イギリス旅行モデルコース決定版:完璧な旅を実現する計画術

魅力あふれるイギリスへの旅行計画、どこを巡り、どう楽しむか、考えるだけでワクワクしますね。

この記事では、そんなあなたの旅が最高のものになるよう、様々な期間のモデルコースを徹底ガイドします。

首都ロンドンを満喫するロンドン 1日プランや、2日間・3日間で楽しめる近郊への小旅行、初めての方にもおすすめの主要都市を巡る5日間コース、そしてイギリスの多様な魅力をじっくり味わう7日間や10日間の周遊プランまで、具体的な旅程と見どころを詳しくご紹介。

気になる全体の費用を抑えるコツや、旅をより快適にするためのヒントも満載ですので、ぜひ参考に理想のイギリス旅行を実現してください。

記事のポイント

  • 日数や興味に応じた複数の具体的なイギリス旅行モデルプラン
  • 各プラン実現のための概算費用と賢い節約方法
  • 鉄道パスの選び方やお得な交通手段など、旅を快適にする実用的なコツ
  • おすすめの旅行時期や観光スポット、安全なホテル選びのポイント
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目次

イギリス旅行のモデルコースを徹底ガイド

5日間で回る都市のハイライト

初めてイギリスを訪れる方で、首都ロンドンを中心に代表的な観光都市を効率よく巡りたい方におすすめのプランです。

移動の便利さと観光スポットの充実度を両立させた5日間のモデルコースをご紹介します。

ロンドンを拠点に、電車で1~2時間ほどで行ける世界遺産や歴史的な街へ日帰りで訪れることで、荷物を持って移動する手間を減らしながら、イギリスならではの様々な景色を楽しむことができます。

5日間の旅程マップ

日別ハイライト

1

ロンドン中心部

主な見どころ

バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、ロンドン・アイなど

ロンドンからの移動時間:市内各所へ10~20分

交通手段:地下鉄、徒歩

2

ロンドン東部

主な見どころ

タワー・ブリッジ、ロンドン塔、コヴェントガーデンの夜景など

ロンドンからの移動時間:市内各所へ15~25分

交通手段:地下鉄、DLR(ドックランズ・ライト・レイルウェイ)

3

バース&ストーンヘンジ

主な見どころ

ローマ浴場跡、ストーンヘンジ

ロンドンからの移動時間:電車で約1時間25分

交通手段:電車、現地ツアーバス

4

オックスフォード&コッツウォルズ

主な見どころ

クライストチャーチ(カレッジ)、バイブリー村(コッツウォルズの村)など

ロンドンからの移動時間:電車で約1時間、その後バスで約30分

交通手段:電車、路線バスまたは観光ツアーバス

5

ウィンザー

主な見どころ

ウィンザー城、衛兵交代式

移動時間:電車で約55分

交通手段:電車

旅の快適ポイント

🚅

早朝電車の活用

朝早い時間の電車を利用すると、人気の都市でも午後の観光時間をしっかり確保でき、混雑を避けやすくなります。

🎫

ストーンヘンジ予約

ストーンヘンジへの入場は予約が必須です。事前に公式サイトで日時指定のチケットを購入しておくと安心です。

💳

オイスターカード

ロンドン市内の地下鉄やバスは、オイスターカードやタッチ決済対応のクレジットカードを使うと料金がお得で、改札もスムーズです。

🚂

BritRailパス

複数の都市へ電車で日帰り旅行をする場合は、「BritRail London Plusパス」を利用すると、個別に往復切符を買うよりもお得になることがあります。

🏰

衛兵交代式

ウィンザー城では、午前中に衛兵交代式が行われる日があります。午前中に訪れると、交代式と合わせてお城の中もゆっくり見学しやすいでしょう。

🥪

食費節約術

スーパーマーケットの「マークス&スペンサー」や「セインズベリーズ」にあるデリコーナーの「ミールディール」がおすすめ。1食6~7ポンド程度で済みます。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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7日間で巡る英国クラシック

ロンドンだけでなく、イギリスの多様な魅力を鉄道で巡る、1週間の王道プランをご紹介します。

日帰りや1泊2日の移動を組み合わせることで、荷物の負担を減らしながら、歴史ある街や世界遺産、さらにはスコットランドまで幅広く楽しめます。

移動時間は、ナショナルレール(英国の鉄道運行情報)の最新時刻表(2025年5月改定版)に基づいた最短の目安です。

7日間の旅程マップ

各都市をクリックして詳細をご覧ください

1-2

ロンドン(2泊)

見どころ:ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、大英博物館、タワーブリッジ

移動:市内は地下鉄・徒歩で20-30分

おすすめ:地下鉄の1日券を活用して効率よく観光

3

バース日帰り

見どころ:バースの旧市街、ローマ浴場跡

移動:ロンドンから電車で約1時間15分

おすすめ:GWR高速列車利用、ローマ浴場跡は事前予約必須

4

オックスフォード・コッツウォルズ(1泊)

見どころ:クライストチャーチ(カレッジ)、コッツウォルズの村々

移動:電車1時間+バス30分

おすすめ:オックスフォード駅前のツアーバスでコッツウォルズ巡り

5

ヨーク(1泊)

見どころ:ヨーク大聖堂、城壁散策

移動:オックスフォードから電車で約1時間50分

おすすめ:LNER Azuma利用、城壁散策は20時閉門(夏期延長有)

6

エディンバラ(1泊)

見どころ:エディンバラ城、ロイヤルマイル

移動:ヨークから電車で約2時間30分

おすすめ:朝早い電車で昼前到着、衛兵交代式や地下ツアー参加可能

7

ウィンザー・ロンドン帰国

見どころ:ウィンザー城、衛兵交代式

移動:エディンバラからロンドン経由、ロンドン⇔ウィンザー55分

おすすめ:午前中にウィンザー城、夜便でも余裕の帰国スケジュール

旅行をスムーズに進める6つのコツ

鉄道パス活用

BritRail PassのLondon Plusなど、日帰り範囲の往復運賃より割安

早朝便でエディンバラ

朝早い電車で昼前到着、観光時間を最大化

コッツウォルズはツアーバス

オックスフォード駅前発の小規模ツアーで効率的

バース事前予約

ローマ浴場跡の入場は事前オンライン予約必須

ヨーク城壁は夕方

20時閉門のため、到着後すぐに城壁散策がおすすめ

最終日の時間管理

午前中ウィンザー観光で夜便にも余裕で対応

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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10日間でゆったり縦断プラン

イギリスの主要都市を南から北へ、無理のないスケジュールで巡る10日間のモデルコースです。

ロンドン発着の往復航空券を基本としていますが、帰りはエディンバラやフォートウィリアムから夜行列車を利用すると、時間を有効に活用できます。

主に電車と徒歩での移動となるため、駅の近くにホテルを選ぶと、荷物を持って移動する際の負担を大きく減らせます。

イギリス10日間ゆったり縦断プラン
1

ロンドン

バッキンガム宮殿、ウェストミンスター周辺など(到着日・ロンドン市内)

移動手段:地下鉄、徒歩
2

ロンドン

大英博物館、コヴェントガーデンなど

移動時間:市内各所へ20~30分
移動手段:地下鉄
3

バース

ローマ浴場跡、ロイヤル・クレセント(三日月形の連続住宅)など

移動:ロンドンからバースへ
移動時間:電車で約1時間15分
移動手段:GWR(グレート・ウェスタン鉄道)の高速列車
4

オックスフォード

クライストチャーチ(カレッジ)、ボドリアン図書館など

移動:バースからオックスフォードへ
移動時間:電車で約1時間
移動手段:電車
5

リバプール

ビートルズゆかりの地、アルバート・ドックなど

移動:オックスフォードからリバプールへ
移動時間:電車で約2時間30分~3時間(乗り換えあり)
移動手段:アヴァンティ・ウェスト・コースト(高速列車)など
6

ウィンダミア(湖水地方)

ウィンダミア湖クルーズ、ヒルトップ(ピーターラビット™の作者の家)など

移動:リバプールからウィンダミアへ
移動時間:電車とバスで約1時間30分~2時間
移動手段:電車、バス
7

エディンバラ

エディンバラ城、ロイヤルマイル(歴史的な通り)など

移動:ウィンダミアからエディンバラへ
移動時間:電車で約2時間30分(オクセンホルム駅などで乗り換え)
移動手段:電車
8

エディンバラ

アーサーズ・シート(丘からの眺め)、スコッチウイスキー体験など

移動時間:市内各所へ約20分
移動手段:徒歩、路線バス
9

フォートウィリアム

ジャコバイト号(映画にも登場する蒸気機関車)、グレンフィナン高架橋など

移動:エディンバラからフォートウィリアムへ
移動時間:電車で約4時間
移動手段:スコットレール(鉄道会社)
10

夜行列車でロンドンへ

カレドニアン・スリーパー(夜行列車)でロンドンへ

移動:フォートウィリアムからロンドンへ
時刻:19:00頃発 → 翌朝08:00頃着
移動手段:カレドニアン・スリーパー(夜行列車)

17日以上続けて電車を利用する場合は、「ブリットレイル・イングランド+スコットランドパス」のような鉄道パスを検討すると、個別に切符を買うよりもお得になることがあります。

2湖水地方のウィンダミアでは、宿泊先に荷物を預けてから、ボウネス・ピア(桟橋)から湖のクルーズ船に乗ると、移動や乗り継ぎがスムーズです。

3エディンバラ城への入場は日時指定制です。公式サイトなどからオンラインで予約しておくと、当日の入場待ちの列を避けられます。

4フォートウィリアムへ向かう日中の電車は景色が素晴らしいので、行き(または帰り)のどちらか片道で利用し、もう一方は夜行列車にすると、時間を有効活用しつつハイランド地方の美しい車窓も楽しめます。

5ロンドンに戻った後、ヒースロー空港へ向かう際は、「ヒースロー・エクスプレス」(空港アクセス特急列車、所要時間約15分)を利用すると、朝の交通渋滞を避けてスムーズに移動できます。

項目 エコノミー スタンダード ハイエンド
交通費
(鉄道パス、地下鉄など)
£390
(約74,100円)
£520
(約98,800円)
£680
(約129,200円)
宿泊費
(駅近くのホテルやB&Bの目安、9泊分)
£630
£70×9泊
(約119,700円)
£1,080
£120×9泊
(約205,200円)
£1,980
£220×9泊
(約376,200円)
食費
(1日あたり)
£30/日
(約5,700円/日)
£50/日
(約9,500円/日)
£100/日
(約19,000円/日)
観光・入場料 £150
(約28,500円)
£200
(約38,000円)
£350
(約66,500円)
合計(目安) 約£1,090
(約207,100円)
約£1,690
(約321,100円)
約£2,880
(約547,200円)

※ 注意事項

上記日本円は1ポンド=190円で計算しています。ご旅行時の最新レートでご確認ください。また、合計金額は各項目の積み上げと必ずしも一致しない場合がありますが、元資料の合計値を記載しています。食費は1日あたりの目安であり、旅行日数(このプランでは実質的な観光・滞在日数)を考慮して全体の予算を計画してください。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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費用の目安と節約ポイント

イギリス旅行の費用は、現地の物価や為替レートの変動に影響されやすいので、あらかじめ大まかな予算を把握しておくと安心です。

ここでは、1ポンドを190円として計算し、「バックパッカー」「スタンダード」「ハイエンド」の3つの予算レベルに分けて、1日あたりの平均的な費用をまとめました。

宿泊施設は、駅の近くにあるB&B(個室でバス・トイレは共同の場合あり)、中級クラスのホテル、4つ星以上のホテルをそれぞれ想定しています。

イギリス旅行の費用目安と節約術

バックパッカー

約£140

(約26,600円/日)

交通費 £35 (約6,650円)
宿泊費 £60 (約11,400円)
食費 £25 (約4,750円)
観光・入場料 £20 (約3,800円)

スタンダード

約£240

(約45,600円/日)

交通費 £50 (約9,500円)
宿泊費 £120 (約22,800円)
食費 £40 (約7,600円)
観光・入場料 £30 (約5,700円)

ハイエンド

約£470

(約89,300円/日)

交通費 £80 (約15,200円)
宿泊費 £250 (約47,500円)
食費 £80 (約15,200円)
観光・入場料 £60 (約11,400円)

節約に役立つ7つのポイント

1. 電車の早割・オフピーク割引を利用

「アドバンス」という事前購入割引切符を利用すると、通常料金の半額以下になることも。最大12週間前から予約可能です。

2. 短期間の周遊には鉄道パスを検討

ブリットレイル・パス4日間用が£178 (約33,820円)。複数都市を回る場合は個別購入より安くなることがあります。

3. ロンドン市内交通は上限額を活用

オイスターカードやタッチ決済で1日の利用料金に上限額(デイリーキャップ)が自動適用されます。

4. レールカードでさらにお得に

年間£30 (約5,700円)で多くの電車の運賃が1/3割引。2~3回の長距離利用で元が取れます。

5. スーパーの「ミールディール」を活用

テスコやセインズベリーズの食事セットは£3.60 (約684円)前後。パブランチも£11~£14程度でお得です。

6. 無料の主要博物館を訪れる

大英博物館、ナショナル・ギャラリー、スコットランド国立博物館など、素晴らしい博物館が入場無料です。

7. VAT払い戻し制度を利用

1店舗で1日に£160 (約30,400円)以上の買い物をした場合、付加価値税の払い戻しを受けられる場合があります。

重要な注意事項

上記費用は1ポンド=190円(2025年6月現在の目安レート)で計算しています。為替レートや現地の料金は変動するため、旅行前に最新情報を必ずご確認ください。航空券代(東京-ロンドン間で10万円~15万円程度)は別途必要です。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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季節別おすすめ訪問時期

イギリスは同じくらいの緯度にある他の国と比べると、海の影響で一年を通して気温の変化が比較的穏やかです。

しかし、雨の降りやすさや太陽が出ている時間(日照時間)は季節によって大きく異なります。

ご自身の旅行スタイルや見たいイベントに合わせて訪れる時期を選ぶことで、限られた旅行期間を最大限に満喫できるでしょう。

イギリス季節別旅行ガイド
🌸

3月~5月

平均気温

6℃~15℃

降水量

37~45mm

日照時間

10~15時間

季節の魅力

キューガーデン(王立植物園)ではチューリップが満開になり、イースターの連休にはセールも楽しめます。観光客は比較的少ない時期です。

☀️

6月~8月

平均気温

14℃~23℃

降水量

45~55mm

日照時間

15~17時間

季節の魅力

テニスのウィンブルドン大会(例年6月末~7月)やエディンバラ・フェスティバル・フリンジ(8月)などが開催されます。日照時間が長いので地方へのドライブも快適ですが、宿泊施設や電車の座席は早めの予約が必須です。

🍂

9月~11月

平均気温

8℃~17℃

降水量

50~60mm

日照時間

9~12時間

季節の魅力

湖水地方では美しい紅葉が見られ、ハーフターム(学期の半ばにある短期休暇、10月末頃)の前後には交通機関の運賃が割安になることも。夏に比べて観光客が減り、街歩きがしやすい季節です。

❄️

12月~2月

平均気温

2℃~8℃

降水量

55~65mm

日照時間

7~9時間

季節の魅力

各地でクリスマスマーケットが開かれ、年末年始にはセールも行われます。博物館などの屋内施設は快適に楽しめますが、地方では日没が早く、交通機関の運休も増えることがあるため、余裕を持った旅行計画がおすすめです。

時期選びのヒント

アクティビティ重視の方へ

屋外での観光を重視するなら、気温だけでなく日照時間もチェックしましょう。例えば、お城や庭園の見学は春から初夏にかけて、ハイキングは日が長い7月頃が特におすすめです。

費用を抑えたい方へ

旅行費用を抑えたい場合は、3月や11月が狙い目です。航空券やホテルの料金が夏のピーク時に比べて2~3割ほど安くなることがあり、主要な博物館は年間を通して無料で見学でき、待ち時間も比較的短くなります。

イベント参加希望の方へ

夏の有名なイベントのチケットはすぐに売り切れてしまうことが多いです。例えば、ウィンブルドン大会のチケットは前年の12月頃に行われる公式の抽選に申し込んだり、エディンバラ・フェスティバル・フリンジは3月以降に販売される早割チケットを利用したりすると、入手しやすくなります。

冬の特別な体験を求める方へ

冬には、ロンドン郊外のストーンヘンジなどで霜や霧によって幻想的な景色が見られることがあります。ただし、風が強い日には現地のシャトルバスが遅れることもあるため、訪れる前日の夜などに運行状況を確認しておくと安心です。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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イギリス(ロンドン)旅行のモデルコース

ロンドン1日で必見スポット

滞在時間が限られていても、「イギリスらしさ」と「国際都市ロンドンの大きさ」を一度に感じられる1日観光コースです。

移動は主に地下鉄と徒歩です。オイスターカード(交通系ICカード)やタッチ決済対応のクレジットカードを利用すれば、ロンドン中心部(ゾーン1内)の交通費は1日の上限が£5.25 (約998円、2025年6月時点の目安) になります。

ロンドン1日観光 おすすめ必見スポットコース

09:00

バッキンガム宮殿

衛兵交代式見学

約1時間

アドバイス

開始30分前には到着すると、前の方で見学しやすくなります。月・水・金曜の11:00開始など、実施日時は要確認。

10:30

ウェストミンスター地区

ウェストミンスター寺院内部見学

約1時間

アドバイス

公式サイトで事前に予約すると、待ち時間を短縮できます。

12:00

サウスバンク地区

ロンドン・アイ(大観覧車)

約1時間

アドバイス

オンラインで事前にチケットを購入すると、5~10%程度割引になることがあります。

13:30

トラファルガー広場周辺

ナショナル・ギャラリー(入場無料)

約1時間

アドバイス

印象派の作品は、セインズベリー棟(Sainsbury Wing)が比較的空いていることがあります。

15:00

タワーヒル地区

ロンドン塔とクラウン・ジュエル

約2時間

アドバイス

16:00までに入場すると、比較的スムーズに見学できます。到着したらまずクラウン・ジュエルへ向かうと良いでしょう。

18:00

コヴェントガーデン

マーケット&パブで夕食

約2時間

アドバイス

ストリートパフォーマンスも楽しめます。19:30頃開演のミュージカルと組み合わせるのもおすすめです。

観光スポット マップ

ロンドン観光効率化ガイド
🚇

効率的な移動のコツ

1日の歩行距離: 10km以上歩くこともあります

地下鉄活用: ウェストミンスターからタワーヒルへは地下鉄ディストリクト線(District Line)を利用すると体力を温存できます

徒歩ルート: ウェストミンスター寺院からロンドン・アイまでは徒歩約15分

📸

ベストフォトスポット

ウェストミンスター橋: ビッグ・ベン(国会議事堂の時計台)とロンドン・アイを一緒に写真に収めることができる絶好のポイントです

橋の上からの眺めは、ロンドンの象徴的な景色を一枚に収められる人気スポットです

👑

ロンドン塔 効率見学法

優先エリア: 「クラウン・ジュエル」(王冠などの宝物展示)は特に混雑します

攻略のコツ: 到着したらまずクラウン・ジュエルへ向かうと、列が短い場合があります

開館直後の時間帯が比較的空いているのでおすすめです

🍺

イギリスのパブマナー

注文方法: 飲み物や食事の注文と支払いはカウンターで行うのが一般的です

チップについて: 基本的にチップは不要ですが、テーブルでサービスを受けた場合は会計時に10%程度のチップを置くと良いでしょう

🏛️

大英博物館(雨天・混雑時代替)

利用場面: 雨の日やロンドン塔が非常に混雑している場合におすすめ

入場料: 無料

見どころ: 屋内なので天候を気にせず、古代エジプトの展示やロゼッタストーンなどを見学できます

🏙️

スカイ・ガーデン(ロンドン・アイ代替)

利用場面: ロンドン・アイが強風などで運休している場合におすすめ

入場料: 無料(ただし事前予約が必要な場合あり)

眺望: ロンドンの金融街シティ地区の景色を一望できます

🐎

騎兵隊交代式(衛兵交代式代替)

利用場面: バッキンガム宮殿の衛兵交代式が中止になった場合

場所: ホース・ガーズ・パレード

時間: 毎日11:00など(日時は要確認)

雰囲気: 衛兵交代式と同様の雰囲気を味わえます


ロンドンでの観光プランをさらに充実させたいなら、本場の優雅なアフタヌーンティー体験もおすすめです。

どのお店を選べば良いか迷う方のために、人気店をランキング形式で詳しく紹介している「最高の体験を!ロンドン アフタヌーンティーランキング TOP5」の記事もぜひご覧ください。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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ロンドン2日で近郊日帰り

ロンドンを拠点に、「イギリスらしい歴史ある街」を手軽に体験したい方には、電車で1時間程度の近郊都市への日帰り旅行がおすすめです。

このプランでは、移動時間が比較的短く、駅から主な観光エリアまで歩いて行ける2つの都市を組み合わせたモデルコースをご紹介します。

ロンドンに戻ってからは中心部で夜の街を楽しめるよう、18時~19時頃に帰着するスケジュールです。

1

ウィンザー&イートン

電車で約1時間4分

出発駅

ロンドン・ウォータールー駅 → ウィンザー&イートン・リバーサイド駅

主な見どころ

ウィンザー城、ザ・ロング・ウォーク、名門イートン校

おすすめ行程

8:21出発 → 9:25到着、衛兵交代式(11:00頃)見学、城内ステート・アパートメント見学、16:53帰路

費用目安

往復運賃:£18.80(約3,572円)
ウィンザー城入場料:£30.00(約5,700円、オンライン事前購入)

2

オックスフォード

電車で最速52分

出発駅

ロンドン・パディントン駅 → オックスフォード駅

主な見どころ

クライストチャーチ(カレッジ)、ボドリアン図書館、ハリー・ポッターロケ地

おすすめ行程

8:50出発 → 10:00前到着、クライストチャーチ見学、ヴォールツ&ガーデンで昼食、17:31帰路

費用目安

往復運賃:£14.00〜(約2,660円、アドバンス利用)
大学施設共通パス:£16.00(約3,040円)

その他の日帰り旅行先

ケンブリッジ

電車で最速約48分

ケム川でのパンティング体験が人気

バース

電車で約1時間15分

古代ローマ浴場跡、ジョージ王朝様式の街並み

ロンドン近郊日帰り旅行先マップ

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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ロンドン3日+地方都市体験

ロンドンを3日間じっくり楽しんだ後、イギリスならではの歴史ある地方都市へ足を延ばすプランです。

大きな荷物はロンドンの宿泊先に預けて身軽に移動すれば、時間も費用も節約できます。

このプランでは、代表的な都市として「バース」と「ヨーク」への1泊2日の小旅行をそれぞれ組み合わせ、ロンドン滞在と合わせて約5日間で満喫するモデルをご紹介します。

1日目
ロンドン

メイン観光

ウェストミンスター周辺散策、衛兵交代式見学、テムズ川クルーズ

ロンドン市内移動のみ

ポイント:交通費は1日上限£5.25(約998円)で乗り放題

2日目
ロンドン

メイン観光

大英博物館見学、コヴェントガーデン散策、夜はミュージカル鑑賞

ロンドン市内移動のみ

ポイント:ミュージカルのチケットは事前にオンライン予約しておくと安心

3日目
ロンドン

メイン観光

タワーブリッジ、ロンドン塔見学、おしゃれなショーディッチ地区の散策

ロンドン市内移動のみ

ポイント:ロンドン塔は午前中の早い時間帯が比較的空いています

4日目
バース(泊)

メイン観光

古代ローマ時代の浴場跡、美しい三日月形の連続住宅ロイヤル・クレセント

ロンドン → バース:電車で約1時間19分

ポイント:夕方には天然温泉スパ「テルメ・バース・スパ」でリフレッシュもおすすめ

5日目
ヨーク(泊)

メイン観光

ヨーク大聖堂、中世の城壁散策、歴史的な街並みを楽しむ

ロンドン → ヨーク:電車で約2時間3分

ポイント:夜は地元のパブで本場のリアルエール(伝統的なエールビール)を味わう

プランを上手に活用するための3つのポイント

電車の早割「アドバンス」は12週間前からチェック

バースやヨークへの長距離列車は、「アドバンス(Advance)」という事前購入割引切符を利用すると最大で半額近くになることも。

旅行の日程が決まったら早めに購入することで、合計で£40(約7,600円)以上費用を抑えられる場合があります。

「ブリットレイル・ロンドンプラスパス」も検討

ロンドン市内観光が3日間、近郊への移動が2日間といった場合には、個別に切符を買うよりも「ブリットレイル・ロンドンプラスパス」の方がお得になることがあります。

例:4日間用£174(約33,060円)

電車の遅延も考慮して計画に余裕を

鉄道会社によってはストライキが予定されていたり、遅延が発生したりすることもあります。

特に帰りの便など、時間に余裕を持った計画を立てるか、LNERやGWRといった他の鉄道会社の利用も検討すると安心です。

予算の目安(1名あたり/概算)

ロンドン3泊(中級ホテル) £360(約68,400円)
バース1泊(B&B) £90(約17,100円)
ヨーク1泊(駅近ホテル) £110(約20,900円)
交通費(長距離列車・市内交通) 約£180(約34,200円)
食費・入場料など 約£170(約32,300円)
合計(5泊6日の場合) 約£910(約172,900円)

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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鉄道パス選びと移動術

イギリス国内で長距離を移動するモデルコースの場合、個別に切符を買うよりも、鉄道パスや早割切符などを上手に組み合わせることで、旅行費用を抑えられます。

主な鉄道パスを比較してみましょう。

イギリス鉄道旅行ガイド

主要な鉄道パス比較

ブリットレイル・パス

149USドル~
(約22,350円~)

有効期間:3、4、8、15日間連続タイプ/フレキシータイプ

対象エリア:イングランド・スコットランド・ウェールズ全域

おすすめ:10日間程度のイギリス周遊旅行や広範囲を巡るコースに最適

ブリットレイル・ロンドンプラスパス

174USドル~
(約26,100円~)

有効期間:2、4、8日間連続タイプ/フレキシータイプ

対象エリア:ロンドンから日帰り圏内(約100km、バース・ケンブリッジなど)

おすすめ:ロンドンを拠点に3~5日間で近郊都市へ日帰り旅行するプランに

ブリットレイル・イングランドパス

169USドル~
(約25,350円~)

有効期間:3、4、8日間連続タイプ

対象エリア:イングランド全土

おすすめ:湖水地方とコッツウォルズ地方を巡るなど、イングランド国内限定の旅行に

レールカード
(16-25歳向けなど各種)

年間£35
(約6,650円)

有効期間:1年間有効、多くの鉄道切符が1/3割引

対象エリア:イギリス国内全域

おすすめ:1年以内に2~3回以上長距離列車を利用するならお得。学生や若者、シニアに特におすすめ

交通費を抑える5つのテクニック

1

早割「アドバンス」チケット活用

乗車日の最長12週間前から購入可能な事前購入割引切符。同じ区間の当日運賃と比べて最大で半額以上安くなることも。

注意:購入後は乗車する列車の変更不可。日時確定の長距離移動におすすめ。

2

オフピーク時間帯を狙う

平日の朝夕ラッシュ時を避けた時間帯(例:10:00以降)は「オフピーク」や「スーパーオフピーク」切符で割安に。

節約効果:出発時間を少し調整するだけで£10(約1,900円)以上安くなることも。

3

レールカード×アドバンスでW割引

レールカードの1/3割引は「アドバンス」運賃にも適用可能。デジタル版なら購入後すぐに利用開始。

実例:£60のアドバンス切符 → レールカード使用で約£40に。

4

ロンドン市内は1日上限運賃活用

オイスターカードやタッチ決済対応クレジットカードで、ロンドン中心部(ゾーン1~2)の1日上限額は£5.25(約998円)。

お得:1日に地下鉄を4回以上利用してもこれ以上の料金はかからない。

5

遅延補償「ディレイ・リペイ」

列車が30分以上遅延した場合、運賃の一部(最大50%など)が払い戻される制度。

手続き:鉄道会社のアプリなどから忘れずに申請を。

最適な節約戦略まとめ

3都市以上の周遊旅行:
「ブリットレイル・パス」などの鉄道パスが個別切符購入より総額でお得になることが多い。

長距離移動が1~2区間のみ:
早割の「アドバンス」切符と「レールカード」の組み合わせが最も費用を抑えられる。

ロンドン中心の移動日:
オイスターカードなどの1日上限運賃を活用してコストを最小化。

ハイブリッド型戦略:
状況に応じて鉄道パス、アドバンス切符、オイスターカードを使い分けるのが最適な節約術。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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治安重視のホテル選び

イギリスでは、都市によって犯罪の発生率に差があります。

ホテルを選ぶ際は、まず公的なデータや警察からの安全に関する情報を参考に、夜間に徒歩で移動する機会が少ない場所を選ぶのが基本です。

駅の近くにあり、24時間対応のフロントがあるホテルなら、万が一チェックインが遅れてしまっても安心です。

ここでは、主要な観光都市において、「犯罪発生率が比較的低い」「駅から徒歩10分以内」「予約サイトなどのレビュー評価が平均4.0以上(5段階評価の場合)」といった条件を満たすエリアと、そのエリアにあるホテルクラスの一例をご紹介します。

イギリス旅行 安全なホテル選びガイド

イギリス旅行で安心!治安を考えたホテル選びのポイント

ロンドン

サウスケンジントン地区

この地区の犯罪率は1000人あたり59件程度で、ロンドン中心部の他エリアより低い傾向にあります。

最寄駅

グロスター・ロード駅
(Gloucester Road)

ホテル例

4つ星クラス
ザ・ベイリーズ ホテル ロンドン

ロンドン

ブルームズベリー地区

大英博物館に近く、夜でも比較的人通りが多いエリアです。

最寄駅

ラッセル・スクエア駅
(Russell Square)

ホテル例

3つ星クラス
プレジデント ホテル

バース

市庁舎周辺

比較的人口が密集していますが、報告される犯罪は軽微なものが多いとされています。

最寄駅

バース・スパ駅
(Bath Spa)

ホテル例

4つ星クラス
エイペックス シティ オブ バース ホテル

ヨーク

ミックルゲート周辺

ヨーク駅から旧市街へ続く主要な通り沿いで、街灯が多く比較的明るいエリアです。

最寄駅

ヨーク駅
(York)

ホテル例

3つ星クラス
ハンプトン バイ ヒルトン ヨーク

エディンバラ

ニュータウン東側

主に住宅街で、深夜の騒音などが比較的少ないエリアです。

最寄駅

エディンバラ・ウェイヴァリー駅
(Edinburgh Waverley)

ホテル例

4つ星クラス
ホテル インディゴ エディンバラ

ホテルの安全性を高めるためのチェックポイント

24時間対応サービスの確認

「24時間対応フロントデスク」や「カードキーシステム」の有無を公式サイトや予約サイトで確認しましょう。

セーフティボックスの活用

ロンドン警視庁も推奨する客室備え付けの金庫を活用し、貴重品を不必要に持ち歩かないようにしましょう。

犯罪統計の事前確認

「CrimeRate.co.uk」などで地域の犯罪件数を比較し、1000人あたり年間70件以下を目安にエリアを選びましょう。

夜道の事前チェック

Googleストリートビューで駅からホテルまでの夜道を確認し、街灯の多さや周囲の雰囲気をチェックしておきましょう。

セキュリティ対策の確認

ホテルの出入り口が通りに面しており、深夜時間帯にルームキー提示が必要など、セキュリティ対策がしっかりしているホテルを選びましょう。

まとめ

ロンドンでは観光客に人気のウェストミンスター地区やソーホー地区でスリや置き引きの被害が多く報告されていますが、サウスケンジントン地区やブルームズベリー地区などは比較的犯罪発生率が低く、博物館やレストランなども徒歩圏内の便利なエリアです。

地方都市では、主要な駅と旧市街を結ぶ大きな通り沿いに宿泊施設を選ぶと、夜でもタクシーを使わずに移動でき、時間と費用の節約になり、かつ安全面でも比較的安心できます。


イギリス各地のホテル選びも大切ですが、特に滞在時間が長くなることが多いロンドンのホテルについては、相場やエリア情報が気になりますね。

ロンドンのホテル料金の傾向やお得な選び方について、さらに詳しく解説した「ロンドンのホテル相場と選び方!格安から高級ホテルまで解説」の記事もご活用ください。

情報参照元:(2025年6月アクセス)

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イギリス旅行のモデルコース概要と知っておきたいポイントの総まとめ

  • 首都ロンドン中心に主要都市を5日間で効率よく巡るコースがある
  • ロンドンからスコットランドまで鉄道で巡る7日間の王道プランが提案されている
  • イギリスを南から北へ10日間でゆったり縦断する無理のないプランも存在する
  • ロンドン1日観光では主要な必見スポットを効率的に訪問できる
  • ロンドンを拠点にウィンザーやオックスフォードへ2日間で日帰り旅行が可能である
  • 鉄道パス「BritRail Pass」各種は条件により個別切符よりお得になる
  • 電車の早割「アドバンス」切符は交通費の大幅な節約に繋がる
  • ロンドン市内交通はオイスターカードやタッチ決済利用で1日の上限運賃が適用される
  • スーパーの「ミールディール」は食費を抑えるのに有効な手段である
  • 大英博物館やナショナル・ギャラリーなど入場無料の主要博物館・美術館が多い
  • ストーンヘンジやバースのローマ浴場跡など一部観光施設は事前予約が必須である
  • 旅行費用を抑えたい場合、春の3月や秋の11月が狙い目である
  • ホテル選びでは駅からのアクセスと治安の良いエリアの選択が推奨される
  • 対象年齢であれば「レールカード」購入で鉄道運賃が1/3割引になる
  • 条件を満たせば付加価値税(VAT)の払い戻し制度を利用できる場合がある
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