで、ほとんどの違反は防げます

絶対に持って行かない3カテゴリ

① 肉・肉エキス入りの食品

② 牛乳・チーズ・バター・クリームなど乳製品入りの食品

③ 生の果物・野菜・米・植物・種・土

特に注意したいのが、カップ麺・スープ・ふりかけ・レトルト食品

見た目には肉が入っていなくても、原材料表示に「ポークエキス」「チキンエキス」「ビーフエキス」「乳等を主要原料とする食品」が紛れていることが本当に多いんです。


違反したらどうなる?

フランス税関は「違反品は交通手段に関係なく、体系的に押収・破棄する」と明言しています。

飛行機はもちろん、列車・車・船での入国もすべて対象です。

また、肉・乳製品を未申告で持ち込んだ場合、没収・廃棄に加えて、罰金や刑事手続の対象になる可能性があります。

「少量だから大丈夫」「申告しなければバレない」という考えは通用しません。

ここまで読んで「で、結局この食品はどっちなの?」と気になった方へ。

下のチェッカーで品目を選ぶだけで、判定結果と詳しい解説セクションへすぐ飛べます。

荷造り中のスマホでサクッと確認してみてください。

判定結果を見て「もっと詳しく知りたい」と感じた方は、ここからの本文で各品目の判断基準をじっくり確認してください。

実際の税関の運用データから、品目別の細かいルールまで掘り下げます。

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📊 なぜこんなに厳しい?年間22.8トン押収の現実

「実際、そんなに厳しくチェックされているの?」と思うかもしれません。

フランス税関は2024年、輸入禁止の肉に関する3,051件の摘発を行い、22.8トンの肉製品を押収しました。

このうち455kgは、絶滅危惧種の野生動物由来の肉だったとされています。

摘発・押収内容数量
2024年輸入禁止の肉に関する摘発件数3,051件
2024年押収された肉製品22.8トン
2024年絶滅危惧種由来の肉455kg

これは「旅行者の荷物からお土産が少し見つかった」というレベルの話ではありません。

食品の不正持ち込みは、公衆衛生・家畜衛生・生物多様性に関わる重大な問題として扱われています。


主な押収現場はパリCDG空港

フランス税関は、肉製品の主要な押収場所としてロワシー空港(パリ=シャルル・ド・ゴール空港/CDG)を挙げています。

フランス最大の国際空港であり、当然ながら検査の目も光っています。

特に注意したい人は次のようなケースです。

  • 日本からパリへ直行便で入る方
  • 中東・アジア経由でCDGに到着する方
  • カップ麺・レトルト食品を複数持参する方
  • 食品をスーツケースにまとめて入れている方
  • 乗り継ぎ後にフランス国内線へ向かう方

検査は「人の目+探知犬+スキャナー」の三層体制

EU公式情報では、肉・乳製品の違法持ち込みを検出するため、入域地点での管理・スキャン機器・探知犬を組み合わせて運用していると説明されています。

フランス税関はさらに、移動式スキャナー車や移動式X線検査システムを使って、荷物・小包・車両の中身を確認することがあります。

検査手段目的
X線・スキャン機器バッグや荷物の中身確認
探知犬禁止品・不審物の発見補助
移動式検査車車両・荷物・小包の非開封検査
職員による質問申告内容・渡航目的・荷物内容の確認
抜き打ち検査未申告品の確認
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陸路入国でも油断は禁物

「車で陸路から入れば、検査ないでしょ?」これは大きな誤解です。

スイスからフランスへ車で入る、イギリスからフェリーで渡る、スペインやイタリアから国境を越える──こうした陸路入国でも、EU域外で買った食品を車内に積んだままだと、検査対象になり得ます。

ヨーロッパ周遊でレンタカーを使う方は、特に意識しておきたいポイントです。


🍪 【品目別】持って行きたい食品の判断基準

ここからは、日本人旅行者が特に迷いがちな食品を、品目ごとに具体的に見ていきます。

お菓子|「常温保存できる市販品」が安全圏

お菓子は、フランスへ持ち込みやすい食品の代表格です。

ただし「お菓子だから何でもOK」ではなく、肉・乳成分が判断のカギになります。

比較的持ち込みやすいお菓子

品目判断理由
キャンディ✅ OK寄り肉・乳成分が少ないものが多い
ガム✅ OK寄り通常は動物由来の制限にかかりにくい
せんべい⚠️ 条件付きOK肉エキス・乳成分入り味付けに注意
ビスケット⚠️ 条件付きOKバター・乳成分が多いものは注意
チョコレート⚠️ 条件付きOK乳成分含有が多いため要確認
羊羹✅ OK寄り肉・乳なしなら無難
どら焼き・まんじゅう⚠️ 条件付きOK要冷蔵・乳成分入りは避ける

避けた方がよいお菓子

  • 要冷蔵の生菓子
  • 生クリーム入りのお菓子
  • チーズクリーム入りのお菓子
  • 肉エキス入りスナック
  • 原材料表示が確認しにくい個包装の詰め合わせ

お菓子を持って行くときのコツ

市販未開封品を、原材料表示が残る外袋ごと持って行く

これだけで、税関で聞かれたときの説明がぐっとラクになります。

詰め合わせを開封してビニール袋に移し替える、というのは避けましょう。

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カップラーメン|実はかなりハードルが高い

「軽くてかさばらないし、いざというとき助かる」とつい入れたくなるカップラーメン。

でも、フランス持ち込みではかなり要注意な食品です。

ポイントは、麺や具材ではなくスープ・粉末・調味油の原材料にあります。

味別の判断リスト

味・タイプ判断理由
チキン味🚫 原則NGチキンエキス・鶏肉由来成分の可能性
ポーク味🚫 原則NGポークエキス・豚肉由来成分の可能性
ビーフ味🚫 原則NGビーフエキス・牛肉由来成分の可能性
とんこつ味🚫 原則NG豚骨・乳成分を含むことが多い
シーフード味⚠️ 条件付きOK魚介はOKだが、乳・肉エキス混入に注意
野菜スープ系⚠️ 条件付きOK肉・乳エキスがなければ無難
ヴィーガン対応麺✅ OK寄り動物由来成分なしなら最も安心

持ち込み前にチェックすべき原材料リスト

カップ麺の原材料表示で、この単語が一つでもあれば持ち込みは避けるのが鉄則です。

  • ポークエキス
  • チキンエキス
  • ビーフエキス
  • 肉エキス
  • 動物油脂
  • 乳等を主要原料とする食品
  • 脱脂粉乳
  • チーズパウダー
  • バターオイル

現地で買えば1個1〜2ユーロ

実は、パリやリヨンのアジア系スーパーでは、日本メーカーのカップ麺が1個あたり1〜2ユーロ程度(約170〜340円)で手に入ります。

荷物を軽くしたいなら、現地調達が現実的な選択肢です。


レトルトカレー|「肉なし」が絶対条件

レトルトカレーも、判断のポイントは肉と乳製品です。

レトルトカレーの種類判断注意点
ビーフカレー🚫 NG牛肉・ビーフエキス入り
ポークカレー🚫 NG豚肉・ポークエキス入り
チキンカレー🚫 NG鶏肉・チキンエキス入り
バターチキンカレー🚫 NG肉+乳製品の両方が含まれる
野菜カレー✅ OK寄り肉・乳成分がなければ無難
シーフードカレー⚠️ 条件付きOK魚介はOKだが乳・肉エキスに注意
ヴィーガンカレー✅ OK寄り肉・乳不使用なら最も安心

こんな表記があったら避ける

具材に肉が見えなくても、ソースやブイヨンに動物由来成分が紛れていることがあります。

次の表記がある商品は避けましょう。

牛肉/豚肉/鶏肉/ビーフエキス/ポークエキス/チキンエキス/ブイヨン/ゼラチン/バター/チーズ/クリーム/脱脂粉乳

野菜カレーやヴィーガンカレーでも、「乳成分を含む」と表示されているものは要注意です。

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お米・米製品|短期旅行なら「現地調達」が正解

日本人としては「やっぱりお米が恋しい…」という気持ち、よく分かります。

ただ、お米は植物検疫という別のハードルがあるんです。

フランス税関は、EU域外から植物・植物製品を持ち込む場合、原則として植物検疫証明書が必要で、証明書がない場合は押収・破棄されると説明しています。

例外的に証明書なしで持ち込めるもの

バナナ、ココナッツ、ドリアン、デーツ、パイナップル

これら以外の植物性食品は、基本的に証明書がないとアウトです。

お米まわりの判断目安

品目判断実務上の考え方
精米⚠️ 注意植物製品扱いになり得るため避けるのが無難
玄米⚠️ 注意度高め植物検疫上、より慎重に
米粉⚠️ 条件付き注意加工度・用途・数量で判断が分かれ得る
レトルトご飯⚠️ 条件付き注意加工品でも植物由来食品として確認推奨
アルファ米⚠️ 条件付き注意非常食でも原材料・数量に注意
⚠️ 条件付き注意加工品でも要確認

現地スーパーが意外と充実

短期旅行なら、無理に持って行かず現地で買う方が圧倒的にラクです。

パリ・リヨン・マルセイユなど主要都市には、日本米に近い米、パックご飯、インスタント味噌汁、アジア系麺類を扱うアジア食材店があります。

SNSで「パリ アジア食材店」と検索すれば、すぐに候補が見つかります。


💊 薬の持ち込みルール|書類さえ揃えれば怖くない

食品と並んで気になるのが、薬の持ち込みです。

「処方薬を持って行きたいけど、税関で止められたりしない?」と心配な方も多いはず。

フランス税関は、旅行者が薬を持ち運ぶ場合、処方箋に記載された治療期間分、または処方箋がない場合は3か月分までを個人使用量の目安としています。

一般薬|外箱と説明書を残しておくのがコツ

風邪薬・胃腸薬・頭痛薬・アレルギー薬などの市販薬や処方薬は、個人使用の範囲なら基本的に持ち込みOKです。

薬の種類目安書類
市販の胃腸薬個人使用量外箱のままが無難
頭痛薬・解熱鎮痛薬個人使用量長期分なら医師の説明書があると安心
アレルギー薬治療期間分処方薬なら処方箋コピーを持参
持病の処方薬処方箋記載の期間分英文または仏文の薬剤証明があると安心
サプリメント個人使用量医薬品成分・規制成分に注意

持って行くときのチェックリスト

  • ☐ 外箱のまま持参する
  • ☐ 薬の名前が分かる状態にしておく
  • ☐ 処方薬は処方箋のコピーを一緒に
  • ☐ 可能なら英語の薬剤説明書を用意
  • ☐ 複数種類を小分け袋に詰め替えすぎない
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向精神薬・睡眠薬|「シェンゲン証明書」が必要な場合あり

特に注意したいのが、麻薬・向精神薬に分類される薬です。

フランス税関のルールでは、麻薬・向精神薬は本人が携帯する場合のみ輸入可能で、数量は処方箋に記載の治療期間、または処方箋がない場合は通常使用で1か月分が目安です。

さらにシェンゲン域内から入る場合は、出発国の管轄当局が発行する証明書が必要とされています。

特に確認したい薬

  • ADHD治療薬
  • 睡眠薬
  • 抗不安薬
  • 一部の鎮痛薬
  • 医療用麻薬
  • 精神科・心療内科の処方薬

日本では普通に処方されている薬でも、フランスやシェンゲン圏では扱いが大きく変わることがあります。

心配な薬がある場合は、出発前に主治医・薬剤師・在日フランス大使館などに必ず確認しましょう。


液体薬|機内持ち込みの100mlルールは例外あり

液体薬は、食品ルールとは別に航空保安上の液体物制限もかかってきます。

EU空港では、液体・エアゾール・ジェル類は通常100ml以下の容器に入れ、1リットル以下の透明な再封可能袋にまとめる必要があります。

ただし、医療上必要な液体は、処方箋などで必要性を説明できれば例外的に認められることがあります。

液体薬を持って行くときの準備

  • ☐ 処方箋・診断書を持参する
  • ☐ 機内で必要な分だけ手荷物に
  • ☐ 予備は預け荷物へ分ける
  • ☐ 容器ラベルを剥がさない
  • ☐ 保冷が必要な薬は航空会社へ事前連絡
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💰 違反したらどうなる?罰金と税関対応のリアル

「もし税関で禁止食品が見つかったら、何が起きるの?」気になりますよね。

旅行者向けの情報では「罰金80〜450ユーロ程度」と紹介されることもありますが、フランス税関やEU公式の一次情報では、食品違反に対する罰金額が一律で示されているわけではありません

一次情報で確認できること

  • 禁止食品は没収・破棄される
  • 未申告の肉・乳製品は罰金や刑事手続の可能性がある
  • 量や内容によって対応が変わる
  • 保護種や商業目的が疑われる場合は、より重い処分

実務上の主なリスク

リスク内容
没収禁止食品が回収される
破棄食品は返却されず廃棄
罰金状況により課される可能性
足止め検査・説明・書類処理に時間がかかる
乗り継ぎ遅延検査が長引くと旅程に影響
追加調査大量持ち込みや隠匿で疑われる可能性

一番のダメージは「時間」と「気分」

短期旅行で本当に痛いのは、罰金そのものより空港での足止め・乗り継ぎ遅延・ホテル到着の遅れ・精神的な疲労です。

長時間フライトで疲れ切った後に税関で1時間止められたら、旅のスタートが台無しですよね。


海外旅行保険でカバーできる?

海外旅行保険は、病気・ケガ・携行品損害・賠償責任・救援者費用などをカバーするものです。

ただし、税関で禁止食品を没収された場合の食品代・罰金・法令違反に伴う費用は、一般的に補償対象外になりやすいです。

実際の補償可否は保険会社や約款によりますが、「保険でカバーできるから大丈夫」とは考えない方が安全。

食品の没収は、保険で取り戻すものではなく、そもそも持って行かないことで防ぐリスク

これが大原則です。

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🇪🇺 ヨーロッパ周遊で気をつけたい乗り継ぎルール

「最終目的地はパリだけど、フランクフルト経由なんだよね」──こういう方も多いと思います。

フランスの食品ルールはEU共通ルールが土台になっているので、フランス直行便でなくても、最初にEUへ入る空港で同じ考え方が適用されます。

EU共通の最低基準

品目EU域外からの持ち込み
肉・肉製品🚫 原則禁止
牛乳・乳製品🚫 原則禁止
魚介製品⚠️ 20kgまで
はちみつ等⚠️ 2kgまで
乳児用粉ミルク・乳児食⚠️ 2kgまで
医療上必要な食品⚠️ 2kgまで
植物・植物製品⚠️ 原則、植物検疫証明書が必要

経由地パターン別の注意点

パターン1:日本 → フランクフルト → パリ

最初にEUへ入るのはドイツ

ここでEU共通ルールが適用されます。

その後パリ到着時はシェンゲン域内移動になりますが、抜き打ち検査がゼロとは言い切れません。

パターン2:日本 → ドーハ → パリ

EU入域地はフランス

CDG空港でフランス税関の確認対象になります。

パターン3:スイス → フランス(陸路)

スイスはEU非加盟国ですが、フランス税関ではスイスからの一部食品について特別扱いを示しています。

植物製品も、スイスからは証明書なしで認められる品目があります。


他EU国との比較

基本ルール注意ポイント
フランスEU共通+フランス税関運用CDGなど主要空港で特に厳しい
スペインEU共通ルールマドリード・バルセロナ入国時
イタリアEU共通ルールローマ・ミラノ入国時
ドイツEU共通ルールフランクフルト乗り継ぎ時
オランダEU共通ルールアムステルダム乗り継ぎ時

覚えておきたいのは、「最終目的地がフランスだから」ではなく「最初にEUへ入る空港」でルールが関係するということ。

イタリア旅行の落とし穴!?持ち込み禁止食品を把握し、トラブル回避!

イタリアへ立ち寄る予定がある方は、肉エキス入り食品やカップ麺の判断基準をイタリア視点で整理した以下の記事も参考になります。フランス→イタリアの陸路移動でも食品ルールは関係してきます。

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✅ 出発前チェックリスト|没収を防ぐ7つの準備

食品の没収を防ぐには、出発当日ではなく荷造りの段階で確認するのがコツです。

段階別のタスクをまとめました。

2週間前

  • ☐ 持って行きたい食品をリスト化する
  • ☐ フランス税関・EU公式情報を確認する
  • ☐ 薬の持ち込み書類が必要か確認する
  • ☐ 処方薬がある場合は医師に相談する
  • ☐ 長期旅行なら現地調達できる食品を調べる

1週間前

  • ☐ 食品の原材料表示を確認する
  • ☐ 肉・乳・動物エキス入り食品を除外する
  • ☐ 米・植物性食品の持ち込みを再検討する
  • ☐ 薬の処方箋コピーを用意する
  • ☐ 液体薬は機内持ち込み条件を確認する

前日

  • ☐ 食品は市販未開封の状態でまとめる
  • ☐ 原材料表示が分かる外袋を残す
  • ☐ 肉・乳入り食品が混ざっていないか再確認
  • ☐ 薬は外箱・説明書・処方箋とセットで
  • ☐ 申告が必要になっても説明できるよう整理

当日

  • ☐ 不安な食品は持ち込まない判断をする
  • ☐ 機内食や乗り継ぎ地で買った食品の扱いに注意
  • ☐ 税関で聞かれたら正直に答える
  • ☐ 申告レーン・係員への質問をためらわない
  • ☐ 禁止品と分かったら、その場で指示に従う

没収を防ぐ7つの鉄則

  1. 肉・乳製品は持って行かない
  2. カップ麺・レトルトは原材料表示を必ず確認
  3. 米・果物・野菜は原則避ける
  4. 食品は市販未開封のまま
  5. 原材料表示の外袋を捨てない
  6. 薬は処方箋・説明書とセットで
  7. 迷う食品は現地調達に切り替える
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🛬 おまけ|フランスから日本へ食品を送るときの注意

「フランスでチーズや特産品を見つけたから、日本の家族に送りたい」──こう考える方もいらっしゃるはず。

ただし、フランスから日本へ食品を郵送する場合は、今度は日本側の動物検疫・植物検疫・税関ルールが関係してきます。

日本へ送るときの判断目安

食品判断注意点
生ハム・サラミ・ソーセージ🚫 原則NG動物検疫対象
肉入り缶詰・レトルト⚠️ 注意検査証明書等が必要
チーズ⚠️ 注意乳製品の検疫対象
バター・ヨーグルト⚠️ 注意乳製品の検疫対象
果物・野菜⚠️ 原則注意植物検疫証明書必須。品目により禁止
種・苗・植物⚠️ 注意度高植物検疫対象
チョコ・焼き菓子✅ 比較的OK検疫対象外なら無難
紅茶・コーヒー✅ 比較的OK個人使用量・未開封で

日本の動物検疫所は、肉製品等を日本へ送る場合、外装に動物検疫対象品が含まれることを明示し、検査証明書を同封する必要があると案内しています。


お土産として送るなら無難なもの

  • 常温保存の焼き菓子
  • 個包装のチョコレート
  • 紅茶・インスタントコーヒー
  • 雑貨類
  • 検疫対象になりにくい市販加工品

逆に、チーズ・生ハム・サラミ・肉入り惣菜・果物・野菜・種・苗は、お土産郵送には不向きと覚えておきましょう。


📌 まとめ|「肉・乳・植物」を避ければ怖くない

最後に、この記事の重要ポイントをまとめます。

ポイント内容
肉・乳製品日本→フランスは原則すべてNG
カップラーメンチキン・ポーク・ビーフ・とんこつ系は避ける
レトルト食品肉入り・乳製品入りは避ける
魚介製品条件付きで20kgまで可能
はちみつ等条件付きで2kgまで可能
果物・野菜原則、植物検疫証明書が必要
米・米製品植物製品扱いに注意。現地調達が無難
一般の薬個人使用量。処方薬は書類持参が安心
向精神薬等原本処方箋・証明書が必要な場合あり
違反時没収・破棄、状況により罰金や手続き

フランス旅行に日本の食品を持って行きたい気持ちは、本当によく分かります。

長時間フライトや慣れない食事に備えて、何か安心材料を持っていきたいですよね。

ただ、フランスでは食品持ち込みルールがかなり厳格に運用されています。

特に肉・乳製品、生の植物、米類、原材料が読みにくい加工食品は、無理に持って行かない方が結果的にラクです。

短期旅行なら、肉・乳なしの常温保存食品を少量だけにして、足りない分は現地スーパーやアジア食材店で調達する。

これが最も現実的で、ストレスも少ない方法です。

旅のスタートを税関でモヤモヤさせないためにも、出発前の荷造り段階で、ぜひこの記事のチェックリストを活用してください。


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参考情報・公式サイト

Voyage à l’étranger : quels aliments peut-on transporter dans sa valise ?|フランス税関
https://www.douane.gouv.fr/actualites/voyage-letranger-quels-aliments-peut-transporter-dans-sa-valise

Vous recevez par colis ou transportez dans vos bagages des produits d’origine animale|フランス税関
https://www.douane.gouv.fr/demarche/vous-recevez-par-colis-ou-transportez-dans-vos-bagages-des-produits-dorigine-animale

Vous rapportez des végétaux, fruits et légumes en provenance d’un pays non membre de l’Union européenne ou en provenance des DROM|フランス税関
https://www.douane.gouv.fr/demarche/vous-rapportez-des-vegetaux-fruits-et-legumes-en-provenance-dun-pays-non-membre-de-lunion

Personal imports|European Commission – Food Safety
https://food.ec.europa.eu/animals/animal-products-movements/personal-imports_en

Taking animal products, food or plants with you in the EU|Your Europe
https://europa.eu/youreurope/citizens/travel/carry/meat-dairy-animal/indexamp_en.htm

4e GT sur l’importation illégale de produits carnés dans les bagages voyageurs : l’Etat poursuit son engagement|フランス税関
https://www.douane.gouv.fr/actualites/4e-gt-sur-limportation-illegale-de-produits-carnes-dans-les-bagages-voyageurs-letat

Vous voyagez avec des médicaments|フランス税関
https://www.douane.gouv.fr/demarche/vous-voyagez-avec-des-medicaments

Vol en avion : quels sont les objets interdits en cabine ?|Service-Public.fr
https://www.service-public.fr/particuliers/vosdroits/F16085

肉製品などのおみやげについて(手荷物、国際郵便、宅配便としての持ち込み)|農林水産省 動物検疫所
https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html

郵便物|農林水産省 植物防疫所
https://www.maff.go.jp/pps/j/trip/yubin/yubin.html

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