ロンドンのホテル相場と選び方!格安から高級ホテルまで解説

ロンドンのホテル相場についてお調べですね。

2025年にロンドンへのご旅行を計画されている方にとって、ホテル料金は特に気になるポイントではないでしょうか。

実は、ロンドンのホテル料金は月によって大きく変動するため、平均的な情報だけでは実際の予算計画が難しいこともあります。

この記事では、「いつホテルが高くて、いつ安いのか」という基本的な情報から、賢く費用を抑えるコツ、さらにはエリア別の料金傾向や治安、ホテルの星の数による違いまで、ロンドンのホテル相場に関する情報を詳しく解説します。

為替レートの状況やお得な予約タイミング、具体的なおすすめホテルもご紹介しますので、あなたのロンドン旅行のホテル選びと予算計画に、きっとお役立ていただけることでしょう。

記事のポイント
  • ロンドンのホテル料金が最も安い月と高い月、およびその理由
  • 宿泊費を抑えるための具体的な節約方法やお得な予約タイミング
  • 主要エリアごとのホテル相場、治安状況、および選び方のポイント
  • ホテルの星の数による料金とサービスの違いや、為替レートの影響
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目次

ロンドンのホテル相場:最新攻略

image ヨーロッパ冒険紀行
  • 2025年のホテル料金:高い月と安い月
  • エリア別ホテル料金と治安 
  • 星の数で料金とサービスはどう違う? 
  • 知っておきたい為替レートの話 
  • 予約はいつ取るのがお得?割引のタイミング

2025年のホテル料金:高い月と安い月

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2025年にロンドン旅行を計画しているなら、ホテル料金が月によって大きく変わることを知っておくと便利です。

平均的な料金だけを見ていると、実際の予算と合わなくなることも。

ここでは、「いつホテルが高くて、いつ安いのか」を整理し、皆さんの旅行計画の参考にしていただけるようにまとめました。

下の表は、主なホテル予約サイト(Kayak、momondo)や旅行業界のデータ(STR)を参考にした、月ごとの平均的な宿泊料金と、日本円に換算した場合の目安です。

実際の料金は、為替レートやホテルの空室状況によって変わりますが、大まかな料金の変動を知るには役立ちます。

2025年 月別ロンドンホテル料金の目安

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料金の傾向平均宿泊料金の目安
(イギリスポンド)
日本円での目安 (円)
1月低い約 265 ポンド約 51,000 円
2月低い約 270 ポンド約 52,000 円
3月やや安い約 290 ポンド約 56,000 円
4月やや安い約 300 ポンド約 58,000 円
5月やや高い約 310 ポンド約 60,000 円
6月高い約 330 ポンド約 64,000 円
7月最も高い約 397 ポンド約 77,000 円
8月高い約 380 ポンド約 73,000 円
9月やや高い約 320 ポンド約 62,000 円
10月やや安い約 295 ポンド約 57,000 円
11月低い約 270 ポンド約 52,000 円
12月高い約 350 ポンド約 68,000 円

※イギリスポンドから日本円への換算は、2025年5月18日時点のXEのレート(1ポンド=約193円)を参考にしています。(XE)

料金が安い時期・高い時期のポイント

最も安くなるのは1月です。

Kayakのデータによると、1月の平均宿泊料金は約265ポンド(約340米ドル)で、最も料金が高くなる7月の平均約397ポンド(約509米ドル)と比べると、25%以上も安くなります。

一方、7月から8月は、学校の夏休み期間にあたり、テニスのウィンブルドン選手権や音楽祭のBBCプロムスといった大きなイベントも開催されるため、ホテルの需要が最も高まります。

また、12月の後半は、クリスマスイルミネーションや年末年始のカウントダウンイベントを目当てに多くの人が訪れるため、料金が急に上がります。

実際に2024年12月には、平均宿泊料金が過去最高の208.9ポンドを記録しました。

反対に、1月から2月や11月は観光客が比較的少なく、雨の日が多い季節ではありますが、ホテル料金が大幅に安くなることが期待できます。


こうしたオフシーズンの旅行計画では、天候への備えや持ち物の工夫も重要になります。

イギリス旅行全体の安い時期や、その時期ならではの注意点、具体的な節約術についてさらに詳しく知りたい方は、「イギリス旅行の安い時期と節約術|オフシーズン完全攻略法2025」で解説していますので、コストパフォーマンスの高い旅行計画の参考にしてください。

賢く節約するコツ

もし料金が高い時期にしか旅行できない場合でも、諦める必要はありません。

  • 火曜日から木曜日の平日に宿泊する
  • ロンドン中心部から少し離れたゾーン2やゾーン3のホテルを選ぶ
  • 早めに予約することで適用される早期割引や、予約サイトのキャッシュバックなどを上手に利用する

これらの工夫で、15%程度費用を抑えることができるでしょう。

もし旅行の日程をある程度自由に決められるなら、気候も比較的良く、料金も落ち着いている3月、9月、10月がおすすめです。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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エリア別ホテル料金と治安

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ロンドンは、エリアによってホテルの値段や治安の状況がかなり違います。

旅行の目的や一緒に行く人に合わせてエリアを選ぶと、費用を抑えつつ安心して滞在できる場所を見つけやすくなります。

ここでは、主な6つのエリアについて、2025年5月時点でのホテルのおおよその料金(ホテル予約サイトKayakで調べた最近2週間の平均価格を日本円に換算)と、最新の犯罪発生率(住民1,000人あたりの年間の犯罪件数)をまとめました。

自分にぴったりのエリアを見つける参考にしてください。

ロンドン主要エリア別 ホテル料金の目安と治安情報 (2025年5月時点)

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エリアと主な駅ホテル料金の目安
(1部屋2名/円)
犯罪発生率
(年間1,000人あたり)
エリアの特徴と治安のポイント
ウエストエンド地区
(コヴェントガーデン
駅など)
45,000円 ~ 60,000円約 433件劇場やショップが集まるエンタメの中心地。観光スポットが多く賑やかですが、人混みでのスリには特に注意が必要です。
ケンジントン&
チェルシー地区
35,000円 ~ 50,000円約 157件美術館や高級ブティックが並ぶ洗練されたエリア。高級住宅が多く、落ち着いた雰囲気。夜は比較的静かで過ごしやすいです。
キングスクロス/
セントパンクラス駅周辺
(カムデン区)
25,000円 ~ 35,000円約 195件ユーロスターも発着する交通のハブ。どこへ行くにも便利ですが、駅周辺では夜間に酔った人に少し注意が必要な場合もあります。
ショーディッチ地区
(ハックニー区)
30,000円 ~ 45,000円約 109件アートやファッションの流行発信地。おしゃれなバーやクラブが多く、夜も賑やかです。深夜に一人で帰る際は周囲に注意しましょう。
カナリーワーフ地区
(タワーハムレッツ区)
30,000円 ~ 42,000円約 97件近代的な高層ビルが立ち並ぶビジネス街。週末や夜間は人通りが減りますが、比較的安全なエリアとされています。
グリニッジ地区15,000円 ~ 30,000円約 84件天文台や公園で有名な歴史あるエリア。中心部からは少し離れますが、住宅街と観光地が混在し、比較的落ち着いていて過ごしやすいです。
上記紹介エリア①から⑥の大まかな位置

エリア選びのポイント

  • 観光メインなら:
    ウエストエンドは便利ですが、スリ対策は万全に。ケンジントンも博物館へのアクセスが良いです。
  • 費用を抑えたいなら:
    グリニッジや、少し中心部から離れたキングスクロス周辺のホテルも検討してみましょう。
  • おしゃれな滞在なら:
    ショーディッチは流行に敏感な人におすすめです。
  • 静かに過ごしたいなら:
    ケンジントンやカナリーワーフ(特に週末)が比較的落ち着いています。

どこに泊まるかを選ぶ際は、料金だけでなく、そのエリアの雰囲気や治安、そしてご自身の旅行スタイルを総合的に考えて決めるのがおすすめです。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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星の数で料金とサービスはどう違う?

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ロンドンのホテルは、星の数によって料金はもちろん、受けられるサービスもかなり変わってきます。

「星が多いほど高いんだろうな」とは想像できても、具体的に何が違うのか気になりますよね。

まず、主なホテル予約サイトが公開している、2025年5月時点での星の数ごとの平均的な宿泊料金(1部屋2名、税込み)をイギリスポンドと日本円で見てみましょう。

日本円への換算は、1ポンド=193円で計算しています。

ロンドンのホテル 星別 平均料金とサービス内容の目安 (2025年5月時点)

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ホテルの星の数平均料金(イギリスポンド)日本円での目安主なサービス内容の例
2つ星約 143 ポンド約 27,500円客室にシャワー・トイレ完備、無料Wi-Fi。
フロントデスクの対応時間は限られる場合あり。
3つ星約 149 ポンド約 28,700円全室シャワー・トイレ付き、24時間対応フロント、
朝食(ビュッフェ形式が多い)、小さなジムがあることも。
4つ星約 225 ポンド約 43,500円コンシェルジュ、ルームサービス、ホテル内レストラン&バー、フィットネス施設など。
5つ星約 509 ポンド約 98,300円バトラーサービス(専属の客室係)、スパ施設、プール、
高級レストラン、リムジン送迎サービスなど。

星の数によるサービスの違いはどこから来るの?

星の数によるサービスの違いは、イギリスの公的なホテル格付け基準(VisitEnglandという機関による基準)で、星が多くなるほど求められるサービス項目が増えていくためです。

具体的に見ていきましょう。

  • 2つ星ホテル:
    シンプルで経済的全室にシャワーとトイレが付いていますが、フロントデスクの対応時間が限られていることがあります。
    荷物預かりやクリーニングサービスは有料の場合が多いです。とにかく費用を抑えたい方向けです。
  • 3つ星ホテル:
    快適さと基本サービス24時間対応のフロント、朝食(多くはビュッフェ形式)、部屋からの外線電話など、旅行に必要な基本的なサービスが整っています。
    部屋の広さは平均15平方メートルくらいで、ホテルによってはエアコンがない場合もありますが、快適に過ごせるレベルです。
  • 4つ星ホテル:
    ワンランク上の快適さチェックイン時の荷物運び(ポーターサービス)や、夕方のベッドメイク(ターンダウンサービス)、ホテル内のレストランやバーなどが基本的に備わっています。
    立地の良いホテルが多く、部屋の広さも20平方メートル以上が一般的。バスローブや質の良いアメニティが用意されていることも増え、より快適な滞在が期待できます。
  • 5つ星ホテル:
    特別な体験と最高級のサービス24時間対応の専属スタッフ(バトラーサービス)、充実したスパ施設、プール、複数の高級レストランなどが特徴です。
    ロンドンでは「ザ・サヴォイ」や「ザ・ドーチェスター」といった歴史ある高級ホテルが代表的で、特別なフロアの専用ラウンジ利用や、空港からのリムジン送迎などが含まれた、まさに贅沢なプランもよく見られます。

どの星のホテルを選ぶのがベスト?

料金とサービス内容のバランスを考えると、有名な観光地を効率よく巡りたい短期旅行の方には、4つ星ホテルが満足度と費用のバランスが良い場合が多いでしょう。

反対に、ホテルは主に寝るためだけと割り切れる方や、長期滞在で費用を抑えたい場合は、3つ星以下のホテルでも十分に快適に過ごせます。

ホテルを予約する前には、「星の数」だけでなく、「立地」や実際に宿泊した人の「最新の口コミ」を合わせてチェックすることが大切です。

そうすることで、予算オーバーや「思っていたのと違った…」という失敗を防ぎやすくなります。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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知っておきたい為替レートの話

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ロンドンのホテルの多くは料金をイギリスポンドで表示しています。

そのため、日本円でいくらになるかは、その時々の為替レートによって大きく変わり、時には数万円もの差が出ることがあります。

海外旅行では避けられないこの為替レートの変動。

少しでも賢く対応したいですよね。

ここでは、過去数年間の為替レートの動きと、現在のレート(2025年5月時点)を元にした宿泊費の目安をまとめました。

旅行先で「思ったより高かった!」とならないための参考にしてください。

ここ数年のポンド高・円安の動き

最近、ニュースなどで「円安」という言葉をよく耳にするかもしれません。イギリスポンドに対しても、ここ数年で円安が進んでいます。

  • 2021年の平均:1ポンド = 約151円
  • 2022年の平均:1ポンド = 約162円
  • 2023年の平均:1ポンド = 約175円(年間で最も円安だった時は188円でした)
  • 2024年の平均:1ポンド = 約194円(年間で最も円安だった時は208円でした)
  • 2025年5月19日現在:1ポンド = 約193円前後で推移しています。

この4年間で、同じポンド額でも日本円での支払額が約28%も増えている計算になります。

これは旅行の予算を考える上で、とても大きなポイントです。

もし為替レートが変わったら? ホテル代(ポンド)の日本円での目安

実際に、為替レートによって日本円での支払額がどれくらい変わるのか、いくつかの例で見てみましょう。

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ホテルの料金
(ポンド)
1ポンド=175円の場合
(2023年平均)
1ポンド=193円の場合
(2025年5月現在)
1ポンド=205円の場合
(2024年 円安時)
175円→205円になった場合の差額
150ポンド(比較的お手頃なホテル)26,250円28,950円30,750円+4,500円
250ポンド(中くらいの価格帯のホテル)43,750円48,250円51,250円+7,500円
500ポンド(高級ホテル)87,500円96,500円102,500円+15,000円

※上記は1泊あたりの料金例です。

例えば、1ポンドあたり10円レートが変動すると、500ポンドのホテルに3泊した場合、合計で45,000円もの差が出ることになるので注意が必要です。

為替レートの変動に対応する予約・支払いのコツ

「じゃあ、どうすればいいの?」と思いますよね。

為替変動のリスクを少しでも減らすための、予約や支払いの際のちょっとしたコツをご紹介します。

  1. 日本円で支払いが確定できる予約サイトを利用する
    ホテル予約サイト(OTA:Online Travel Agent)の中には、予約時に日本円での支払い額が確定できるものがあります。
    これを利用すると、予約した後に為替レートが変動しても支払額が変わらないので安心です。
  2. 外貨両替サービスで事前にポンドを準備する
    Revolut(レボリュート)やWise(ワイズ)といった海外送金サービスでは、複数の通貨を持てる口座を作れます。
    日本円が比較的高い(円高ポンド安)と感じるタイミングで、あらかじめ旅行資金の一部をポンドに両替しておくのも一つの方法です。
  3. キャンセル無料プランなら、レートが良い時に予約し直す(上級者向け)
    予約したホテルのプランがキャンセル無料の場合、支払日までの間に円高(ポンドに対して日本円が強くなること)になったら、一度キャンセルして同じホテルを予約し直すことで、より安く泊まれる可能性があります。
    (ただし、料金プランや空室状況が変わってしまうリスクもあるので慎重に判断しましょう)
  4. 予算は少し多めに見積もっておく
    旅行の予算を立てる際は、少し円安になる可能性も考えて、予想されるホテル代に少し上乗せしておくと安心です。
    もし実際にはそれほど円安にならなければ、余った分をお土産代や現地の交通費などに充てられます。

旅行費用の中で、特にホテル代は為替レートの影響で支払額が変動しやすい項目です。

出発前に為替レートの動きをチェックし、早めの予約や事前の両替などを上手に組み合わせることで、予算オーバーのリスクをぐっと減らすことができます。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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予約はいつ取るのがお得?割引のタイミング

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ロンドンのホテル代は、いつ予約するかによって、思った以上に金額が変わることがあります。

「早めに予約した方が安いの?それともギリギリまで待つべき?」と悩みますよね。

特にイギリスポンドの価値が高い(円安ポンド高の)状況が続いている今は、お得な割引のタイミングを見つけることが、日本円での出費を抑えるコツになります。

ここでは、予約する時期によって、どれくらい割引が期待できるのか、その目安をまとめました。

これらの数字は、主なホテル予約サイト(OTA)のキャンペーン情報や検索データなどを参考にしていますが、実際の割引額はホテルの空室状況、為替レート、その時々の人気度によって変わるので、あくまで目安として見てくださいね。

予約する時期でこんなに違う!割引率の目安

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予約する時期
(チェックインまで)
よくある割引プランの名前など割引率の目安こんな旅行におすすめ&注意点
約6ヶ月~2ヶ月前早期予約割引(Early Bookerなど。Booking.comのGetaway Dealsなど)15%~20%オフ夏休みやクリスマスなど、混み合う時期のホテルを確実に確保したい場合におすすめです。ただし、予約の変更やキャンセルができないプランが多いので、日程が確定している場合に利用しましょう。
約2ヶ月~2週間前事前購入割引(Advance Purchaseなど)/通常料金±0%~5%オフ料金は比較的安定している時期です。もし為替レートが円高(日本円にとって有利)に動きそうな場合は、少し待ってみるのも一つの手です。
約2週間~2日前直前割引(Last-Minute Dealなど)平均12%前後安国際的なホテル予約サイトSkyscannerによると、この時期の予約で平均12%安くなる傾向があるそうです。ロンドンの中心部でも同様です。まだ選べるホテルはありますが、人気のホテルは満室になっている可能性も。
48時間(2日)以内当日割引・アプリ限定割引(HotelTonightなどのアプリ)18%~40%安売れ残った部屋が安く出やすいタイミングです。部屋のタイプや立地に強いこだわりがなく、短い期間の旅行なら狙い目です。
平日(火曜~木曜)にチェックイン週末より20%以上安旅行情報サイトHopperの2025年の分析によると、週末(金・土曜日)の宿泊は料金が高めになるため、火曜日から木曜日の平日にチェックインすると、20%以上安くなることがあります。出張でも観光でも、平日出発がお得です。

予約タイミングに関するいろいろなデータ

実は、予約タイミングによる割引については、様々な調査結果があります。

  • Skyscannerの調査では、チェックインする同じ週に予約すると平均で18%も安くなる一方、8~19週間前に予約すると逆に8%高くなるというデータもあるそうです。
  • Booking.comの「Getaway Deals」や「Early Booker Deal」といった早期割引プランは、最低でも15%オフになるように設定されているので、早めに予約すれば確実にお得になります。
  • 旅行情報サイトHopperのレポートでも、金曜日や土曜日のチェックインは他の曜日より20%以上高くなると指摘されており、日程を調整するだけで1泊あたり約50ドル(日本円で約7,500円)も節約できることがあるそうです。
  • アメリカの雑誌Real Simpleに掲載された調査でも、ボストンやニューヨークといった大都市では、チェックインの2週間前を切ると平均で13%料金が下がるという報告があり、ホテルの数が多いロンドンでも似たような傾向が見られます。

結局、いつ予約するのがベスト?

いろいろな情報があって迷うかもしれませんが、基本的にはこう考えると良いでしょう。

  • 日程が決まっている家族旅行や特定のイベントに参加する場合:
    早めに予約して15%程度の割引を受けられる「早期割引」で、かつ万が一のために「キャンセル可能なプラン」を選ぶのが安心です。
  • 日程を柔軟に調整できる一人旅や出張の場合:
    「チェックインの1~2週間前」や、「当日に予約アプリで探す」といった方法で、最も安い料金を狙うのが良いでしょう。

賢く予約するための追加アドバイス

ホテルの料金比較サイトなどで、気になるホテルの「価格変動お知らせ機能(アラート)」を設定しておき、為替レートが良いタイミングですぐに予約できるように準備しておくと、思わぬ出費を避けやすくなります。

自分の旅行スタイルに合わせて、ベストなタイミングで予約して、お得にロンドン滞在を楽しんでください!

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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ロンドンのホテル相場は?節約術を解説

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  • おすすめ格安ホテル5選(1泊2名・3万円以下目安) 
  • コスパ◎ミッドレンジホテル5選 
  • 憧れラグジュアリーホテルの相場 
  • 家族旅行の強い味方:「連泊割引」活用術 
  • ポイントサイト活用とキャッシュバック

おすすめ格安ホテル5選(1泊2名・3万円以下目安)

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ロンドン旅行で「できるだけ費用は抑えたいけど、便利な場所で清潔なホテルに泊まりたい!」という方のために、2025年5月時点、1泊2名で3万円以下くらいで泊まれる、おすすめの格安ホテルを5つ選びました。

料金は、実際のホテル予約サイトでの価格を参考に日本円に換算していますが、為替レートや空室状況によって変わることがあります。

あくまで「だいたいこれくらい」という目安として参考にしてください。

ロンドン おすすめ格安ホテル5選(2025年5月時点)

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ホテル名エリアと最寄り駅料金の目安*ホテルの特徴とこんな人におすすめ
Point A Hotel
Kings Cross
キングスクロス駅(King’s Cross)から徒歩約5分95~120ポンド
(約18,300円~23,000円)
ベッドとシャワーが中心のシンプルな部屋。フロントは24時間対応で、無料Wi-Fiも使えます。電車での移動が多い人に便利。
hub by Premier
Inn Westminster
Abbey
ウェストミンスター駅(Westminster)から徒歩約3分約122ポンド前後
(約23,500円)
部屋はコンパクトですが、最新の設備が整っています。有名なビッグベンも歩いて行ける距離。朝食も手頃な価格で追加できます。短い期間の観光にぴったり。
easyHotel London
City Shoreditch
オールドストリート駅(Old Street)から徒歩約7分65~90ポンド
(約12,500円~17,000円)
設備は最小限ですが、その分料金がとても安いです。カードキーでセキュリティも安心、フロントも24時間対応。夜遊びを楽しみたい若い人におすすめ。
YHA London Central
(ホステル)
オックスフォード・サーカス駅(Oxford Circus)から徒歩約10分約87ポンド~(個室の場合)
(約17,000円~)
相部屋だけでなく個室も選べます。共同で使えるキッチンや洗濯機もあるので、長く滞在する人に便利です。
The Z Hotel
Shoreditch
シリコン・ラウンドアバウト(Silicon Roundabout)の近く50~80ポンド
(約9,600円~15,000円)
夕方にワインとチーズの無料サービスがあるのが嬉しいポイント。窓がない部屋が多いので、ホテルは寝るだけと割り切れる人に向いています。

*料金の目安は1室2名利用の場合。1ポンド=193円で計算しています。

ホテル選びのポイント

今回選んだホテルは、「駅から近いこと」「実際に泊まった人の評価(レビュー)が平均で7.5点以上(10点満点中)」「24時間スタッフがいること」という3つの条件を満たすところを選びました。

ロンドンの安いホテルは中心部から離れた場所にあることも多いのですが、ここでは地下鉄で移動しやすい「ゾーン1」か「ゾーン2」という中心エリアにあるホテルに絞ったので、夜遅くに帰る時も比較的安心です。

格安ホテルに泊まる際の注意点

  • 部屋の広さ:
    どのホテルも、部屋の広さは日本のビジネスホテルと比べると少し狭いことが多いと思っておくと良いでしょう。
    スーツケースを床で広げたい場合は、少し料金は上がりますが、「スーペリア」や「ビッグルーム」といった広めの部屋タイプを選ぶと、ぐっと快適に過ごせます。
  • アメニティなど:
    ホテルによってはタオルの交換や歯ブラシなどのアメニティが有料の場合もあるので、予約する時に必ず確認してくださいね。

もっとお得に泊まるには?

最後に、宿泊費をさらに抑えたい場合のちょっとした工夫をご紹介します。

  • 月曜日から木曜日の平日にチェックインする日程を選ぶ。
  • 早めに予約する際は「キャンセル無料」のプランを選んでおき、もし後でもっと安いセールが出たら予約し直す。
  • Revolut(レボリュート)やWise(ワイズ)のようなサービスを使って、事前にイギリスポンドで支払いを済ませておくと、為替手数料を節約できることがあります。

こういったちょっとした工夫で、さらに1割から2割ほど宿泊費を安くできる可能性があります。

賢くホテルを選んで、ロンドン滞在を楽しんでください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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コスパ◎ミッドレンジホテル5選

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ロンドン旅行で、「観光に便利な場所にあって、4つ星ホテルくらいの設備は欲しいけど、1泊5万円も出すのはちょっと…」と考えているあなたへ。

2025年5月時点で、1泊3万円から4万円台前半くらいで泊まれる、コストパフォーマンスの良いホテルを5つ選びました。

料金の目安は、最近1ヶ月間の最も安い料金(1部屋2名、税金・サービス料込み)をイギリスポンドで表示し、日本円に換算しています(1ポンド=193円で計算)。

実際の料金は、日程や空室状況によって変わるので、あくまで参考として見てください。

ロンドン おすすめミッドレンジホテル5選(1泊3万~4万円台前半目安)

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ホテル名ホテルの星の数とエリア料金の目安(ポンド→円)ホテルの主な特徴口コミの平均点*
citizenM Tower
of London
4つ星/シティ・オブ・ロンドン103~110ポンド
(約20,000円~21,000円)
とても大きなキングサイズベッド、景色の良いラウンジ、自分でできるチェックイン。9.0 / 10
Hotel Indigo London Kensington4つ星/サウス・ケンジントン112~150ポンド
(約22,000円~29,000円)
地下鉄グロスターロード駅近く。部屋のミニバーは無料。イギリスらしいおしゃれな内装。9.0 / 10
The Resident Victoria
(旧 The Nadler Victoria)
4つ星/ヴィクトリア120~200ポンド
(約23,000円~39,000円)
電子レンジが付いた簡単なキッチンあり。バッキンガム宮殿まで歩いて約3分。9.2 / 10
Motel One London Tower Hill3つ星/シティ・オブ・ロンドン107~125ポンド
(約21,000円~24,000円)
おしゃれなデザインが特徴の格安ホテル。有名なタワーブリッジも歩いて行ける距離。8.6 / 10
The Hoxton Shepherd’s Bush4つ星/シェパーズ・ブッシュ(ロンドン西部)125~135ポンド
(約24,000円~26,000円)
おしゃれなラウンジが人気。近くに大きなショッピングモールあり。部屋のタイプもいろいろ選べる。9.1 / 10

*口コミの平均点は、主にExpediaやKayakといった予約サイトに掲載されている10点満点の平均です。

ホテル選びのポイント

ここで紹介する5つのホテルは、「地下鉄のゾーン1かゾーン2という便利な場所にあること」「実際に泊まった人の評価(レビュー)が平均で8.5点以上(10点満点中)と高いこと」「24時間スタッフがいるフロントがあること」という3つの条件で選びました。

各ホテルの魅力をご紹介

  • citizenM Tower of London
    部屋の設備をタブレットで操作できたり、素晴らしい景色が楽しめるバーがあったりするのが特徴です。
    観光の合間にホテルに戻って休憩しつつ、スマホの充電をしながら絶景も楽しみたい、という人にぴったりです。
  • Hotel Indigo London Kensington
    外観は歴史を感じさせる建物ですが、部屋の中はカラフルでおしゃれなデザイン。
    ヒースロー空港から乗り換えなしで行けるピカデリー線が通っているので、空港からのアクセスも便利です。
  • The Resident Victoria
    すべての部屋に簡単なキッチンが付いているので、外食ばかりでなく時には自分で食事を用意して費用を抑えたい、という長期滞在の方におすすめです。
  • Motel One London Tower Hill
    3つ星ホテルですが、寝具の質が良く、部屋も静かで快適に過ごせるように工夫されていて、コストパフォーマンスが非常に高いです。
    金融街やおしゃれなブリックレーン周辺を散策するのに便利な場所にあります。
  • The Hoxton Shepherd’s Bush
    ライブ会場のO2 Shepherd’s Bush Empireの近くにあり、夜遅くまで楽しみたい人に人気です。
    無料のコーヒーサービスがあり、ホテル内のレストランも美味しくて値段も手頃と評判なので、ロンドン西部を観光する際の拠点としてもおすすめです。

さらにお得に泊まるには?

予約する際には、「平日にチェックインする日程を選ぶ」「ホテル予約サイト(OTA)の会員割引を利用する」「Revolut(レボリュート)やWise(ワイズ)といったサービスを使って、為替手数料が安い方法で支払う」といった工夫を組み合わせると、さらに1割から2割ほど安くできることがあります。

もし旅行者が多い時期(ハイシーズン)でも、3万円台前半で4つ星クラスの素敵なホテルに泊まることができれば、その分浮いたお金をミュージカルなどのショーを見たり、美味しいものを食べたりするのに使えます。

ぜひ、これらのホテルを検討してみてください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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憧れラグジュアリーホテルの相場

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ロンドンには世界的に有名な高級ホテルがたくさんありますが、同じ5つ星ホテルでも、ホテルのブランドや予約する時期によって料金がかなり変わってきます。

「いつかは泊まってみたい」と誰もが憧れるような高級ホテルも、少し工夫すれば手が届くかもしれません。

ここでは、そんな憧れの高級ホテル5軒について、2025年5月時点の平日の最も安い料金と、旅行シーズンなど料金が高くなる時期の上限の目安を一覧にしました。

料金は1部屋2名で泊まった場合の税金・サービス料込みの参考価格で、日本円への換算は1ポンド=193円で計算しています。

ロンドンの憧れ高級ホテル 料金の目安(2025年5月時点)

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ホテル名主な場所平日の料金目安(ポンド/日本円)料金が高い時期の目安(ポンド/日本円)ホテルの特徴
ザ・リッツ・ロンドン (The Ritz London)ピカデリー (Piccadilly)約725ポンド~
(約140,000円~)
約1,065ポンド~
(約205,000円~)
ミシュラン2つ星のレストラン、専属の客室係(バトラーサービス)、ロールスロイスでの送迎サービスなど、まさに最高級のおもてなし。
ザ・サヴォイ (The Savoy)ストランド (Strand)/テムズ川のほとり約470ポンド~
(約91,000円~)
約720ポンド~
(約139,000円~)
テムズ川が見える美しい客室、100年以上の歴史を誇る有名なアフタヌーンティーが楽しめます。
フォーシーズンズ ホテル ロンドン アット テン トリニティ スクエア (Four Seasons Hotel London at Ten Trinity Square)シティ・オブ・ロンドン (City of London)約505ポンド~
(約98,000円~)
約775ポンド~
(約150,000円~)
充実したスパ施設と25メートルプールでリフレッシュ。ワイン愛好家のための特別なクラブも併設されています。
ザ・ペニンシュラ・ロンドン (The Peninsula London)ベルグラヴィア (Belgravia)約1,100ポンド~
(約212,000円~)
約1,400ポンド~
(約270,000円~、またはそれ以上)
2023年に新しくオープンした話題のホテル。6つのレストランと大きな宴会場があり、豪華な滞在を約束します。
シャングリ・ラ ザ・シャード ロンドン (Shangri-La The Shard, London)ロンドン・ブリッジ駅直結約420ポンド~
(約81,000円~)
約930ポンド~
(約180,000円~)
超高層ビル「ザ・シャード」の上層階にあり、地上52階にある、まるで空に浮かんでいるようなインフィニティプールと、すべての部屋から楽しめるロンドンの絶景が自慢です。

料金が変動する主な理由

高級ホテルの料金が特に大きく変わるのは、季節や特別なイベントがある時期です。

例えば、「ザ・リッツ」や「ザ・ペニンシュラ」ではクリスマス期間になると通常の1.3倍から1.5倍ほどに、「ザ・サヴォイ」も夏のテニスのウィンブルドン大会の時期にはぐっと料金が上がります。

反対に、1月や2月は比較的料金が落ち着き、全体的に2割ほど安くなることも。

そのため、同じ予算でも普段より少しグレードの高い部屋に泊まれるチャンスがあります。

高級ホテルをお得に予約するコツ

  • 「早期割引」より「パッケージプラン」に注目
    高級ホテルの場合、単純な「早期割引」よりも、朝食や特典が付いた「パッケージプラン」の方がお得になることが多いので、覚えておくと良いでしょう。
    例えば、「フォーシーズンズ」の週末15%オフプランや、「シャングリ・ラ」の3泊すると15%オフになるプランなどには、朝食やホテル内で使える利用券(ルームクレジット)が付いていて、実質的に2万円以上お得になることもあるんです。
  • 為替レートを味方につける
    もし予約後に為替レートが円高(日本円にとって有利な方向)に動いたら、キャンセル無料のプランであれば一度予約を取り直すことで、さらに支払額を抑えられる可能性があります。

予約前の最終チェックポイント

最後に大切なポイントですが、ロンドンの高級ホテルでは、同じホテルでも部屋のタイプによって窓からの景色が全く違ったり、バスタブがある部屋とない部屋があったりします。

予約する前には、ホテルの公式サイトや部屋の様子が分かるバーチャルツアーなどで、自分の希望に合う部屋かどうかをしっかり確認しましょう。

その上で、ホテル予約サイトなどで最も安い料金を探して比較してから予約するのが、トータルで見て一番賢い選び方と言えるでしょう。


また、ロンドンの老舗高級ホテルは、英国の伝統や文化を深く体験できる特別な空間を提供してくれます。

それぞれのホテルの特徴や選び方のポイント、格式高いサービス内容について詳しく知りたい場合は、「ロンドンの老舗高級ホテルの選び方|格式と伝統を誇る名館の魅力」が、あなたの特別なホテル選びの助けとなるでしょう。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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家族旅行の強い味方:「連泊割引」活用術

image ヨーロッパ冒険紀行

家族4人でロンドンに6泊する、といった少し長めの旅行では、「連泊割引」プランを利用すると、1泊あたりのホテル代を2割から3割も安くできることがあります。

これはとても大きな節約になりますよね。

ここでは、主なホテルグループやホテル予約サイトが提供している、代表的な長期滞在向けの割引プランをいくつかご紹介します。

日本円への換算は、1ポンド=193円で計算しています。

主なホテルの連泊割引プラン例

スクロールできます
連泊割引プランの名前など割引率の目安最低宿泊日数対象となる主なホテル(例)家族旅行に嬉しいポイント
ヒルトン「Stay Longer & Save」最大20%オフ3泊からヒルトン・ロンドン・メトロポールなど、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の多くのヒルトン系ホテル大人2名まで朝食が無料になるパッケージと組み合わせられることも。
マリオット「Stay Longer, Save More」15%~25%オフ3泊からマリオット・カナリーワーフやロンドン・マリオット・ホテル・カウンティ・ホールなどプール付きのホテルが多く、子供向けの食事メニューも充実しています。
アコーホテルズ「サマーセール」など季節のキャンペーン25%オフ(会員ならさらに10%オフになることも)3泊からノボテルやイビスといったホテルブランド特にノボテルでは、16歳未満の子供の朝食が無料になるので、実質的に家族の食事代がかなり浮きます。
セントアーミンズ・ホテル「Stay Longer, Save More」10%~20%オフ3泊からセントアーミンズ・ホテル(オートグラフコレクションの一部)ロンドンの中心部にあり、家族4人で利用しやすいコネクティングルーム(隣同士の部屋を内側のドアでつなげた部屋)があります。
Booking.com「長期滞在割引」10%~30%オフ7泊からアパートメントタイプの部屋も対象になることがありますキッチンや洗濯機が付いている部屋なら、外食費やクリーニング代を節約できます。

連泊割引をもっとお得にする3つのコツ

  1. チェックインは平日に
    週末を避けるだけでこんなにお得旅行情報サイトHopperの調査によると、金曜日や土曜日の宿泊は、他の平日よりも平均で20%ほど料金が高くなるそうです。
    そのため、チェックインの日を月曜日から木曜日のいずれかにするだけで、連泊割引と合わせて合計で30%近くも節約できる可能性があります。
  2. 「子供無料」特典を見逃さない
    ホテルによっては、「子供の宿泊無料」や「子供の朝食無料(または格安)」といった特典があります。
    例えば、「Premier Inn」では子供2名まで宿泊も朝食も無料、「Travelodge」では子供の朝食が1ポンド、といった具合です。
    こうした特典を利用すれば、連泊割引がなくても、全体の費用を大きく抑えられます。
    特に長期滞在の場合、毎日の朝食代だけでも1日5,000円以上浮くこともあります。
  3. 「キャンセル無料」プランで予約し直す裏ワザ
    まず、早めに「キャンセル無料」の連泊割引プランで予約しておきます。
    そして、出発の1ヶ月くらい前にもう一度料金をチェック。
    もし、もっと安いプランが見つかったり、為替レートが円高(日本円にとって有利)になっていたりしたら、一度キャンセルして新しいプランで予約し直す、という方法です。
    これで、後から出たお得な料金を逃さずに済みます。

例:家族4人で6泊した場合の節約シミュレーション

例えば、ロンドンの「マリオット・ホテル・カナリーワーフ」に家族4人で6泊する場合を考えてみましょう。

通常料金が1泊320ポンドだとすると、6泊で1,920ポンドです。

ここで「Stay Longer(連泊割引)」を利用して25%オフになると、1泊240ポンド、6泊で1,440ポンドになります。

これだけでも480ポンドの節約です。

さらに、もし他のホテル(例えばPremier Inn)で子供の朝食が無料になる特典があった場合、その分も考慮すると(仮に大人の朝食代を1人1日16ポンドとすると、6日間で96ポンド)、合計で約576ポンド(日本円で約11万円!)も節約できる計算になります。

(※上記はあくまで一例です。実際の料金や割引率は変動します。)

このように、「連泊割引」と「子供無料特典」、そして「平日のチェックイン」を上手に組み合わせることで、ラグビー観戦やテニスのウィンブルドン大会といった人気の時期(繁忙期)でも、宿泊費を大幅に抑えることが可能です。

特に、キッチンが付いているアパートメントタイプのホテルなら、毎食外食にしなくても済むので食費を節約できますし、洗濯機があれば衣類を自分で洗えるのでクリーニング代もかかりません。

1泊あたりの料金だけでなく、旅行全体の総費用で比較することが大切です。

賢くプランを選んで、家族みんなで楽しいロンドン旅行を実現してください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

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ポイントサイト活用とキャッシュバック

image ヨーロッパ冒険紀行

ロンドンのホテル予約、少しでも安くしたいと思いますよね。

ホテル予約サイトで直接予約するのではなく、「ポイントサイト」というサイトを経由して予約するだけで、ホテル代の数パーセントがポイントとして戻ってくる(キャッシュバックされる)ことがあります。

これは、料金が高くなりがちな時期でも、実質的に数パーセント安く泊まれる便利な方法です。

イギリスのポイントサイトはイギリスポンドで支払う場合に、日本のポイントサイトは日本円で支払う場合に使いやすいので、うまく使い分けるのがおすすめです。

主なポイントサイトと還元率の目安(Booking.comで予約した場合)

スクロールできます
ポイントサイト名還元率の目安(Booking.comで予約した場合)最低交換ポイント/金額サイトの特徴
ハピタス4%~6%1ポイント=1円。300ポイントから交換可能サイトは日本語で分かりやすく、貯まったポイントは楽天ポイントなどにすぐに交換できます。
モッピー4%前後1ポイント=1円。500ポイントから交換可能JALやANAのマイルに交換する際のレートが良いのが特徴です。
楽天リーベイツ2.5%~4%500円相当のポイントから利用可能戻ってくるのは楽天ポイントで、楽天市場でのポイントアッププログラム(SPU)の対象にもなります。
TopCashback UK
(イギリスのサイト)
最大6%程度10ポンドから交換可能イギリスポンドで支払う場合、為替手数料なしでポイントが付きます。
Quidco
(イギリスのサイト)
最大5%程度1ポンドから交換可能しばらく利用すると、追加で10ポンドのボーナスがもらえることもあります。

※還元率は2025年5月時点の情報で、常に変動します。利用前に必ず各サイトでご確認ください。

ポイントサイト利用の簡単な流れ

ポイントサイトの使い方は簡単で、基本的には次の3ステップです。

  1. まず、利用したいポイントサイトにログイン(または会員登録)します。
  2. 次に、そのサイトに載っているホテル予約サイト(例:Booking.comなど)のリンクをクリックして、予約サイトの公式ページへ移動します。
  3. 最後に、いつも通りにホテルを予約するだけです。

ポイントがもらえるかどうかの確認は、実際にホテルに泊まった後に行われます。

そのため、チェックアウトしてから60日から90日くらいでポイントが確定することが多いです。

どれくらいお得になるの? 具体例で見てみよう

例えば、家族4人で3泊し、合計600ポンド(約116,000円)のホテルを予約するとします。

もし還元率6%の「ハピタス」というポイントサイトを経由して予約すれば、6,960ポイント(つまり6,960円分)が戻ってくる計算になります。

このポイントを楽天ポイントにすぐに交換して、ロンドンの地下鉄などで使える「オイスターカード」のチャージに使えば、交通費が実質的にタダになるくらいお得になるかもしれませんね。

ポイントサイトを利用する際の注意点

ポイントサイトを利用する際には、いくつか注意点があります。

  • 予約をキャンセルしたり日程を変更したりすると、ポイントがもらえなくなることがあります。
  • ポイントサイトから予約サイトへ移動する際に、ブラウザで複数のタブを開いていたりすると、うまくポイントが付かないことがあるので気を付けましょう。

確実にポイントをもらうためには、予約する直前にブラウザの「トラッキング防止機能」を一時的にオフにしたり、料金比較などのブラウザの拡張機能を閉じてから手続きを進めたりすると良いでしょう。

ポイントの「三重取り」も夢じゃない!

さらに嬉しいことに、ポイントサイトのポイントとは別に、使ったクレジットカードのポイント(例えば1%還元など)や、ホテル予約サイト独自の会員プログラムの特典も同時にもらえます。

これらを全部合わせると、実質的に8%から10%くらい安くなることも夢ではありません。

ぜひ、このポイントサイト活用術を使って、賢くお得にロンドン旅行を楽しんでください。

情報参照元:(2025年5月アクセス)

ロンドンのホテル相場を徹底攻略:2025年最新情報まとめ

  • 2025年のロンドンホテル料金は月毎に変動し、1月が最も安く7月が最も高い
  • 夏期や年末年始はイベントが多くホテル需要が増し、料金が上がる傾向にある
  • 平日宿泊や中心部から少し離れたエリア選択、早期予約で費用を約15%抑えられる
  • ウエストエンドは観光に便利、ケンジントンは落ち着き、キングスクロスは交通至便、ショーディッチはお洒落なエリアだ
  • ホテルの星の数は料金とサービス内容に比例し、4つ星は短期旅行者に適する場合が多い
  • イギリスポンド建て料金が一般的で、為替レートが日本円での支払額に大きく影響を及ぼす
  • 近年ポンド高円安が進行し、同じポンド額でも日本円での支払い負担が増加している
  • 日本円で支払額が確定する予約サイト利用や外貨口座での事前両替が為替リスク対策となる
  • ホテル予約は6ヶ月~2ヶ月前の早期割引で15~20%オフ、直前予約でも割引の可能性がある
  • 火曜日から木曜日の平日チェックインは週末より20%以上安くなることが多い
  • 1泊3万円以下の格安ホテルはキングスクロス駅周辺やショーディッチ地区などに存在する
  • 1泊3万円~4万円台のミッドレンジホテルは立地と設備のバランスが良い選択肢となる
  • 高級ホテルは時期により料金が大きく変動し、朝食付き等のパッケージプランがお得な場合がある
  • 家族旅行では連泊割引、子供無料特典、平日チェックインの組み合わせで宿泊費の大幅節約が可能だ
  • ポイントサイトを経由してホテルを予約すると、宿泊代金の数パーセントが還元される
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