ヨーロッパ旅行で困らない！トイレの便座がないってホント？徹底解説＆対策

2024年10月19日

「ヨーロッパのトイレに便座がないってホント？」

初めてヨーロッパ旅行に行く方は不安ですよね。

この記事では、ヨーロッパのトイレ事情を徹底解説！

便座がない理由から、使い方、衛生面での注意点、女性向けの対策まで、詳しくご紹介します。

さらに、便座付きトイレを見つけるコツや、便利な携帯用グッズ、現地で役立つ英語フレーズ集もご紹介します。

ヨーロッパのトイレに便座がない理由とは？

なぜ便座がないの？ヨーロッパのトイレ事情

ヨーロッパ、特にドイツやイタリア、フランスなどでは、便座のないトイレに遭遇することがあります。

一体なぜ便座がないのでしょうか？

その理由は諸説ありますが、主なものを3つご紹介します。

1. 衛生面への配慮

便座は不特定多数の人が使うため、衛生面が気になるという人もいるでしょう。

便座がないことで、直接肌が触れるのを避け、より衛生的だと感じる人もいるようです。

2. 盗難防止

公共のトイレでは、便座が盗難されるケースもあるようです。

便座を取り外しておくことで、盗難のリスクを減らすという狙いがあります。

3. 清掃の効率化

便座がない方が、トイレの清掃がしやすいという側面もあります。

汚れを落としやすく、清掃時間を短縮できるというメリットがあります。

衛生面が心配… 便座がないトイレの注意点

便座がないトイレにの衛生面が気になる方も多いのではないでしょうか？

ご安心ください、ちょっとした工夫と心構えで、衛生面への不安を軽減することができます。

1. トイレットペーパーを活用

ヨーロッパのトイレでは、トイレットペーパーが豊富に用意されていることが多いです。

便座の代わりに、トイレットペーパーを敷いて使うことで、直接肌が触れるのを防ぐことができます。

2. 携帯用便座シートを持参

使い捨ての携帯用便座シートは、旅行の必需品です。

コンパクトに持ち運べるので、荷物になりません。

3. 除菌シートやスプレーを活用

除菌シートやスプレーで、便座部分を拭いてから使用すると、より衛生的です。

特に、小さなお子さん連れの場合は、念入りに除菌することをおすすめします。

4.空気椅子

道具等が必要ないので、一番手っ取り早い方法です。

大人の方で、用を足す時間が短い場合に有効です。

5. 手洗いは念入りに

トイレ使用後は、石鹸と水でしっかりと手を洗いましょう。

ヨーロッパのトイレでは、ハンドソープがない場合もあるので、携帯用のハンドソープを持参しておくと便利です。

これらの注意点を守れば、衛生面を気にせず、ヨーロッパのトイレを利用することができます。

さらに、こんなことにも気をつけましょう

トイレの床が濡れている場合があるので、滑らないように注意してください。
ヨーロッパのトイレは、水圧が弱い場合があり、トイレットペーパーが流れにくいことがあります。
詰まらせないように、一度に大量の紙を流さないようにしましょう。
公衆トイレは有料の場合が多いです。小銭を用意しておきましょう。

ヨーロッパのトイレで困らない！事前準備＆対処法

事前に準備しておくと便利なグッズや、現地での対処法をご紹介します。

出発前の準備

携帯用便座シート
使い捨てのものが便利です。
かさばらないので、多めに持っていくことをおすすめします。
ウェットティッシュ
トイレットペーパーがない場合や、汚れが気になる場合に役立ちます。
除菌ジェル
水がないトイレも多いので、携帯しておくと便利です。
小銭
公衆トイレは有料のところが多いため、€1や€0.5などの小銭を準備しておきましょう。
トイレットペーパー
トイレットペーパーが設置されていないトイレもあるので、念のためポケットティッシュなどを持ち歩くのも良いでしょう。
生理用品
日本のものと質感が異なる場合があります。使い慣れたものを持参しましょう。
防臭袋
使用済み生理用品などを持ち歩く際に便利です。

これらのグッズに加えて、ヨーロッパ旅行にはどんなカバンを持っていくかというのも重要なポイントです。
「ヨーロッパ旅行カバンの選び方ガイド！防犯対策と便利なバッグの特徴を徹底解説し、快適な旅をサポート」の記事では、防犯対策や便利なバッグの特徴について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

現地での対処法

トイレの場所を確認
観光地などでは、トイレの場所を事前に確認しておきましょう。
有料トイレに備える
有料トイレの場合は、入口に係員がいるか、自動改札機があります。
小銭を用意しておきましょう。
トイレットペーパーの確認
トイレに入る前に、トイレットペーパーがあるか確認しましょう。
水洗レバーの確認
ヨーロッパのトイレは、水洗レバーが壁についていたり、ボタン式だったり、場所や形が様々です。
事前に確認しておきましょう。

ちょっとした豆知識

レストランやカフェのトイレを利用する際は、何か注文するのがマナーです。
デパートやショッピングモールのトイレは、比較的綺麗で、便座があることが多いです。
ホテルのトイレは、ほとんどの場合便座があります。

女性必見！スカートでも安心なトイレの使い方

ヨーロッパ旅行中、スカートやワンピースを着ていて不安な女性も多いのではないでしょうか？

確かに、スカートだと、しゃがむ姿勢をとるのが難しいですよね。

ちょっとしたコツと工夫で、スカートでも快適にトイレを使えます。

事前準備

携帯用便座シート
必須アイテムです。必ずバッグに入れておきましょう。
ウェットティッシュ
携帯用便座シートがない場合の予備として、また、トイレの床を拭くのにも役立ちます。
タイツやレギンス
スカートの下にタイツやレギンスを履くと、しゃがみやすくなるのでおすすめです。

トイレでの使い方

周囲の確認
まずは、周りの人にぶつからないか、荷物を置くスペースがあるかなどを確認しましょう。
スカートをたくし上げる
スカートを腰までたくし上げ、しっかりと持ちましょう。
ゆっくりとしゃがむ
便器に近づきすぎると、服が汚れてしまう可能性があります。
少し離れた位置から、ゆっくりとしゃがみこみましょう。
バランスを保つ
壁や手すりにつかまると、バランスを崩しにくくなります。
使用後はトイレットペーパーで拭く
ヨーロッパのトイレには、ウォシュレットがない場合がほとんどです。
トイレットペーパーでしっかりと拭き取りましょう。

その他

生理中の場合
タンポンや月経カップの使用をおすすめします。
ナプキンの場合は、こまめに交換しましょう。
不安な場合は
どうしても不安な場合は、便座のあるトイレを探しましょう。
デパートやホテルのトイレは、便座があることが多いです。

意外と便利？便座がないトイレのメリット

ヨーロッパの便座がないトイレ、実はメリットもあるんです。

ここでは、便座がないトイレの意外なメリットをご紹介します。

1. 衛生的

便座がないということは、便座に直接触れる必要がないということ。

つまり、不特定多数の人が触れる場所に触れずに済むので、衛生的なんです。

特に、公衆トイレなど、多くの人が利用する場所では、衛生面が気になる方も多いでしょう。

便座がないことで、その心配を軽減できます。

2. 清掃がしやすい

便座がない分、トイレの清掃がしやすいというメリットもあります。

汚れをサッと拭き取ることができるので、清潔な状態を保ちやすいです。

3. 省スペース

便座がない分、トイレの空間を広く使うことができます。特に、狭いトイレでは、このメリットは大きいです。

4. 経済的

便座の購入や修理などの費用がかかりません。

また、便座がないことで、水洗トイレの水の使用量を減らすことができるという報告もあります。

5. 環境にやさしい

便座の製造や廃棄には、エネルギーや資源が消費されます。

便座がないことで、これらの環境負荷を減らすことができます。

いかがでしょうか？便座がないトイレにも、意外とメリットがあると思いませんか？

ヨーロッパ旅行で「トイレの便座がない」問題を解決！

便座付きトイレを見つけるコツ

「やっぱり便座があった方が安心…」。そう思う方もいるでしょう。

ヨーロッパでは便座のないトイレが多いですが、探してみると便座付きトイレも見つかります。

便座付きトイレを見つけるためのコツをいくつかご紹介します。

1. 場所を選ぶ

ホテル
ほとんどのホテルの客室には、便座付きトイレが設置されています。
デパートやショッピングモール
比較的新しい施設や、高級なデパート、ショッピングモールなどでは、便座付きトイレが多い傾向にあります。
レストランやカフェ
比較的新しい、または高級なレストランやカフェでは、便座付きトイレを備えている場合があります。
観光地のトイレ
主要な観光地では、観光客向けに便座付きトイレを設置している場合があります。
有料トイレ
有料トイレは、無料トイレに比べて清潔で、便座付きである可能性が高いです。

2. 現地の人に聞く

ホテルのスタッフや、観光案内所、お店の店員さんなどに、「便座のあるトイレはどこですか？」と尋ねてみましょう。

英語で “Where is a toilet with a seat?” と聞けば通じます。

3. トイレ情報アプリを活用

“Flush Toilet Finder” や “Toilet Finder” などのアプリを利用すれば、近くのトイレの場所や、便座の有無などの情報を得ることができます。

Flush Toilet Finder

Toilet Finder

4. 標識を確認

トイレの標識に、便座の有無を示すマークが表示されている場合があります。

5. あきらめない

なかなか便座付きトイレが見つからない場合でも、あきらめずに探してみましょう。

少し歩くだけで、見つかることもあります。

現地で困ったら？トイレに関する英語フレーズ集

ヨーロッパ旅行中、トイレに行きたくなった時、英語でどう伝えればいいか不安な方もいるかもしれません。

そこで、覚えておくと便利なトイレに関する英語フレーズをご紹介します。

トイレの場所を尋ねる

“Excuse me, where is the toilet?”
(すみません、トイレはどこですか？)
“Excuse me, where is the restroom?”
(すみません、お手洗いはどこですか？)
“Could you tell me where the bathroom is?”
(トイレはどこですか？)

便座の有無を尋ねる

“Excuse me, is there a toilet with a seat?”
(すみません、便座のあるトイレはありますか？)
“Do you have a toilet with a seat?”
(便座のあるトイレはありますか？)

トイレの状態を尋ねる

“Is the toilet clean?”
(トイレは綺麗ですか？)
“Is there any toilet paper?”
(トイレットペーパーはありますか？)

その他

“I need to use the toilet.”
(トイレを使いたいのですが。)
“May I use your toilet?”
(トイレをお借りしてもよろしいですか？)
“Thank you for letting me use your toilet.”
(トイレをお借りしてありがとうございました。)

ちょっとしたヒント

“toilet” は、少し直接的な表現なので、 “restroom” や “bathroom” を使う方が丁寧です。
ジェスチャー: 言葉が通じない場合は、トイレに行くジェスチャーをしてみましょう。

これらのフレーズを覚えておけば、いざという時に役立ちます。

ヨーロッパのトイレ事情に関するQ&A

ヨーロッパのトイレ事情について、よくある質問をまとめました。

ヨーロッパのトイレは、すべて便座がないのですか？: いいえ、すべてではありません。ホテルやデパートなど、観光客向けの施設では、便座付きトイレが増えています。しかし、公衆トイレや古い施設では、便座がないトイレが多いです。
便座がないトイレで、どのように用を足せばいいですか？: しゃがむスタイルになります。トイレットペーパーを敷いたり、携帯用便座シートを使用したりすると衛生的です。
ヨーロッパのトイレは有料ですか？: 無料のトイレもありますが、有料トイレも多いです。特に、駅や観光地のトイレは有料のことが多いです。料金は、€0.5〜€1 程度です。
ヨーロッパのトイレは綺麗ですか？: 施設によって異なります。ホテルやレストランのトイレは比較的綺麗ですが、公衆トイレはあまり綺麗ではない場合があります。
ヨーロッパのトイレでチップは必要ですか？: トイレの入口に係員がいる場合は、チップ (€0.5〜€1 程度) を渡すのがマナーです。
ヨーロッパのトイレにウォシュレットはありますか？: ほとんどありません。ウォシュレットが必要な場合は、携帯用ウォシュレットを持参しましょう。
ヨーロッパのトイレで困ったことがあったら、どうすればいいですか？: ホテルのスタッフや、観光案内所などに相談してみましょう。