イタリア旅行の費用はいくら？3泊4日と1週間を徹底比較！賢く節約する方法も紹介

2024年10月20日2024年10月23日

この記事では、イタリア3泊4日の短期旅行から、1週間かけてじっくり周遊するプランまで、それぞれの費用目安と内訳を具体的にご紹介します。

さらに、航空券、ホテル、食費、観光など、各項目で費用を抑えるための賢いテクニックも伝授！

予算別に最適なプランもご提案するので、あなたの希望にぴったりのイタリア旅行を計画できます。

イタリア旅行3泊4日と1週間、費用を徹底比較！【予算別プラン例付き】

3泊4日の費用目安と内訳

イタリア旅行3泊4日にかかる費用は、旅行スタイルや時期によって大きく変動しますが、一般的な目安として20万円～40万円程度と考えておきましょう。

具体的な内訳と、費用を抑えるためのヒントをご紹介します。

主な費用の内訳

航空券: 往復10万円～20万円
- 直行便は高く、経由便やLCCを利用すると費用を抑えられます。
- 予約時期や時期によっても価格が変動します。
宿泊費: 1泊1万円～3万円
- ホテルのランクや立地によって大きく変わります。
- ドミトリーやゲストハウスを利用すれば費用を抑えられます。
食費: 1日5,000円～10,000円
- レストランでの食事は比較的高めです。
- スーパーや市場で食材を調達して自炊すれば費用を抑えられます。
観光費: 1日5,000円～1万円
- 美術館や遺跡などの入場料、交通費などが含まれます。
- ローマパスやフィレンツェカードなどの観光パスを利用するとお得です。
その他: お土産代、交通費、通信費など

費用を抑えるヒント

旅行時期をオフシーズンにする
- 11月～3月は観光客が少なく、航空券や宿泊費が安くなる傾向があります。
LCCや経由便を利用する
ホテルは郊外や駅から少し離れた場所を選ぶ
Airbnbなどの民泊を利用する
食費はスーパーや市場で食材を調達して自炊する
観光パスを利用する
無料の観光スポットを巡る

これらのヒントを参考に、予算に合わせて計画を立ててみましょう。

具体的な費用例

例えば、ローマ3泊4日の旅行で、航空券15万円、ホテル（1泊2万円×3泊）、食費（1日7,000円×4日）、観光費（1日5,000円×4日）とすると、合計で約35万円になります。

もちろん、これはあくまでも一例です。

宿泊先をゲストハウスにしたり、自炊をしたりすることで、費用をさらに抑えることも可能です。

【年末年始のイタリア旅行を計画中の方はこちら】

年末年始のイタリア旅行完全ガイド｜費用やおすすめ観光スポットと注意点、イベント情報を徹底解説

1週間の費用目安と内訳

1週間のイタリア旅行にかかる費用は、3泊4日と同様に旅行スタイルや時期によって大きく変動しますが、一般的な目安として35万円～60万円程度と考えておきましょう。

主な費用の内訳

航空券: 往復10万円～20万円
- 3泊4日の場合と同様、直行便は高く、経由便やLCCを利用すると費用を抑えられます。
宿泊費: 1泊1万円～3万円×7泊＝7万円～21万円
- 滞在日数が長くなる分、宿泊費の割合が大きくなります。
- 都市部ではホテル代が高くなる傾向があるので、郊外やゲストハウス、Airbnbなどを検討してみましょう。
食費: 1日5,000円～10,000円×7日＝3万5千円～7万円
- 毎日外食すると費用がかさむので、自炊を取り入れたり、テイクアウトを利用したりするのも良いでしょう。
観光費: 1日5,000円～1万円×7日＝3万5千円～7万円
- 複数の都市を巡る場合は、都市間の移動費も考慮する必要があります。
- ローマパスやフィレンツェカードなどの観光パスを有効活用しましょう。
その他: お土産代、都市間移動費、通信費など

費用を抑えるヒント

周遊プランを工夫する
- 都市間の移動距離を少なくすることで、交通費を抑えられます。
- ローマ、フィレンツェ、ベネチアなど、主要都市を効率的に巡るプランを検討しましょう。
宿泊は都市部から少し離れた場所にする
- 都市部から少し離れるだけで、宿泊費を大幅に抑えることができます。
- 交通の便が良い場所を選びましょう。
長期滞在割引を利用する
- 一部のホテルやAirbnbでは、長期滞在者向けの割引を提供しています。
現地のスーパーマーケットを活用する
- 食材や飲み物を安く購入できます。
- 自炊する場合は、キッチン付きの宿泊施設を選びましょう。

具体的な費用例

例えば、ローマ、フィレンツェ、ベネチアを巡る1週間の旅行で、航空券15万円、ホテル（1泊1万5千円×7泊）、食費（1日6,000円×7日）、観光費（1日7,000円×7日）、都市間移動費2万円とすると、合計で約45万円になります。

1週間の旅行となると、費用も大きくなりますが、その分、イタリアの魅力を深く味わうことができます。

予算と相談しながら、自分だけの理想の旅行プランを立ててみましょう。

イタリア旅行の航空券代の目安

イタリア旅行を計画する際、航空券代は大きな費用の一部を占めます。

以下に、イタリア旅行の航空券代の目安を示します。

航空券代の基本情報

エコノミークラス

通常期: エコノミークラスの往復航空券は、約10万～15万円が目安です。
ハイシーズン: 夏休みや年末年始などのハイシーズンでは、20万円近くになることもあります。

ビジネスクラス

通常期: ビジネスクラスの往復航空券は、約30万～50万円が目安です。
ハイシーズン: ハイシーズンでは、50万円以上になることもあります。

主要都市への航空券代

ローマ

エコノミークラス: 約10万～15万円。
ビジネスクラス: 約30万～50万円。

ミラノ

エコノミークラス: 約10万～15万円。
ビジネスクラス: 約30万～50万円。

ヴェネツィア

エコノミークラス: 約12万～18万円。
ビジネスクラス: 約35万～55万円。

航空券代を抑えるためのコツ

早めの予約
旅行の計画が決まったら、できるだけ早く航空券を予約することで、安い料金を確保できます。
比較サイトの利用
スカイスキャナーやトラベルコなどの比較サイトを利用して、最安値の航空券を見つけましょう。
オフシーズンの旅行
ハイシーズンを避け、オフシーズンに旅行することで、航空券代を大幅に節約できます。
乗り継ぎ便の利用
直行便よりも乗り継ぎ便の方が安い場合が多いので、乗り継ぎ便を検討してみましょう。

イタリア旅行の航空券代は、旅行の時期やクラスによって大きく変動します。早めの予約や比較サイトの利用、オフシーズンの旅行などを活用して、できるだけ費用を抑えましょう。

宿泊費の相場とおすすめエリア

イタリア旅行を計画する際、宿泊費は重要な要素の一つです。

以下に、主要都市の宿泊費の相場とおすすめエリアを紹介します。

ローマ

宿泊費の相場

中級ホテル: 1泊あたり約15,000円～30,000円。
高級ホテル: 1泊あたり約40,000円～70,000円。
ホステル: 1泊あたり約3,000円～6,000円。

おすすめエリア

トレビの泉周辺: 観光名所が集中しており、アクセスが便利です。
スペイン広場周辺: ショッピングやレストランが豊富で、観光にも最適です。
トラステヴェレ: ローマの下町情緒を感じられるエリアで、カフェやレストランが多くあります。

ミラノ

宿泊費の相場

中級ホテル: 1泊あたり約15,000円～25,000円。
高級ホテル: 1泊あたり約35,000円～60,000円。
ホステル: 1泊あたり約3,000円～5,000円。

おすすめエリア

ドゥオーモ周辺: ミラノの中心地で、観光やショッピングに便利です。
ナヴィッリ地区: 運河沿いのエリアで、夜の散策やレストランが楽しめます。
ブレラ地区: アートギャラリーやカフェが多く、落ち着いた雰囲気です。

フィレンツェ

宿泊費の相場

中級ホテル: 1泊あたり約12,000円～20,000円。
高級ホテル: 1泊あたり約30,000円～50,000円。
ホステル: 1泊あたり約2,500円～5,000円。

おすすめエリア

ドゥオーモ周辺: フィレンツェの中心地で、主要観光地へのアクセスが良好です。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅周辺: 交通の便が良く、観光やショッピングに便利です。
オルタルノ地区: アーティストの工房やカフェが多く、地元の雰囲気を楽しめます。

ヴェネツィア

宿泊費の相場

中級ホテル: 1泊あたり約15,000円～25,000円。
高級ホテル: 1泊あたり約40,000円～70,000円。
ホステル: 1泊あたり約3,000円～6,000円。

おすすめエリア

サン・マルコ広場周辺: ヴェネツィアの中心地で、観光名所が集中しています。
カンナレージョ地区: 静かなエリアで、地元の生活を感じられます。
ドーソデューロ地区: アートギャラリーや博物館が多く、文化的な雰囲気です。

ナポリ

宿泊費の相場

中級ホテル: 1泊あたり約10,000円～20,000円。
高級ホテル: 1泊あたり約25,000円～50,000円。
ホステル: 1泊あたり約2,000円～4,000円。

おすすめエリア

スペイン地区: 歴史的な建物や観光名所が多く、アクセスが便利です。
サンタ・ルチア地区: 海沿いのエリアで、美しい景色が楽しめます。
ヴォメロ地区: 高台に位置し、ナポリ湾の眺望が素晴らしいエリアです。

食費目安＆賢く節約するコツ

イタリアでの食費の目安と節約のコツを紹介します。

食費の目安

朝食

カフェやバールでの朝食は、約500円～700円が目安です。
エスプレッソとクロワッサンなどの軽食が一般的です。

ランチ

カジュアルなトラットリアやオステリアでのランチは、約1,500円～2,000円です。
ピッツェリアでのピザランチは、約1,000円～2,500円です。

ディナー

トラットリアやオステリアでのディナーは、約3,000円～7,000円です。
高級リストランテでのディナーは、1万円以上になることもあります。

カフェ

カフェでのエスプレッソは、約200円前後です。
パニーニや軽食は、約600円～1,500円です。

現地での食費を抑えるコツ

1. 昼食は軽食で済ませる

イタリアでは、昼食は軽めに済ませる習慣があります。

パニーニやピザ、サラダなどをテイクアウトして、公園や広場で食べるのも良いでしょう。

2. 夕食はトラットリアやオステリアを利用する

リストランテよりもカジュアルなトラットリアやオステリアは、リーズナブルな価格で食事を楽しめます。

地元の人々に愛されるお店を見つければ、本格的なイタリア料理を味わえるでしょう。

3. セットメニューや日替わりメニューを選ぶ

多くのレストランでは、お得なセットメニューや日替わりメニューを提供しています。

これらのメニューを利用すれば、単品で注文するよりも安く済むことが多いです。

4. Aperitivo（アペリティーボ）を楽しむ

夕方になると、多くのバーでアペリティーボと呼ばれる軽食とドリンクがセットになったサービスを提供しています。

アペリティーボを利用すれば、夕食代を抑えながら、イタリアの食文化を楽しむことができます。

5. スーパーマーケットを活用する

スーパーマーケットでは、生ハムやチーズ、パン、ワインなど、様々な食材が安く購入できます。

自炊する場合は、スーパーマーケットで食材を調達しましょう。

6. 市場で買い物をする

地元の市場では、新鮮な野菜や果物、魚介類などを購入できます。

市場で食材を調達して、ピクニックを楽しむのもおすすめです。

7. 水道水を飲む

イタリアの水道水は、基本的に飲んでも問題ありません。

レストランで水を注文する代わりに、水道水を持ち歩けば、飲み物代を節約できます。

観光地の入場料とお得なチケット

イタリア旅行を計画する際、観光地の入場料とお得なチケット情報を知ることは、旅行費用を抑えるために重要です。

以下に、主要観光地の入場料とお得なチケットの情報を紹介します。

主要観光地の入場料

ローマ

コロッセオ/フォロ・ロマーノ/パラティーノの丘: 3施設共通入場券で18ユーロ（約2,840円）。
バチカン美術館: 17ユーロ（約2,680円）
ボルゲーゼ美術館: 13ユーロ（約2,050円）

フィレンツェ

ウフィツィ美術館: 26ユーロ（約4,102円）
アカデミア美術館: 12ユーロ（約1,890円）

ヴェネツィア

ドゥカーレ宮殿/コッレール博物館/国立考古学博物館/国立マルチャーナ図書館: 4施設共通入場券で30ユーロ（約4,733円
サン・マルコ大聖堂: 無料（特別展は有料）

ミラノ

最後の晩餐（サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会）: 15ユーロ（約2,370円）
ドゥオーモ（大聖堂）: 3ユーロ（約470円）

お得なチケット

ローマパス

48時間パス: 36.5ユーロ（約5,800円）で、1つの観光地の無料入場とその後の割引が受けられます。
72時間パス: 58.50ユーロ（約9,300円）で、2つの観光地の無料入場とその後の割引が受けられます。
特典: ローマ市内の公共交通機関が乗り放題、特定の観光地での割引。

フィレンツェカード

価格: 85ユーロ（約13,400円）
有効期間: 72時間
特典: 72時間以内にフィレンツェの主要観光地に優先入場が可能

ヴェネツィアユニカシティパス

価格: 24時間券が20ユーロ（約3,150円）、48時間券が30ユーロ（約4,725円）、72時間券が40ユーロ（約6,300円）
特典: ヴェネツィアの公共交通機関が乗り放題、特定の観光地での割引

イタリアの主要観光地では、入場料がかかる場所が多いですが、お得なチケットを利用することで費用を抑えることができます。

旅行の計画を立てる際には、これらのチケットを活用して、効率的に観光を楽しみましょう。

交通費の目安と移動手段

イタリア旅行を計画する際、交通費の目安と移動手段を知ることは重要です。

以下に、主要都市間の移動費用と市内交通の情報を紹介します。

都市間の移動費用

電車

フレッチャロッサ（高速鉄道）: ローマからフィレンツェまでの片道料金は約24ユーロ（約3700円）から購入可能
イタロ（高速鉄道）: ミラノからヴェネツィアまでの片道料金は約20ユーロ（約3,200円）から購入可能
ユーレイルグローバルパス: 複数都市を周遊する場合に便利で、7日間のパスは約300ユーロ（約48,000円）

バス

フリックスバス: ローマからナポリまでの片道料金は約5ユーロ(約800円)から購入可能
長距離バス: ミラノからフィレンツェまでの片道料金は約11ユーロ（約1,760円）から購入可能

飛行機

格安航空会社（ライアンエアー、イージージェット）: ローマからミラノまでの片道料金は約13ユーロ（約2,100円）から購入可能

市内交通費

ローマ

地下鉄・バス・トラム: 1回券は1.5ユーロ（約240円）、24時間券は7ユーロ（約1,120円）
タクシー: 初乗り料金は約3ユーロ（約480円）、1kmごとに約1.1ユーロ（約176円）

フィレンツェ

バス: 1回券は1.5ユーロ（約240円）、24時間券は5ユーロ（約800円）
タクシー: 初乗り料金は約3.3ユーロ（約528円）、1kmごとに約1.2ユーロ（約192円）

ヴェネツィア

ヴァポレット（水上バス）: 1回券は7.5ユーロ（約1,200円）、24時間券は20ユーロ（約3,200円）
ゴンドラ: 30分の乗船で約80ユーロ（約12,800円）

ミラノ

地下鉄・バス・トラム: 1回券は2ユーロ（約320円）、24時間券は7ユーロ（約1,120円）
タクシー: 初乗り料金は約3.3ユーロ（約528円）、1kmごとに約1.1ユーロ（約176円）

イタリアの交通費は、移動手段や都市によって異なります。効率的に移動するためには、事前に交通手段を調べておくことが重要です。

特に、都市間の移動には高速鉄道や格安航空会社を利用することで、時間と費用を節約できます。

また、市内交通では、24時間券や複数日券を活用することで、観光をより便利に楽しむことができます。

【イタリア旅行の持ち物についてはこちら】

イタリア旅行持ち物の決定版！現地で役立つ必需品と便利アイテムリスト【2024年最新版】

【3泊4日・1週間】イタリア旅行の費用を賢く計画する方法

予算別おすすめプラン

イタリア旅行の予算は、人それぞれです。

ここでは予算別に、おすすめの旅行プランをご紹介します。

【予算重視派】30万円以内プラン

滞在期間：3泊4日
滞在都市：ローマ
航空券：LCCを利用（往復10万円）
宿泊：ゲストハウス（1泊5,000円×3泊）
食費：自炊中心（1日3,000円×4日）
観光：無料の観光スポットを巡る
ポイント：
- LCCや早朝・深夜便を利用して航空券代を抑える。
- 宿泊は、ドミトリーやゲストハウスなどの安価な宿泊施設を選ぶ。
- 食費は、スーパーで食材を調達して自炊する。
- ローマパスなどの観光パスを利用して、お得に観光を楽しむ。

【バランス重視派】40万円プラン

滞在期間：3泊4日
滞在都市：ローマ、フィレンツェ
航空券：経由便を利用（往復13万円）
宿泊：3つ星ホテル（1泊1万円×3泊）
食費：昼食は軽食、夕食はトラットリア（1日5,000円×4日）
観光：主要な観光スポットを巡る
ポイント：
- 経由便を利用することで、航空券代を抑える。
- ホテルは、中心部から少し離れた場所を選ぶ。
- 昼食は軽食で済ませ、夕食はリーズナブルなトラットリアを利用する。
- ローマパスやフィレンツェカードなどの観光パスを利用する。

【ちょっと贅沢派】60万円プラン

滞在期間：1週間
滞在都市：ローマ、フィレンツェ、ベネチア
航空券：直行便を利用（往復18万円）
宿泊：4つ星ホテル（1泊2万円×7泊）
食費：レストランやカフェで食事を楽しむ（1日8,000円×7日）
観光：主要な観光スポットを巡り、現地ツアーに参加
ポイント：
- 直行便を利用して、移動時間を短縮する。
- 快適なホテルに宿泊して、ゆったりと過ごす。
- 様々なレストランで、イタリア料理を堪能する。
- 現地ツアーに参加して、より深くイタリアを知る。

その他

上記はあくまでも目安です。自分の予算や好みに合わせて、プランをカスタマイズしましょう。
宿泊費や食費は、都市や時期によって変動します。
航空券やホテルは、早めに予約する方がお得な場合があります。

ローマ満喫プラン

3泊4日のローマ満喫プランをご紹介します。

1日目：古代ローマとバロック芸術に触れる

午前：コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘を効率的に見学。古代ローマ帝国の栄華を体感する。
午後：真実の口で記念撮影後、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会を見学。
夕方：ナヴォーナ広場周辺を散策。バロック様式の美しい噴水や教会を鑑賞し、広場のカフェで休憩。
夜：トラステヴェレ地区で、ローマっ子に人気のトラットリアで authentic な夕食を楽しむ。

2日目：バチカン市国とローマの休日気分を満喫

午前：バチカン市国を訪問。サン・ピエトロ大聖堂の壮大さに圧倒され、バチカン美術館でミケランジェロやラファエロの傑作を鑑賞。
午後：スペイン階段で映画「ローマの休日」のワンシーンを再現し、トレビの泉でコインを投げる。
夜：パンテオンのライトアップを鑑賞。周辺のレストランで、ロマンチックなディナーを楽しむ。

3日目：ローマの教会と芸術を巡る

午前：サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で、美しいモザイク画を鑑賞。
午後：ボルゲーゼ美術館で、ベルニーニやカラヴァッジョの作品を鑑賞。予約必須なので事前にチケットを確保しておきましょう。
夕方：ボルゲーゼ公園を散策し、美しい庭園を眺めながらリラックス。
夜：ローマ最後の夜は、夜景を見ながら、思い出に残るディナーを堪能する。

4日目：出発

費用目安

上記のプランで、航空券13万円、宿泊費（1泊1万2千円×3泊）、食費（1日5,000円×4日）、観光費（1日4,000円×4日）とすると、合計で約23万円になります。

ポイント

ローマパスを利用すると、多くの観光スポットの入場料が無料または割引になります。
3日間有効のローマパスを購入すれば、さらに交通機関の利用も可能。
主要観光スポットは徒歩圏内に集中しているので、歩きやすい靴で観光しましょう。

その他

このプランはあくまでも一例です。自分の興味や好みに合わせて、プランをアレンジしてみましょう。
旅行時期や予約状況によって、費用は変動する可能性があります。
上記の費用には、お土産代や個人的な費用は含まれていません。

3泊4日でも、ローマの主要な観光スポットを効率的に巡り、その魅力を十分に満喫できます。

フィレンツェ＆トスカーナ周遊プラン

ここでは、フィレンツェとトスカーナ地方を満喫できる1週間のモデルプランをご紹介します。

1日目：フィレンツェ到着＆街歩き

フィレンツェに到着後、ホテルにチェックイン。
フィレンツェのシンボル、ドゥオーモ（サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）を見学。
ヴェッキオ橋を渡り、アルノ川沿いを散策。
夕暮れ時は、ミケランジェロ広場からフィレンツェの街並みを一望。

2日目：ルネサンス芸術に浸る

ウフィツィ美術館で、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」など、ルネサンス期の傑作を鑑賞。
アカデミア美術館で、ミケランジェロの「ダビデ像」を鑑賞。
時間が許せば、パラッツォ・ピッティやバルジェロ美術館も訪れてみましょう。

3日目：トスカーナ地方へ日帰り旅行

中世の街並みが残るシエナを訪問。カンポ広場やシエナ大聖堂を見学。
世界遺産の塔の街、サン・ジミニャーノを散策。
地元のレストランで、トスカーナ料理を堪能。

4日目：フィレンツェの隠れた魅力を発見

メディチ家礼拝堂で、豪華絢爛な装飾に目を奪われる。
グッチガーデンで、ブランドの歴史に触れる。
サン・ロレンツォ市場で、お土産探しを楽しむ。

5日目：美食の街、ボローニャへ

フィレンツェから日帰りで、ボローニャへ。
ボローニャのシンボル、二つの塔に登り、街並みを眺める。
ボローニャ大学やマッジョーレ広場など、歴史的な建造物を巡る。
ボローニャ風パスタやボローニャソーセージなど、美食を堪能。

6日目：ワインの産地、キャンティ地方へ

フィレンツェから日帰りで、キャンティ地方のワイナリーを訪問。
美しいブドウ畑を眺めながら、ワインテイスティングを楽しむ。
地元のレストランで、ワインに合う郷土料理を味わう。

7日目：出発

費用目安

上記のプランで、航空券15万円、宿泊費（フィレンツェで1泊1万5千円×7泊）、食費（1日6,000円×7日）、観光費（1日7,000円×7日）、都市間移動費2万円とすると、合計で約39万円になります。

ポイント

フィレンツェカードを利用すると、多くの美術館や教会の入場料が無料になります。
トスカーナ地方へは、フィレンツェから日帰りで行くことができます。
レンタカーを借りて、トスカーナ地方を自由に周遊するのもおすすめです。

南イタリア周遊プラン

ここでは、ナポリを拠点に、アマルフィ海岸やポンペイ遺跡などを巡る、1週間のモデルプランをご紹介します。

1日目：ナポリ到着＆歴史地区散策

ナポリに到着後、ホテルにチェックイン。
世界遺産に登録されているナポリの歴史地区を散策。
ナポリの下町情緒あふれるスパッカナポリを歩く。
サンタ・ルチア港で、ナポリ湾の景色を眺める。

2日目：ポンペイ遺跡とヴェスヴィオ火山

日帰りで、古代ローマ時代の都市ポンペイ遺跡を訪問。
ヴェスヴィオ火山に登り、ナポリ湾とポンペイ遺跡を一望する。
ナポリに戻り、ピッツァの本場ナポリで、マルゲリータを味わう。

3日目：アマルフィ海岸の絶景を楽しむ

世界遺産のアマルフィ海岸を、バスまたは船で巡る。
ポジターノやアマルフィなどの美しい街並みを写真に収める。
海辺のレストランで、新鮮なシーフード料理を堪能。

4日目：カプリ島で青の洞窟探検

ナポリから船で、カプリ島へ。
天候が良ければ、青の洞窟へ。神秘的な青い光に包まれる。
カプリ島で、リフトに乗ってモンテ・ソラーロ展望台へ。
島の特産品、レモンチェッロをお土産に購入。

5日目：ナポリの地下都市を探検

ナポリの地下に広がる、古代ギリシャ・ローマ時代の地下都市を見学。
ナポリ国立考古学博物館で、ポンペイ遺跡から出土した美術品を鑑賞。

6日目：イスキア島で温泉を楽しむ

ナポリから船で、イスキア島へ。
火山島であるイスキア島で、温泉やスパを体験。
美しいビーチでリラックスしたり、島の特産品を味わったり。

7日目：出発

費用目安

上記のプランで、航空券15万円、宿泊費（ナポリで1泊1万5千円×7泊）、食費（1日6,000円×7日）、観光費（1日7,000円×7日）、都市間移動費2万円とすると、合計で約39万円になります。

ポイント

ナポリは治安があまり良くないので、貴重品の管理には注意しましょう。
アマルフィ海岸は、バスや船の便が少ないので、事前に時刻表を確認しておきましょう。
青の洞窟は、天候に左右されるので、事前に確認しておきましょう。

その他

このプランはあくまでも一例です。自分の興味や好みに合わせて、プランをアレンジしてみましょう。
旅行時期や予約状況によって、費用は変動する可能性があります。
上記の費用には、お土産代や個人的な費用は含まれていません。

無料で楽しめる観光スポット

入場料のかかる美術館や遺跡もいいけれど、費用を抑えたい旅行者には無料スポットも見逃せません。

ここでは、イタリアで無料で楽しめるおすすめの観光スポットをご紹介します。

ローマ

トレビの泉 (Fontana di Trevi)
ローマの象徴とも言える、バロック様式の壮大な噴水。
コインを投げ入れると、再びローマを訪れることができるという伝説があります。
スペイン広場 (Piazza di Spagna)
映画「ローマの休日」で有名な、137段の大階段がある広場。
階段の上からは、ローマの街並みを一望できます。
パンテオン (Pantheon)
古代ローマ時代に建造された、保存状態の良い神殿。
巨大なドーム型の天井から差し込む光は神秘的な雰囲気を醸し出しています。
ナヴォーナ広場 (Piazza Navona)
バロック様式の美しい広場。
3つの噴水があり、周辺にはカフェやレストランが立ち並んでいます。
真実の口 (Bocca della Verità)
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会にある、顔型の彫刻。
嘘をつくと手が噛み切られるという伝説があります。

フィレンツェ

ドゥオーモ広場 (Piazza del Duomo)
フィレンツェのシンボル、ドゥオーモ（サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）がある広場。
ドゥオーモの美しいクーポラ（ドーム）は必見です。
ヴェッキオ橋 (Ponte Vecchio)
アルノ川にかかる、中世の面影を残す橋。
橋の上には、宝石店や土産物店が軒を連ねています。
ミケランジェロ広場 (Piazzale Michelangelo)
フィレンツェの街を一望できる丘の上にある広場。
夕暮れ時は特に美しい景色が楽しめます。

ベネチア

リアルト橋 (Ponte di Rialto)
ベネチアで最も有名な橋。
運河を行き交うゴンドラや水上バスを眺めることができます。
サン・マルコ広場 (Piazza San Marco)
ベネチアの中心にある広場。
サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿など、歴史的な建造物が立ち並んでいます。

その他の都市

ミラノ
スフォルツェスコ城 (Castello Sforzesco)、ブレラ美術館 (Pinacoteca di Brera)（毎月第一日曜日無料）、ドゥオーモ (Duomo di Milano)
ナポリ
プレビシート広場 (Piazza del Plebiscito)、サン・カルロ劇場 (Teatro di San Carlo)
シチリア
パレルモ大聖堂 (Cattedrale di Palermo)

これらの無料スポットを巡ることで、費用を抑えながら、イタリアの歴史や文化に触れることができます。