イタリア物価の現状2025|生活費や旅行費、安い都市ランキング

イタリアの物価は、ヨーロッパの中でどのくらいの水準なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

特に旅行や移住を考えている場合、生活費や食費がどの程度かかるのかを事前に知っておくことはとても重要です。

イタリアの物価は、日本と比較すると全体的にやや高い傾向がありますが、都市によっても大きく異なります。

例えば、ミラノやローマのような大都市では生活費が高くなる一方で、ナポリやパレルモなどの安い都市では家賃や食費を抑えやすいです。

旅行を計画する際も、エリアごとのコストの違いを考慮することで、予算を上手に調整できます。

また、近年の物価高騰により、レストランやカフェでの食事代が上昇しています。

マクドナルドのセットメニューの価格も上がり、日本と同じ感覚で外食をすると予想以上の出費になることもあります。

一方で、スーパーを活用すれば、水やコーラといった飲み物や食材を安く購入でき、費用を抑えながらイタリアの食文化を楽しむことも可能です。

この記事では、イタリアの物価の現状について詳しく解説し、日本との比較や旅行費の目安、生活費を節約するためのポイントをご紹介します。

ヨーロッパの中でのイタリアの物価の立ち位置を理解し、お得に旅行や生活を楽しむための参考にしてください。

記事のポイント
  • イタリアの物価がヨーロッパの中でどの位置にあるのか
  • 日本と比較したイタリアの生活費や旅行費の違い
  • 物価が安い都市や高い都市の特徴
  • 食費や交通費を節約する具体的な方法
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目次

イタリアの物価事情と現状

  • ヨーロッパの中ではどうなの?
  • 日本との物価比較ポイント
  • イタリアの水やコーラの値段
  • 物価高騰の背景と影響
  • スーパーでの買い物事情

ヨーロッパの中ではどうなの?

イタリアの物価は、ヨーロッパの中では中間的な位置にあります。

一方で、東ヨーロッパの国々と比較すると高めですが、スイスやアイスランド、デンマークなどの北欧諸国と比べると比較的リーズナブルな水準にあります。

例えば、EU統計局の2024年最新データによると、ホテルやレストランの物価指数において、イタリアはヨーロッパの平均的な水準に位置しています。

最も物価が安いのは東ヨーロッパの北マケドニア、アルバニア、ブルガリアで、これらの国々はEU平均の約50%の価格水準です。

このような物価差が生じる理由として、主に以下の点が挙げられます:

  • 賃金水準の違い
    東ヨーロッパは西ヨーロッパに比べて平均賃金が低いため、サービス業の提供価格も安価に設定されています
  • 経済発展の度合い
    東ヨーロッパの国々はインフラ整備が比較的遅れており、全体的な経済発展が緩やかでした
  • 観光業の発展度合い
    西ヨーロッパのような高価格帯のホテルチェーンやレストランの普及度合いが異なります

イタリアとフランスを比較すると、2024年現在、イタリアの物価はフランスよりも約9〜15%安いとされています。

具体的には以下のような違いがあります:

  • 食料品:鶏胸肉500gがイタリアで約919円、フランスで約1,141円
  • 外食費:カプチーノがイタリアで約264円、フランスで約503円

また、イタリアの中でも地域によって物価に差があります。

ローマやミラノなどの大都市は物価が高く、地方都市や田舎に行くほど物価は下がる傾向にあります。

イタリア旅行を計画する際には、物価の高さを考慮して予算を立てることが重要です。

特に観光地周辺のレストランは価格が高めに設定されていることが多いため、少し離れた場所で食事をするなどの工夫をすると費用を抑えられます。

これらの情報を踏まえると、イタリアはヨーロッパの中では比較的バランスの取れた物価水準にあり、旅行先としても生活拠点としても選びやすい国だといえるでしょう。

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日本との物価比較ポイント

イタリアと日本の物価を比較すると、全体的にイタリアの方が高い傾向にあります。

実際、イタリアの物価は日本と比べて約14%高いとされています。

しかし、カテゴリーによって差があるため、詳しく見ていきましょう。

例えば、外食費については、イタリアの方が明らかに高いです。

安価なレストランでの食事が日本では約1,000円程度なのに対し、イタリアでは約15ユーロ(約2,445円)かかります。

ファストフードも日本では約750円ですが、イタリアでは約10ユーロ(約1,630円)と倍近い価格差があります。

一方で、Expatistanの生活費調査によると、イタリアの各都市の物価は東京に比べて実は安い面もあります。

東京ローマミラノナポリ
食品1-14%-16%-27%
家賃1-30%-32%-48%
衣類14%23%-20%
交通1-35%-34%-41%
パーソナルケア1-3%4%-11%
エンタメ1-12%1%-29%
合計1-23%-21%-37%

このように、特に家賃や交通費はイタリアの方が安く、食品も若干安い傾向にあります。

ただし、これは東京との比較であり、日本の地方都市と比べると異なる結果になる可能性があります。

日用品の価格を具体的に比較すると:

  • ペットボトルの水:イタリア 160円、日本 100円
  • シャンプー(1リットル):両国とも約700円
  • パン:イタリア 100円、日本 169円
  • 牛乳:イタリア 304円、日本 257円

また、イタリアでは都市によって物価に大きな差があります。

特にミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマといった大都市や主要観光地では物価が高くなる傾向があります。

例えば、ヴェネツィアのサン・マルコ広場にある「カフェ・フローリアン」では、紅茶1杯が約2,620円もする一方で、フィレンツェの駅近くのレストランではポルチーニ茸のリゾットが約1,416円で楽しめるなど、同じ都市内でも立地によって価格差が大きいです。

イタリア旅行を計画する際のメリットとしては、交通費が日本より約35%安いことが挙げられます。

例えば、ローマの公共交通機関は1回券(100分間有効)が1.50ユーロ(約243円)と、日本の都市部の交通機関より安価です。

一方、デメリットとしては、観光地周辺のレストランやカフェの価格が非常に高いことがあります。

カプチーノとクロワッサンが以前は1.9ユーロだったものが、物価上昇により2.5ユーロになるなど、近年のインフレの影響も大きいです。

このため、イタリア旅行では、観光地から少し離れた場所での食事や、スーパーマーケットでの買い物、ピザの量り売りの利用など、工夫次第で食費を抑えることができます。

いずれにしても、イタリアと日本の物価比較は単純ではなく、都市や品目によって大きく異なります。

旅行の際は、これらの違いを理解した上で予算を立てることが重要です。

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イタリアの水やコーラの値段

イタリアでの水やコーラの価格は、購入場所や容量によって大きく異なります。

実際の価格を詳しく見ていきましょう。

レストランでの水の価格

レストランでは水が無料で提供されることはほとんどなく、必ず注文する必要があります。

ミラノのレストランでは、1リットルのボトル水が約5ユーロ(約840円)という高額な場合もあります。

一般的に、レストランでの水(0.33L)の平均価格は約1.14ユーロ(約185円)です。

観光地のレストランでは特に高額になる傾向があり、観光客向けの価格設定がされていることも珍しくありません。

観光地では500mlのミネラルウォーターが1〜2.9ユーロ(約140円〜380円)で販売されていることがあります。

スーパーマーケットでの水の価格

スーパーマーケットでは水はかなりリーズナブルに購入できます:

  • 水 1.5L(スーパーマーケット):平均0.43ユーロ(約70円)
  • 炭酸入り飲料水 1.5L:0.46ユーロ(約54円)
  • 一般的なミネラルウォーター:1.5Lのペットボトルで30〜80セント(約45〜100円)

日本から持参した空のペットボトルにホテルの水を入れて持ち歩く旅行者もいますが、イタリアのスーパーでは水が非常に安価なので、現地で購入する方が便利かもしれません。

レストランでのコーラの価格

コーラなどの炭酸飲料は水に比べて大幅に高価です:

  • コカ・コーラ 0.33L(レストラン):平均2.46ユーロ(約400円)
  • 地域による差:ローマでは約2.27ユーロ(約370円)、ミラノでは約3.10ユーロ(約505円)

レストランでのコカ・コーラの価格は、水の約2倍以上となることが一般的です。

スーパーマーケットでのコーラの価格

スーパーマーケットでのコーラの価格は、レストランよりもかなり安価です:

  • コカ・コーラ 2L(スーパーマーケット):ローマでは約2.04ユーロ(約330円)
  • コカ・コーラゼロ 1.5L:1.59ユーロ(約188円)

水の種類と選び方

イタリアでミネラルウォーターを購入する際には、以下の種類があります:

  • Gassata(ガサータ):炭酸入り
  • Naturale(ナチュラーレ):炭酸なし

購入時に間違えないよう注意が必要です。イタリアでは炭酸入りの水も一般的に飲まれています。

日本との価格比較

イタリアの水の価格は、スーパーマーケットでは日本より安い傾向にありますが、レストランでは日本より高額になることが多いです。

特に観光地のレストランでは、日本の数倍の価格になることもあります。

コーラに関しては、イタリアのスーパーマーケットでの価格は日本とそれほど変わりませんが、レストランでは日本より高額になる傾向があります。

旅行者へのアドバイス

イタリア旅行では、レストランでの飲み物代を考慮して予算を立てることが重要です。

食事1回につき、飲み物代を2人で10ユーロ位は見ておくと良いでしょう。

また、観光地から少し離れた場所のスーパーマーケットで水やコーラを購入すれば、かなり費用を抑えることができます。

イタリアの水道水は基本的に飲用可能ですが、多くのイタリア人は日常的にミネラルウォーターを購入して飲んでいます。

フィレンツェ市の統計によると、現在各家庭の50%は水道水を飲んでいるそうです。

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物価高騰の背景と影響

イタリアでは近年、物価の高騰が続いており、家計や企業に大きな影響を与えています。

このような物価上昇の背景には複合的な要因があります。

ウクライナ戦争の影響は特に大きく、エネルギー市場と農産食品部門に混乱をもたらしました。

ロシアとウクライナは小麦と大麦の世界貿易の30%以上、トウモロコシの17%、ひまわり油の50%以上を占めており、これらの取引が実質的に凍結されたことで価格が高騰しました。

また、エネルギー価格の上昇も物価高騰の主要因となっています。

イタリア政府は電力・ガス、ガソリン価格高騰の影響を和らげるため、2022年には520億ユーロの予算を組み、さらに追加支援策として少なくとも62億ユーロ(62億ドル)の支出を計画しました。

食料品価格の上昇も著しく、NielsenIQの調査によると、種子油は70%増、ひまわり油は43%増、パスタは17%増、コーヒーは4%増など、基本的な食料品のほとんどが値上がりしています。

これらの価格上昇は、パンデミックによる経済危機や気候変動による農作物の不作に加え、ウクライナ紛争によってさらに悪化しました。

イタリア国家統計局(ISTAT)によると、2021年11月の消費者物価指数は前年同期比で3.8%上昇し、2008年以来の最高値を記録しました。

その後も上昇は続き、2023年1月時点でイタリアのインフレ率は前年比で10.1%に達しました。

このような物価高騰は家計に大きな影響を与えています。

例えば、4人世帯の場合、インフレ率が6.9%の状況では、年間で住宅と光熱費で981ユーロ(約13万6千円)、移動交通費で573ユーロ(約7万9,300円)、食費で561ユーロ(約7万7,730円)の値上がりとなり、総額では年間2,421ユーロ(約33万6000円)の出費増となります。

インフレの影響は地域によっても異なり、最も物価上昇の影響が大きかった都市はボルツァーノで、インフレ率は12.5%、年間3,322ユーロ(約46万7千円)の追加費用が発生しました。

一方、最もインフレ率が低かった都市はアオスタで8.5%、2,104ユーロ(約29万6千円)の増加にとどまりました。

物価高騰は消費者の行動にも変化をもたらしています。

イタリア商業連盟は、消費者信頼感指数の低下について、経済成長の激しい減速の兆候だとして懸念を示しています。

実際、2022年のクリスマスシーズンには、イタリア人の6割がクリスマスプレゼントを買わないか、価格の安いものにすると回答しました。

欧州中央銀行(ECB)はインフレ対策として金利引き上げを実施し、2023年には2008年以来最高の3%に引き上げました。

これにより変動金利住宅ローンの分割払いは月額約40ユーロ増加することになり、年間で約67,360円の負担増となっています。

しかし、インフレ対策の効果も見え始めており、イタリア中央銀行は2023年12月の経済報告で、2024年の平均インフレ率予想を1.9%とし、ECBが目標としている上限2%に収まる見通しを示しました。

このように、イタリアの物価高騰は複合的な要因によって引き起こされ、家計や企業に大きな影響を与えていますが、政府や中央銀行の対策により、徐々に落ち着きを取り戻しつつあります。

ただし、地政学的リスクやエネルギー価格の変動など、不確実性は依然として高く、今後の動向には注意が必要です。

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スーパーでの買い物事情

イタリアのスーパーマーケットでの買い物は、日本とは異なる独特のシステムや文化があります。

旅行者や長期滞在者にとって、スーパーでの買い物は物価を抑えるための重要な手段となります。

スーパーマーケットの種類

イタリアには様々なタイプのスーパーマーケットがあります。

主要なチェーン店としては以下のようなものがあります:

  • Aldi、Carrefour、Conad、Coop、Esselunga、Eurospin、Lidl、PAM、Penny
  • 地域密着型、都市型、郊外型など様々なタイプがある
  • カルフールエクスプレスは日本のまいばすけっとのような小型店舗

地域によって展開しているチェーン店も異なります。

例えば、フィレンツェでよく見かけるEsselungaはウンブリア州ではあまり見かけません。

南部のプーリア州ではdokというスーパーがよく見られます。

営業時間と買い物のタイミング

イタリアのスーパーマーケットは一般的に朝から夕方まで営業しています。

都市部では夜遅くまで営業している店舗もありますが、地方では早めに閉店することが多いです。

特に食材を安く購入したい場合は、閉店間際に行くと値引きされていることがあります。

例えばミラノのパピニアーノ通りマーケットでは、土曜日の午後2時頃に野菜や果物が値引きされ、新鮮な食材がお得に購入できます。

買い物の方法と注意点

🟢入店時のマナー

  • 店に入ったら挨拶をするのがマナー
  • リュックサックや他店で購入した紙袋など大きな荷物は、万引き防止のため入口のカスタマーセンターに預けるよう指示されることがある
  • 商品を手に取る前に店員に一言声をかけるのが望ましい(特に小さな店舗の場合)

🟢野菜・果物の購入方法

イタリアのスーパーでは野菜や果物はほとんどが量り売りです。購入手順は以下の通りです:

  1. 野菜売り場で専用のビニール袋に欲しい分だけ入れる
  2. 専用の「量り」に乗せる
  3. 購入する野菜(果物)の番号ボタンを押す
  4. 重さと金額が印字されたバーコードシールが出てくるので、それを袋に貼る

🟢価格表示の特徴

イタリアの値札には基本的に1kgあたりの価格で表示されています。

個別包装のものにも、パックや缶・瓶単位での値段の他に、小さく1kgあたりの値段が書かれています。

これは価格比較には便利ですが、少量の野菜やお総菜など自分が購入する量自体の値段がパッと分からないのが不便な点です。

🟢レジでの支払い

レジでの流れは日本と大きく異なります:

  • レジの台がベルトコンベアー状になっていて、商品を自分でカゴから出して乗せる
  • 全部乗せたら、仕切り棒を置いて次の人と混ざらないようにする
  • バーコードが読み取られた商品はレジ係によって奥のスペースへ流される
  • 日本のようにレジ後に袋詰めする作業台はなく、その場で袋詰めを行う
  • 袋詰めが終わるまで次の会計は始まらないため、現地の人は焦らず淡々と作業する

支払いについては、イタリアでは法律でクレジットカード決済端末機(POS)の設置が義務付けられているため、クレジットカードが必ず使えます。

🟢買い物袋について

イタリアは2011年にビニール袋を禁止したため、自分で袋を持参するか、持参していない場合は5〜15セントで購入する必要があります。

店員に”Busta?”(ブスタ)や”Sacchetto?”(サッケット)「袋は?」と聞かれたら、必要なら”Si”(シー)「はい」、持参しているなら”No”(ノー)「いいえ」と答えましょう。

物価と節約のポイント

イタリアのスーパーマーケットは観光客向けの店舗に比べて格段に安いです。

例えば:

  • 駅構内のバールでは500mlの水が1.5ユーロ(約200円)ですが、徒歩1分のスーパーなら50セント(70円)
  • 炭酸水1.5リットルが0.26ユーロ(32円)
  • 水2リットルが0.29ユーロ(35円)
  • コーラ1.5リットルが1ユーロ(約123円)

特に観光地(サンマルコ広場など)では物価が非常に高いため、少し離れた場所のスーパーで買い物をすることで大幅に節約できます。

お土産としてのスーパー商品

スーパーでは観光客向けのお土産屋さんより安く商品を購入できます:

  • お土産屋さんのブランドチョコなら2000円、スーパーの普通のチョコなら500円
  • 生ハム(ただし日本への持ち帰りはできない)
  • チーズ(モッツァレラチーズなど)
  • ポテトチップス(ローズマリー味、パプリカ味など日本にはない味)
  • パスタ、オリーブオイル、ワインなど

地元の人々の買い物習慣

イタリア人は日本人ほど急いで買い物をする傾向はなく、レジでも焦らず淡々と作業します。

また、少量の商品しか買わない場合は、列に並んでいる人に「先に行かせてほしい」とリクエストすることもあります。

会員カードを持っていると割引が適用される商品があり、持っていない人が他の客に会員カードを貸してくれるようリクエストすることもあります。

イタリアのスーパーマーケットでの買い物は、日本とは異なる点が多いですが、物価を抑えながらイタリアの食文化を体験できる貴重な機会です。

特に長期滞在する場合は、ぜひスーパーでの買い物をマスターして、より充実した滞在にしましょう。

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イタリア旅行の物価を知ろう

  • マクドナルドで見る物価感覚
  • 旅行費の予算と内訳
  • イタリアでの飲食費や外食の相場は?
  • イタリアの物価:安い都市ランキング
  • 物価を抑えるコツ

マクドナルドで見る物価感覚

イタリアのマクドナルドの価格は、その国の物価水準を理解する上で興味深い指標となります。

世界中で同じ商品を提供するファストフードチェーンとして、マクドナルドは国際的な物価比較の基準としてよく使われています。

イタリアのマクドナルド価格

イタリアのマクドナルドの価格は都市や店舗によって若干異なりますが、主要な商品の平均価格は以下の通りです:

  • マクドナルドのコンボミール(マックセット):約10.39ドル(約1,500円)
  • ビッグマック単品:約4.30ドル(約630円)
  • グラン・クリスピー・マックベーコン:4.74ユーロ(約700円)
  • マックチキン:7.94ユーロ(約1,170円)のセット価格
  • ダブルチーズバーガー:2.36ユーロ(約350円)
  • マックフルーリー:2.50ユーロ(約370円)

イタリア国内でも地域によって価格差があります。例えば:

  • ミラノのマックセット:10.50ユーロ(約1,680円)
  • ローマのマックセット:9.55ユーロ(約1,530円)
  • ナポリのマックセット:9.55ユーロ(約1,530円)
  • トリノのマックセット:9.55ユーロ(約1,530円)

世界各国との価格比較

ビッグマック指数(Big Mac Index)は、各国の購買力平価を比較するための非公式な経済指標として知られています。この指標によると:

  • イタリアのビッグマック:4.30ドル
  • アメリカのビッグマック:4.93ドル
  • ドイツのビッグマック:3.86ドル
  • スイスのビッグマック:7.50ドル(世界で最も高価)
  • ノルウェーのビッグマック:7.20ドル
  • スウェーデンのビッグマック:6.80ドル

興味深いことに、イタリアのビッグマックはアメリカより安いものの、ドイツなど他のヨーロッパ諸国と比べると高めの価格設定となっています。

セットメニューの価格

イタリアのマクドナルドでは、様々なセットメニュー(McMenu)が提供されています:

  • マックメニュー グラン・クリスピー・マックベーコン:8.12〜8.60ユーロ(約1,200〜1,270円)
  • マックメニュー マイセレクション BBQ:8.72ユーロ(約1,290円)
  • マックメニュー ビッグマック:7.17ユーロ(約1,060円)
  • マックメニュー フィレオフィッシュ:5.02ユーロ(約740円)
  • マックメニュー ダブルチーズバーガー:4.99ユーロ(約740円)

家族向けのセットメニューもあります:

  • ファミリーディール:2つのミディアムメニューと1つのハッピーミールで29フラン(約4,800円)
  • マックファミリーミール:2つのスモールメニューと1つのハッピーミールで15.90ユーロ(約2,350円)

ハッピーミールの価格

子供向けのハッピーミールの価格は約4.40ユーロ(約650円)で、選べるメインとサイドメニュー(ポテトまたはニンジン)が含まれています。

イタリアならではのメニュー

イタリアのマクドナルドでは、現地の食文化に合わせた独自のメニューも提供されています:

  • ピザポケット(ピザ風のポケットサンドイッチ)
  • マイセレクション アジアーゴDOP&ベーコン(イタリア産チーズ使用):8.78ユーロ(約1,300円)のセット
  • マックフルーリー バーチペルジーナ(イタリアの有名チョコレートブランドとのコラボ):3.65ユーロ(約540円)
  • マックフルーリー ピスタチオ:3.65ユーロ(約540円)

物価感覚の比較

イタリアのマクドナルドの価格は、日本と比較するとやや高めです。

特にセットメニューの価格は日本より20〜30%ほど高い傾向があります。

アメリカとの比較では、イタリアのマクドナルドは単品では安いものの、セットメニューではやや高めです。

2024年にアメリカのマクドナルドは5ドル(約740円)のセットメニューを導入しましたが、これはイタリアの最も安いセットメニューよりも安価です。

ヨーロッパ内での比較では、イタリアのマクドナルドの価格は中間的な位置にあります。

スイスやノルウェーなどの北欧諸国より安く、東欧諸国より高い傾向があります。

観光客にとっての意味

観光客にとって、イタリアのマクドナルドは比較的リーズナブルな食事オプションとなります。

特にローマなどの一部店舗では、ハンバーガーが1〜2ユーロ(約150〜300円)で提供されており、2つの通常メニューと2つのハッピーミールが21ユーロ(約3,100円)という特別価格で提供されることもあります。

一般的なレストランでの食事(15〜30ユーロ)と比較すると、マクドナルドは予算を抑えたい旅行者にとって選択肢の一つとなります。

ただし、イタリアではピザやパスタなどのローカルフードも比較的リーズナブルな価格で楽しめるため、マクドナルドが特別に安いわけではありません。

物価指標としてのマクドナルド

マクドナルドの価格は、その国の物価水準を示す一つの指標として機能します。

イタリアのマクドナルドの価格は、同国の全体的な物価水準とほぼ一致しています。

イタリアは欧州内では中程度の物価水準を持つ国であり、マクドナルドの価格もそれを反映しています。

ビッグマック指数によれば、イタリアのユーロはアメリカドルに対して約19%過小評価されているとされ、これは欧州全体の経済状況を反映しています。

イタリアを訪れる際は、マクドナルドの価格を知っておくことで、その国の全体的な物価感覚をつかむ一助となるでしょう。

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旅行費の予算と内訳

イタリア旅行を計画する際、予算の把握は重要なポイントです。

イタリアは世界有数の観光地であり、その費用は旅行スタイルや時期、滞在都市によって大きく変動します。

ここでは、イタリア旅行にかかる費用の内訳と予算の目安を詳しく解説します。

旅行日数別の総費用目安

イタリア旅行の総費用は、滞在日数によって以下のように変わります。

🟢4泊6日の場合

  • 1人あたり:約23万円~70万円
  • 内訳:航空券(往復)14万円~30万円、ホテル代(4泊)4万円~32万円、交通費・食費 5万円~7万円

🟢5泊7日の場合

  • 1人あたり:約37万円~
  • 内訳:航空券、宿泊費、食費、交通費、観光費、お土産代など

🟢1週間の場合

  • 1人あたり:約33.4万円~
  • 内訳:
    • 航空券(往復):約20万円~
    • ホテル・宿泊:約5.5万円~
    • 食費:約3万円~
    • 交通費:約1万円~
    • Wi-Fi・通信:約5千円~
    • 観光・アクティビティ:約2万円~
    • 海外旅行保険:約3千円~
    • ビザ申請費用:7ユーロ(約1,130円)
    • お土産・ショッピング:約1万円~

🟢10日間の場合

  • 1人あたり:約39.8万円~
  • 内訳:
    • 航空券(往復):約20万円~
    • ホテル・宿泊:約7.5万円~
    • 食費:約5万円~
    • 交通費:約1万円~
    • Wi-Fi・通信:約8千円~
    • 観光・アクティビティ:約3万円~
    • 海外旅行保険:約3,500円~
    • ビザ申請費用:7ユーロ(約1,130円)
    • お土産・ショッピング:約2万円~

主要費用の詳細

🛫航空券

航空券は旅行費用の中で最も大きな割合を占めます。

  • 直行便(イタリア航空、JAL、ANA):通常期で約10万円、ハイシーズンで約20万円
  • 乗り継ぎ便:約7万円~

💡航空券の選び方のポイント

  • 直行便のメリット:移動時間の短縮、快適さ
  • 乗り継ぎ便のメリット:価格の安さ、乗り継ぎ地での短い観光も可能
  • 夜便や深夜便を利用すれば、到着日や出発日の宿泊費を節約できる

主な航空会社と路線例

  • エティハド航空:成田16:55発–ローマ6:05+1着
  • カタール航空:成田21:55発–ローマ13:30+1着
  • エミレーツ航空:羽田0:05発–ミラノ13:10着

🏨宿泊費

宿泊費は都市や時期、ホテルのランクによって大きく異なります。

💴ホテルランク別の特徴と料金

  • 1~2つ星ホテル:1万円前後、朝食は菓子パンとコーヒーのみの軽食が多い
  • 3~4つ星ホテル:1~3万円、バイキング形式の朝食が多い
  • 5つ星ホテル:3万円以上、豪華な朝食付き

🟢都市別の宿泊費相場(1泊1室2人分)

  • ローマ
    • リーズナブルなシティホテル:1.5万円~2万円
    • スタンダードホテル:2万円~3万円
    • 高級ホテル:4万円~8万円
  • ヴェネツィア
    • リーズナブルなシティホテル:2万円~3万円
    • スタンダードホテル:3万円~4万円
    • 高級ホテル:5万円~15万円
  • フィレンツェ
    • リーズナブルなシティホテル:1万円~1.5万円
    • スタンダードホテル:2万円~3万円
    • 高級ホテル:5万円~10万円

🟢立地による違い

  • 中心部ホテル:観光に便利だが価格は高め、一泊100ユーロ以上が一般的
  • 郊外ホテル:新しく設備が整っていることが多く、50ユーロ程度で快適な宿泊が可能

🍴食費

イタリアでの食費は1日あたり約1万円が目安です。

  • 朝食:約1,500円
  • ランチ:約3,000円
  • 夕食:約4,000円
  • スイーツ(ジェラートなど):約1,500円

💶一般的な食事の価格

  • パスタやピザ:10~15ユーロ
  • カフェでのコーヒー:約1.5ユーロ
  • ジェラート:3~5ユーロ

💡節約のポイント

  • 観光地から少し離れたレストランを利用する
  • 市場やスーパーマーケットで食材を購入し自炊する
  • ピザの量り売りを利用する

🚃交通費

イタリア国内の交通費は1日あたり約1,000円~が目安です。

🟢主な交通手段と費用

  • 鉄道:主要都市間の移動に便利、事前予約で割引あり
  • バス:鉄道より安価だが時間がかかる
  • タクシー:便利だが高額
  • 公共交通機関:ローマの場合、1回券(100分間有効)が1.50ユーロ(約243円)

🧳観光・アクティビティ費用

観光やアクティビティにかかる費用は、1週間で約2万円~、10日間で約3万円~が目安です。

🟢主な観光スポットの入場料

  • 美術館や遺跡:10~20ユーロ程度
  • ガイド付きツアー:30~50ユーロ程度

💡節約のポイント

  • 事前にオンラインでチケットを購入する
  • 複数の観光スポットがセットになったパスを利用する
  • 無料で入場できる日(第一日曜日など)を狙う

💶その他の費用

  • Wi-Fi・通信費:1週間で約5,000円~、10日間で約8,000円~
  • 海外旅行保険:1週間で約3,000円~、10日間で約3,500円~
  • お土産・ショッピング:1週間で約10,000円~、10日間で約20,000円~

旅行時期による費用の変動

イタリア旅行の費用は時期によって大きく変動します。

🌸🍂ベストシーズン(春・秋)

  • 時期:春(4月~6月)、秋(9月~11月)
  • 特徴:天候が穏やかで過ごしやすい、観光に最適
  • 費用:航空券や宿泊費が高めになる傾向あり

オフシーズン(冬)

  • 時期:11月~2月(クリスマスや年末年始を除く)
  • 特徴:観光客が少なく、混雑を避けられる
  • 費用:航空券やホテル代が安価になることが多い
  • 注意点:一部の観光施設が営業時間短縮や閉鎖の場合あり、日が短い

🏖️ハイシーズン(夏)

  • 時期:7月~8月
  • 特徴:観光客が多く混雑する、暑さが厳しい場合も
  • 費用:最も高額になる傾向あり
  • 注意点:8月15日(フェッラゴスト)前後は休業する店舗も多い

旅行スタイル別の予算目安

👫カップル・2人旅行

  • 5泊7日:1人あたり約20万円~30万円
  • 7泊9日:1人あたり約25万円~35万円

👪家族旅行

  • 子供連れの場合は、大人1人分の60~80%程度の追加費用を見込む
  • ファミリールームのあるホテルを選ぶと宿泊費を抑えられる

🎒バックパッカー・節約旅行

  • ホステルやゲストハウスを利用
  • 自炊や市場での食事を活用
  • 公共交通機関を利用

節約のポイント

航空券

  • オフシーズンに旅行する
  • 早めに予約する
  • 夜便や深夜便を利用して宿泊費を節約する

宿泊

  • 旧市街から外れた宿泊施設を利用する
  • 長期滞在の場合はアパートを借りて自炊する
  • 早期予約割引を利用する

食事

  • 観光地から離れたレストランを利用する
  • ランチタイムのセットメニューを活用する
  • 市場やスーパーで食材を購入し自炊する

交通

  • 事前に鉄道チケットを予約して割引を受ける
  • 複数日利用できる交通パスを購入する
  • 観光地は徒歩で回る

イタリア旅行は、計画次第で予算内で充実した時間を過ごすことができます。

自分の旅行スタイルに合わせた予算配分を行い、事前準備をしっかり行うことで、思い出に残る旅行になるでしょう。


イタリアを訪れる際には、公共交通の利用に加えて、治安や観光時の注意点も知っておくことが大切です。

詳しくは、イタリア旅行の注意点を徹底解説!治安・交通・観光対策ガイドをご覧ください。

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イタリアでの飲食費や外食の相場は?

イタリアでの飲食費や外食の相場は、都市や店舗の種類、観光地かどうかによって大きく異なります。

2024年の最新情報をもとに、イタリアでの食事にかかる費用の目安をご紹介します。

レストランでの食事の相場

イタリアのレストランは、カジュアルなトラットリアから高級リストランテまで様々なランクがあります。

  • ランチ(2人分、通常のレストラン)
    約€20〜35(約3,260〜5,705円)
  • ディナー(2人分、3コース)
    約€30〜70(約4,890〜11,410円)
  • ディナー(2人分、高級レストラン)
    約€50〜150(約8,150〜24,450円)
  • ピザ(1枚)
    約€7〜15(約1,140〜2,450円)

観光地のレストランは一般的に割高で、地元の人が通うような住宅街のレストランはリーズナブルな価格設定になっています。

また、テラス席やテーブル席は立ち飲みのカウンター席よりも料金が高くなる傾向があります。

バール(カフェ)での飲食の相場

イタリアの「バール」は、朝から夜まで営業している軽食も食べられるカフェで、コーヒーやアルコール類も提供しています。

コーヒー類

  • エスプレッソ:約0.9€(約150円)
  • カプチーノ:約1.2€(約200円)
  • カフェ・アメリカーノ:約1.5€(約250円)

エスプレッソの価格は地域によって異なり、北部では1〜1.5ユーロ、南部では1ユーロを切ることもあります。

🍞軽食

  • クロワッサン:約2.0€(約330円)
  • パニーノ(サンドイッチ):約4.0€(約650円)

バールでの飲食は、カウンターで立って飲食するか、テーブル席に座るかで料金が変わります。

カウンターでの立ち飲みの方が安く、テーブル席だと料金が10倍近くになる場合もあります。

ファストフードの相場

マクドナルドなどのファストフードチェーンの価格は以下の通りです:

  • ビッグマックセット:約€8.4〜9.3(約1,370円〜1,520円)
  • チキンナゲット20ピース:約€11.2(約1,830円)
  • ハッピーミール:約€4.3(約702円)

ローマやミラノなどの大都市では、セットメニューが約€11.14(約1,820円)と、観光地特有の若干の割高感がありますが、ヨーロッパの他国と比べると中程度の価格帯です。

スーパーマーケットでの食料品の相場

自炊やホテルでの軽食用に食材を購入する場合の相場は以下の通りです:

🍹飲料

  • スパークリングワイン(750ml):約3.19€(約520円)
  • ミネラルウォーター(1.5L):約0.5〜1€(約80〜160円)
  • ソフトドリンク:水に比べて割高(約2倍以上)

🧀乳製品・チーズ

  • スライスチーズ(8枚入り):約2.49€(約410円)
  • モッツァレラチーズ:約2〜4€(約330〜650円)
  • ヨーグルト:約1〜2€(約160〜330円)

🍖肉・加工品

  • 生ハム(小パック):約3〜5€(約490〜820円)
  • 鶏肉:近年価格が上昇傾向

🥬野菜・果物

  • ミニトマト(1パック):約1.99€(約330円)
  • オリーブ(種なしグリーンオリーブ大パック):約1.19€(約190円)
  • セロリ:約0.7€(約109円)
  • なす:比較的高価

🍞パン・お菓子

  • ハードタイプのパン(1人分):約0.45€(約70円)
  • クロスティーニ(ミニラスク):約1〜2€(約160〜330円)
  • クッキー:約2〜4€(約330〜650円)

2024年3月時点での買い物例では、フィレンツェのスーパーで9.31ユーロ(約1,545円)の買い物で、スパークリングワイン、チーズ、オリーブ、パン、ミニトマトなどを購入できました。

物価の地域差

イタリアの物価は地域によって大きく異なります:

  • 北部(ミラノ、ベネチアなど):一般的に物価が高い
  • 中部(ローマ、フィレンツェなど):観光地は高めだが、少し離れると手頃
  • 南部(ナポリ以南):北部に比べて全体的に物価が安い

また、同じ都市内でも観光スポット周辺は割高で、地元の人が利用する住宅街のお店はリーズナブルな傾向があります。

物価の変動

近年のイタリアでは物価高騰が進んでおり、数年前までは夫婦2人で一度の買い物が約30ユーロだったものが、2024年には約66ユーロ(約9,461円)と大幅に上昇しています。

以前に比べて月に1万円ほど食費が高くなったという報告もあります。

まとめ

イタリアでの飲食費は、東京と同じくらいか、場所によってはやや高めと感じる方が多いようです。

しかし、スーパーマーケットでの自炊や、観光地から少し離れたレストランの利用、ランチタイムの活用など、工夫次第で食費を抑えることも可能です。

イタリア旅行では、本場のイタリア料理を楽しむことも大きな魅力の一つです。

予算と相談しながら、時には本格的なレストランでの食事を楽しみ、時には地元のスーパーで食材を調達して自分だけの食体験を作り上げてみてはいかがでしょうか。

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イタリアの物価:安い都市ランキング

イタリアは美しい芸術や歴史的建造物、美食で知られる人気の観光地ですが、都市によって物価には大きな差があります。

特に大都市や主要観光地と比較して、地方都市では生活費や旅行費用を抑えることが可能です。

ここでは、イタリア国内で比較的物価が安い都市をランキング形式でご紹介します。

1. トリノ(Turin)

北部の大都市トリノは、ミラノやローマに比べて家賃や生活費が大幅に安い都市です。

かつてイタリア王国の首都だった歴史ある街でありながら、観光客が比較的少ないため、物価が抑えられています。

  • 家賃相場:月€600〜800(約97,800〜130,400円)
  • 特徴
    • 北イタリアの工業都市として発展
    • エジプト博物館など見どころも多い
    • カフェ文化が発達しており、リーズナブルな価格で本格的なイタリアンコーヒーを楽しめる

2. ナポリ(Naples)

南イタリアの中心都市ナポリは、北部の都市と比較して全体的に物価が安いことで知られています。

特に食費は非常にリーズナブルで、本場のナポリピッツァを手頃な価格で楽しむことができます。

  • 家賃相場:月€500〜700(約81,500〜114,100円)
    • ピッツァの発祥地として有名
    • 市内のピッツェリアでは4〜8ユーロでピッツァを楽しめる
    • 周辺にポンペイやアマルフィ海岸などの観光地がある

3. パレルモ(Palermo)

シチリア島の州都パレルモは、イタリア本土と比較して物価が安く、特に食費や交通費が抑えられます。

地中海性気候で温暖な気候も魅力です。

  • 家賃相場:月€450〜650(約73,350〜106,000円)
  • 特徴
    • シチリア料理を手頃な価格で楽しめる
    • アラブ・ノルマン様式の建築物が多く残る
    • 地元の市場では新鮮な食材が安価で手に入る

4. ボローニャ(Bologna)

北中部に位置するボローニャは、学生の街として知られ、若者向けのリーズナブルな飲食店や宿泊施設が充実しています。

  • 家賃相場:月€550〜750(約89,650〜122,250円)
  • 特徴
    • ヨーロッパ最古の大学都市
    • 学生向けの安価なレストランやバーが多い
    • 食の都として知られるが、ミラノやフィレンツェより物価が安い

5. バーリ(Bari)

南イタリア、アドリア海に面したプーリア州の州都バーリは、観光客が比較的少なく、地元の人々の生活に根ざした物価水準が維持されています。

  • 家賃相場:月€400〜600(約65,200〜97,800円)
  • 特徴
    • 新鮮なシーフードを安価で楽しめる
    • 地元のオリーブオイルやワインが手頃な価格で購入可能
    • 旧市街の魅力的な雰囲気と低コストの生活が両立

6. カターニア(Catania)

シチリア島東部の都市カターニアは、パレルモと並んでシチリア島の主要都市ですが、観光地化が進んでいないため物価が抑えられています。

  • 家賃相場:月€400〜600(約65,200〜97,800円)
  • 特徴
    • エトナ山の麓に位置する
    • バロック様式の建築物が多く残る
    • 地元の魚市場では新鮮なシーフードが安価で手に入る

7. ペルージャ(Perugia)

中部イタリア、ウンブリア州の州都ペルージャは、トスカーナ地方に近いながらも、フィレンツェやシエナと比較して物価が安い傾向にあります。

  • 家賃相場:月€450〜650(約73,350〜106,000円)
  • 特徴
    • 国際的な大学があり学生が多い
    • チョコレートの祭典「ユーロチョコレート」で有名
    • 中世の面影を残す美しい丘の上の街

8. レッチェ(Lecce)

南イタリア、プーリア州の都市レッチェは、「南のフィレンツェ」と呼ばれる美しい街並みがありながら、物価は北部の主要都市より大幅に安いです。

  • 家賃相場:月€350〜550(約57,050〜89,650円)
  • 特徴
    • バロック様式の建築物が多く残る
    • 地元のワインやオリーブオイルが手頃な価格で楽しめる
    • 南イタリアの穏やかな生活リズム

9. ジェノヴァ(Genoa)

リグーリア州の州都ジェノヴァは、北イタリアの港町でありながら、ミラノやトリノと比較して物価が抑えられています。

  • 家賃相場:月€500〜700(約81,500〜114,100円)
  • 特徴
    • イタリア最大の港町
    • 歴史的な旧港エリアと中世の街並み
    • シーフードを中心とした地元料理が手頃な価格で楽しめる

10. ブラッチャーノ(Bracciano)

ローマ近郊の小都市ブラッチャーノは、首都に近いながらも物価が抑えられており、長期滞在にも適しています。

  • 家賃相場:ローマより大幅に安い
  • 特徴
    • ブラッチャーノ湖のほとりに位置する
    • 中世の城塞が残る
    • ローマへのアクセスが良好

物価が安い都市を選ぶ際のポイント

地域による違い

イタリアでは一般的に、北部より南部の方が物価が安い傾向にあります。

特に南イタリア(ナポリ以南)やシチリア島、サルデーニャ島は、北部の主要都市と比較して生活費が抑えられます。

観光地と非観光地の差

ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノといった主要観光都市では物価が高い傾向にあります。

一方、観光客が比較的少ない地方都市や小都市では、地元の人々の生活に根ざした物価水準が維持されています。

学生の街の特徴

ボローニャやペルージャなど、大学がある学生の街では、若者向けのリーズナブルな飲食店や宿泊施設が充実しています。

学生割引を利用できる施設も多く、生活費を抑えやすい環境が整っています。

物価の具体的な比較

🍴食費の比較

  • ローマのトラットリアでのランチ:15〜30ユーロ
  • ナポリの地元ピッツェリアでのピッツァ:4〜8ユーロ
  • トリノのカフェでのカプチーノ:約1.3ユーロ(約152円)

🏠家賃の比較

  • ローマ・ミラノ(都市部):シェアタイプの部屋でも月1,000ユーロ程度
  • 南イタリアの都市(バーリ、レッチェなど):月400〜600ユーロ
  • 中規模都市(ボローニャ、ペルージャなど):月450〜750ユーロ

🚃交通費の比較

イタリアの公共交通機関の料金は比較的均一で、都市間の差は小さいです。

  • 市内バス・地下鉄の片道切符:約1.5ユーロ(約180円)
  • 月間定期券:約35ユーロ(約4,200円)

まとめ

イタリアで物価が安い都市を選ぶ際は、主要観光地を避け、南部や中部の中小都市を検討するとよいでしょう。

特に学生の街や工業都市は、観光地化が進んでいないため物価が抑えられています。

また、同じ都市内でも観光客向けのエリアを避け、地元の人々が利用する店舗を選ぶことで、さらに費用を抑えることが可能です。

イタリアの魅力は大都市だけでなく、小さな地方都市にも豊かに存在します。

物価が安い都市を拠点に、イタリアの多様な文化や歴史、美食を楽しむ旅を計画してみてはいかがでしょうか。

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物価を抑えるコツ

イタリア旅行は魅力的ですが、円安やインフレの影響で以前より費用がかさむ傾向にあります。

しかし、賢い選択と事前準備によって、予算を抑えながらも充実した旅行を楽しむことが可能です。

ここでは、イタリア旅行で物価を抑えるための実践的なコツをご紹介します。

宿泊費を抑えるコツ

キッチン付きアパートを選ぶ
宿泊料金そのものは高くなる場合もありますが、自炊ができるため食費を大幅に節約できます。特に長期滞在や家族・友人との旅行では効果的です。

旧市街から少し離れた場所に宿泊する
観光の中心地から少し離れるだけで、宿泊費が大幅に下がることがあります。フィレンツェならトラム駅の近くなど、公共交通機関へのアクセスが良い場所を選ぶと便利です。

中小都市を拠点にする
ローマやフィレンツェなどの主要観光都市ではなく、ルッカやアレッツォなどの中都市に滞在し、そこから小さな村を巡る旅行スタイルも検討してみましょう。

ホステルやB&Bを利用する
大手チェーンホテルよりも、ブティックホテルやペンション(家族経営のゲストハウス)の方が料金が安く、より個性的な体験ができます。

アグリツーリズモを体験する
田園地帯のブドウ畑や素朴なビーチサイドのキャビンなどに滞在するアグリツーリズモは、アウトドアを楽しみながら都会の快適さも兼ね備えた宿泊オプションです。

修道院などの宗教施設に宿泊する
多くの都市には修道院などの宗教的な宿泊施設があり、通常はホステルよりも歴史的な雰囲気を味わえます。

食費を抑えるコツ

スーパーマーケットを活用する
地元のスーパーで食材を購入し、朝食や軽食を自分で用意すれば大幅に節約できます。パン、チーズ、ハム、野菜、飲み物などを買っておくと便利です。

バールでのコーヒーはカウンターで
カフェでコーヒーを飲む際は、テーブル席ではなくカウンターで注文しましょう。テーブル席だと料金が10倍近くになる場合もあります。

ランチタイムを活用する
多くのレストランでは、ランチタイムにセットメニューを提供しており、ディナーよりもリーズナブルに本格的な料理を楽しめます。例えば、15ユーロで前菜、メイン、デザート、パン、ワインがついたコースが楽しめることもあります。

地元の市場や総菜屋を利用する
マーケットや総菜屋で購入した食べ物は、レストランよりもはるかに安く、地元の味を楽しめます。

トラットリアやテイクアウトを活用する
高級レストランではなく、地元の人々が利用するトラットリアやテイクアウト店を選ぶことで、食費を抑えられます。

必要な調理器具を持参する
自炊する場合は、果物ナイフ、缶切り、箸、スプーンなどの簡単な調理器具があると便利です。ナイフはホテルでは貸してもらえないことが多いので、必ず持参しましょう(飛行機ではスーツケースに入れること)。

交通費を抑えるコツ

公共交通機関を活用する
タクシーは割高なので、バスや地下鉄、路面電車などの公共交通機関を利用しましょう。イタリアの公共交通機関は比較的発達しており、料金も日本と大差ありません。

高速鉄道のチケットは早めに予約する
イタリアの高速鉄道(FrecciarossaやItalo)は、早く予約するほど安くなります。例えば、直前購入だと90ユーロ以上かかるところが、5日前だと70ユーロ程度になることもあります。

格安バスを利用する
都市間の移動には、格安バス(FlixBus、BlaBlaBusなど)を利用すると大幅に節約できます。例えば、ミラノからトリノへの移動は、電車だと13.90ユーロかかるところ、バスなら1.98ユーロで行けることもあります。

複数の交通手段を比較検索する
移動ルートによっては、バスより電車の方が安い場合もあります。複数の交通手段を比較検索できるサイトを活用して、最適な移動方法を選びましょう。

観光費を抑えるコツ

無料の観光スポットを活用する
イタリア全土には、歴史的な村から自然の名所まで、無料で楽しめるアトラクションや観光スポットがたくさんあります。

学生証を活用する
学生の場合は、学生証を提示すると公共交通機関や観光施設の入場料が割引されるケースがあります。

市内観光はウォーキングツアーを
多くの都市では、地元ガイドによる無料または格安のウォーキングツアーが開催されています。これに参加すれば、効率よく観光地を巡れます。

旅行時期に関するコツ

オフシーズンに旅行する
夏のピークシーズンを避け、春や秋、冬(クリスマスシーズンを除く)に旅行すれば、航空券やホテル代が大幅に安くなります。また、観光客も少なく、より快適に観光を楽しめます。

8月中旬は避ける
8月15日(フェッラゴスト)前後は多くの店舗が休業するため、この時期は避けた方が無難です。

支払い方法に関するコツ

クレジットカードを活用する
イタリアでは99%の場所でクレジットカードが使えます。タッチ決済対応のカードを持っていくと便利です。

少額の現金も用意する
駅の有料トイレ、観光税の支払い、一部のバスチケット、コインランドリーなど、現金しか使えない場面もあるので、少額の現金も用意しておきましょう。

予約に関するコツ

航空券は早めに予約する
航空券は早めに予約することで、大幅に安くなることがあります。セールを利用すれば、さらにお得に購入できます。

宿泊施設も事前予約する
現地で交渉するよりも、オンラインで事前予約した方が安い場合が多いです。また、到着後すぐに荷物を置いて観光に出かけられるというメリットもあります。

まとめ

イタリア旅行で物価を抑えるには、宿泊、食事、交通、観光などの各面で工夫が必要です。

キッチン付きアパートでの自炊、旧市街から少し離れた宿泊施設の利用、地元のスーパーやマーケットの活用、公共交通機関の利用、オフシーズンの旅行など、様々な方法を組み合わせることで、予算を大幅に抑えることができます。

ただし、せっかくのイタリア旅行ですから、あまりに節約に固執せず、時には美味しいレストランでの食事や、特別な体験にお金をかけることも大切です。

何にお金をかけ、何を節約するかのバランスを考えながら、充実した旅行を計画しましょう。

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イタリアの物価と生活・旅行費用のポイントを総括

  • イタリアの物価はヨーロッパの中で中間的な水準にあり、高すぎず安すぎないバランスの取れた価格帯となっている
  • スイスや北欧諸国と比べると比較的リーズナブルだが、東欧諸国よりは明らかに高い水準にある
  • フランスと比べるとイタリアの物価は9〜15%ほど安く、特に食料品や外食のコストに差が見られる
  • 日本と比較するとイタリアの物価は約14%高く、特に外食や一部の生活用品の価格が日本よりも割高になっている
  • 外食費は日本より高く、安価なレストランでも約15ユーロ(約2,400円)ほどかかるため、頻繁に利用すると出費がかさむ
  • 家賃や交通費は東京よりも安い傾向があり、特に地方都市では住宅費の負担が大幅に軽減される
  • 大都市(ローマ、ミラノなど)は地方都市より物価が高く、特に観光客向けのエリアでは価格が大きく上乗せされている
  • スーパーマーケットでは水1.5Lが約0.43ユーロ(約70円)と非常に安価で、日常の飲料水のコストは抑えやすい
  • レストランでの水は無料提供されることはなく、1Lボトルが5ユーロ以上することもあり、食事代に加えて飲み物代も考慮する必要がある
  • コーラなどの炭酸飲料は水よりも大幅に高く、レストランでは0.33Lのコカ・コーラが約2.46ユーロ(約400円)で提供されることが多い
  • 近年のインフレの影響で食料品やエネルギー価格が大幅に上昇しており、日常の支出が増えていることが家計を圧迫している
  • 高速鉄道のチケットは事前予約することで割引を受けられ、また都市間の移動には格安バスを利用することで交通費を大幅に節約できる
  • マクドナルドの価格は日本より高めで、セットメニューの平均価格は約10.39ドル(約1,500円)となっており、ファストフードも気軽な選択肢ではなくなっている
  • 物価の安い都市はナポリ、トリノ、パレルモなどの南部や地方都市で、特に家賃や食費が北部の都市に比べてかなり低く抑えられている
  • 観光地では物価が非常に高く設定されているため、少し離れたエリアで食事をとる、スーパーマーケットで買い物をするなどの工夫で費用を抑えることができる
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