ベネチア入島税2026年版|対象日と料金・宿泊免除を解説

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「ベネチア入島税って結局いくら?」「自分は払うべき?」「払わなかったらどうなる?」——

2026年の旅行計画を立てているなら、この3つはきっと頭をよぎっているはずです。

正式名称は「Access Fee/Contributo di Accesso(コントリブート・ディ・アクチェッソ)」。

2026年は4月3日〜7月26日のうち60日間に適用され、対象日にベネチア旧市街へ日帰りで入る14歳超の旅行者に1人€5または€10が課されます。

ただし——ベネチア市内(本島・メストレ・マルゲーラ)に宿泊する人は、1円も払わなくてOKです。

さらに、夕方16時以降の入島や、ムラーノ・ブラーノなど周辺島のみの訪問も対象外。

つまり、知っているか知らないかで、家族4人なら€40の差が出ます。

そして見落としがちな重要ポイントが1つ。

2026年7月26日をもって、入島税の試験運用期間は終了します。

2027年以降の継続は未定なので、「2026年に行く人」は最後のルールをきちんと押さえておくのが吉です。

この記事では、2026年の対象日カレンダー、料金の仕組み、免除条件、支払い手順、罰金リスク、賢い旅程の組み方まで、旅行者目線で迷わないように整理しました。

出発前のブックマーク用にどうぞ。

とはいえ、自分の状況にぴったりの答えを最短で知りたい方も多いはず。

そこで、2問だけで判定できるチェッカーを用意しました。

あなたが「支払い対象」「免除対象」「完全に対象外」のどれに当てはまるか、30秒で確認してみてください。


目次

結論|30秒で分かるベネチア入島税2026の全体像

まず、最短で全体像をつかみましょう。

下の3つのポイントを押さえれば、自分が対象かどうかがすぐに判断できます。

ポイント1|課税対象日は2026年4月〜7月の60日間(毎週末+連休)

2026年のベネチア入島税は、2026年4月3日〜7月26日のうち合計60日間に適用されます。

毎日ではなく、混雑が予想される週末や連休に集中しています。

ざっくり覚えるなら以下の通りです。

  • 4月:イースター連休+月末ハイシーズン(17日間)
  • 5月:GWと毎週末(15日間)
  • 6月:祝日週+週末(16日間)
  • 7月:週末のみ(12日間)

具体的な日付は後ほど月別カレンダーで確認します。

月・火・水曜日の多くは対象外で、こうした「平日訪問」が最大の節約ポイントになります。


ポイント2|課税時間は8:30〜16:00、それ以外は完全無料

入島税が関係するのは、対象日のうち8:30〜16:00の時間帯のみ。

それ以外は対象日であっても支払いも登録も不要です。

入島時間入島税
8:30〜16:00対象(支払いまたは免除証明が必要)
16:00〜翌8:30対象外(何もしなくてOK)

つまり「夕方16時以降にベネチア入りする」なら、対象日でも完全無料。

夜のサンマルコ広場やゴンドラを楽しむ旅程なら、これだけで支払いをスキップできます。


ポイント3|料金は€5または€10(早めの登録で半額)

2026年の入島税は、支払うタイミングで金額が変わります

支払いタイミング料金(1人あたり)
訪問日の4日前まで€5
訪問日の3日前〜当日€10

例えば日曜日に訪問する場合、前の水曜日までに登録すれば€5、木曜日以降になると€10です。

「早く決めた人ほど安い」設計なので、旅程が固まったら早めに登録するのが基本戦略です。


自分が対象か3秒で分かる早見チェック表

あなたの状況入島税必要な手続き
対象日に日帰りで旧市街へ入る必要支払い+QRコード取得
ベネチア本島のホテルに宿泊不要免除QRコードまたは自己申告
メストレ・マルゲーラのホテルに宿泊不要免除QRコードまたは自己申告
14歳未満不要登録不要(身分証で年齢確認)
16:00以降に旧市街へ入る不要支払い・登録不要
対象日ではない日に訪問不要支払い・登録不要
駅やローマ広場で乗り換えるだけ不要旧市街へ入らないことが前提
ムラーノ・ブラーノなど周辺島のみ訪問不要旧市街へ入らないことが前提

迷ったら3つの質問でほぼ判断できる

  1. 訪問日は対象日ですか?(NOなら全員対象外)
  2. 入島時間は8:30〜16:00ですか?(NOなら全員対象外)
  3. ベネチア市内に宿泊しますか?(YESなら免除、NOなら支払い対象)

この3問を順に確認するだけで、自分のステータスが決まります。


2026年の課税対象日カレンダー|4月〜7月の60日間を一覧

ここからは、月別の対象日を確認していきます。

自分の訪問日が含まれているか、必ずチェックしてください

4月の対象日|17日間(イースター連休+月末ハイシーズン)

2026年4月の対象日は以下の通りです。

日付範囲内訳
4月3日(金)〜6日(月)イースター連休
4月10日(金)〜12日(日)週末
4月17日(金)〜19日(日)週末
4月24日(金)〜30日(木)月末連続適用(GW直前を含む)

4月後半は連続7日間が対象日になります。

GW初日(5月1日)に向けて旅行客が増えるため、市が継続適用にしている形です。


5月の対象日|15日間(GWと毎週末)

5月は日本のゴールデンウィークと完全に重なります。

日付範囲内訳
5月1日(金)〜3日(日)GW(日本人にも超ハイシーズン)
5月8日(金)〜10日(日)週末
5月15日(金)〜17日(日)週末
5月22日(金)〜24日(日)週末
5月29日(金)〜31日(日)週末

GWでベネチアを日帰りする方は、早めに登録して€5に抑えるのが鉄則です。


6月の対象日|16日間(祝日週+週末)

6月は前半に連続適用日があります。

日付範囲内訳
6月1日(月)〜7日(日)祝日(イタリア共和国記念日6/2)を含む連続適用
6月12日(金)〜14日(日)週末
6月19日(金)〜21日(日)週末
6月26日(金)〜28日(日)週末

周遊旅行でベネチアに立ち寄る場合は、6月前半の連続7日間に注意してください。


7月の対象日|12日間(週末のみ)

7月は週末のみの適用に絞られています。

日付範囲内訳
7月3日(金)〜5日(日)週末
7月10日(金)〜12日(日)週末
7月17日(金)〜19日(日)週末
7月24日(金)〜26日(日)週末(入島税試験運用最終日:7/26

2026年7月26日をもって、入島税の試験運用は終了します。

2027年以降の運用は未定なので、「2026年限定のルール」として押さえておきましょう。


自分の訪問日が対象か即判定する早見表

対象日
4月3, 4, 5, 6, 10, 11, 12, 17, 18, 19, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30
5月1, 2, 3, 8, 9, 10, 15, 16, 17, 22, 23, 24, 29, 30, 31
6月1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 12, 13, 14, 19, 20, 21, 26, 27, 28
7月3, 4, 5, 10, 11, 12, 17, 18, 19, 24, 25, 26

この表に自分の訪問日が含まれていなければ、何もしなくてOK

含まれていても、ベネチア市内に宿泊するなら支払いは不要です(次のセクションで詳しく解説します)。


ベネチア入島税の料金体系|€5と€10の違い

入島税の金額は€5か€10——シンプルですが、「いつ払うか」で倍違います。

ここでは支払いタイミングごとの料金構造を整理します。

€5で済ませる条件は「訪問日の4日前までに支払い」

最安の€5で済ませる条件は、訪問日の4日前(含む)までに支払いを完了することです。

訪問日€5で済ませられる期限
金曜日月曜日まで
土曜日火曜日まで
日曜日水曜日まで
月曜日木曜日まで

旅行日が決まったら、航空券・ホテル予約と同じタイミングで入島税も済ませてしまうのがおすすめです。


€10になるのは「3日前〜当日支払い」(実質倍額)

3日前以降は料金が€10にアップします。

家族4人なら€20が€40になる計算です。

支払い時期料金
4日前まで€5
3日前€10
2日前€10
前日€10
当日€10

「€10でも入れない」わけではありませんが、人数が多いほどダメージは大きくなります。

家族・グループ旅行では、早めの登録だけで数十ユーロの節約になります。


8:30〜16:00以外の時間は時間帯免除

入島税が適用されるのは、対象日の8:30〜16:00だけ。

16時以降に旧市街に入るなら、対象日でも完全に無料です。

ただし、注意点が1つ。

「8:30前に旧市街に入って、そのまま8:30以降も滞在する」場合は支払い対象になります。

早朝に入って一日中観光するパターンは時間免除の対象外なので、勘違いしないようにしましょう。

16時以降の到着が使える旅程パターン

  • ミラノやフィレンツェから夕方の特急で到着する
  • メストレ宿泊で夜だけベネチア本島へ行く
  • 夕食・夜景・ゴンドラだけ楽しむショートトリップ
  • 翌日は対象外日または宿泊者として行動する

夜のベネチアは観光客が減って雰囲気も格別。

「16時以降到着+翌日朝に観光」は、入島税を回避しつつベネチアを満喫できる賢い旅程です。


キャンセル・返金は前日まで全額対応可能

支払い済みのバウチャーは、条件を満たせばキャンセルできます。

状況対応
予定変更が前日までに分かったバウチャーをキャンセル、支払い方法に再入金
一部の同行者だけ行かなくなった個別QRコード単位でキャンセル可能
当日以降に行かなかった不訪問の証明資料を添付して返金申請
自動券売機・一部経路で購入キャンセル条件が異なる場合あり

旅行中は予定が変わることもあります。

支払い後のメールや予約コードは削除せず保存しておきましょう。


入島税が完全免除になる人|「市内宿泊」が最強の節税策

ここがこの記事で最も重要なセクションです。

ベネチア入島税は、市内のホテルに泊まる人は1円も払わなくていい——これを知っているかどうかで、家族旅行の予算は数千円単位で変わります。

ベネチア市内に宿泊すれば全額免除(メストレ・マルゲーラも対象)

ベネチア市域内の宿泊施設に泊まる人は、入島税の支払いが不要です。

理由は、宿泊者は別途「宿泊税(City Tax)」を支払うため、二重課税にならないようになっているからです。

ここで重要なのは「ベネチア本島だけが対象ではない」こと。

本土側のメストレやマルゲーラのホテルでも、ベネチア市内なら免除対象です。

宿泊場所入島税補足
ベネチア本島ホテル不要免除QRコードまたは自己申告が必要
メストレのホテル不要ベネチア市内宿泊として扱われる
マルゲーラのホテル不要ベネチア市内宿泊として扱われる
ベネチア市内のB&B・ゲストハウス不要宿泊税の対象なら免除
ベネチア市内の観光用アパート(民泊)不要正式登録された施設が対象
パドヴァ・トレヴィーゾなど市外宿泊必要対象日に日帰り入島する場合

宿泊で免除される期間

宿泊者の免除は、宿泊施設のチェックイン日からチェックアウト日まで有効です。

1泊2日でも、3泊4日でも、滞在期間中は入島税の支払いは発生しません。

ベネチア本島・メストレ・空港周辺の宿泊エリア比較

入島税の免除だけでなく、観光のしやすさや荷物移動の負担まで含めて宿泊地を決めたい方は、以下の記事も確認しておくと、自分に合う滞在エリアを選びやすくなります。


14歳未満の子どもは支払い・登録ともに不要

0〜13歳の子どもは、入島税の支払いも登録も不要です。

検査時には年齢を証明できる身分証明書(パスポートなど)の提示を求められる場合があります。

子連れ旅行での注意点

  • 子どものパスポートをすぐ取り出せるようにする
  • 14歳以上の中高生は支払い対象になる
  • 大人と14歳未満の子ども連れの場合、大人の分だけ支払いが必要
  • 「子ども連れだから家族全員不要」ではないので注意

その他の免除カテゴリ|在住・仕事・学業・医療

宿泊者と14歳未満以外にも、免除・除外カテゴリがあります。

カテゴリ入島税補足
ベネチア市民不要住民は完全除外
ベネト州在住者不要居住証明が必要
ベネチア市内で働く人不要通勤者を含む
ベネチア市内の学校・大学の学生不要学業目的
医療上の理由で訪問する人不要申請が必要
スポーツ大会参加者不要条件付き
障がいのある人と同行者不要証明書類が必要
市内住民の親族訪問不要親族範囲など条件あり

該当する方は、公式サイトの免除申請フォームから事前登録が可能です。


免除でも「QRコード取得」が必要なケース

ここが最も誤解されやすいポイント。

「免除対象だから何もしなくていい」わけではありません

検査時に「免除対象であること」を証明する必要があり、そのためにQRコード付き免除バウチャーの取得、または自己申告書の提示が求められます。

宿泊者が最初にやるべきこと

  1. 予約したホテルから入島税の案内メールが来ているか確認
  2. 案内がなければ、公式サイトで自分で免除バウチャーを取得
  3. 宿泊予約番号・施設名・滞在期間を入力
  4. 同行者全員分のQRコードを取得
  5. スマホと紙の両方で保存

ホテルが免除QRコードを発行してくれるかは施設によって対応が分かれます。

チェックイン前に必ず確認しておきましょう。


入島税の支払い手順|公式サイトでの予約から当日提示まで

支払い対象になる方向けに、登録から当日の提示までの流れを整理します。

公式サイトでの予約・支払いフロー

支払いは公式サイト(cda.ve.it)から行います。

基本の流れ(5分で完了)

  1. 公式サイトにアクセス
  2. 訪問日を選択
  3. 支払い対象者数と14歳未満の人数を入力
  4. 氏名・メールアドレス・電話番号を入力
  5. クレジットカードまたはPayPalで支払い
  6. QRコード付きバウチャーをダウンロード・メール受信

入力前に用意するもの

  • 訪問日
  • 同行者全員のパスポート表記名(ローマ字)
  • 代表者のメールアドレスと電話番号
  • クレジットカードまたはPayPalアカウント
  • 14歳未満の同行者の人数

家族旅行・グループ旅行では、全員分の氏名をパスポート通りのローマ字で入力する必要があります。

送信前に再確認するのを忘れずに。


クレジットカード・PayPalで支払い

現状、オンライン支払いはクレジットカードまたはPayPalが主流です。

カード情報を入力すると、即座にQRコード付きバウチャーが発行されます。

支払い後にメールが届かない場合は、公式サイトの「Recover Voucher」機能から登録メールアドレスや電話番号で復旧できます。


QRコードの保存方法と当日の提示

支払いが完了したら、QRコードを必ず複数箇所に保存しておきましょう。

おすすめの保存方法

  • スマホでスクリーンショット保存
  • メールをオフラインでも見られる状態にする
  • 紙に印刷して持ち歩く
  • 同行者とQRコード画像を共有
  • モバイルバッテリーを持参(電池切れ対策)

ベネチアは観光客が多く、通信が不安定になることもあります。

スマホだけに頼らず、紙とデジタルの両方で持つのが鉄則です。


当日支払いも可能、ただし€10

「事前登録を忘れた!」という場合でも、当日支払いは可能です。

ただし料金は€10になります。

当日支払いの注意点

  • €5ではなく€10になる(家族4人なら€40)
  • 駅到着後に手続きするので焦りやすい
  • 通信環境が悪いと入力に時間がかかる
  • グループでは入力作業が長引く
  • 必ず旧市街に入る前に支払うこと

旅行中に焦らないためにも、訪問日が分かったら早めに登録しておきましょう。


入島税が不要になる「対象外ルート」|知っておきたい節税パターン

対象日であっても、訪問方法や時間帯によっては支払い不要になるケースがあります。

これを知っているかどうかで、節約効果は大きく変わります。

16:00以降の到着なら同日無料(夜便活用の選択肢)

入島税が適用されるのは8:30〜16:00だけ。

16時以降に旧市街へ入るなら、対象日でも完全に無料です。

16時以降到着が向いている人

  • メストレ宿泊で夜だけ本島へ行く
  • ミラノ・フィレンツェから夕方の特急で到着する
  • 夜景や夕食をメインにしたい
  • 日中の観光客の混雑を避けたい
  • 翌日は宿泊者として動く予定がある

ただし、サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿など主要な観光スポットは夕方に閉まるところが多いので、「昼観光メイン」の方には向きません。


駅・ローマ広場での乗り換えだけなら不要

サンタ・ルチア駅、ローマ広場、トロンケットなどで列車・バス・船を乗り換えるだけで旧市街に入らない場合、入島税は不要です。

対象外エリア(旧市街に入らなければ無料)

  • ポンテ・デッラ・リベルタ(本土とベネチアを結ぶ橋)
  • ローマ広場とその周辺
  • サンタ・ルチア駅とその周辺
  • マリッティマ駅
  • サン・バジリオ駅
  • トロンケット島
  • 大型クルーズ船専用船着場周辺

ただし、乗り換えのついでに旧市街を歩いてしまうと対象になるので注意。


ムラーノ・ブラーノなど周辺島だけの訪問は対象外

2026年は、ベネチアラグーンの小島を訪問するだけなら入島税は適用されません

対象外の小島

島名入島税
リド不要
ペッレストリーナ不要
ムラーノ不要
ブラーノ不要
トルチェッロ不要
サンテラズモ不要
マッツォルボ不要

例えば「サンタ・ルチア駅で水上バスに乗り換えてムラーノ・ブラーノだけ訪問する」場合は、対象日でも入島税は発生しません。

注意:これらの島は旧市街扱い

島名入島税
サン・ミケーレ対象
サン・ジョルジョ・マッジョーレ対象
ジュデッカ対象

これらはベネチア本島と同じ扱いなので、訪問する場合は支払いまたは免除証明が必要です。


大型クルーズ船専用エリア周辺も対象外

2026年は、リーヴァ・デッリ・スキアヴォーニの一部エリア(大型クルーズ船専用船着場周辺)も入島税の対象外として案内されています。

ただし、クルーズ船で到着してその後サン・マルコ広場や旧市街を観光する場合は、観光開始時点で支払い対象になります。

クルーズ会社からの事前案内を必ず確認しましょう。


罰金リスクの実態|未払いで入島した場合のペナルティ

入島税は「任意の寄付」ではありません。

対象者が支払い・登録をせずに入島すると、罰金の対象になります。

サンタ・ルチア駅・ローマ広場での抜き打ち検査

ベネチア市は、主要なアクセス地点で権限を持つスタッフによる確認・検査を行っています。

検査担当者はビブスや身分証明書で識別できる形になっています。

検査されやすい場所

  • サンタ・ルチア駅周辺
  • ローマ広場周辺
  • トロンケット周辺
  • 主要な水上バス乗り場
  • 旧市街への主要アクセス地点

旅行者側は、支払い済みQRコード、免除QRコード、宿泊証明、年齢確認書類などをすぐ提示できる状態にしておきましょう。


罰金は€25〜€150+未払い分の回収

2026年の公式情報では、罰金額は€25〜€150とされています。

これに加えて未払いの入島税€10も回収されます。

違反内容リスク
QRコードを取得せず入島罰金€25〜€150+未払い€10
支払い済みだが提示できない罰金対象になり得る
別日のQRコードを使う罰金対象
免除対象なのに証明できない罰金対象になり得る
虚偽申告刑事告発の可能性

旅行記事や過去の情報では「€50〜€300」と紹介されていることもありますが、2026年公式の最新情報は€25〜€150です。

家族4人で全員無申請だと、最大€600+未払い分のリスクがあります。


虚偽申告は刑事告発の可能性も

「免除対象ではないのに宿泊者だと申告する」「他人のQRコードを使う」などの行為は、刑法・特別法に基づく報告の対象になる可能性があります。

やってはいけないこと

  • 宿泊していないホテル名で免除申請する
  • 他人のQRコードを使う
  • 別日のQRコードを使い回す
  • 14歳以上なのに子ども扱いで登録する
  • 旧市街に入るのに「乗り換えだけ」と申告する

「ちょっとくらいバレない」と思っても、検査でバレた時のダメージは€10の数十倍。

素直に支払うか、合法的に免除を受けるのが結局は得策です。


QRコードは紙・スマホ両方で持つのが安全

検査時に提示できなければ、未払いと同じ扱いになります。

おすすめの持ち方

  • スマホにスクリーンショット保存
  • 紙に印刷
  • メールをオフライン保存
  • 同行者と画像を共有
  • 宿泊予約確認書も一緒に保存
  • モバイルバッテリー持参

スマホが使えなくても提示できる状態」を作っておくのが鉄則です。


入島税を踏まえた最適な旅行プラン|日帰りvs宿泊の損得計算

入島税の金額自体は€5〜€10ですが、家族旅行・グループ旅行では旅程の選択に意外と影響します

ここでは「日帰り vs 宿泊」の判断基準を整理します。

日帰り€10×人数 vs 宿泊で免除のシミュレーション

直前登録で€10になった場合の人数別コストです。

人数日帰り・直前登録の場合
1人€10
2人€20
3人€30
4人€40
5人€50

5人家族で€50(約8,000円)。

1泊の宿代との差を考えると、「思い切って泊まったほうが体験価値が高い」という判断もあり得ます。

宿泊が向いている人

  • サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿をゆっくり見たい
  • 夜景やゴンドラも楽しみたい
  • 日中の混雑を避けたい
  • 子連れ・高齢者連れで移動負担を減らしたい
  • 朝・夕の写真撮影をしたい

日帰りが向いている人

  • 滞在時間が短い
  • 主要スポットだけ見られればよい
  • ホテル代を抑えたい
  • ミラノ・フィレンツェ・ヴェローナなどから日帰り
  • 対象外日や16時以降訪問を選べる

本島ホテル vs メストレ|入島税を踏まえた選び方

ベネチア市内宿泊なら、本島でもメストレでも入島税は免除対象。

ただし体験価値は大きく違います

宿泊エリアメリット注意点
ベネチア本島朝・夜の観光がしやすいホテル代が高くなりやすい
メストレ宿泊費を抑えやすい・鉄道便利本島への移動が必要
マルゲーラメストレ同様に費用を抑えやすい立地選びが重要
空港周辺早朝・深夜便に便利ベネチア観光には移動が必要

本島ホテルが有利なケース

  • 夜のサンマルコ広場を歩きたい
  • 朝の人が少ない時間に観光したい
  • ゴンドラや夕食を夜に楽しみたい
  • 1泊2日で濃く回りたい

メストレが有利なケース

  • ホテル代を抑えたい
  • 鉄道での周遊が中心
  • 大きな荷物を持っている
  • 家族旅行で広めの部屋を重視

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メストレ駅前・駅近ホテルの選び方と入域料への対応

宿泊費を抑えつつ入島税の免除も受けたい方は、以下の記事を確認しておくと、本島への通いやすさと費用のバランスを判断しやすくなります。


1泊2日プランで免除+夜ゴンドラを最大化する組み立て方

ベネチア入島税を踏まえると、1泊2日は最も相性の良い滞在スタイルです。

宿泊で免除を受けつつ、日帰り客が減る朝・夕の時間を独占できるからです。

1泊2日のモデルプラン

時間帯行動
1日目 午後ベネチア到着・ホテルチェックイン
1日目 夕方サンマルコ周辺散策・買い物
1日目 夜ゴンドラ・夕食・夜景散歩
2日目 朝観光客が少ない時間に写真撮影
2日目 午前サンマルコ寺院・ドゥカーレ宮殿
2日目 午後リアルト橋・大運河周辺
2日目 夕方次の都市へ移動

この形なら、入島税の免除だけでなく、ベネチアらしい朝夕の雰囲気を堪能できます。

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課税日を避けたい場合のスケジュール調整

入島税を完全に避けたい場合は、以下の3パターンがあります。

方法向いている人
対象日を避けて月・火・水曜に訪問日程調整できる人
16時以降に入って夜のみ楽しむ短時間で済ませたい人
ベネチア市内に宿泊して免除を受けるしっかり観光したい人

入島税自体は大きな金額ではありませんが、対象日は混雑する日でもあります

観光をゆっくり楽しみたいなら、対象日を避ける判断も有効です。


ベネチア入島税のよくある質問

最後に、みなさんが迷いやすいポイントをQ&A形式で整理します。

Q1|クレジットカードがない場合の支払い方法は?

オンラインではクレジットカードまたはPayPalが基本です。

カードを使いたくない場合は、当日の自動券売機や現地窓口でも支払いは可能ですが、当日支払いは€10になります。

事前にデビットカードやプリペイドカードを用意しておくのが安心です。


Q2|1日に複数回入退島した場合は?

入島税は「対象日に旧市街へアクセスするためのもの」です。

同じ日のQRコードであれば、その日のうちは何度入退島してもOK。

ただし別の日のQRコードを使い回すことはできないので注意してください。

連続日でまとめて支払うこともできず、訪問日ごとに登録が必要です。


Q3|QRコードを紛失したらどうする?

公式サイトの「Recover Voucher」機能から、登録時のメールアドレスや電話番号で復旧できます。

免除バウチャーも同様に復旧可能。

メール削除・スマホ紛失に備えて、紙でも控えておくのが安全です。


Q4|ベネチア市内のAirbnb・民泊も免除対象?

正式に登録され、宿泊税の対象になっている民泊・観光用アパートなら免除対象です。

ただし、ベネチア市内に物件があるかは事前に必ず確認してください。

「ベネチア」と名乗っていても、実際は周辺市町村のケースもあります


Q5|サンマルコ寺院など他チケットと一緒に予約できる?

入島税は、サンマルコ寺院・ドゥカーレ宮殿・水上バス・ゴンドラなどの観光チケットとは完全に別制度です。

観光施設の入場券と一緒に予約することはできません。

予約の優先順位

  1. 入島税の対象日確認+必要なら支払い・免除登録
  2. ホテルの宿泊予約
  3. サンマルコ寺院・ドゥカーレ宮殿など時間指定チケット
  4. ゴンドラ・レストラン・水上交通券

入島税は最初に確認、次にホテル、最後に観光チケット——この順番で旅程を組むとスムーズです。


まとめ|2026年の訪問前にやるべき3ステップ

2026年のベネチア入島税は、対象日・時間・宿泊有無さえ分かれば、難しい制度ではありません。

最後に、出発前にやるべきことを3ステップで整理します。

ステップ1|訪問日が対象日か確認する

2026年の対象日は、4月3日〜7月26日のうち60日間。

特に4月下旬〜5月上旬、6月前半、7月の週末は要注意です。

対象日でなければ、支払いも免除証明も不要なので、ここで終わりです。


ステップ2|日帰りか宿泊か確認する

日帰りで対象日の8:30〜16:00に旧市街へ入るなら、原則として支払いが必要です。

一方、ベネチア市内(本島・メストレ・マルゲーラ)の宿泊施設に泊まる人は完全免除

ただし、免除QRコードまたは自己申告で「宿泊者であること」を示せる状態にしておきましょう。


ステップ3|支払いまたは免除QRコードを取得する

日帰りで支払い対象なら、訪問日の4日前までに登録して€5に抑えるのがおすすめ。

直前・当日は€10になります。

宿泊者なら、ホテルから免除QRコードの案内があるか確認し、必要に応じて公式サイトで自分で取得してください。


出発前の最終チェックリスト

  • [ ] 訪問日は対象日か確認した
  • [ ] 入島時間は8:30〜16:00か確認した
  • [ ] ベネチア市内に宿泊するか決まっている
  • [ ] 14歳未満の同行者の人数を把握した
  • [ ] 支払いまたは免除QRコードを取得・保存した
  • [ ] 紙とスクリーンショットの両方で保存した
  • [ ] 同行者全員分のQRコードがある
  • [ ] パスポートをすぐ提示できる状態にした
  • [ ] サンマルコ寺院など他チケットと混同していない

ベネチア入島税は、知らずに現地で対応しようとすると焦りますが、事前に確認しておけば負担はほとんどありません

€5〜€10をどうするかだけでなく、「宿泊して免除を受けながら朝・夕の時間を独占する」という選択肢も含めて考えると、満足度の高い旅になります。

そして繰り返しになりますが、2026年7月26日で試験運用は終了します。

2027年以降のルールは未定なので、「2026年に行く方は最後のルール」として、しっかり準備して出発してください。

素敵なベネチア旅行になりますように。


参考情報・公式サイト

Contributo di Accesso|Comune di Venezia
https://www.comune.venezia.it/en/node/54400

Homepage|Contributo di Accesso a Venezia
https://cda.ve.it/en/

FAQ|Contributo di Accesso a Venezia
https://cda.ve.it/en/faq

What is the Venice Access Fee|Venezia Unica
https://cda.veneziaunica.it/en/access-fee

Tourist Tax information for guests|Comune di Venezia
https://www.comune.venezia.it/it/content/tourist-tax-information-guests

Contributo di accesso 2026: gli importi e le date|Comune di Venezia Live
https://live.comune.venezia.it/it/2025/11/contributo-di-accesso-2026-la-giunta-conferma-gli-importi-differenziati-incentivando-la

Venezia: definite le 60 giornate di applicazione del Contributo di accesso per il 2026|Comune di Venezia Live
https://live.comune.venezia.it/it/2025/09/venezia-definite-le-60-giornate-di-applicazione-del-contributo-di-accesso-il-2026

Venezia: oggi apre il portale per il Contributo di accesso 2026|Comune di Venezia Live
https://live.comune.venezia.it/index.php/it/2026/03/domani-apre-il-portale-il-contributo-di-accesso-2026-confermata-quota-da-5-10-euro

Prima giornata del Contributo di accesso 2026|Comune di Venezia Live
https://live.comune.venezia.it/it/2026/04/prima-giornata-del-contributo-di-accesso-2026-sistema-regolare-13117-paganti-10911

Homepage|Venezia Unica
https://www.veneziaunica.it/

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