スペイン旅行を計画中の方にとって、年間気温と気候の特徴を把握することはとても重要です。
なぜなら、スペインは地域によって気候が大きく異なり、旅行のベストシーズンや服装選びも変わってくるからです。
この記事では、スペインの年間気温と気候の特徴、そして地域別の気候や降水量、ベストシーズン、服装選びのポイントまで詳しく解説します。
スペインの年間気温:気候の特徴と降水量
スペインの年間気温と気候の特徴
スペインの年間気温は、地域によって差がありますが、平均気温は15℃前後です。
夏は最高気温が30℃を超える日もありますが、湿度が低いため、日本のような蒸し暑さはありません。
冬は最低気温が0℃を下回る地域もありますが、雪が降ることはまれです。
スペインの気候は、大きく分けて以下の4つのタイプに分類されます。
地中海性気候
スペインの東部と南部、そしてバレアレス諸島にみられる気候です。
夏は暑く乾燥しており、冬は温暖で雨が多いのが特徴です。
年間を通して日照時間が長く、過ごしやすい気候です。
バルセロナ、バレンシア、マラガ、パルマ・デ・マヨルカなどがこの気候に属します。
海洋性気候
スペイン北部のカンタブリア海沿岸地域にみられる気候です。
夏は涼しく、冬は温暖で、年間を通して雨が多いのが特徴です。
緑豊かで過ごしやすい気候です。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ、ビルバオ、サン・セバスティアンなどがこの気候に属します。
大陸性気候
スペイン中央部の内陸部にみられる気候です。
夏は暑く乾燥し、冬は寒く乾燥するのが特徴です。
昼夜の気温差が大きく、夏と冬の気温差も大きいです。
マドリード、サラゴサ、トレドなどがこの気候に属します。
山岳性気候
ピレネー山脈やシエラネバダ山脈などの山岳地帯にみられる気候です。
標高が高いほど気温が低く、冬は雪が降ることもあります。
夏は涼しく、避暑地として人気があります。
これらの気候区分に加えて、カナリア諸島は亜熱帯気候に属し、年間を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。
スペインの降水量
スペインの年間降水量は、地域によって大きく異なります。
地中海沿岸地域
年間降水量は比較的少なく、特に夏は乾燥しています。
バルセロナの年間降水量は約600mm、マラガは約500mmです。
これらの地域では、雨は主に秋と春に集中し、夏はほとんど雨が降りません。
内陸部
地中海沿岸地域よりも降水量が多く、マドリードの年間降水量は約400mmです。
夏は乾燥していますが、他の季節にはある程度の雨が降ります。
北部大西洋沿岸地域
年間降水量が最も多く、ビルバオは約1200mm、サンティアゴ・デ・コンポステーラは約1300mmに達します。
これらの地域では、年間を通して雨が降り、特に秋と冬は雨量が多くなります。
旅行の計画を立てる際には、目的地の年間降水量を考慮することが重要です。
特に、雨季に旅行する場合は、雨具の準備を忘れずに行いましょう。
降水量が少ない地域
- アルメリア
年間降水量約200mm - ムルシア
年間降水量約300mm - アリカンテ
年間降水量約300mm
これらの地域は、年間を通して乾燥しており、砂漠気候に近い地域もあります。
農業では灌漑が不可欠で、水不足が問題となることもあります。
降水量が多い地域
- サン・セバスティアン
年間降水量約1500mm - ポンフェラーダ
年間降水量約1400mm - ビゴ
年間降水量約1400mm
これらの地域は、年間を通して雨が多く、緑豊かな自然が広がっています。
スペインの年間気温:都市別の気候と特徴
マドリードの年間気温と特徴
スペインの首都マドリードは、イベリア半島の中央部に位置し、大陸性気候に属しています。
そのため、夏は暑く乾燥し、冬は寒く乾燥するのが特徴です。
年間を通して降水量は少なく、特に夏はほとんど雨が降りません。
マドリードの年間気温は、平均 14℃ ほどです。
夏(7月・8月)の平均最高気温は 30℃ を超え、日中の日差しは非常に強くなります。
冬(12月・1月)の平均最低気温は 2℃ ほどで、時に 0℃ を下回ることもあります。
また、内陸部にあるため、昼夜の気温差が大きいことも特徴です。
季節ごとの特徴
- 春(3月~5月)
過ごしやすい気候で、日中は暖かく、夜は涼しいです。
観光に最適な季節です。 - 夏(6月~8月)
暑く乾燥した気候で、日中は気温が30℃を超えることも珍しくありません。
日差しが強いため、帽子やサングラスなどの対策が必要です。 - 秋(9月~11月)
過ごしやすい気候で、日中は暖かく、夜は涼しいです。
紅葉も楽しめます。 - 冬(12月~2月)
寒く乾燥した気候で、夜は気温が0℃を下回ることもあります。
防寒対策が必要です。
バルセロナの年間気温と特徴
スペインのバルセロナは、地中海沿岸に位置し、地中海性気候に属しています。
そのため、夏は暑く乾燥し、冬は温暖で雨が多いのが特徴です。
年間を通して日照時間が長く、過ごしやすい気候と言えるでしょう。
バルセロナの年間平均気温は約 16℃ です。
夏(7月・8月)の平均最高気温は 28℃ ほどで、湿度が低いため、日本のような蒸し暑さはありません。
冬(12月・1月)の平均最低気温は 5℃ ほどで、雪が降ることは稀です。
季節ごとの特徴
- 春(3月~5月)
温暖で過ごしやすい気候です。
日中は暖かく、夜は涼しいので、観光に最適な季節です。 - 夏(6月~8月)
暑く乾燥した気候です。
日中は気温が上がり、海水浴を楽しむ観光客で賑わいます。 - 秋(9月~11月)
過ごしやすい気候です。
日中は暖かく、夜は涼しい日が続きます。 - 冬(12月~2月)
温暖で雨が多い気候です。
日中の気温は10℃前後で、比較的過ごしやすいですが、夜は冷え込むこともあります。
バルセロナの気候に関する補足情報
- バルセロナは年間を通して日照時間が長く、年間約2,500時間もの日照があります。
- 夏は乾燥していますが、冬は湿度が高くなる傾向があります。
- 海風が吹くため、体感温度は実際の気温よりも涼しく感じることもあります。
バルセロナ観光局の公式サイトには、訪れる価値がある場所やアクティビティについての魅力的な情報が豊富に掲載されています。
観光スポット、文化イベント、グルメ情報など、バルセロナの魅力を存分に楽しむための情報が満載です。
グラナダの年間気温と特徴
スペイン南部アンダルシア地方に位置するグラナダは、内陸部にありながら地中海の影響も受ける、独特な気候条件を持つ都市です。
シエラネバダ山脈の麓に位置するため、標高による気温差も考慮する必要があります。
グラナダの年間平均気温は約 15℃ 。夏(7月・8月)は暑く乾燥し、平均最高気温は 34℃ に達することもあります。
冬(12月・1月)は比較的温暖で、平均最低気温は 4℃ ほど。
ただし、山間部では雪が降ることもあります。
季節ごとの特徴
- 春(3月~5月)
温暖で過ごしやすい気候です。
日中は暖かく、花々が咲き乱れる美しい季節です。
観光に最適な時期と言えるでしょう。 - 夏(6月~8月)
暑く乾燥した気候です。
日中は気温が非常に高くなるため、熱中症対策が必要です。 - 秋(9月~11月)
過ごしやすい気候です。
日中は暖かく、夜は涼しい日が続きます。 - 冬(12月~2月)
比較的温暖な気候ですが、朝晩は冷え込みます。
山間部では雪が降ることもあるため、注意が必要です。
グラナダの気候に関する補足情報
- グラナダは年間を通して日照時間が長く、晴天の日が多いです。
- 標高が高い地域では、市街地よりも気温が低くなる傾向があります。
- シエラネバダ山脈の影響で、冬は北風が強く吹くことがあります。
年間の気温から見るスペインのベストシーズン
スペイン旅行におすすめの時期
スペイン旅行のベストシーズンは、気候が穏やかで過ごしやすい 春(3月~5月) と 秋(9月~11月) です。
この時期は、日中の気温が快適で、雨も少ないため、観光やアクティビティを楽しむのに最適です。
春 は、各地で花々が咲き乱れ、美しい景色を楽しむことができます。
また、イースター(セマナ・サンタ)などの伝統的な祭りも開催され、スペインの文化に触れる良い機会となります。
秋 は、夏の暑さが落ち着き、過ごしやすい気候になります。
また、ブドウの収穫祭など、秋ならではのイベントも開催されます。
具体的な旅行プラン
- 3月~5月
バルセロナやバレンシアなどの地中海沿岸地域では、海水浴を楽しむこともできます。 - 4月下旬~5月上旬
各地で花祭りが開催され、色鮮やかな花々を楽しむことができます。 - 9月~10月
マドリードやバルセロナなどの都市観光に最適です。 - 10月下旬~11月
グラナダやセビリアなどのアンダルシア地方では、オリーブの収穫祭が開催されます。
その他のおすすめ時期
- 6月~8月
夏は、海水浴やマリンスポーツを楽しむのに最適です。
ただし、日中は気温が高くなるため、熱中症対策が必要です。 - 12月~2月
冬は、クリスマスのイルミネーションや、スキーなどのウィンタースポーツを楽しむことができます。
ただし、地域によっては気温が低くなるため、防寒対策が必要です。
旅行時期を選ぶ際の注意点
- 8月
スペインでは8月がバカンスシーズンとなるため、多くの店が休業し、観光客で混雑します。 - 地域による気候の違い
スペインは国土が広く、地域によって気候が異なります。
旅行を計画する際は、目的地の気候をよく調べておくことが大切です。
【スペイン旅行とセットでポルトガル旅行はいかがですか?】
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スペイン旅行を避けるべき時期
スペインは年間を通して魅力的な観光地ですが、時期によっては旅行を避けた方が良い場合もあります。
8月
スペインでは8月がバカンスシーズンとなるため、多くのスペイン人が休暇を取り、国内外へ旅行に出かけます。
そのため、観光地は非常に混雑し、ホテルや航空券の価格も高騰します。
また、多くのレストランやショップが休業となるため、不便を感じることもあります。
クリスマス・年末年始
12月24日から1月6日までは、スペインのクリスマス休暇期間となります。
この時期も、多くの店が休業し、交通機関も混雑します。
観光客向けのサービスも限定される場合があるため、注意が必要です。
地域ごとの気候条件
- 真夏(7月・8月)の内陸部
マドリードなど内陸部では、気温が40℃を超える猛暑日となることもあります。
熱中症対策を万全に行い、屋外での活動は控えめにするなど注意が必要です。 - 冬(12月~2月)の北部
北部地域では、冬は気温が氷点下になることもあり、雪が降ることもあります。
防寒対策をしっかり行い、道路状況にも注意する必要があります。
祝祭日やイベント
スペインでは、地域ごとに様々な祝祭日やイベントが開催されます。
これらの時期は、宿泊施設が満室になる可能性が高く、交通機関も混雑します。
旅行を計画する際は、事前に祝祭日やイベントのスケジュールを確認しておきましょう。
ストライキ
スペインでは、時折ストライキが行われることがあります。
ストライキの影響で、交通機関が運休したり、観光施設が閉鎖されることもあります。
旅行前に最新の情報を確認しておくことをおすすめします。
旅行を避けるべき時期をまとめると…
- 混雑を避けたい場合
8月、クリスマス・年末年始 - 暑さを避けたい場合
7月・8月の内陸部 - 寒さを避けたい場合
12月~2月の北部
これらの時期を避けることで、より快適なスペイン旅行を楽しむことができるでしょう。
服装選びのポイント
春(3月~5月)の服装
スペインの春(3月~5月)は、日中は暖かく過ごしやすいですが、朝晩はまだ冷え込むことがあります。
また、地域によっては雨が降ることもあるので、服装選びには注意が必要です。
基本の服装
- 長袖シャツやブラウス
コットンやリネンなど、通気性の良い素材のものがおすすめです。 - カーディガンやセーター
薄手のものを1枚持っておくと、朝晩の冷え込みに対応できます。 - 長ズボンやスカート
動きやすい素材のものがおすすめです。ジーンズやチノパン、ロングスカートなどが良いでしょう。 - スニーカーやウォーキングシューズ
歩きやすい靴がおすすめです。観光でたくさん歩くことを考えると、履き慣れた靴が良いでしょう。 - ストールやスカーフ
首元に巻いたり、羽織ったりすることで、気温の変化に対応できます。
地域別の服装
- 地中海沿岸地域
バルセロナやバレンシアなど、地中海沿岸地域では、日中は半袖で過ごせる日もあります。
しかし、朝晩は冷え込むので、薄手のジャケットやカーディガンがあると便利です。 - 内陸部
マドリードなど、内陸部では、地中海沿岸地域よりも気温が低くなります。
長袖シャツやブラウス、薄手のジャケットなどを用意しておきましょう。 - 北部
ビルバオやサンティアゴ・デ・コンポステーラなど、北部では、雨の日が多くなります。
防水性のジャケットや折りたたみ傘があると便利です。
その他
- 重ね着
気温の変化に対応できるように、重ね着ができる服装がおすすめです。 - UV対策
日差しが強い日もあるので、サングラスや帽子があると便利です。 - おしゃれを楽しむ
スペインは、おしゃれな人が多い国です。
自分の好きな服装で、おしゃれを楽しみましょう。
夏(6月~8月)の服装
スペインの夏(6月~8月)は、日差しが強く、気温が30℃を超える日が続くため、暑さ対策を万全にする必要があります。
特に内陸部では乾燥も厳しいため、服装選びは慎重に行いましょう。
基本の服装
- 半袖Tシャツやノースリーブ
吸水性や速乾性に優れた素材を選びましょう。 - ショートパンツやスカート
動きやすく涼しい素材のものがおすすめです。
丈が短すぎるものは避け、日焼け対策も忘れずに行いましょう。 - ワンピース
1枚でコーディネートが決まるので便利です。
風通しの良い素材を選びましょう。 - サンダル
歩きやすく、通気性の良いサンダルがおすすめです。 - 帽子
日差しから頭を守るために、帽子は必須アイテムです。
つばの広い帽子がおすすめです。 - サングラス
目を紫外線から守るために、サングラスも必須です。
地域別の服装
- 地中海沿岸地域
バルセロナやバレンシアなど、地中海沿岸地域では、湿度が高くなることがあります。
通気性の良い服装を心がけましょう。 - 内陸部
マドリードなど、内陸部では、乾燥が厳しくなります。
肌の露出を控えめにするなど、日焼け対策をしっかり行いましょう。 - 北部
ビルバオやサンティアゴ・デ・コンポステーラなど、北部では、比較的涼しい日もあります。
薄手の長袖シャツなどがあると便利です。
その他
- 日焼け止め
日焼け止めはこまめに塗り直しましょう。SPF値の高いものがおすすめです。 - 虫除けスプレー
蚊などの虫に刺されないように、虫除けスプレーがあると便利です。 - 水分補給
こまめな水分補給を心がけましょう。
秋(9月~11月)の服装
スペインの秋(9月~11月)は、日中は暖かく過ごしやすいですが、朝晩は冷え込む日が増えてきます。
また、地域によっては雨の日も多くなるため、服装選びには注意が必要です。
基本の服装
- 長袖シャツやブラウス
コットンやリネンなど、通気性の良い素材のものがおすすめです。 - 薄手のニットやセーター
朝晩の冷え込みや、肌寒い日に備えて、薄手のニットやセーターがあると便利です。 - 長ズボンやスカート
ジーンズやチノパン、ロングスカートなど、動きやすいものがおすすめです。 - ジャケットやカーディガン
薄手のジャケットやカーディガンは、気温調節に役立ちます。 - スニーカーやウォーキングシューズ
歩きやすい靴がおすすめです。観光でたくさん歩くことを考えると、履き慣れた靴が良いでしょう。 - ストールやスカーフ
首元に巻いたり、羽織ったりすることで、気温の変化に対応できます。
地域別の服装
- 地中海沿岸地域
バルセロナやバレンシアなど、地中海沿岸地域では、11月でも日中は半袖で過ごせる日があります。
しかし、朝晩は冷え込むので、薄手のジャケットやカーディガンがあると便利です。 - 内陸部
マドリードなど、内陸部では、地中海沿岸地域よりも気温が低くなります。
長袖シャツやブラウス、薄手のジャケットなどを用意しておきましょう。 - 北部
ビルバオやサンティアゴ・デ・コンポステーラなど、北部では、雨の日が多くなります。
防水性のジャケットや折りたたみ傘があると便利です。
その他
- 重ね着
気温の変化に対応できるように、重ね着ができる服装がおすすめです。 - UV対策
日差しが強い日もあるので、サングラスや帽子があると便利です。 - おしゃれを楽しむ
スペインは、おしゃれな人が多い国です。
自分の好きな服装で、おしゃれを楽しみましょう。
冬(12月~2月)の服装
スペインの冬(12月~2月)は、地域によって気温差が大きいです。
地中海沿岸地域では比較的温暖ですが、内陸部や北部では寒さが厳しくなり、雪が降ることもあります。
旅行先や時期に合わせて、適切な服装を選びましょう。
基本の服装
- 厚手のセーターやニット
ウールやカシミヤなど、保温性の高い素材を選びましょう。 - コート
ダウンコートやウールのコートなど、防寒性の高いコートが必要です。 - マフラーや手袋
首元や手先を冷気から守るために、マフラーや手袋は必須です。 - 厚手の靴下
足元を冷やさないように、厚手の靴下を着用しましょう。 - ブーツ
防水性のあるブーツがおすすめです。
雪が降る地域では、滑りにくいものを選びましょう。 - ヒートテックなどのインナー
薄手でも暖かいヒートテックなどのインナーは、重ね着に便利です。
地域別の服装
- 地中海沿岸地域
バルセロナやバレンシアなど、地中海沿岸地域では、日中は比較的温暖ですが、朝晩は冷え込みます。厚手のセーターやコートを用意しておきましょう。 - 内陸部
マドリードなど、内陸部では、寒さが厳しくなります。
ダウンコートや厚手のニットなど、防寒対策をしっかり行いましょう。 - 北部
ビルバオやサンティアゴ・デ・コンポステーラなど、北部では、雪が降ることもあります。
防水性・防寒性の高い服装を選びましょう。
その他
- 重ね着
気温の変化に対応できるように、重ね着ができる服装がおすすめです。 - 防寒対策
寒さ対策として、帽子や耳あてがあると便利です。 - 保湿
冬のスペインは乾燥するので、保湿クリームなどを用意しておきましょう。
【こちら↓の記事では、女性のヨーロッパ旅行の服装を季節別に解説しています】
ヨーロッパ旅行の服装完全ガイド|女性におすすめの季節別コーディネートと必須アイテム
スペインの年間気温に関する質問
スペインは夏は暑いですか?
はい、スペインの夏は 非常に暑い です。
7月と8月は特に暑く、多くの地域で平均最高気温が30℃を超えます。
内陸部では40℃を超える猛暑日になることも珍しくありません。
スペインの夏の暑さの特徴
- 乾燥した暑さ
スペインの夏は湿度が低いため、日本の夏のような蒸し暑さはありません。
しかし、乾燥しているため、日焼けや熱中症には十分注意が必要です。 - 日差しが強い
スペインの夏は日差しが非常に強いです。
日中は日陰を探したり、帽子やサングラスを着用するなどして、日焼け対策をしっかり行いましょう。 - 地域による気温差
スペインは国土が広く、地域によって気温差があります。
内陸部の方が沿岸部よりも暑くなる傾向があります。 - 都市部でのヒートアイランド現象
マドリードやバルセロナなどの都市部では、ヒートアイランド現象により、気温がさらに高くなることがあります。
夏の暑さ対策
- こまめな水分補給
水分不足にならないように、こまめな水分補給を心がけましょう。 - 日陰での休憩
日中は日陰で休憩を取り、体力を消耗しないようにしましょう。 - 服装
通気性の良い、涼しい服装を心がけましょう。 - 日焼け止め
日焼け止めはこまめに塗り直しましょう。 - 帽子やサングラス
日差しから頭や目を守るために、帽子やサングラスを着用しましょう。 - エアコンの利用
ホテルやレストランなど、涼しい場所で過ごすようにしましょう。 - シエスタ
スペインでは、昼休憩(シエスタ)の習慣があります。暑い時間帯は外出を避け、シエスタの時間帯に休憩を取りましょう。
スペインで一番寒い時期はいつですか?
スペインで一番寒い時期は、一般的に 1月 と言われています。
1月はスペインの多くの地域で、平均最低気温が最も低くなる時期です。
特に内陸部では、氷点下になることも珍しくありません。
スペインの冬の寒さの特徴
- 地域による気温差
スペインは国土が広く、地域によって冬の気温差が大きいです。内陸部や北部は寒さが厳しく、地中海沿岸地域は比較的温暖です。 - 乾燥した寒さ
スペインの冬は湿度が低いため、日本の冬のような湿った寒さではありません。しかし、乾燥しているため、肌の乾燥や風邪には注意が必要です。 - 日照時間
冬は日照時間が短く、曇りの日が多いです。 - 降雪
北部や山岳地帯では、雪が降ることもあります。
地域別の冬の気温
- 内陸部 (マドリードなど)
平均最低気温は2℃前後。氷点下になる日も多く、雪が降ることもあります。 - 北部 (ビルバオ、サンティアゴ・デ・コンポステーラなど)
平均最低気温は5℃前後。雨や雪の日が多く、湿度が高いです。 - 地中海沿岸地域 (バルセロナ、バレンシアなど)
平均最低気温は8℃前後。比較的温暖ですが、朝晩は冷え込みます。
冬のスペイン旅行を楽しむために
冬のスペインは寒さが厳しいですが、クリスマスのイルミネーションや、スキーなどのウィンタースポーツを楽しむことができます。
防寒対策をしっかり行い、冬のスペインを満喫しましょう。
まとめ:スペインの年間気温ガイド!都市別の気候と特徴、服装選びのポイント
- スペインの年間平均気温は約15℃である
- スペインの気候は、地域によって大きく異なる
- スペインの東部と南部、バレアレス諸島は地中海性気候で夏は暑く乾燥し、冬は温暖で雨が多い
- スペイン北部のカンタブリア海沿岸地域は海洋性気候で、夏は涼しく、冬は温暖で、年間を通して雨が多い
- スペイン中央部の内陸部は大陸性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は寒く乾燥する
- ピレネー山脈やシエラネバダ山脈などの山岳地帯は山岳性気候で、標高が高いほど気温が低く、冬は雪が降ることもある
- カナリア諸島は亜熱帯気候に属し、年間を通して温暖で過ごしやすい
- マドリードは内陸性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は寒く乾燥する
- バルセロナは地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は温暖で雨が多い
- グラナダは内陸部にありながら地中海の影響も受ける独特な気候を持つ
- スペインの年間降水量は地域によって大きく異なる
- 地中海沿岸地域では年間降水量は比較的少なく、特に夏は乾燥している
- 北部大西洋沿岸地域では年間降水量が最も多い
- 旅行のベストシーズンは、気候が穏やかで過ごしやすい春(3月~5月)と秋(9月~11月)である
- スペイン旅行を避けるべき時期は、8月、クリスマス・年末年始などである