ヨーロッパを自由に旅したいと考えている方にとって、レンタカーの乗り捨てはとても便利な選択肢です。
周遊旅行では国境を越える機会が多くなるため、片道だけのレンタルができれば移動の時間や手間を大幅に減らすことができます。
しかし、乗り捨てには追加料金が発生することが多く、ルートやレンタカー会社の選び方が重要になります。
特にオートマ車を希望する場合や、免許の有効性、保険の適用範囲については、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
また、長期利用を考えている方や、レンタル費用を抑えたい方は、安い国から借りることも一つの方法です。
本記事では、ヨーロッパでのレンタカー乗り捨てをスムーズに活用するためのポイントや注意点について詳しく解説していきます。
- ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる際の基本知識やメリット・デメリット
- 国境を越える際の手続きや必要な免許、保険の確認方法
- 乗り捨て料金を抑える方法や安い国からレンタルするコツ
- 効率的な周遊ルートの選び方と人気のレンタカー会社
ヨーロッパ レンタカー乗り捨て|基本と魅力

- 乗り捨てで広がるヨーロッパ周遊の可能性
- 国境を越える際の注意点と手続き
- 人気のある乗り捨てルートと料金相場
- レンタカー会社の選び方と予約方法
乗り捨てで広がるヨーロッパ周遊の可能性

ヨーロッパでレンタカーの乗り捨てを利用すると、旅の自由度が格段に広がります。
一方通行の旅程を組むことで、往復の移動時間を節約し、より多くの場所を訪れることができるのです。
例えば、ドイツのシュトゥットガルトで車を借り、オランダやベルギーを経由してフランスのパリで返却するといった周遊ルートが可能になります。
このように、乗り捨てを活用すれば、ヨーロッパの複数の国々を効率よく巡ることができるのです。
ただし、乗り捨てには追加料金がかかることを念頭に置く必要があります。
同一国内での乗り捨ては比較的リーズナブルですが、国境を越える場合は料金が大幅に上がります。
例えば、ドイツで借りてフランスで返却する場合、乗り捨て料金が5万円程度かかることもあります。
このため、旅行を計画する際には、乗り捨て料金と旅程の効率性のバランスを考慮することが大切です。
乗り捨て料金が高額でも、往復の移動時間やガソリン代、労力を考えると、結果的に乗り捨てを選択した方が合理的な場合もあります。
ヨーロッパでは国境を越えるのが非常に簡単なのも魅力です。
EU圏内では国境でのパスポートチェックもなく、高速道路がそのまま国境を跨いで続いているため、「いつ国境を越えたのか分からない」ほどスムーズに国から国へ移動できます。
また、ヨーロッパの多くの国がもともと車社会であることも、レンタカー旅行をおすすめする理由の一つです。
日本と比較してヨーロッパの電車は鉄道網の利便性が低く、時間通りに運行しないケースも少なくありません。
一方、車であれば電車やバスの時刻に左右されず、自分のペースで旅行できます。
さらに、鉄道では行きにくい小さな村や世界遺産にも気軽に立ち寄れるのがレンタカー旅行の醍醐味です。
思いがけない寄り道ができるのも大きな魅力といえるでしょう。
乗り捨てを検討する際は、「europcar」や「hertz」などヨーロッパ内に店舗数が多いレンタカー会社を選ぶと便利です。
特に「europcar」は予約時点で乗り捨て料金を含めた総額を確認できるため、予算管理がしやすいというメリットがあります。
もちろん、乗り捨てにはデメリットもあります。
国を超えての乗り捨ては割増料金が高額になることが多く、バルセロナで借りてバルセロナで返す場合と比較すると、国外乗り捨ての場合は5〜10倍の料金になることもあります。
いずれにしても、ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、旅の可能性を大きく広げてくれます。
料金と行程のバランスを考慮しながら、自分に合った旅のスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。
また、どのようなルートで周遊すれば効率よく観光できるか悩んでいる方は、憧れのヨーロッパ周遊!14日間で満喫するおすすめルート&観光スポット の記事も参考になります。
人気観光スポットを巡るルートが具体的に紹介されているので、レンタカーの乗り捨てを活用した旅行計画を立てる際に役立ちます。
国境を越える際の注意点と手続き

ヨーロッパでレンタカーを利用して国境を越える際には、いくつかの重要な注意点と手続きがあります。
これらを事前に把握しておくことで、スムーズな旅行が可能になります。
事前確認と許可申請
国境を越える予定がある場合は、必ず予約時にレンタカー会社に伝えておく必要があります。
すべてのレンタカー会社が国境越えを許可しているわけではなく、会社によって対応が異なるためです。
例えば、ハーツレンタカーでは「国により他国への乗り入れが制限される場合があります」と明記されています。
AVISなどの大手レンタカー会社では、クロアチアへの入国は許可していても、車種が限定されていたり、特別な許可証の発行が必要だったりする場合があります。
このため、旅行計画を立てる段階で、利用予定のレンタカー会社に国境越えの可否を確認しておくことが大切です。
必要書類と持ち物
国境を越える際に必要な書類は以下の通りです:
- 有効なパスポート
- 日本の運転免許証(原本)
- 国際運転免許証(ジュネーブ条約加盟国用)
- 本人名義のクレジットカード
- レンタカー契約書
- レンタカー会社発行の国境越え許可証(必要な場合)
特に国際運転免許証については、有効期限が発給日から1年であることに注意が必要です。
また、日本の運転免許証が期限切れになると、国際運転免許証も失効してしまいます。
追加料金について
国境を越えてレンタカーを乗り捨てる場合、「越境(クロスボーダー)料金」が発生します。
この料金は国によって大きく異なります。
例えば、スペインで借りてフランスで返却する場合、500ユーロ(約6万5000円)以上の乗り捨て料金がかかることもあります。
一方、スロベニア、クロアチア、ハンガリーの組み合わせは比較的安く、1週間で1.5万円程度の場合もあります。
同一国内での乗り捨ては、多くのレンタカー会社で原則無料となっていますが、料金プランによっては規定の乗り捨て料金がかかる場合もあるので注意が必要です。
高速道路通行許可証(ヴィネット)
ヨーロッパの多くの国では、高速道路を利用する際に「ヴィネット(Vignette)」と呼ばれる通行許可証が必要です。
オーストリアなど一部の国では、レンタカー会社が貸し出し時に対応してくれる場合もありますが、国境を越えた先の国では、自分で購入する必要があります。
ヴィネットは国境付近のガソリンスタンドで購入できることが多く、有効期間は国によって異なります。
例えばスロヴェニアでは1週間が最短期間で、15ユーロ程度です。
最近ではオンラインでE-Vignetteを購入できる国も増えています。
未払いが検出されると罰金が請求されるシステムになっている国もあるため、忘れずに対処することが重要です。
シェンゲン協定加盟国と非加盟国の違い
EU内でもシェンゲン協定に加盟している国とそうでない国では、国境越えの手続きが異なります。
シェンゲン協定加盟国間(例:ハンガリーとスロヴァキア)の移動では、通常のパスポート提示程度の簡単な手続きで済みます。
EU圏内では国境でのパスポートチェックもなく、高速道路がそのまま国境を跨いで続いているため、非常にスムーズに国から国へ移動できます。
一方、クロアチアやセルビアなどシェンゲン協定に加盟していない国への入国では、通常の入国手続きが必要となります。
保険の確認
国境を越える際には、レンタカーの保険が他国でも有効かどうかを確認することが重要です。
国によっては盗難保険の強制加入が必要な場合もあります。
また、追加運転者がいる場合は、必ず現地営業所で追加運転者の申請を行い、適切な保険に加入しておく必要があります。
申請せずに追加運転者が運転した場合、事故の際に一切補償が受けられなくなる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
ヨーロッパでレンタカーを利用して国境を越える際には、事前のレンタカー会社への確認、必要書類の準備、追加料金の把握、高速道路通行許可証の取得、保険の確認が重要です。
これらの準備を怠ると、思わぬトラブルや追加費用が発生する可能性があります。
特に初めてヨーロッパでレンタカーを利用する方は、余裕を持った計画を立て、不明点はレンタカー会社に直接問い合わせることをおすすめします。
人気のある乗り捨てルートと料金相場

ヨーロッパでレンタカーの乗り捨てを検討する際、人気ルートと料金相場を知っておくことで、より効率的な旅行計画が立てられます。
ヨーロッパには多くの魅力的な乗り捨てルートがありますが、料金は国や地域、レンタカー会社によって大きく異なります。
国内乗り捨ての人気ルート
ヨーロッパで最も人気がある乗り捨ては、実は国をまたがないものです。
同一国内での乗り捨ては料金が比較的リーズナブルで、多くの場合、追加料金がかからないことが魅力です。
ポルトガルでは、ポルト~リスボン間の乗り捨てが非常に人気です。
この区間は、両都市間の見どころをすべて体験できるため、多くの旅行者に選ばれています。
また、ドイツのロマンチック街道も人気のルートです。
ミュンヘンを起点に、ノイシュバンシュタイン城を見学し、フュッセン、アウクスブルク、ネルトリンゲン、ローテンブルクなどの中世の街並みを楽しみながら、最終的にヴュルツブルクで返却するコースが定番となっています。
国境を越える人気ルート
国境を越える乗り捨ては追加料金がかかりますが、以下のルートは特に人気があります:
- フランス~イタリア
パリからスタートし、地中海沿岸をドライブしてアルプスを抜け、ローマで終わるルートは、ヨーロッパを訪れる観光客に最も人気のあるルートの一つです。 - スイス~イタリア
アルプスの絶景を楽しみながら、国境を越えるルートも人気です。 - スペイン~フランス
バルセロナからトゥールーズへのルートは、高速道路が整備されており、比較的走りやすいため人気があります。 - チェコ~ハンガリー
プラハからブダペストへのルートも、東欧の世界遺産を巡るルートとして人気です。
乗り捨て料金の相場
乗り捨て料金は、国や地域、レンタカー会社、季節によって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです:
🚙同一国内の乗り捨て
多くのレンタカー会社では、同一国内の主要都市間の乗り捨ては原則無料となっています。
ただし、料金プランによっては規定の乗り捨て料金がかかる場合もあるため、予約時に確認が必要です。
🚙国境を越える乗り捨て
国境を越える乗り捨ては、一般的に高額な追加料金がかかります:
- スペイン~フランス(バルセロナ~トゥールーズ)
バルセロナで借りてバルセロナで返す場合と比較して、5~10倍の料金になることもあります。 - イギリス~フランス
特に海を挟む国間の乗り捨ては非常に高額で、イギリス~フランス間では1,500ポンド(約30万円)という例もあります。 - チェコ~ハンガリー(プラハ~ブダペスト)
約35,000円の追加料金がかかる例があります。
料金を抑えるコツ
- シーズンを考慮する
一方向の需要が高いシーズンには、レンタカー会社が車両を移動させる必要があるため、反対方向に乗り捨てる場合は通常の片道料金が免除される場合があります。 - 大手レンタカー会社を比較する
ハーツ、アビス、ユーロップカーなど複数の会社を比較することで、より安い料金を見つけられる可能性があります。 - 早めに予約する
特にオートマチック車は数が限られているため、早めの予約がおすすめです。 - キャンペーンを利用する
大陸諸国間での国際ワンウェイ・レンタルの場合、会社と国の組み合わせによっては、乗り捨て料金がかなり安くなる場合や、キャンペーンで無料になる場合もあります。
ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、自由度の高い旅行を可能にする魅力的な選択肢です。
料金と行程のバランスを考慮しながら、自分に合った旅のスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。
レンタカー会社の選び方と予約方法

ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる際、適切なレンタカー会社の選び方と予約方法を知っておくことで、旅行をより快適に、そして予算内で楽しむことができます。
おすすめのレンタカー会社
ヨーロッパで乗り捨てに対応している主要なレンタカー会社には以下のようなものがあります:
- ハーツ(Hertz)
40カ国以上に2,000以上の営業所を持ち、英語を話すスタッフが各地に配置されています。同一国内での乗り捨ては原則無料で、国境を越える乗り捨ても可能です(ただし追加料金あり)。 - エイビス(Avis)
世界的なプレミアムブランドで、ヨーロッパ全域に営業所があります。乗り捨て可能な営業所や料金は予約時に確認できます。 - ユーロップカー(Europcar)
フランスに本拠地を置く、ヨーロッパではメジャーなレンタカー会社です。地方都市での営業所も充実しており、お値段もお手頃です。 - シクスト(SIXT)
ドイツのレンタカー会社で、高級車種やカブリオレ(オープンカー)などの選択肢が豊富です。ただし、乗り捨て料金が他社より高い場合があるので注意が必要です。
レンタカー会社を選ぶ際のポイント
1. 乗り捨て対応の確認
乗り捨てを検討している場合、その会社が希望する区間で乗り捨てに対応しているかを必ず確認しましょう。
特に国境を越える乗り捨ては、対応していない会社もあります。
2. 料金比較
乗り捨て料金は会社によって大きく異なります。同一国内の乗り捨ては比較的安価ですが、国境を越える場合は高額になることが多いです。
3. 営業所の場所と営業時間
小さな町の営業所は年中無休ではないことがあります。
特に返却予定の営業所の営業時間は必ず確認しておきましょう。
4. 車種の選択肢
プレミアムブランド(ハーツ、エイビスなど)は比較的新しく、走行距離の少ない車が多い傾向にあります。
一方、レジャーブランド(ダラーなど)は価格が安い傾向にあります。
5. 会員サービスの有無
ハーツやエイビスなどは会員サービスを提供しており、手続きの簡略化や良い車の割り当てなどの特典があります。
予約方法
1. 比較サイトの活用
以下のような比較サイトを利用すると、複数のレンタカー会社の料金を一度に比較できます:
- スカイスキャナー:数百ものレンタカー会社を検索し、価格比較ができます。
- KAYAK:さまざまな予約サイトを一括検索でき、隠れた手数料がないことを保証しています。
- Discover Cars:乗り捨て料金を含めた総額を表示してくれるので、予算管理がしやすいです。
2. 直接予約
各レンタカー会社の公式サイトから直接予約することもできます。
この場合、以下の情報を用意しておくと便利です:
- 借りる日時と返却日時
- 借りる場所と返却場所
- 希望する車種
- 運転者の情報(年齢など)
- クレジットカード情報
3. 予約時の確認事項
予約時には以下の点を必ず確認しましょう:
- 乗り捨て料金:「One Way Fee」として表示されることが多いです。
- 保険の内容:どこまでカバーされるのか確認しましょう。
- 追加運転者の登録:追加運転者がいる場合は、予約時に申請が必要です。
- 国境越えの許可:国境を越える予定がある場合は、事前に許可が必要です。
- 年齢制限:25歳未満の場合、追加料金がかかることがあります。
予約後の注意点
- 必要書類の準備
国際運転免許証、パスポート、クレジットカードなどを忘れずに持参しましょう。 - 契約書の確認
現地で契約書にサインする前に、乗り捨て料金や追加オプションなどの記載を必ず確認しましょう。 - 車両の確認
受け取り時に車体の傷などを確認し、写真を撮っておくと安心です。 - 返却時の給油
返却時には満タンで返すのが基本です。給油したレシートを求められることもあります。
ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、適切な会社選びと予約方法を知っておくことで、より快適な旅行体験につながります。
特に初めての方は、比較サイトを活用して料金を比較し、予約前に乗り捨て条件を十分に確認することをおすすめします。
ヨーロッパ レンタカー乗り捨ての実践ガイド

- 免許の準備と運転に必要な知識
- 安く借りるコツとオートマ車の確保法
- 保険の選び方と補償内容の確認
- 借り方と返し方の基本手順
- 長期利用時の注意点と節約術
- 安い国から借りて効率よく周遊する方法
免許の準備と運転に必要な知識

ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる際には、適切な免許の準備と現地の交通ルールの理解が不可欠です。
特に国境を越える場合は、さらに注意すべき点があります。
ここでは、スムーズなドライブ旅行のために必要な知識をご紹介します。
必要な免許と書類
ヨーロッパでレンタカーを運転するためには、以下の書類が必要です:
- 日本の運転免許証(原本)
これは必須です。国際免許証だけでは運転できません。 - 国際運転免許証
日本の免許証と併せて携行する必要があります。発行には約2〜3週間かかるので、余裕を持って申請しましょう。 - 本人名義のクレジットカード
オンラインで予約した場合は、予約時と同じカードが必要です。 - パスポート
身分証明として必要です。 - レンタカー契約書
車両の登録証として必要になる場合があります。
🟢ハーツ運転免許証翻訳フォーム(HDLT)
ハーツなど一部のレンタカー会社では、国際運転免許証の代わりとなる「ハーツ運転免許証翻訳フォーム(HDLT)」を提供しています。
これが利用できるかどうかは、レンタカー会社に確認しましょう。
年齢制限と追加運転者
🟢年齢制限
多くのレンタカー会社では、25歳以上でないと運転できない場合があります。
21歳以上25歳未満の場合は、「ヤングドライバー料金」が追加で必要になることが一般的です。
また、高級車などの特定の車種は30歳以上でないとレンタルできない場合もあります。
🟢追加運転者の登録
契約者(メインドライバー)以外の方が運転する場合は、必ず現地営業所で追加運転者の申請が必要です。
申請せずに他の人が運転した場合、保険が適用されなくなるため注意が必要です。
追加運転者の登録には以下が必要です:
- 契約者と一緒に営業所に来店すること
- 追加運転者の運転免許証と国際免許証
- 追加運転者名義のクレジットカード
- 追加料金の支払い(国や会社により異なる)
国境を越える際の注意点
🟢事前許可の取得
国境を越える予定がある場合は、必ず予約時にレンタカー会社に伝え、許可を得る必要があります。
無断で国境を越えると、事故や故障時に保険が適用されない可能性があります。
🟢車種による制限
高級車(メルセデス、BMW、アウディなど)は国境越えが禁止されている場合があります。
特に西欧から東欧への乗り入れには制限が多いので注意が必要です。
🟢Crossing Border費用
EU圏内で複数国を走行する場合、「Crossing Border費用」がかかることがあります。
これは国境越えの手続きに関する手数料で、レンタカー会社によって金額が異なります。
🟢保険の確認
国境を越える際に最も重要なのは保険の有効範囲です。
レンタカーに付いている保険が借りた国だけで有効なのか、他国でも有効なのかを必ず確認しましょう。
特に非EU国に持ち出す場合は注意が必要です。
無保険状態で事故を起こすと、莫大な賠償金と刑事罰の可能性があります。
ヨーロッパの交通ルール
🟢基本的な交通ルール
- 右側通行・左ハンドル:イギリス、アイルランド、マルタ、キプロスを除くヨーロッパ諸国では、右側通行・左ハンドルです。
- 制限速度:国によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
- 高速道路:130km/h(フランス)、制限なし(ドイツの一部区間)
- 一般道:90-100km/h
- 市街地:50km/h
- 住宅地:30km/h
- シートベルト:全座席での着用が義務付けられています。
- チャイルドシート:子供の年齢や体重に応じて使用が義務付けられています。
🟢特殊な交通ルール
- ロータリー(ロン・ポワン)
フランスなどでよく見られる円形交差点です。ロータリー内は一方通行で左回り、自車から見て右側の車が優先となります。 - バスレーン・自転車専用レーン
市街地では専用レーンがあり、一般車の走行は禁止されています。 - 優先ルール
坂道では登ってくる車が優先、狭い道では商品搬送車やバスが一般車より優先されます。
緊急時の対応
🟢事故が起きた場合
- まず冷静になり、警察とレンタカー会社に連絡しましょう。
- 決して事故の責任を認めたり、”I am sorry”と言ったりしないでください。
- 警察にポリスレポートを作成してもらい、その番号と担当警察官の名前を控えておきましょう。
- レンタカー会社の事故報告書を入手し、できるだけ早く(24時間以内が望ましい)提出してください。
🟢故障や緊急時の連絡先
レンタカー会社の緊急ロードサービスの連絡先は、契約書に記載されています。
また、ハーツなど一部の会社では、日本語アシスタントダイヤルを提供しているので、活用しましょう。
まとめ
ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、適切な準備と知識があれば非常に便利で楽しい旅行方法です。
特に国境を越える場合は、事前に許可を得て保険の有効範囲を確認することが重要です。
また、現地の交通ルールを理解し、緊急時の対応方法を知っておくことで、安心してドライブを楽しむことができます。
安く借りるコツとオートマ車の確保法

ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる際、費用を抑えつつ希望の車種(特にオートマチック車)を確保するためのコツをご紹介します。
ヨーロッパではマニュアル車が主流のため、オートマチック車の確保には特別な戦略が必要です。
安く借りるための基本戦略
🟢早期予約の重要性
ヨーロッパのレンタカーは早めに予約することで大幅に料金を抑えられます。
- 欧州では「事前予約の割引」が広く行われているため、旅行日程が決まったらすぐに予約しましょう。
- 現地に到着してからレンタカー会社に足を運んでも、車を借りるのは難しく、仮に空きがあっても人気のない大型車ばかりで料金も割高になります。
- 特にオートマチック車は台数が限られているため、見つけたらすぐに予約することが重要です。
🟢比較サイトの活用
複数のレンタカー会社を比較することで、最安値を見つけることができます。
- QEEQ、KAYAK、Rentalcars.com、Expedia、Skyscannerなどの比較サイトを利用すると、幅広く安価なプランを探すことができます。
- QEEQは価格が下がった時に自動的に再予約してくれるサービスがあり、料金を抑えるのに役立ちます。
- 比較サイトではキャンセルフリーの仮予約がしやすいので、より良い条件が見つかれば変更することも可能です。
🟢オンライン予約のメリット
電話予約よりもオンライン予約の方が一般的に安くなります。
- オンライン割引が適用され、お得に利用できます。
- 大手会社では日本語で申し込みができるため、言語の心配がありません。
- ただし、特別なリクエスト(オートマチック車の確保など)がある場合は、電話予約の方が確実な場合もあります。
🟢シーズンと場所の選択
旅行時期や場所によって料金は大きく変動します。
- ハイシーズンを避けることで料金を抑えられます。例えば、ハーツのセールでは、国ごとに除外日が設定されています。
- 空港での受け取りは便利ですが、市内の営業所の方が料金が安い場合があります。ただし、市内でレンタカーオフィスを探すのは場所によっては大変なので、事前に場所を確認しておきましょう。
オートマチック車を確保するための戦略
🟢早期予約の徹底
ヨーロッパではオートマチック車は数が限られているため、早期予約が必須です。
- 日本側で「オートマチック車限定」で予約を入れても、実際にオートマチック車が用意されているかは現地に行ってみるまでわからないことがあります。
- 「今日はマニュアル車しかありません」と言われ、空港のカウンターで困り果てている日本人は少なくありません。
- オートマチック車が必須の方は、なるべく早めにレンタカーを検索して、見つけたらすぐに予約することをお勧めします。
🟢車種クラスの選択
オートマチック車は特定の車種クラスに多く配置されています。
- 比較的、オートマチック車は「高級車」「4WD/SUV」カテゴリーに多く、マニュアル車は「コンパクト&格安レンタカー」カテゴリーに多い傾向があります。
- 小型車でもオートマチック車を注文できますが、絶対に確保されるという保証はありません。
- メルセデスEクラスなどの高級車はオートマチック車である可能性が高いですが、料金も高くなります。
🟢予約サイトでの検索テクニック
予約サイトでオートマチック車を見つけるコツがあります。
- 予約画面で表示される車種が少ない場合でも、「他の車両クラスを探す」をクリックすると、より多くの車種が表示され、オートマチック車を見つけやすくなります。
- 基本的にヨーロッパではマニュアル車が主流ですが、営業所によってはオートマチック車を保有している場合もあります。
🟢大手レンタカー会社の利用
大手レンタカー会社の方がオートマチック車を確保しやすい傾向があります。
- ハーツ、エイビス、ヨーロッパカーなどの大手レンタカー会社は日本語の案内サイトを運営し、日本国内にカスタマーサービスを置いているので、日本語で手配ができます。
- 予約時には「ご希望の車種タイプ (大きさ、オートマッチック/マニュアルなど)」を明確に伝えましょう。
- ハーツでは予約時に航空便名を伝えておくと、飛行機が遅延した場合でも予約を保持してくれます。
追加料金を抑えるコツ
🟢保険選びの工夫
適切な保険を選ぶことで、総額を抑えることができます。
- 料金プランによっては保険がレンタル料金に含まれている場合もあるので、予約時に確認しましょう。
- 全額を保証する保険(フルインシュアランス)は高額ですが、見知らぬ土地で万が一のことを考えれば安心です。
- QEEQなどの比較サイトでは加入保険の内容が分かりやすく表示されるので、必要な保険だけを選ぶことができます。
🟢燃料オプションの選択
燃料に関するオプションも料金に影響します。
- すべての車両は満タンで貸し出されますが、返却時に満タンでない場合は規定のサービス料が加算されます。
- 燃料先払い制度を購入すると、燃料を使い切って返却しても追加料金はかかりませんが、使い切れない場合は損をします。
- 基本的には満タンで返すのが最も経済的です。
🟢割引プログラムの活用
各種割引プログラムを利用することで料金を抑えられます。
- ハーツなどでは定期的にセールを実施しており、最大15%オフになることもあります。
- 予約時にプロモーションコード(CDP)を入力することで割引が自動的に適用されます。
- 割引はレンタル基本料金に対してのみ適用され、税金、諸費用、保険・補償、年齢による追加料金などには適用されないことに注意しましょう。
オートマチック車確保の代替策
🟢ハイブリッド車の検討
最近では、マニュアルとオートマチックを切り替えられるハイブリッド車も増えています。
- 例えば、FIAT500カブリオレのハイブリッド車は、AUTOとSHIFTを自由に切り替えられるので、高速道路や渋滞時はオートマモード、急すぎる坂道発進時はシフトモードに切り替えてドライブできます。
- このようなハイブリッド車は、純粋なオートマチック車よりも確保しやすい場合があります。
🟢現地での交渉術
予約したオートマチック車が確保できなかった場合の対策も知っておきましょう。
- 現地到着後、同じカテゴリー内でオートマチック車の在庫があればリクエストできるので、レンタカー契約カウンターのスタッフに申し出ましょう。
- 大型車に変更されていた場合は、「大型車は嫌です。せめてミディアムでお願いします」と強く言い、変更してもらうことも可能です。
- ただし、現地での交渉は語学力が必要なため、事前予約で確実にオートマチック車を確保することをお勧めします。
ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、適切な準備と知識があれば費用を抑えつつ快適な旅行が可能です。
特にオートマチック車を希望する場合は、早めの予約と複数の会社の比較が重要です。
これらのコツを活用して、理想的なヨーロッパドライブ旅行を実現してください。
保険の選び方と補償内容の確認

ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる際、適切な保険選びは旅行の安全と予算に大きく影響します。
見知らぬ土地での運転には予期せぬリスクが伴うため、どのような保険が必要で、何が補償されるのかを事前に理解しておくことが重要です。
基本的な保険の種類と補償内容
ヨーロッパのレンタカー保険は主に以下の種類があります。
自動車損害賠償保険(Liability Protection/LP)
これは対人・対物の賠償責任を補償する基本的な保険です。
- ほとんどの国で法律により加入が義務付けられており、レンタル料金に自動的に含まれています
- 補償限度額は一部の国を除き、無制限となっています
- 第三者(他の車や人、物)への損害を補償しますが、レンタカー自体や車内の人・物への損害は補償されません
車両損害補償制度(Collision Damage Waiver/CDW)
レンタカー自体の損害を補償する制度です。
- 事故などによる車両の損傷を補償します
- 免責額(自己負担額)が設定されており、その金額までは自己負担となります
- 免責額は車種や国によって異なり、一般的に€600〜€2,000程度です
- 高級車の場合は免責額が€10,000に達することもあります
車両盗難保険(Theft Protection/TP)
車両の盗難による損害を補償する保険です。
- 盗難、盗難未遂、破壊行為による損害を補償します
- CDWと同様に免責額が設定されています
- イタリアでは強制加入となっている場合があります
- 鍵をつけたまま車を離れるなど、契約違反の状態で盗難にあった場合は補償されません
スーパーカバー/免責免除制度(Super Cover/SC)
CDWとTPの免責額を免除または軽減する保険です。
- CDWとTPの両方の免責額を免除します
- 加入料は車種クラスや地域により異なります
- 一部の車種や営業所では加入できない場合があります
- 免責額を軽減するSCDW(スーパーCDW)やSTP(スーパーTP)という選択肢もあります
搭乗者保険(Personal Insurance/PI)
事故により契約者および同乗者が負傷した場合に補償する保険です。
- 死亡事故や身体障害に対して特定の給付を受けることができます
- 国によっては携行品(スーツケースなど)に対する補償が含まれる場合もあります
- レンタル開始国によって補償内容が異なります
保険選びのポイント
🟢自分のニーズに合った保険を選ぶ
旅行の状況や予算に応じて、必要な保険を選びましょう。
- 旅行期間と走行距離
短期間・短距離の場合は基本的な保険で十分かもしれませんが、長期間・長距離の場合はより手厚い保険が安心です。 - 訪問国のリスク
交通事故率や盗難率の高い国では、より充実した保険を検討しましょう。特にイタリアでは盗難保険(TP)が強制加入となっている場合があります。 - 車種
高級車ほど修理費が高額になるため、免責額も高くなります。高級車を借りる場合は免責額を免除する保険の加入を検討しましょう。
🟢免責額(自己負担額)の確認
保険に加入していても、免責額までは自己負担となります。
- 免責額は車種や国によって大きく異なります(€600〜€2,000程度が一般的)
- 例えば、€700の免責額がある場合、事故で€1,000の修理費がかかっても、自己負担は€700までとなります
- 免責額をゼロにするスーパーカバー(SC)は保険料が高くなりますが、万が一の際の安心感があります
🟢補償範囲の確認
保険によって補償されない項目があることを理解しておきましょう。
- フロントガラス・窓、車台、タイヤ、鍵などは補償対象外となる場合があります
- オフロード運転、不整地走行、飲酒運転、薬物運転などによる損害は補償されません
- 契約違反(不必要な未舗装道路通行など)や交通違反時の事故は免責(全額自己負担)となる場合があります
国境を越える場合の保険
ヨーロッパで乗り捨てる場合、特に国境を越える際には保険の適用範囲に注意が必要です。
🟢事前許可の取得
- 国境を越える予定がある場合は、必ず予約時にレンタカー会社に伝え、許可を得る必要があります
- 無断で国境を越えると、事故や故障時に保険が適用されない可能性があります
- 車種によっては国境越えが制限されている場合があります
🟢Crossing Border費用
- EU圏内で複数国を走行する場合、「Crossing Border費用」がかかることがあります
- これは国境越えの手続きに関する手数料で、レンタカー会社によって金額が異なります
- EU圏内で借りた車でEU圏外に出ることはできない場合が多いので注意が必要です
保険契約時の確認事項
🟢契約書の確認
契約時には以下の点を必ず確認しましょう。
- 契約書に明記されている保険内容、料金などを必ず確認してからサインしましょう
- サインした契約内容については返金等に応じてもらえない場合があります
- 「加入しないと契約できない」「みんな入っている」などと言われても、不要な保険は断る勇気を持ちましょう
🟢車両の状態確認
- レンタル車両に傷がある場合、専用の書面に予め記載されています
- 車両の状態と書面の内容に相違がないか確認し、記載されていない傷が認められる場合は、必ず出発前に係員に申し出ましょう
- レンタル終了後に新たに発見された傷については、修理代が請求される可能性があります
保険料と費用対効果
🟢保険料の目安
保険料は車種や国によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 免責額ゼロの追加保険:一日あたり15〜30ユーロ程度
- 基本的なCDWとTPのみの場合:基本レンタル料に含まれる場合が多い
- スーパーカバー(SC):基本レンタル料の1.5倍程度の保険料がかかる場合もあります
🟢費用対効果の判断
保険料と免責額のバランスを考慮して判断しましょう。
- 短期間のレンタルで高額な保険料を払うよりも、免責額を受け入れる方が経済的な場合もあります
- 例えば、9万円の免責額をゼロにするために1週間で3万円以上の保険料を払うのは費用対効果が低い場合があります
- ただし、見知らぬ土地での安心感を考えると、充実した保険に加入する価値はあります
保険会社の選択肢
🟢レンタカー会社の保険
- レンタカー会社が提供する保険は、手続きが簡単で現地でのサポートが受けやすいメリットがあります
- ただし、料金が高めで、限度額以内の損害金額はレンタカー会社に支払う必要がない場合があります
- 車をピックアップする際に保険を購入すると短時間で手続きができます
🟢第三者保険会社の保険
- RentalCover.comなどの第三者保険会社の保険は、レンタカー会社の保険よりも安価な場合があります
- 免責額を€/$/£0に減額できる場合もあります
- QEEQなどの比較サイトでは、AXA安心保険などより充実した保険を提供している場合もあります
まとめ:最適な保険選びのステップ
- 基本情報の確認
訪問国、レンタル期間、車種、走行予定ルート(国境越えの有無)を明確にする - 必要な保険の把握
最低限必要な保険(LP、CDW、TP)と追加で検討すべき保険(SC、PI)を理解する - 免責額の確認
各保険の免責額を確認し、自分が許容できるリスク額を決める - 補償範囲の確認
何が補償され、何が補償されないかを明確に理解する - 複数の選択肢の比較
レンタカー会社の保険と第三者保険会社の保険を比較検討する - 契約時の確認
契約書に記載されている保険内容、料金を確認してからサインする
ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、適切な保険選びによって安心して楽しむことができます。
自分のニーズと予算に合った保険を選び、万が一の際にも対応できるよう準備しておきましょう。
借り方と返し方の基本手順

ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる際の基本的な借り方と返し方について解説します。
初めての方でも安心して利用できるよう、手順を詳しく説明していきます。
予約から出発までの流れ
🟢予約時の確認事項
レンタカーを借りる前に、以下の点を必ず確認しておきましょう。
- 乗り捨て(ワンウェイ)が可能かどうか
- 乗り捨て料金の有無と金額
- 国境を越える場合の制限や追加料金
- 営業時間(特に返却時の営業時間)
- 必要な書類(国際免許証、クレジットカードなど)
- 保険の内容と補償範囲
ヨーロッパでは国境を越えて乗り捨てる場合、多額の追加料金がかかることがあります。
予約時に必ず確認しておきましょう。
🟢必要書類の準備
レンタカーを借りる際に必要な書類は以下の通りです。
- パスポート
- 日本の運転免許証
- 国際運転免許証(発行から1年以内のもの)
- 契約者名義のクレジットカード
- 予約確認書(あれば便利)
国際運転免許証は日本の運転免許試験場や指定警察署で取得できます。
ヨーロッパでは必須となるので、忘れずに準備しましょう。
🟢営業所での契約手続き
🚙空港でレンタカーを借りる場合
- 到着ロビーを出たら「Car Rental」または「Rent A Car」の表示を探します
- 表示に従って、レンタカーカウンターまたはレンタカーセンターへ向かいます
- 大きな空港では、シャトルバスでレンタカーセンターへ移動する場合もあります
💡契約時の確認ポイント
カウンターでは以下の点を必ず確認しましょう。
- 車種とクラス(予約通りか)
- 保険の内容(何が補償されるか)
- 返却日時と場所
- ガソリン返却条件(満タン返しが必要か)
- 追加ドライバーの登録(必要な場合)
- 返却方法(特に営業時間外の返却方法)
契約書にサインする前に、内容をしっかり確認することが重要です。
車種のアップグレードや追加オプションを勧められることがありますが、必要なければはっきりと断りましょう。
🟢車両の確認
車を受け取る前に、以下の点を確認しておきましょう。
- 車体の傷やへこみ:契約書に記載されている傷と実際の状態が一致しているか確認
- 燃料の量:出発時の燃料レベルを確認(通常は満タン)
- 装備品の確認:スペアタイヤ、ジャッキ、三角停止表示板などの安全装備
- 操作方法の確認:ライト、ワイパー、ウインカー、エアコンなどの操作方法
車体の状態は写真や動画で記録しておくと、返却時のトラブル防止になります。
特に傷やへこみは複数の角度から撮影しておくことをおすすめします。
返却時の基本手順
🟢返却前の準備
返却前には以下の準備をしておきましょう。
- 時間に余裕を持つ:返却手続きには予想以上に時間がかかることがあります
- ガソリン補給:契約条件に従って給油(通常は満タン返し)
- 車内の清掃:ゴミや忘れ物がないか確認
- 車体の状態確認:新たな傷やへこみがないか確認
特に空港で返却する場合は、フライト時間の3〜4時間前に返却場所に到着することをおすすめします。
トラブルがあっても余裕を持って対応できます。
🟢ガソリン補給のポイント
多くの場合、レンタカーは「満タン返し」が条件となっています。
- 返却場所から10〜15km以内のガソリンスタンドで給油するよう指定されることが多い
- 給油後のレシートは保管しておく(返却時に提示を求められる場合がある)
- 「ガソリン満タン返し不要」オプションを契約している場合は、給油せずに返却可能
ガソリン満タン返し不要オプションを契約している場合でも、契約書で確認しておきましょう。
契約書には「Fuel Purchase Option (FPO)」などと記載されています。
🟢返却場所への行き方
🚙空港に返却する場合:
- 空港に近づくと「Rental Car Return」の表示が見えてきます
- 表示に従って進むと、レンタカー返却エリアに到着します
- 返却エリアでは係員の指示に従って駐車します
🚙市内の営業所に返却する場合:
- 事前に営業所の場所と営業時間を確認しておきましょう
- 営業時間外に返却する場合は、鍵の返却方法を事前に確認しておくことが重要です
🟢返却手続きの流れ
- 車を指定の場所に駐車:係員がいる場合は指示に従います
- 車の状態チェック:係員が車の状態をチェックします
- 契約書の提出:契約書を係員に渡します
- 最終確認:走行距離、燃料レベル、車体の状態などを確認します
- レシートの受け取り:最終的な料金が記載されたレシートを受け取ります
営業時間外に返却する場合は、契約時に説明された方法で鍵を返却します。
多くの場合、専用のボックスに契約書と鍵を入れる方式です。
⚠️返却時の注意点
✅忘れ物に注意
返却前に車内を隅々までチェックしましょう。よくある忘れ物は:
- サングラス
- スマートフォン、充電器
- 個人情報が記載された書類(契約書、免許証など)
- 自宅の鍵(レンタカーの鍵と一緒に返却してしまうケースが多い)
- 財布、クレジットカード
✅車体の状態確認
返却時には車体の状態を再度確認しましょう。
- 借りた時と同じ角度から写真や動画を撮っておくと安心
- 新たな傷やへこみがあった場合は、保険でカバーされるか確認
- 保険でカバーされる場合でも「支払い負担なし」が明記された書面をもらう
✅レシートの確認と保管
返却時に発行されるレシートは必ず確認し、保管しておきましょう。
- 契約内容と一致しているか確認
- 追加料金が発生している場合はその理由を確認
- レシートはクレジットカードの引き落としが完了するまで保管
係員が「OK」と言っただけでは不十分です。必ず書面で確認しましょう。
乗り捨て(ワンウェイ)利用時の特別な注意点
🟢乗り捨て料金の確認
ヨーロッパでレンタカーを乗り捨てる場合、追加料金が発生することがあります。
- 同一国内の乗り捨ては、レンタカー会社によっては無料の場合もある
- 国境を越えた乗り捨ては高額な追加料金が発生することが多い
- 乗り捨て料金は距離や国によって異なり、100〜1000ユーロ以上になる場合もある
🟢国境を越える場合の注意点
国境を越えてドライブする場合は、以下の点に注意しましょう。
- 事前許可の取得:国境を越える予定がある場合は、予約時にレンタカー会社に伝え、許可を得る
- 追加料金の確認:「Crossing Border費用」がかかる場合がある
- 保険の適用範囲:国境を越えた場合の保険適用範囲を確認
- 交通ルールの違い:国によって交通ルールが異なるため、事前に確認
無断で国境を越えると、事故や故障時に保険が適用されない可能性があります。
🟢営業時間外の返却
乗り捨て先の営業所が営業時間外の場合:
- 事前に返却方法を確認しておく
- 鍵の返却方法(専用ボックスに入れるなど)を確認
- 車の状態(走行距離、燃料レベルなど)を記録しておく
- 可能であれば車体の写真を撮影しておく
営業時間外に返却した場合、翌営業日に車両チェックが行われます。
トラブルを避けるため、車の状態を写真や動画で記録しておくことが重要です。
トラブル対応と注意事項
🟢よくあるトラブルと対処法
① 車に傷をつけてしまった場合
- すぐにレンタカー会社に連絡する
- 保険でカバーされるか確認する
- 返却時に「支払い負担なし」が明記された書面をもらう
② 返却後に追加請求があった場合
- 契約書とレシートを確認する
- 不明な点はレンタカー会社に問い合わせる
- 日本語サポートがある場合は利用する
③ 忘れ物をした場合
- レンタカー会社の公式ウェブサイトから問い合わせる
- 契約番号を提供する
- 忘れ物を送ってもらう場合は送料が自己負担となる
🟢最終チェックリスト
☑借り方のチェックリスト:
- □ 必要書類の準備(パスポート、免許証、国際免許証、クレジットカード)
- □ 契約内容の確認(車種、保険、返却条件など)
- □ 車体の状態確認と記録
- □ 操作方法の確認(ライト、ワイパー、ウインカーなど)
- □ 返却方法と場所の確認
☑返し方のチェックリスト:
- □ 時間に余裕を持った行動計画
- □ ガソリン補給(契約条件に従って)
- □ 車内の清掃と忘れ物チェック
- □ 車体の状態確認と記録
- □ レシートの受け取りと内容確認
ヨーロッパでのレンタカー乗り捨ては、事前の準備と正しい手順を踏むことで、スムーズに利用することができます。
特に返却時は時間に余裕を持ち、必要な書類や証拠を確保することで、帰国後のトラブルを防ぐことができます。
長期利用時の注意点と節約術

ヨーロッパでレンタカーを長期間利用する際には、短期利用とは異なる注意点や効果的な節約方法があります。
ここでは、長期利用時に知っておくべき重要なポイントと、賢く利用するためのコツを詳しく解説します。
長期利用前の準備と計画
🟢適切なレンタル形態の選択
ヨーロッパで長期間車を利用する場合、一般的なレンタカーの他にもいくつかの選択肢があります。
- 通常のレンタカー: 数週間程度の利用に適しています
- 長期レンタルプラン: 1ヶ月以上の利用で割引が適用されることが多い
- リース契約(短期リース): 数ヶ月〜1年程度の利用に最適
- カーリース: 1年以上の長期利用に向いています
利用期間が1ヶ月を超える場合は、通常のデイレンタルよりもマンスリープランの方が大幅に安くなります。
例えば、同じ車種でも、デイレンタルを30日分支払うよりも、マンスリープランを利用すると30〜50%程度安くなることがあります。
🟢予約時の注意点
長期利用の場合、予約時に以下の点を特に注意して確認しましょう。
- 走行距離制限: 長期利用では無制限プランか十分な距離制限があるプランを選ぶ
- 乗り捨て条件: 国境を越える乗り捨ては高額な追加料金が発生することがある
- 国境越えの許可: 事前に許可を得ないと保険が適用されない場合がある
- 長期割引: 2週間以上の予約で20〜30%の割引が適用される会社もある
- 早期予約割引: 出発の2週間以上前に予約すると追加割引が適用されることも
長期利用時の費用と節約術
🟢車種選びで節約する
長期利用では車種選びが総額に大きく影響します。
- 小型車・エコノミークラス
燃費が良く、レンタル料金も安い(1日あたり25ユーロ程度から) - 中型車・スタンダードクラス
快適性と経済性のバランスが良い(1日あたり35ユーロ程度から) - 高級車・プレミアムクラス
快適だが費用が高い(1日あたり50〜75ユーロ程度から)
長距離ドライブが多い場合でも、ハイブリッド車よりも小型車の方が総合的にコストが安くなることがあります。
燃費の良さだけで車種を選ぶと、レンタル料金の差額を取り戻せないケースが多いためです。
🟢保険選びのポイント
長期利用では保険料も大きな出費になります。賢い選択で節約しましょう。
- レンタカー会社の保険: 基本保険は含まれていることが多いが、免責額が高い場合がある
- 免責補償制度: 月額約6,000円程度かかるが、事故時の自己負担を減らせる
- 独立系保険会社の保険: レンタカー会社より安価で充実した補償が得られることが多い
- クレジットカード付帯保険: 一部のゴールドカードなどでは補償が付いている場合がある
長期利用の場合、レンタカー会社の高額な免責補償よりも、独立系の保険会社の商品を利用する方が安くなることが多いです。
「海外 レンタカー 免責 保険」などで検索して比較検討しましょう。
🟢燃料費の節約
長期利用では燃料費も大きな出費になります。
- 燃料ポリシーの確認: 「満タン返し」が一般的だが、会社によって異なる
- 現地のガソリン価格の把握: 国や地域によって価格差がある
- 給油タイミング: 返却直前に近くのガソリンスタンドで満タンにする
- エコドライブ: 急発進・急ブレーキを避け、適切な速度で走行する
西ヨーロッパでは一般的に「満タン返し」のポリシーが採用されていますが、返却前に給油せずに戻すと、レンタカー会社から高額な給油手数料を請求されることがあります。
長期利用特有の注意点
🟢メンテナンスと車両管理
短期利用と異なり、長期利用では車両のメンテナンスも考慮する必要があります。
- 定期点検: 長期間使用する場合、オイル交換などの定期点検が必要になることがある
- タイヤの空気圧: 定期的に確認し、適正値を保つことで燃費向上と安全性確保
- 洗車: 汚れがひどい場合は途中で洗車することも検討(特に冬季の塩害対策)
- 不具合の早期報告: 異音や警告灯などの不具合は早めにレンタカー会社に連絡
契約内容によっては、長期利用中のメンテナンス費用が含まれている場合と、利用者負担になる場合があります。
契約前に必ず確認しましょう。
🟢季節に応じた準備
特に冬季の長期利用では、追加の準備が必要です。
- 冬用タイヤ: 多くの欧州諸国では冬季の冬用タイヤ装着が法律で義務付けられている
- スノーチェーン: 山岳地帯では必須の場合がある(使い方も事前に確認)
- 不凍液: 冬季は不凍液レベルの確認も重要
- ウィンドウォッシャー液: 冬用の凍結防止タイプを使用
冬季装備は追加料金がかかることが多いですが、法律で義務付けられている国もあるため、必要に応じて予約時に追加しましょう。
🟢国境越えと乗り捨て
ヨーロッパの魅力は国境を越えた旅行ができることですが、レンタカーでの国境越えには注意が必要です。
- 国境越え許可: 事前に許可を得る必要がある(特に東欧諸国への越境)
- 追加料金: 国境を越える場合、「Crossing Border費用」がかかることがある
- 保険の適用範囲: 国によって保険の適用範囲が異なる場合がある
- 乗り捨て料金: 国境を越えた乗り捨ては100〜1000ユーロ以上の追加料金が発生することも
EU加盟国間でも国境を越えた乗り捨てには高額な追加料金がかかることが多いため、往復利用を検討するか、事前に料金を確認しておきましょう。
長期利用者向けの節約テクニック
🟢予約方法の工夫
- 比較サイトを使わない: 長期専門の小規模な会社は比較サイトに掲載されていないことが多い
- 直接予約: レンタカー会社の公式サイトから直接予約すると割引が適用されることも
- 長期プランの活用: 週単位や月単位のプランは日単位の積算より大幅に安い
- 余裕を持った予約: 予定より少し長めに予約し、延長料金の発生を防ぐ
🟢割引とプロモーションの活用
- ロイヤルティプログラム: 頻繁に利用する場合、会員になると割引が適用される
- 長期利用割引: 5日以上の利用で20%、2週間前の予約で30%割引など
- オフシーズン利用: 観光シーズン外の利用で大幅な割引が適用されることも
- パッケージ割引: ホテルや航空券とセットで予約すると割引になることがある
🟢追加費用の削減
- 空港受取手数料の回避: 市内の営業所で借りると空港受取手数料が不要
- 追加ドライバー登録料: 長期の場合、追加ドライバーの登録料が無料になることも
- 配車・引き取りサービス: 長期利用の場合、無料で配車・引き取りを行う会社もある
- GPS・チャイルドシート: 長期利用では購入して持参した方が安くなることも
長期利用時のトラブル対策
🟢書類と記録の管理
長期利用では書類の管理が特に重要です。
- 契約書のコピー保管: デジタルコピーをスマートフォンやクラウドに保存
- 車両状態の記録: 受け取り時と同じ角度から写真や動画を撮影
- レシートの保管: 給油や有料道路、駐車場などのレシートはすべて保管
- トラブル時の記録: 事故や故障時は詳細な記録と写真を残す
🟢緊急時の対応準備
- レンタカー会社の緊急連絡先: 常に手元に置いておく
- 現地の緊急電話番号: 警察(112)、救急(112)など
- 保険会社の連絡先: 独自の保険に加入している場合は連絡先を保存
- 大使館・領事館の連絡先: 万一の場合に備えて保存しておく
まとめ:長期利用のチェックリスト
長期利用を成功させるためのチェックリストです。
☑予約前の確認事項
- □ 利用期間に最適なレンタル形態(レンタカー/リース)の選択
- □ 走行距離制限の確認(無制限か十分な距離か)
- □ 国境越えの許可と追加料金の確認
- □ 乗り捨て条件と料金の確認
- □ 長期割引や早期予約割引の確認
☑契約時の確認事項
- □ 保険の内容と免責金額の確認
- □ メンテナンス条件の確認(誰が負担するか)
- □ 車両の状態確認と記録(写真・動画)
- □ 緊急時の連絡先と対応方法の確認
- □ 返却条件の詳細確認(時間、場所、燃料など)
☑利用中の注意点
- □ 定期的な車両点検(タイヤ、オイル、ライトなど)
- □ 燃料の適切な管理(満タン返しの場合)
- □ 走行距離の管理(制限がある場合)
- □ レシートや通行料の記録保管
- □ 不具合発生時の速やかな連絡
ヨーロッパでのレンタカー長期利用は、適切な準備と知識があれば、経済的で快適な旅の手段となります。
ここで紹介した注意点と節約術を参考に、充実したドライブ旅行をお楽しみください。
安い国から借りて効率よく周遊する方法

ヨーロッパでレンタカーを利用して複数の国を周遊する場合、出発地の選択が旅行費用に大きく影響します。
安い国からレンタカーを借りて効率よく周遊するための方法を詳しく解説します。
安い国を起点にする戦略
🟢レンタカー料金が安い国
ヨーロッパでレンタカー料金が比較的安い国には以下のような特徴があります:
- 東欧諸国:ポーランド、チェコ、ハンガリーなどは西欧に比べて料金が安い傾向
- 南欧の一部:スペイン南部、ポルトガルなどは比較的リーズナブル
- バルカン半島:スロベニア、クロアチア、モンテネグロなどは料金が安い場合が多い
特に、スロベニアの首都リュブリャナは、周辺国へのアクセスが良く、レンタカー料金も比較的安いため、アルプス周辺を周遊する拠点として優れています。
実際に、リュブリャナを起点にイタリア、フランス、スイス、オーストリアを周遊するルートが人気です。
🟢空港と市内の料金差を活用
同じ国内でも、借りる場所によって料金が大きく異なります:
- 空港での借り出し:便利だが「空港使用料」が上乗せされ割高になる
- 市内の営業所:空港より15〜30%安いことが多い
- 地方都市の営業所:大都市より安い場合がある
例えば、フランクフルト国際空港ではなく、市内の営業所でレンタカーを借りれば、空港使用料(1日あたり約10〜15ユーロ)を節約できます。
効率的な周遊ルートの計画
🟢地理的に効率の良いルート設計
ヨーロッパを効率よく周遊するには、地理的に無理のないルートを設計することが重要です:
- 円を描くように周遊
出発地に戻ってくるルートが乗り捨て料金を避けられる - 国境を越える回数を最小限に
国境越えごとに追加料金が発生する場合がある - 主要高速道路を活用
一般道だけでなく高速道路も組み合わせる
例えば、フランクフルト国際空港を起点に、ルクセンブルグ→フランス(ランス)→ベルギー(ブリュッセル、アントワープ)→オランダ(アムステルダム)→ドイツ(フランクフルト)という円を描くルートは、乗り捨て料金がかからず効率的です。
🟢実績のある周遊モデルコース
実際に旅行者が利用している効率的な周遊ルートの例:
- アルプス周遊コース:
- スロベニア(リュブリャナ)→イタリア(アドリア海沿岸、トスカーナ)→フランス(ヴェルドン渓谷)→スイス(アルプス)→オーストリア→スロベニア
- 西欧周遊コース:
- ドイツ(フランクフルト)→ルクセンブルグ→フランス(ランス)→ベルギー(ブリュッセル)→オランダ(アムステルダム)→ドイツ
- 東欧周遊コース:
- ポーランド(クラクフ)→チェコ(プラハ)→オーストリア(ウィーン)→ハンガリー(ブダペスト)→スロバキア(ブラチスラバ)→ポーランド
国境越えと乗り捨ての費用対策
🟢国境越えに関する注意点
ヨーロッパでは国境を越えるレンタカー利用が一般的ですが、いくつか注意点があります:
- 事前許可の確認:一部の国への越境には事前許可が必要
- 追加料金:国境を越える場合「Crossing Border費用」がかかることがある
- 保険の適用範囲:国によって保険の適用範囲が異なる場合がある
特に東欧諸国への越境は制限がある場合が多いため、予約時に必ず確認しましょう。
🟢乗り捨て料金を抑える工夫
乗り捨て(ワンウェイレンタル)は便利ですが、追加料金が発生します:
- 同一国内の乗り捨て:無料〜50ユーロ程度
- 国境を越えた乗り捨て:100〜1000ユーロ以上の追加料金が発生することも
💡乗り捨て料金を抑えるためのテクニック:
- 往復利用を基本とする:同じ場所で借りて返す
- 乗り捨て無料キャンペーンを利用:シーズンによっては特定ルートで乗り捨て料金が無料になるキャンペーンがある
- レンタカー会社の拠点数を確認:拠点数が多い大手会社の方が乗り捨て料金が安い傾向
例えば、ハーツでは同一国内であれば原則乗り捨て無料のプランもあります。
レンタカー会社の選び方
🟢安い国に強い会社を選ぶ
レンタカー会社によって得意とする地域や料金体系が異なります:
- 大手国際チェーン(Hertz、Avis、Europcar、SIXT):拠点が多く、国境越えや乗り捨てに対応しやすい
- 地域密着型の会社:特定の国や地域に強く、料金が安い場合がある
- 現地系レンタカー会社:東欧諸国では現地系の会社が安いことが多い
例えば、東欧を周遊する場合は現地系のレンタカー会社、西欧を周遊する場合は大手国際チェーンが使いやすいでしょう。
🟢予約方法の工夫
予約方法によっても料金が大きく変わります:
- 比較サイトを活用:Car Hire Labsなどの比較サイトで最安値を探す
- 直接予約の特典:レンタカー会社の公式サイトから直接予約すると割引が適用されることも
- 早期予約割引:2週間以上前の予約で20〜30%割引になることがある
具体的な節約テクニック
🟢車種選びで節約
- 小型車・エコノミークラス:燃費が良く、レンタル料金も安い(1日あたり25ユーロ程度から)
- マニュアル車:オートマチック車より15〜30%安い場合が多い
- ディーゼル車:長距離走行が多い場合、燃料費を抑えられる
🟢保険と追加オプションの選択
- CDW(車両損害補償)とTP(盗難保険):基本的に必要だが、クレジットカード付帯保険で代用できる場合も
- 追加ドライバー登録:必要な場合のみにする(1日5〜10ユーロ程度)
- GPS:スマートフォンのナビアプリで代用可能
🟢燃料費の節約
- 給油ポリシーの確認:「満タン返し」が一般的だが、会社によって異なる
- 安いガソリンスタンドの活用:高速道路上のスタンドは割高なので避ける
- 国による燃料価格の違いを活用:ルクセンブルグなど燃料税の安い国で給油
例えば、フランスの高速道路上のガソリンスタンドよりも、一般道のスーパーマーケット併設のガソリンスタンドの方が10〜20%安いことがあります。
実際の周遊例と費用目安
🚙スロベニア発アルプス周遊(25日間)
- レンタカー:スロベニアのリュブリャナで借りて同地で返却
- 周遊国:スロベニア→イタリア→フランス→スイス→オーストリア→スロベニア
- 宿泊:キャンプ場(1泊2,000円前後)とAirbnb(1泊30ユーロ程度)を組み合わせる
- 総費用目安:レンタカー代を含め、2人で25日間約30万円程度
🚙フランクフルト発西欧周遊(8日間)
- レンタカー:フランクフルト国際空港で借りて同地で返却
- 周遊国:ドイツ→ルクセンブルグ→フランス→ベルギー→オランダ→ドイツ
- 宿泊:都市部のホテル(1泊100〜200ユーロ)
- 駐車場:都市部では1泊15〜30ユーロ
- 総費用目安:レンタカー代を含め、2人で8日間約20万円程度
まとめ:安く効率的に周遊するためのチェックリスト
- □ レンタカー料金が安い国(東欧、南欧、バルカン半島など)を起点に選ぶ
- □ 空港ではなく市内の営業所を利用して空港使用料を節約
- □ 円を描くように周遊して乗り捨て料金を避ける
- □ 国境越えの許可と追加料金を事前に確認
- □ 小型車・マニュアル車を選んで料金を抑える
- □ 比較サイトで最安値を探し、早期予約割引を活用
- □ 燃料税の安い国でまとめて給油
- □ 都市部では公共交通機関を活用し、駐車場代を節約
ヨーロッパでのレンタカー周遊は、適切な計画と知識があれば、安く効率的に複数の国を巡ることができます。
特に東欧やバルカン半島の国々を起点にすることで、西欧諸国よりも大幅に費用を抑えながら、充実した旅を楽しむことができるでしょう。
まとめ:ヨーロッパ レンタカー乗り捨ての基本と活用ガイド
- 乗り捨てを利用すれば、効率的にヨーロッパを周遊できる
- 国境を越える乗り捨ては追加料金が高額になることが多い
- 同一国内の乗り捨ては無料または低料金で利用できる場合がある
- 予約時に国境越えの可否をレンタカー会社に確認する必要がある
- 主要なレンタカー会社はHertz、Avis、Europcar、Sixtなど
- オートマ車は数が少なく、早めの予約が必須
- 燃料ポリシーを確認し、満タン返却が必要か確認しておく
- 高速道路を利用する国ではヴィネット(通行許可証)の購入が必要
- 追加ドライバーを登録しないと保険が適用されない場合がある
- 長距離利用なら走行距離無制限プランを選ぶと安心
- 空港より市内の営業所で借りるとレンタル料金が安くなることが多い
- 燃料価格は国ごとに異なるため、安い国で給油すると節約できる
- 保険の補償範囲を確認し、免責額ゼロのオプションを検討する
- 国境を越える際の通行料や追加料金を事前に把握しておく
- 車両の傷やへこみは出発前に写真を撮り、トラブルを防ぐ