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スイス旅行の準備で必ず迷うのが、「スイストラベルパス(Swiss Travel Pass)を買うべきか」という問題です。
「スイスの鉄道は高いからパスがお得」とよく言われますが、本当にそうなのでしょうか。
この記事では、日本人旅行者に多い4つのモデルルートについて、実際の運賃を1区間ずつ調べて、次の3つの買い方の総額を比べました。
- 乗車券をすべて正規運賃で買う
- スイストラベルパスを買う
- スイス半額カード(Swiss Half Fare Card)を買い、乗車券を半額で買う
この記事の結論
- 調べた4ルートすべてで、半額カードが最も安くなりました(スイストラベルパスより約1.1万〜3.1万円安い)。
- スイストラベルパスも、正規運賃で買うよりは安くなります。ただし1つの町に連泊する旅では、正規運賃とほぼ同額でした。
- 美術館・博物館を多く回る人、移動日がとても多い人、乗車券を毎回買う手間を省きたい人には、スイストラベルパスが向いています。
運賃は2026年9月29〜30日に、スイス国鉄(SBB)と各登山鉄道・船会社の公式サイトで調べたものです。
調査の条件は記事の中で詳しく説明します。
結論|4ルートで計算すると、スイストラベルパスより半額カードが安い

4つのモデルルートについて、3つの買い方の総額を比べた結果がこちらです。
| ルート | 正規運賃 | スイストラベルパス | 半額カード |
|---|---|---|---|
| ① 3泊4日 ユングフラウ+ツェルマット | 691.80 CHF (約13.1万円) | 554.60 CHF (約10.5万円) | 495.90 CHF (約9.4万円) |
| ② 5泊6日 ルツェルン・グリンデルワルト・ツェルマット周遊 | 771.60 CHF (約14.6万円) | 686.60 CHF (約13.0万円) | 535.80 CHF (約10.1万円) |
| ③ 7泊8日 ②+氷河特急 | 962.60 CHF (約18.2万円) | 780.60 CHF (約14.8万円) | 658.30 CHF (約12.4万円) |
| ④ 4泊5日 インターラーケン1拠点滞在 | 625.40 CHF (約11.8万円) | 624.30 CHF (約11.8万円) | 462.70 CHF (約8.8万円) |
ポイントは次の3つです。
- 4ルートすべてで半額カードが最安。スイストラベルパスとの差は58.70〜161.60 CHF(約1.1万〜3.1万円)でした。
- スイストラベルパスは正規運賃よりは安い。周遊型の①〜③では、正規運賃より85.00〜182.00 CHF(約1.6万〜3.4万円)安くなりました。
- 1拠点滞在(④)では、パスは正規運賃とほぼ同額。差はわずか1.10 CHFで、パスを買う意味はほとんどありません。
つまり、「スイストラベルパスは損」なのではなく、「多くの旅程では、半額カードの方がさらに得」というのが今回の結論です。
スイストラベルパスと半額カード、どっちを買うべき?
計算結果だけで決めてしまうと、後悔することもあります。
今回の計算に入っていないスイストラベルパスの特典も含めて、どんな人にどちらが向いているかを整理します。
半額カードが向いている人
- ユングフラウヨッホやゴルナーグラートなど、登山鉄道に乗るのが旅の中心の人
- インターラーケンやツェルマットなど、1つの町に連泊して日帰りで回る人
- 移動しない日(町歩きだけの日、休息日)がある人
- 滞在期間が長い人(半額カードは1か月有効)
スイストラベルパスが向いている人
- ほぼ毎日、都市間を長距離移動する人
- 美術館・博物館を多く回る人(500以上の美術館・博物館が無料)
- チューリッヒやジュネーブなど都市内のトラム・バスをよく使う人(90以上の町や都市の公共交通が乗り放題)
- 乗車券を毎回買う手間を省きたい人(パスを見せるだけで乗れる区間が多い)
なお、6〜15歳の子どもは、スイストラベルパスでも半額カードでも、親と一緒なら無料の「Swiss Family Card」で乗車できます。
子ども連れでも、どちらを選ぶかの判断基準は大人と同じです。
なぜ半額カードの方が安くなるのか
理由は、旅費の大部分を占める登山鉄道で、スイストラベルパスでも無料にならないからです。
②の5泊6日ルートを例に、費用の中身を比べるとよくわかります。

| 費用の内訳 | スイストラベルパス | 半額カード |
|---|---|---|
| パス・カード代 | 399.00 CHF | 150.00 CHF |
| 普通の鉄道(4区間) | 0 CHF(無料) | 140.30 CHF(半額) |
| 登山鉄道・船など(3か所) | 287.60 CHF | 245.50 CHF |
| 合計 | 686.60 CHF | 535.80 CHF |
スイストラベルパスと半額カードの購入額の差は249 CHFです。
一方、パスで普通の鉄道が無料になって浮く金額は、半額カードでも半分は安くなるため、140.30 CHFにとどまります。
さらに、ユングフラウヨッホはパスだと約25%引きですが、半額カードなら50%引きになるので、ここでも差が開きます。
目安として、登山鉄道の割引を同じと仮定すると、6日間のパスで半額カードに追いつくには、普通の鉄道・バス・船を正規運賃で約500 CHF(約9.4万円)以上利用する必要があります。
4日間のパスなら約320 CHF、8日間のパスなら約580 CHFです。
今回のモデルルートでは、
①は普通の鉄道の正規運賃が約320 CHFで目安ちょうどでしたが、ユングフラウヨッホの割引率の差で半額カードが安くなりました。
②〜④は目安に届きませんでした。
ご自身の旅程で、正規運賃の合計がこの目安を大きく超えそうなら、スイストラベルパスも有力な選択肢になります。
スイストラベルパスと半額カードの値段(2026年)
2026年の公式価格(大人・2等)は次のとおりです。
| 種類 | 価格 | 円換算の目安 |
|---|---|---|
| スイストラベルパス 連続3日 | 254 CHF | 約4.8万円 |
| スイストラベルパス 連続4日 | 309 CHF | 約5.8万円 |
| スイストラベルパス 連続6日 | 399 CHF | 約7.5万円 |
| スイストラベルパス 連続8日 | 439 CHF | 約8.3万円 |
| スイストラベルパス Flex 4日 | 349 CHF | 約6.6万円 |
| スイストラベルパス Flex 6日 | 424 CHF | 約8.0万円 |
| スイス半額カード(1か月有効) | 150 CHF | 約2.8万円 |
連続タイプは、使い始めた日から決まった日数が連続して有効です。
Flexタイプは、有効期間内の好きな日を選んで使えますが、同じ日数の連続タイプより高くなります。
移動日が飛び飛びになる旅程でなければ、連続タイプの方が割安です。
半額カードは、使い始めた日から1か月間、スイス国内の鉄道・バス・船や多くの登山鉄道が半額になります。
価格は例年、年の初めに改定されることがあります。
2027年に旅行する場合は、購入前に最新の価格を確認してください。
ルート別の計算結果(区間ごとの運賃)
ここからは、4つのルートの区間ごとの運賃です。「区間ごとの運賃を見る」を開くと、1区間ずつの金額を確認できます。
調査の方法と条件
- 対象:大人1名・2等
- 普通の鉄道・バス・船:SBB公式サイトで、2026年10月20日(火)乗車の通常の乗車券(Point-to-point Ticket)の正規運賃と、半額カード利用時の運賃を調査。早割(Supersaver)やSaver Day Passの価格は、日によって変わるため含めていません
- 登山鉄道・ロープウェイ・船:各運行会社の公式料金表の夏季料金。10月20日に運航していない区間は、運航会社の公式料金で調査
- パスでの扱い:スイストラベルパス公式の有効範囲・割引一覧と、各運行会社の公式料金で確認
- 調査日:2026年9月29〜30日
ホテル代、町の中のバスやトラム、美術館の入場料は含めていません。
① 3泊4日:ユングフラウヨッホ+ツェルマット(連続4日パス)
チューリッヒ空港からグリンデルワルトに入り、ユングフラウヨッホを往復。
ツェルマットへ移動してゴルナーグラートを往復し、チューリッヒ空港へ戻る短期旅行です。
| 買い方 | 総額 |
|---|---|
| 正規運賃 | 691.80 CHF |
| スイストラベルパス(連続4日) | 554.60 CHF |
| 半額カード | 495.90 CHF |
区間ごとの運賃を見る
| 区間 | 正規運賃 | パス | 半額カード |
|---|---|---|---|
| チューリッヒ空港→グリンデルワルト | 88.80 | 0 | 44.40 |
| グリンデルワルト⇔ユングフラウヨッホ(往復) | 239.20 | 179.60 | 119.60 |
| グリンデルワルト→ツェルマット | 97.80 | 0 | 48.90 |
| ツェルマット⇔ゴルナーグラート(往復) | 132.00 | 66.00 | 66.00 |
| ツェルマット→チューリッヒ空港 | 134.00 | 0 | 67.00 |
| パス・カード代 | - | 309.00 | 150.00 |
| 合計 | 691.80 | 554.60 | 495.90 |
② 5泊6日:ルツェルン・グリンデルワルト・ツェルマット周遊(連続6日パス)
チューリッヒ空港からルツェルンに入り、ピラトゥスを船・登山鉄道・ロープウェイで周遊。
グリンデルワルトでユングフラウヨッホ、ツェルマットでゴルナーグラートを訪れ、ジュネーブ空港から帰国する王道の周遊ルートです。
| 買い方 | 総額 |
|---|---|
| 正規運賃 | 771.60 CHF |
| スイストラベルパス(連続6日) | 686.60 CHF |
| 半額カード | 535.80 CHF |
区間ごとの運賃を見る
| 区間 | 正規運賃 | パス | 半額カード |
|---|---|---|---|
| チューリッヒ空港→ルツェルン | 31.00 | 0 | 15.50 |
| ピラトゥス周遊(ゴールデン・ラウンドトリップ:船・登山鉄道・ロープウェイ・バス) | 119.80 | 42.00 | 59.90 |
| ルツェルン→グリンデルワルト | 45.80 | 0 | 22.90 |
| グリンデルワルト⇔ユングフラウヨッホ(往復) | 239.20 | 179.60 | 119.60 |
| グリンデルワルト→ツェルマット | 97.80 | 0 | 48.90 |
| ツェルマット⇔ゴルナーグラート(往復) | 132.00 | 66.00 | 66.00 |
| ツェルマット→ジュネーブ空港 | 106.00 | 0 | 53.00 |
| パス・カード代 | - | 399.00 | 150.00 |
| 合計 | 771.60 | 686.60 | 535.80 |
③ 7泊8日:②に氷河特急を加えたルート(連続8日パス)
②のルートでジュネーブ空港に向かわず、ツェルマットから氷河特急でサンモリッツへ。
最後はチューリッヒ空港から帰国するルートです。
| 買い方 | 総額 |
|---|---|
| 正規運賃 | 962.60 CHF |
| スイストラベルパス(連続8日) | 780.60 CHF |
| 半額カード | 658.30 CHF |
区間ごとの運賃を見る
| 区間 | 正規運賃 | パス | 半額カード |
|---|---|---|---|
| チューリッヒ空港→ルツェルン | 31.00 | 0 | 15.50 |
| ピラトゥス周遊(ゴールデン・ラウンドトリップ) | 119.80 | 42.00 | 59.90 |
| ルツェルン→グリンデルワルト | 45.80 | 0 | 22.90 |
| グリンデルワルト⇔ユングフラウヨッホ(往復) | 239.20 | 179.60 | 119.60 |
| グリンデルワルト→ツェルマット | 97.80 | 0 | 48.90 |
| ツェルマット⇔ゴルナーグラート(往復) | 132.00 | 66.00 | 66.00 |
| 氷河特急 ツェルマット→サンモリッツ(乗車券) | 159.00 | 0 | 79.50 |
| 氷河特急 座席予約(必須) | 54.00 | 54.00 | 54.00 |
| サンモリッツ→チューリッヒ空港 | 84.00 | 0 | 42.00 |
| パス・カード代 | - | 439.00 | 150.00 |
| 合計 | 962.60 | 780.60 | 658.30 |
④ 4泊5日:インターラーケン1拠点滞在(連続6日パス)
インターラーケンに連泊し、ユングフラウヨッホ、シルトホルン、ブリエンツ湖の船を日帰りで楽しむルートです。
5日間の旅程なので、スイストラベルパスは連続6日で計算しています。
| 買い方 | 総額 |
|---|---|
| 正規運賃 | 625.40 CHF |
| スイストラベルパス(連続6日) | 624.30 CHF |
| 半額カード | 462.70 CHF |
区間ごとの運賃を見る
| 区間 | 正規運賃 | パス | 半額カード |
|---|---|---|---|
| チューリッヒ空港→インターラーケン・オスト | 77.00 | 0 | 38.50 |
| インターラーケン・オスト⇔グリンデルワルト(往復) | 23.60 | 0 | 11.80 |
| グリンデルワルト⇔ユングフラウヨッホ(往復) | 239.20 | 179.60 | 119.60 |
| インターラーケン・オスト⇔ミューレン(往復、グリュッチュアルプ経由) | 39.20 | 0 | 19.60 |
| ミューレン⇔シルトホルン(往復) | 91.40 | 45.70 | 45.70 |
| インターラーケン・オスト⇔ブリエンツ(往復、船) | 78.00 | 0 | 39.00 |
| インターラーケン・オスト→チューリッヒ空港 | 77.00 | 0 | 38.50 |
| パス・カード代 | - | 399.00 | 150.00 |
| 合計 | 625.40 | 624.30 | 462.70 |
1つの町に連泊する旅では、長距離の移動が到着日と出発日だけになるため、パスで無料になる金額が少なくなります。
拠点選びについては、こちらの記事も参考にしてください。
→ スイスの宿泊エリアおすすめ8拠点|どこに泊まる?選び方・代表ホテル・料金相場
登山鉄道・氷河特急・船の扱いと季節の注意点
主な登山鉄道・観光列車・船の料金比較
スイストラベルパスで無料になるのは、主に普通の鉄道・バス・船です。
人気の登山鉄道の多くは無料ではなく、割引になるだけです。
今回調べた区間の扱いをまとめました。
| 区間 | 正規運賃 | パス利用時 | 半額カード利用時 |
|---|---|---|---|
| ユングフラウヨッホ(グリンデルワルト発・往復) | 239.20 | 179.60 | 119.60 |
| ゴルナーグラート(ツェルマット発・往復) | 132.00 | 66.00 | 66.00 |
| ピラトゥス(ゴールデン・ラウンドトリップ) | 119.80 | 42.00 | 59.90 |
| シルトホルン(ミューレン発・往復) | 91.40 | 45.70 | 45.70 |
| 氷河特急(ツェルマット→サンモリッツ) | 159.00+座席予約54.00 | 座席予約54.00のみ | 79.50+座席予約54.00 |
| ブリエンツ湖の船(インターラーケン・オスト⇔ブリエンツ往復) | 78.00 | 無料 | 39.00 |
ゴルナーグラート鉄道の料金と買い方の詳細はこちら→ゴルナーグラート鉄道の料金と予約|夏冬の運賃・午後割・座る側まで解説
ゴルナーグラートとシルトホルンは、パスでも半額カードでも同じ50%引きです。
ユングフラウヨッホだけは、半額カードの方が60 CHFも安くなります。
一方、ピラトゥスは船とバスが無料になる分、パスの方が安くなります。
氷河特急の座席予約料金(54 CHF)は必須で、パスでも半額カードでも割引されません。
秋に旅行する人は運休に注意
今回の調査中に、2026年は次の乗り物が10月18日で夏のシーズンを終えることがわかりました。
- ピラトゥスの登山鉄道(アルプナッハシュタット側)とゴールデン・ラウンドトリップ
- ルツェルン湖の船(ルツェルン→アルプナッハシュタット)
- ブリエンツ湖の船(インターラーケン・オスト→ブリエンツ)
湖の船や一部の登山鉄道は、例年5月ごろから10月中旬までの季節運行です。
10月下旬以降に旅行する場合は、乗りたい乗り物が運行しているかを先に確認し、そのうえでパスが必要かを判断してください。
運休している乗り物が多い時期は、パスの価値がさらに下がります。
インターラーケンからツェルマットへの移動ルートについては、こちらで詳しく解説しています。
→ インターラーケンからツェルマットへの行き方|鉄道ルートとパスを解説
さらに安くする方法と買い方
調査中に見つけた節約のポイント
今回の計算は通常の乗車券で行いましたが、実際の予約画面では、条件によってさらに安い選択肢がありました。
- Saver Day Pass(早めに買うと安い1日乗り放題券):チューリッヒ空港→グリンデルワルトでは、通常の乗車券が88.80 CHFのところ、同じ日のSaver Day Passが70.00 CHFで表示されていました。価格は購入時期や空き状況で変わります。
- ブリエンツ湖は1日乗り放題券の方が安い:往復の乗車券(78.00 CHF)より、ブリエンツ湖の船の1日乗り放題券(75.00 CHF)の方が安くなっていました。また、往復の乗車券は、当日の帰りにしか使えません。
- ピラトゥスは船の代わりに電車でも行ける:船の代わりに電車でアルプナッハシュタットへ行く「シルバー・ラウンドトリップ」は94.20 CHF(半額カードで47.10 CHF)で、ゴールデン・ラウンドトリップ(119.80 CHF)より安くなります。
スイストラベルパスと半額カードの買い方
どちらも、スイス国鉄(SBB)などの公式サイトのほか、日本語で購入できる代理店でも買えます。
代理店のKlookでは、どちらも日本語・日本円で購入でき、購入後にデジタルのバウチャーがメールで届きます。
駅で紙のきっぷに引き換える必要はありません。
円での価格は為替やセールで変わるので、購入時に公式価格と見比べると安心です。
| 項目 | スイス半額カード | スイストラベルパス |
|---|---|---|
| 購入時に決めること | 使い始める日 | 使い始める日・日数・等級 |
| 受け取り方 | デジタルバウチャー | デジタルバウチャー(PDF) |
| 利用時に必要なもの | パスポートなどの身分証明書 | パスポートなどの身分証明書 |
| 購入できる人 | スイス・リヒテンシュタイン以外に住んでいる旅行者 | スイス・リヒテンシュタイン以外に住んでいる旅行者 |
よくある質問
Q. スイストラベルパスは結局お得ですか?
正規運賃で乗車券を買うよりは安くなることが多いです。
ただし、今回調べた4つのモデルルートでは、すべて半額カードの方が安くなりました。
毎日のように長距離を移動する旅程や、美術館・博物館を多く回る旅程でなければ、まず半額カードを検討するのがおすすめです。
Q. 1つの町に連泊する場合はどちらがいいですか?
半額カードが向いています。
インターラーケンに4泊するモデルルートでは、スイストラベルパスは正規運賃とほぼ同額で、半額カードの方が161.60 CHF(約3.1万円)安くなりました。
Q. ユングフラウヨッホに行くならどちらが得ですか?
ユングフラウヨッホだけで比べると、半額カードの方が得です。
グリンデルワルト発の往復は、パス利用時が179.60 CHF、半額カード利用時が119.60 CHFでした。
Q. 子ども連れの場合はどうなりますか?
6〜15歳の子どもは、親がスイストラベルパスまたは半額カードを持っていれば、Swiss Family Cardで無料で乗車できます。
6歳未満は無料です。
どちらを選んでも子どもの運賃はかからないので、大人の運賃で比べて判断してください。
Q. 1等車を使う場合も同じ結論ですか?
今回は2等のみを調べたため、1等の結論は出していません。
1等はパスもカード利用時の運賃も高くなるので、同じ方法で計算し直す必要があります。
まとめ|まずは半額カードを基準に考える
実際の運賃で計算すると、日本人旅行者に多い4つのモデルルートすべてで、スイストラベルパスより半額カードの方が安くなりました。
登山鉄道がパスでも無料にならず、割引率が半額カードと同じか低いことが、大きな理由です。
- 登山鉄道が中心・1拠点滞在・移動しない日がある → 半額カード
- 毎日長距離移動する・美術館を多く回る・手軽さを優先したい → スイストラベルパス
迷ったら、ご自身の旅程で普通の鉄道の正規運賃の合計を出し、この記事の目安(6日間のパスなら約500 CHF)と比べてみてください。
参考情報・公式サイト
- SBB公式|Swiss Travel Pass:スイストラベルパスの価格
- SBB公式|Swiss Half Fare Card:スイス半額カードの価格
- SBB公式|時刻表・乗車券:普通の鉄道・バスの運賃
- ユングフラウ鉄道公式|料金表(PDF):ユングフラウヨッホの料金
- ゴルナーグラート鉄道公式:ゴルナーグラートの料金
- ピラトゥス公式|Prices:ゴールデン・ラウンドトリップ、シルバー・ラウンドトリップの料金
- シルトホルン公式ショップ:ミューレン⇔シルトホルンの料金
- 氷河特急公式|Prices:氷河特急の運賃・座席予約料金・利用できるパス
- BLS公式:ブリエンツ湖の船の料金
- スイス政府観光局|Swiss Travel Pass:パスの特典(都市交通、Swiss Family Cardなど)
