最新!スペイン都市別年間気温と気候変動、旅の計画と注意点

スペインは、訪れる地域によって気候が驚くほど異なり、一年を通してその表情を豊かに変えます。

そのため、旅行の計画を立てる際や、長期滞在を考える上で、現地の気温を事前に把握しておくことはとても大切です。

この記事では、スペイン全体の年間を通じた気温の傾向はもちろん、マドリードやバルセロナといった主要都市の月ごとの平均気温と湿度、さらには地域ごとの気候の特徴、旅行シーズンごとの服装の選び方、そして近年の気候変動が与える影響まで、詳しくご紹介します。

この記事を通じて、あなたの目的に合ったスペインのベストシーズンや、現地で快適に過ごすためのヒントが具体的にわかるでしょう。

次のスペイン旅行の準備や、生活設計の一助となれば幸いです。

記事のポイント
  • スペイン各地の年間平均気温と気候タイプ別の概要
  • マドリードやバルセロナ等、主要都市の月別平均気温と湿度
  • 年間気温に応じた季節ごとの適切な服装と旅行のヒント
  • 近年の気温上昇や気候変動がスペインの年間気温に与える影響
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目次

スペインの年間気温と月別傾向を解説

image ヨーロッパ冒険紀行
  • スペインの気候を都市別にチェック
  • 10主要都市の月別気温と湿度
  • 気候変動:最近5年間の暑さと寒さの傾向
  • カナリア諸島は冬でも泳げる?
  • マドリード vs バルセロナ 気温徹底比較

スペインの気候を都市別にチェック

image ヨーロッパ冒険紀行

スペインは、訪れる地域によって気候が大きく変わるのが特徴です。

実は、緯度だけでなく「海からの距離」や「標高」が、その土地の気温に大きく影響しています。

ここでは、スペインの主な5つの気候タイプと代表的な都市の年間平均気温を、最新のデータ(1991~2020年の平均値)を元にご紹介します。

サン

サンタンデール

海洋性気候(北部沿岸)

14.8°C

年間平均気温

特徴
一年を通じた気温差が比較的小さい。夏は涼しく過ごしやすく、冬も氷点下になることは稀です。夏の7月~8月でも25°C前後と比較的涼しく、避暑地としても人気です。

マド

マドリード

大陸性地中海気候(内陸部)

14.9°C

年間平均気温

特徴
標高約650mに位置します。一日の気温差が大きく、夏は乾燥して暑くなります。厳しい暑さを避けるなら、春の4月~5月か秋の10月頃が過ごしやすいでしょう。

バル

バルセロナ

温暖地中海気候(東部沿岸)

16.6°C

年間平均気温

特徴
海からの風の影響で、一年を通して寒暖差は穏やか。冬でも気温が10°Cを下回ることは少ないです。薄手のコートなどがあれば、年間を通して比較的対応しやすいでしょう。

アル

アルメリア

半乾燥気候(南東部)

19.2°C

年間平均気温

特徴
年間の雨量が非常に少ない地域です。真夏は連日30°Cを超える厳しい暑さになります。比較的温暖な11月~3月頃が快適に過ごせるシーズンです。

カナ

グラン・カナリア

亜熱帯気候(カナリア諸島)

21.3°C

年間平均気温

特徴
一年を通して春や初夏のような快適な気候が続きます。暖房がほとんど必要ないほど温暖です。冷暖房にかかる費用は、他の地域に比べて最も少なく済む傾向があります。

スペイン都市別気候マップ

ここに挙げた気温は、あくまで長期間の平均的な数値「平年値」です。

近年の地球温暖化の影響により、実際にはこれらの数値よりも0.5°Cから1°C程度高くなることも珍しくありません。

スペイン気象庁(AEMET)などが発表する最新の気象情報もあわせて確認し、旅行の準備や生活設計にお役立てください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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10主要都市の月別気温と湿度

image ヨーロッパ冒険紀行

スペインは南北に長く、標高差も大きいため、「同じ月でも都市によって気温も体感も大きく違う」という点が、旅行や留学の準備で注意したいポイントです。

気温だけでは実際の快適さが分かりにくいのは、「湿度」が大きく影響するから。

例えば、夏のセビリアは気温が40℃に達しても空気が乾燥しているので汗がすぐに蒸発しますが、同じ気温でもバレンシアのような海沿いの都市では、海からの湿気で蒸し暑く感じられます。

ここでは、スペインの主要10都市の月別平均気温と平均湿度(1991年~2020年の平均値)をご紹介します。

気温の数値はスペイン気象庁(AEMET)の公式データを基に、小数点第1位で四捨五入しています。

スペイン主要10都市 気候データ

スペイン主要10都市 月別気温・湿度比較

マドリード(内陸部)

年間平均気温

15.2℃

年間平均湿度

57%

特徴:内陸性気候で寒暖差が大きく、夏は乾燥。冬は意外に寒く、夏の夜は涼しい。

おすすめ:春(4-5月)・秋(9-10月)が観光に最適。夏は脱水に注意。

バルセロナ(地中海沿岸)

年間平均気温

16.8℃

年間平均湿度

72%

特徴:地中海性気候で一年中湿度が高め。夏は蒸し暑く、冬も比較的温暖。

おすすめ:除湿機能付きエアコンがあると快適。海風で夕方は涼しい。

セビリア(南部内陸)

年間平均気温

18.8℃

年間平均湿度

61%

特徴:夏は40℃超えも珍しくないが乾燥しているため汗が蒸発しやすい。

おすすめ:7-8月は早朝・夕方の観光を。春と秋が最も過ごしやすい。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(北西部)

年間平均気温

13.4℃

年間平均湿度

78%

特徴:海洋性気候で夏でも涼しく、湿度が高く雨が多い。避暑地として人気。

おすすめ:雨具必須。乾きやすい素材の衣類が便利。夏の避暑に最適。

ラス・パルマス(カナリア諸島)

年間平均気温

21.4℃

年間平均湿度

66%

特徴:「常春の島」と呼ばれ、一年中温暖で安定した気候。

おすすめ:避寒地として最適。大きな衣替えは不要で、いつでも快適。

バレンシア(地中海沿岸)

年間平均気温

18.4℃

年間平均湿度

64%

特徴:地中海の温暖な気候で、海からの湿気により夏は蒸し暑い。

おすすめ:パエリアの本場。春と秋の観光がおすすめ。夏は海風を活用。

気候データで快適プラン!スペイン滞在のヒント

内陸部 vs 沿岸部の違い

内陸部(マドリード、グラナダ)は夏に湿度40%前後でカラッと暑く、こまめな水分補給が重要。沿岸部(バルセロナ、バレンシア)は湿度60-70%台で蒸し暑く、除湿機能付きエアコンがあると快適です。

避暑・避寒のベストスポット

避暑なら北西部(サンティアゴ、ビルバオ)で夏でも20℃前後。雨具必須。避寒ならカナリア諸島で一年中「常春」気候。大きな衣替え不要で快適に過ごせます。

南部観光の時期とコツ

セビリアなど南部は7-8月に40℃超えも。この時期は早朝・夕方観光がおすすめ。過ごしやすさ重視なら春(5月)・秋(10月)のショルダーシーズンが最適です。

最新情報のチェック方法

近年は平均値から気温±2℃、湿度±5%変動することも。出発前にスペイン気象庁(AEMET)公式アプリで最新の気象警報を確認し、現地の服装や行動計画を調整しましょう。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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気候変動:最近5年間の暑さと寒さの傾向

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最近のスペインでは、夏の暑さが厳しさを増し、冬の寒さが短期間で終わる傾向が見られます。

特に2020年以降、「熱波(猛暑が続く期間)」の回数が増え、毎年のように「記録的な暑さ」がニュースになっています。

ここでは、直近5年間(2020年~2024年)にスペインで起こった特に暑かった時期や寒かった出来事をまとめました。

※表中の「熱波日数」とは、スペイン気象庁(AEMET)が定める基準(一定以上の気温が続くなど)を満たした日数を示します。

スペインの気候変動データ図表

スペイン 2020-2024年 熱波日数と最高気温の推移

17日
45.7°C

2020

15日
47.4°C

2021

42日
46.0°C

2022

29日
46.8°C

2023

20日
42.9°C

2024

熱波日数
最高気温

2020年

猛暑の状況

45.7°C

ベレス=マラガ(8月14日)
3回発生、7月と8月に集中

寒波の状況

軽微

目立った大きな寒波は
発生しませんでした

2021年

猛暑の状況

47.4°C

モントロ(8月14日)
ヨーロッパ記録更新

寒波の状況

-21°C

モリーナ・デ・アラゴン(1月12日)
「フィロメナ」大寒波

2022年

猛暑の状況

46.0°C

アンドゥハル(7月15日)
観測史上最も暑い年

寒波の状況

約-10°C

短期間の寒波のみ
発生しました

2023年

猛暑の状況

46.8°C

バレンシア(8月10日)
猛暑7回発生、北部でも記録的

寒波の状況

-13°C

テルエル(1月24日)
1月末に小規模寒波

2024年

猛暑の状況

42.9°C

ビルバオ(8月11日)
北部でも40°C超え

寒波の状況

-12°C

レオン(1月5日)
1月は異例の暖かさ

スペインの気候変動の主な傾向

夏の暑さ(熱波)はより頻繁に、より長く

以前はスペインの内陸部や南部が猛暑の中心でしたが、2024年には北部のビスカヤ県でも40°Cを超えるなど、暑さの範囲が広がっています。

45°C超えも珍しくない暑さへ

2021年に記録されたモントロの47.4°Cという記録的な高温が依然として国内最高ですが、近年は毎年どこかの都市で46°C台の気温が観測されるようになり、もはや「例外的」な暑さとは言えなくなりつつあります。

冬の寒さは短期間に

2021年の「フィロメナ」のような大規模な寒波はここ5年で一度きり。2022年から2024年にかけては、氷点下10°C以下になるような厳しい寒さも2~3日で終わる場合がほとんどでした。

年間の平均気温も上昇中

2022年は観測史上最も暑い年となり、2023年、2024年もそれに次ぐ暑さでした。夏の極端な高温が、年間の平均気温も押し上げている状況です。

旅行や生活で注意したいこと

夏の暑さ対策は万全に

6月~9月にマドリードやセビリアのような暑い地域を訪れるなら、日中の特に暑い時間帯の外出を避け、スペインの習慣である「シエスタ(長い昼休み)」を旅程に取り入れるなど、無理のない計画を立てましょう。

北部でも油断は禁物

以前は比較的涼しいイメージのあった北部やカンタブリア海沿岸でも、真夏日になることがあります。通気性の良い服装や日焼け止めなど、暑さ対策を忘れずに。

冬の寒さにも備えを

寒波の期間は短くなっていますが、特に内陸部の標高が高い地域へ移住などを考えている場合は注意が必要です。1月には-10°C近くまで気温が下がる可能性も考慮し、住まいの断熱性能などを確認しておくと安心です。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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カナリア諸島は冬でも泳げる?

image ヨーロッパ冒険紀行

スペイン本土が冬の装いになる頃でも、アフリカ大陸に近いカナリア諸島は「常春」と呼ばれるほど暖かです。

では、冬(12月~2月)でも海水浴は楽しめるのでしょうか?

実際のところ、この時期のカナリア諸島沿岸部の平均気温は17~22℃、海水温も19~21℃ほど。

ヨーロッパから寒さを逃れてやってくる観光客にとっては、十分に泳げる水温と言えるでしょう。

ただ、20℃前後の水温は「少し冷たい」と感じる方もいるかもしれません。

カナリア諸島冬の海水浴ガイド

カナリア諸島主要エリア 冬期の平均気温・海水温

※グラフの棒部分にカーソルを合わせる(又はタップする)と数値が表示されます

19.2°C
20.7°C

12月

17.9°C
20.1°C

1月

18.2°C
19.2°C

2月

グランカナリア島
(ラスパルマス)

22.2°C
21.0°C

12月

21.1°C
20.0°C

1月

21.3°C
19.0°C

2月

テネリフェ島
(南部リゾートエリア)

平均気温

海水温

冬のカナリア諸島で海水浴は可能?

「常春」のカナリア諸島では冬でも海水浴が楽しめます

平均気温:17~22℃(陸上観測所の日平均気温)

海水温:19~21℃(過去10年間のビーチ近く平均海面水温)

泳げるかの目安:短時間の海水浴やサーフィンなら問題なく楽しめる水温。日本の初夏程度の水温で、ヨーロッパから寒さを逃れてきた観光客には十分な暖かさ。ただし20℃前後は「少し冷たい」と感じる場合もあるため、長時間海で過ごすなら準備が必要。

より快適に楽しむためのアドバイス

より暖かいエリアを選ぼう

グランカナリア島南部(マスパロマスなど)やテネリフェ島南部(コスタ・アデヘなど)は山の風下で体感温度が1~2℃暖かく感じられます。

砂嵐「カリマ」に注意

1月~2月にはサハラ砂漠からの砂嵐「カリマ」が短時間発生し視界が悪くなることがあります。水中メガネ(ゴーグル)があると安心です。

風対策も忘れずに

風が強い日は水から上がったときに体が冷えやすいものです。大きめのビーチタオルや風を通しにくいウィンドブレーカーがあると便利です。

追加装備の提案と代替案

薄手のウェットスーツ

長時間泳ぎたい方や寒さが心配な方は、スプリングタイプやラッシュガードなどの薄手のウェットスーツを用意すると、より快適に過ごせます。

温水プール利用

多くのホテルには24℃前後に保たれた温水プールがあります。海の水が冷たく感じる場合は、ホテルのプールを利用するのも良い選択肢です。

情報収集アプリの活用

出発前には海の状況をリアルタイムで確認できるアプリ「iMar」などで最新情報をチェックするのがおすすめです。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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マドリード vs バルセロナ 気温徹底比較

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スペインの二大都市、マドリードとバルセロナ。実は、その立地の違いから気候には大きな差があります。

ここでは、両都市の月別平均気温(スペイン気象庁発表の1991年~2020年の平均値を四捨五入)を比較し、それぞれの気候の特徴と、旅行や生活に役立つポイントをご紹介します。

マドリード vs バルセロナ 気温比較図表

地理的な位置の違いと気候への影響

マドリード:標高約660メートルの内陸高地に位置。乾燥した大陸性気候で、一日の気温差が大きいのが特徴です。

バルセロナ:地中海に面した海抜の低い場所にあり、海からの風と適度な湿度により、気温の変動が比較的穏やかです。

マドリード vs バルセロナ 月別平均気温比較

マドリード
バルセロナ

冬の寒さ(12月~2月)

バルセロナの方がマドリードより3℃ほど暖かく、雪が積もることはほとんどありません。

マドリードでは最低気温が0℃近くまで下がる日もあるため、手袋や厚手のコートが必須アイテムです。

夏の暑さ(6月~8月)

意外にも、乾燥した気候のマドリードの方が平均で1℃ほど気温が高くなります。

日中は40℃近くまで上がることもあるので、日差しを避ける工夫とこまめな水分補給が重要です。夕方になっても地面からの輻射熱が残るため注意が必要です。

一日の気温差に注意(特にマドリード)

マドリードは一年を通して、朝晩と日中の気温差が大きいのが特徴です。

日中は暖かくても朝晩はグッと冷え込むことがあるので、脱ぎ着しやすい重ね着スタイルが便利です。

バルセロナの体感温度(湿度と海風)

バルセロナは海からの風があり湿度もやや高めなので、実際の気温よりも体感温度が高く感じられることがあります。

特に夏の夜は気温が下がりにくいため、宿泊施設のエアコン設備を事前に確認しておくと良いでしょう。

光熱費の目安(長期滞在・移住の場合)

一般的に、冬の暖房費はマドリードの方が、夏の冷房費はバルセロナの方がやや高くなる傾向があります。

近年の夏の猛暑と熱帯夜

ここ5年ほどは、両都市とも夏の猛暑日が増えています。

バルセロナでは海風が暑さを和らげる効果がありますが、マドリードでは地面からの照り返しで夜間も25℃以下にならない「熱帯夜」が増える傾向にあります。

旅行計画時のアドバイス

これらの気候の違いを踏まえて旅行計画を立てると、より快適に過ごせます。

出発前には最新の天気予報、熱中症対策、公共交通機関の冷房状況なども確認しておくと安心です。

マドリードの気候や季節ごとの特徴をご理解いただけたところで、具体的な観光プランも気になりますね。

マドリードでの滞在日数に応じたモデルコースや、おすすめの観光スポットについては、「マドリード観光の日数別モデルコース!おすすめの過ごし方を紹介」の記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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スペインの年間気温で選ぶ旅行時の服装

image ヨーロッパ冒険紀行
  • 春秋(3-5月、9-10月)旅行の服装と持ち物ガイド
  • 猛暑対策ガイド:40℃超えの夏を安全に楽しむために
  • 冬の服装ガイド:気温別おすすめコートと防寒術
  • 高地と海辺、季節別おすすめスタイル
  • 気候で選ぶベストシーズンガイド

春秋(3-5月、9-10月)旅行の服装と持ち物ガイド

image ヨーロッパ冒険紀行

春(3月~5月)と秋(9月~10月)のスペインは、「日中は過ごしやすいけれど、朝晩は肌寒い」のが基本的な気候です。

以下は、都市ごとの平均気温を参考に、春秋のスペイン旅行で最低限そろえておきたいアイテムとその活用法をまとめたものです。

スペイン春秋旅行ガイド

スペイン主要都市の春秋気温比較

マドリード

15-23℃
5-12℃
日中 夜間

バルセロナ

17-22℃
9-14℃
日中 夜間

スペイン春秋の気候特徴

日中は過ごしやすいけれど、朝晩は肌寒いのが基本的な気候です。一日の寒暖差が大きく、地域によっても気候が異なるため、重ね着を基本にした服装計画が快適な旅のポイントになります。

旅行計画時の心構え: 出発前の天気予報チェックと温度調節できる服装の準備が重要です。

軽量ウィンドブレーカー

全ての地域(特に内陸部や北部)

早朝や夜間は10℃前後まで冷え込むことも。風を防ぐ上着があると安心です。

中間着(薄手のフリースやカーディガン)

マドリード、グラナダなど内陸部の都市

日中20℃でも、日没後は気温が一桁まで下がることがあります。温度調節に便利。

長袖シャツ、半袖Tシャツ

全ての地域

重ね着することで15~25℃の気温に対応可能。建物の中は暖房が控えめなことも。

スカーフやストール

バルセロナ、ビルバオなど海沿いの都市

湿度を含んだ海風対策や、日差しが強い時の日よけとしても役立ちます。

折り畳み傘

北部(サンティアゴ・デ・コンポステーラなど)

春秋はにわか雨が多い時期。現地の傘は大きくて荷物になることがあるので、コンパクトなものがおすすめです。

撥水性のあるスニーカー

旧市街の石畳や郊外散策

不意の雨やデコボコした道にも対応でき、たくさん歩いても疲れにくい靴が便利です。

UVカットサングラス・日焼け止め

地中海沿岸、アンダルシア地方

春でも紫外線は日本の真夏並みに強いことがあります(UV指数7程度になることも)。

常備薬(花粉症薬、胃腸薬など)

中部平原、オリーブ畑の多い地域

春はオリーブの花粉が多く飛散することがあります。慣れない食事で体調を崩すこともあるので、普段使っている薬があると安心です。

持ち物リスト活用法

週間天気予報の確認と調整:

出発の2週間くらい前になったら、訪れる都市の週間天気予報を確認しましょう。日中の平均気温が20℃を超えるようなら中間着は薄手のものに、15℃を下回るようなら少し厚手のものにするなど調整してください。

都市間周遊時の荷物の考え方:

内陸部の都市をいくつか周遊する場合は、都市間の気温差が大きいことがあります。「荷物をたくさん持っていくより、重ね着で上手に調節する」のが基本です。

特定地域向けの防水対策:

北西部のガリシア地方へ行く場合は、春秋でも大雨に見舞われることがあります。靴には事前に防水スプレーをかけておくと安心です。

春秋シーズンのスペイン旅行の魅力

この時期のスペインは、夏の観光ハイシーズンと比べて人出も比較的落ち着いており、宿泊費も抑えやすい傾向にあります。持ち物を上手に準備して身軽に動けば、各地のお祭りやワイナリー巡りなど、多彩なイベントをより快適に楽しめるでしょう。

最新気象情報の推奨リソース:

出発直前には、スペイン政府観光局の公式サイト内「The weather」のページや、スペイン気象庁(AEMET)のアプリなどで最新の天気予報を再度確認することをおすすめします。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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猛暑対策ガイド:40℃超えの夏を安全に楽しむために

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スペイン猛暑対策ガイド

スペイン夏の猛暑状況

アンダルシア地方のセビリアやコルドバ、エブロ川流域のサラゴサなど、スペインの一部地域では夏に連日40℃を超える猛暑が常態化。2025年5月末にはセビリアで40℃、ウエルバ県エル・グラナードで41.5℃を記録しました。

スペイン気象庁(AEMET)と保健省は毎年夏に「高温時の健康被害防止プラン」を実施し、暑さの危険度を色分けして注意喚起を行っています。

黄色警報

注意レベル

基本的な暑さ対策を心がけましょう

オレンジ警報

外出は慎重に

自宅待機推奨の場合もあります

赤色警報

危険レベル

不要不急の外出は控えましょう

行動時間を工夫する(シエスタの活用)

日中の特に暑い時間帯(12時~17時頃)の屋外活動は避け、涼しい夜間に移動や食事の時間を設定する。

猛暑日には、外の気温が35℃を下回るのは夜21時以降になることもあります。

こまめな水分・塩分補給

1日に2~3リットルの水に加え、塩分も意識して摂取する。カフェでは無料の水道水(Agua del grifo)も頼めます。

ナトリウム濃度が40mmol/L程度のスポーツドリンクが推奨されています。

服装は速乾性の長袖、広いつばの帽子や日傘

直射日光を避け、汗が蒸発しやすい服装を。汗が蒸発することで体温の上昇を緩やかにします。

紫外線指数が9前後になることもあり、肌の露出は15分程度で日焼けする危険性があります。

体を効果的に冷やす

首筋、脇の下、膝の裏などを濡れタオルで冷やすと、体の深部の温度を下げるのに効果的です。

スペイン気象庁(AEMET)は、冷たいシャワーを浴びたり、濡らした布を体に当てたりすることも推奨しています。

公共の涼しい場所を利用する

高温警報の「赤レベル(危険)」の日は、市庁舎や図書館などが「クーリングセンター」として無料開放されることがあります。

セビリア市では2024年からバス停にミストファンを設置するなどの対策も始まっています。

気象アプリや警報を活用する

スペイン気象庁(AEMET)のアプリや保健省からのSMS警報は、現在地の暑さ危険度を色で知らせてくれます。

黄色:注意、オレンジ色:外出は慎重に、赤色:不要不急の外出は控える、といったレベル分けがされています。

🚨 熱中症のサインと応急処置

軽度の症状:めまい、吐き気、筋肉のけいれん

→ すぐに日陰で休み、水分(できれば塩分も含まれるもの)を少量ずつ補給してください。

重篤な症状:意識がはっきりしない、40℃近い高熱、汗をかかない

→ 直ちに救急車を呼び、救急隊が到着するまでは首元などを冷やして体温を下げるように努めてください。

スペインの緊急番号:112番

快適な滞在のために

スペインの建物は断熱性に優れていることが多いですが、古いホテルなどでは冷房設備が十分でない場合もあります。ホテルを予約する際は「aire acondicionado / AC」(エアコン)の記載を確認し、滞在中は室温を28℃以下に保つようにしましょう。

猛暑の時期でも安全に旅行を楽しむために、出発前にスペイン気象庁(AEMET)のアプリをダウンロードし、滞在する地域の「高温対策プラン(Plan de Ola de Calor)」の案内に従うことを強くおすすめします。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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冬の服装ガイド:気温別おすすめコートと防寒術

image ヨーロッパ冒険紀行
スペイン冬の服装ガイド

スペイン冬の気候の特徴

冬のスペインは、「訪れる場所によって体感温度が全く違う」のが大きな特徴です。カナリア諸島では半袖で過ごせる日があっても、同じ日にマドリードでは氷点下まで冷え込むことも。

旅行先の最低気温に合わせたコート選びが重要です。適切なコートを選べば、荷物を最小限に抑えつつ、寒さ対策も万全にできます。

15℃以上

主な都市・エリア

ラス・パルマス、サンタ・クルス・デ・テネリフェ(カナリア諸島)

おすすめのコート

薄手のパーカーやウィンドブレーカー

重ね着・小物のヒント

Tシャツに薄手のカーディガン、日よけ用の帽子など。

5℃~15℃

主な都市・エリア

バルセロナ、バレンシア、マラガなど地中海沿岸

おすすめのコート

中厚手のトレンチコートやウール混のコート

重ね着・小物のヒント

長袖シャツ、薄手のセーター、スカーフなどで調整。

0℃~5℃

主な都市・エリア

マドリード、ビルバオ、サラゴサなど内陸部

おすすめのコート

中綿入りのコートやウールコート、軽量ダウンジャケット

重ね着・小物のヒント

保温性のあるインナー(サーマルウェア)、手袋、ニット帽(ビーニー)。

-5℃~0℃

主な都市・エリア

グラナダ、セゴビアなど標高の高い都市

おすすめのコート

暖かさの目安となるフィルパワー(FP)550以上のダウンジャケット

重ね着・小物のヒント

フリース素材の中間着、ネックウォーマー、厚手の靴下。

-10℃~-5℃

主な都市・エリア

ピレネー山脈周辺、シエラ・ネバダ山麓など山岳地帯

おすすめのコート

スキーウェアのような防水透湿性のあるアウターと、保温性の高い中間着

重ね着・小物のヒント

保温性の高いメリノウールインナー、ゴーグル、防水性の手袋。

賢いコート選びと防寒のコツ:地域別アドバイス

内陸部は一日の気温差に注意

マドリードなど内陸部では、日中は10℃あっても、夜明け前には-2℃まで気温が急降下することがあります。その日の最高気温だけでなく、最低気温もしっかりチェックしてコートを選ぶと失敗しません。

湿度も体感温度を左右

バルセロナで最低気温が5℃の場合、海からの湿った風で実際の気温よりも寒く感じられることがあります。風を通しにくいトレンチコートなどが便利です。

アンダルシア地方は「乾燥した寒さ」

セビリアなどで最低気温が2~3℃の場合、空気が乾燥しているため、重ね着で厚着するよりも、首元や手首などをしっかり保温する方が快適に過ごせることもあります。

「常春」のカナリア諸島は軽装でOK

カナリア諸島の冬は、日中の平均気温が21℃前後と温暖です。薄手のパーカーにストールを羽織る程度で過ごせるため、他の地域と周遊する場合は、衣類圧縮袋などを活用して荷物をコンパクトにまとめると良いでしょう。

出発前に最終確認!冬のスペイン旅行準備リスト

AEMETアプリでの最低気温予報チェックと服装調整
出発の3日くらい前に、スペイン気象庁(AEMET)のアプリなどで訪れる都市の最低気温予報を確認し、もし予想より寒そうであれば、表の目安より一段階暖かい(または厚手の)コートや重ね着アイテムを準備しましょう。

複数都市移動時の服装計画の基本
複数の都市を移動する場合、最も寒い都市の気温を基準に服装を考え、中綿入りのベストなど、軽くて圧縮できる防寒アイテムで調整するのがおすすめです。

滞在先の暖房設備(calefacción)の事前確認
スペインの建物内は、日本の屋内ほど暖房が強くないこともしばしば。滞在するホテルの暖房設備(スペイン語で “calefacción”)についても、事前に確認しておくと安心です。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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高地と海辺、季節別おすすめスタイル

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このセクションでは「高地(山間部や内陸の高台)」と「海辺」の気候の違いを踏まえ、それぞれの場所と季節に合わせたおすすめの服装(重ね着の基本)をまとめました。

周遊旅行で多くの場所を訪れる方も、この表を参考にすれば、荷物を上手に減らしながら快適に過ごせるはずです。

スペイン高地・海辺 季節別服装ガイド

🏔️高地(山間部・内陸高台)

代表都市:マドリード(約660m)、グラナダ(約680m)

気候特性:一日の気温差が大きい(最大15℃差)、空気が乾燥、晴れた夜は急激に冷え込む

服装のポイント:重ね着での温度調節が重要

🌊海辺(沿岸部)

代表都市:バルセロナ(約4m)、マラガ(約5m)

気候特性:一日の気温差は比較的小さい(約7℃差)、湿気があり風の影響を受けやすい

服装のポイント:風と湿度への対策が重要

🌸 春(3月~5月)

🏔️ 高地

長袖シャツに薄手のフリース、風を通しにくいウィンドブレーカーを重ねて。

長袖シャツ 薄手フリース ウィンドブレーカー

🌊 海辺

長袖のコットンシャツにトレンチコート。風よけにストールも便利。

長袖コットンシャツ トレンチコート ストール

☀️ 夏(6月~8月)

🏔️ 高地

半袖Tシャツにリネン素材などの長袖シャツを羽織る。日中は帽子が必須。夕方からは薄手のカーディガンを。

半袖Tシャツ リネン長袖シャツ 帽子 薄手カーディガン

🌊 海辺

半袖Tシャツにショートパンツ。日焼け対策や海風対策にUVカット機能のあるパーカーなどを羽織ると良い。

半袖Tシャツ ショートパンツ UVカットパーカー

🍂 秋(9月~10月)

🏔️ 高地

春と同様の服装が基本。夜は10℃未満になることもあるので、薄手のダウンジャケットがあると安心。

長袖シャツ 薄手フリース 薄手ダウンジャケット

🌊 海辺

長袖Tシャツに薄手のニット。撥水性のあるブルゾン(ジャンパー)など。

長袖Tシャツ 薄手ニット 撥水ブルゾン

❄️ 冬(11月~2月)

🏔️ 高地

暖かいダウンコートに、保温性の高いインナー(サーマルウェア)。手袋やネックウォーマーも。

ダウンコート サーマルウェア 手袋 ネックウォーマー

🌊 海辺

中厚手のウールコートにフリースを重ねて。薄手のものなら手袋もあると良い。

ウールコート フリース 薄手手袋

📊 一日の気温差をチェック

マドリードのような内陸高地では、一日の中で気温が15℃も変動することがあります。一方、バルセロナのような海辺の都市では、その差は7℃前後と比較的穏やか。高地では脱ぎ着しやすい中間着(カーディガンやフリースなど)が重要です。

🌊 海辺では風と湿度に注意

冬の海辺の都市では、平均気温が10℃以上あっても、湿度が高く(70%台)、海からの風が吹くと実際の気温よりも寒く感じられます。風を通しにくく、できれば水を弾く素材の上着を選びましょう。

☀️ 高地の夏の乾燥対策

乾燥した高地の夏は、汗をかいてもすぐに蒸発するため、気づかないうちに脱水症状になることがあります。吸汗速乾性のあるシャツを選び、こまめに水分補給できるようマイボトルなどを常に持ち歩きましょう。

🌡️ 海辺の夏の蒸し暑さ対策

海辺の夏は蒸し暑く、夜も気温が23℃前後までしか下がらないことも。薄手でも、汗を吸いやすく乾きやすい素材の衣類が快適です。

⛰️ 2000m級の山へ日帰りする際の注意点

シエラ・ネバダ山脈やピレネー山脈など、標高2000メートルを超える場所へ日帰りで行く場合は注意が必要。真夏でも山の上は気温が15℃未満になることがあり、紫外線の強さも平地とは異なります。ウィンドブレーカーとサングラスは必ず持参を。

👟 足元は歩きやすさ重視で

スペインの街中は石畳が多く、滑りやすい場所もあります。どんな旅程でも、履き慣れたスニーカーや、底が薄めの軽トレッキングシューズが共通して役立ちます。

🏖️ 都市とビーチリゾートを周遊する場合

海辺で過ごす際の服装を中心に考え、高地の朝晩の冷え込み対策として、小さくたためる薄手のダウンジャケットなどを一枚追加すると良いでしょう。

🏔️ 高地の都市がメインの場合

重ね着で温度調節できるよう、インナーや中間着のバリエーションをいくつか用意しましょう。また、飛行機の中や長距離バスなど、乗り物の冷房で体が冷えないように、スカーフや薄手の羽織りものを手荷物に入れておくと便利です。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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気候で選ぶベストシーズンガイド

image ヨーロッパ冒険紀行
スペイン旅行ベストシーズンガイド

スペイン旅行のベストシーズンを選ぶ基本的な考え方

「どこへ行きたいか」「何を楽しみたいか」によって最適な時期が変わります。
平均気温だけでなく、雨の多さや湿度も考慮して計画を立てましょう。

北部(海洋性気候)

ビルバオ
おすすめの月:7月~9月

平均気温

20~22℃

月間降水量

70mm未満

霧雨が少なくなり晴れの日が増えます。海水浴も楽しめ、名物のピンチョス巡りにも最適な季節です。

内陸部(メセタ)

マドリード
おすすめの月:4月~5月、10月

平均気温

15~22℃

月間降水量

40mm前後

日中と朝晩の気温差はありますが、乾燥していて散策しやすい時期。美術館なども比較的空いています。

南部(アンダルシア地方)

セビリア
おすすめの月:3月~5月、11月

平均気温

18~26℃

月間降水量

30mm未満

オレンジの花が香る春や、秋のお祭りが楽しめる季節。40℃を超える夏の猛暑を避けられます。

東部(地中海沿岸)

バルセロナ
おすすめの月:5月~6月、9月

平均気温

18~25℃

月間降水量

40mm前後

海水温が20℃以上になり泳ぎやすく、真夏ほどの湿気や混雑もありません。

カナリア諸島

ラス・パルマス
おすすめの月:一年を通して

平均気温

18~24℃

月間降水量

20mm未満

年間300日以上が晴天と言われています。冬でも海水温が19℃前後あり、マリンスポーツが楽しめます。

ベストシーズンを賢く活用!旅行計画のポイントと注意点

祝日やセール時期は価格に注意: スペインの祝祭日や、年末年始のセール時期(ブラックフライデーやレジェス・マゴス(東方の三賢人の日)の贈り物セールの前後など)は、航空券や宿泊費が高くなる傾向があります。気候の良さと費用のバランスを考えるなら、おすすめの月の中でも平日を狙うのが賢明です。

北部は雨具を忘れずに: おすすめの月であっても、スペイン北部は突然のにわか雨に見舞われることがあります。折り畳み傘と、乾きやすい素材のジャケットがあると安心です。

地中海沿岸の日差し対策: バルセロナなど地中海沿岸では、5月でも紫外線の強さが日本の真夏並みになることがあります。日焼け止めは必須アイテムです。

近年の気候変動も考慮に入れて: ここ数年は、夏の暑さが早く始まる傾向があり、マドリードやセビリアでは5月の終わり頃から35℃を超える日も観測されています。スペイン気象庁(AEMET)のアプリなどで、暑さの危険度を示す警報の色(黄色、オレンジ色、赤色)を確認し、屋外での観光時間を調整するようにしましょう。

📅 出発1週間前には最新の週間天気予報を必ず確認しましょう!

快適なスペイン旅行のためには、気候の準備とあわせて現地の治安情報を確認し、安全対策を講じることも非常に重要です。

世界ランキングからみるスペインの治安|悪い地域の理由と観光前に知っておくべき対策」の記事では、スペインの治安状況や具体的な対策について詳しく解説していますので、ぜひ出発前にご一読ください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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スペイン年間気温の傾向とエリア別旅行情報まとめ

  • スペインの気候は地域、海からの距離、標高により大きく異なる
  • 主な気候タイプは海洋性、大陸性地中海、温暖地中海、半乾燥、亜熱帯の5つに分類される
  • 内陸部(マドリード等)は一日の気温差が大きく、夏は乾燥して暑い
  • 沿岸部(バルセロナ等)は年間を通じ寒暖差が比較的穏やかである
  • カナリア諸島は一年を通して温暖な亜熱帯気候に属する
  • 内陸部では一般的に5月と10月頃に衣替えが必要となる
  • 同じ気温でも湿度の違いにより体感温度が大きく変動する点に注意が必要だ
  • 近年、地球温暖化の影響で全般的に平均気温は上昇傾向にある
  • 夏の熱波は頻度と期間が増加し、記録的な暑さも観測されている
  • 冬の寒波は期間が短くなる傾向が見られるが、内陸部では冷え込む
  • 冬の平均気温はバルセロナの方がマドリードより3℃ほど高い
  • 夏の平均気温は乾燥した気候のマドリードの方がバルセロナより若干高い
  • 春秋の服装は一日の寒暖差に対応するため重ね着が基本となる
  • 旅行のベストシーズンは目的地や目的により異なり、北部は夏、内陸部は春秋が過ごしやすい
  • カナリア諸島では冬でも海水温が19~21℃程度あり、海水浴が楽しめる場合がある
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