フィレンツェ旅行の最適解!SMN駅周辺おすすめホテル厳選6軒

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フィレンツェ旅行の拠点として「サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(以下、SMN駅)周辺」を検討するのは、極めて合理的で有力な選択です。

空港トラムや他都市への鉄道移動に便利で、重いスーツケースを持って石畳を歩く「物理的なストレス」を劇的に軽減できるからです。

しかし、一口に「駅周辺」と言っても正解は一つではありません。

改札を出てすぐの移動効率を最優先するホテルや、美しい広場の景観を楽しむホテル、少し歩いて静寂と独自のデザイン性を求めるホテルなど、立地とコンセプトによって滞在の満足度は大きく変わります。

この記事では、「SMN駅周辺に泊まる」と決めた方に向けて、ホテル選びの迷いを解決する判断基準を整理し、あなたの旅のスタイルに合わせた最適解をご提案します。

目的別ホテル直感マップ 👆 ピンをタップするとホテルの詳細が表示されます ※地図上の位置は駅との位置関係を示すイメージであり、実際の正確な場所や縮尺とは異なる場合があります。 SMN駅 ピン(①〜⑥)を選択してください 徒歩3分以内 徒歩5分前後 徒歩7〜8分


目次

フィレンツェ観光におけるSMN駅周辺ホテルの圧倒的メリット

空港トラム・中長距離鉄道・日帰り周遊における利便性

SMN駅周辺最大の強みは、移動に伴う体力的・精神的負担を最小化できる点に尽きます。

フィレンツェ空港からはトラムT2線を利用することで、渋滞に巻き込まれることなく約20分でSMN駅周辺(Alamanni停留所またはUnità停留所)に到着します。

駅の目の前や徒歩1〜2分圏内のホテルを選べば、長時間のフライトで疲労した到着直後でも、重いスーツケースを引いて石畳を長く歩く苦労から解放されます。

また、ローマ、ミラノ、ヴェネツィアといった他都市へ高速鉄道(フレッチャロッサやイタロ)で移動する周遊旅行においても、駅周辺に滞在していれば出発ギリギリまで時間を有効に使え、到着日と出発日のストレスが激減します。

ピサやシエナなど、トスカーナ近郊への日帰りバス旅行の拠点としても最適です。


「駅前=すべて最適」ではない雰囲気と徒歩距離のバランス

ただし、「駅に近ければ近いほど良い」という単純なものでもありません。

駅の真正面は移動効率においては最高ですが、交通量が多く、情緒という点ではやや実務的な印象を受けやすいエリアです。

一方で、駅から少しだけ足を延ばして広場側に面したホテルを選べば、ルネサンスの息吹を感じるフィレンツェらしい景色を堪能できます。

さらに、地図上では「徒歩3分」と「徒歩8分」は僅かな差に見えますが、ことフィレンツェにおいては事情が異なります。

旧市街の大部分は歴史ある石畳で覆われており、凹凸のある道で重いスーツケースを引く作業は、想像以上に腕と車輪に負担をかけます。

そのため、体感距離はアスファルトの道の2倍〜3倍に感じられることも珍しくありません。


ドゥオーモ周辺など中心部ホテルとの適性の違い

SMN駅周辺は圧倒的に便利ですが、「ホテルを一歩出た瞬間から、中世の路地やドゥオーモ(花の聖母大聖堂)の荘厳な姿に包まれたい」という、旧市街ど真ん中の高揚感を最優先する旅には、必ずしも最適解とは言えません。

観光の密度や没入感を極限まで高めたい場合は、シニョリーア広場やウフィツィ美術館周辺の中心部に宿泊する方が向いているケースもあります。

逆に言えば、フィレンツェを起点にアクティブに動き回る旅や、スーツケースを持っての移動を極力減らしたい旅には、SMN駅周辺の価値が圧倒的に勝ります。


忙しい方向け・目的別ホテル選びチェックリスト

細かな比較の前に、ご自身の要望に直感的に合うホテルを見つけるためのチェックリストをご用意しました。

  • 駅を出て1秒でも早くチェックインしたい(移動効率至上主義)👉 c-hotels Ambasciatori がおすすめ
  • 駅近の便利さは手放せないが、高級感と景観も妥協したくない👉 Grand Hotel Baglioni がおすすめ
  • 駅近でありながら、窓から美しい広場と教会の景色を眺めたい👉 Hotel Santa Maria Novella がおすすめ
  • 駅近と宿泊費のバランスを取りつつ、食事の利便性も求めたい👉 Atlantic Palace がおすすめ
  • 駅から少し離れても、中庭のある静かな環境でリラックスしたい👉 Hotel Croce di Malta がおすすめ
  • 多少歩いても、ホテル自体の空間デザインや非日常感を満喫したい👉 25hours Hotel Piazza San Paolino がおすすめ

フィレンツェSMN駅周辺ホテル選びにおける3つの判断軸

ご自身の旅のスタイルを明確にするため、以下の3つの判断軸で優先順位を整理してみてください。

1. 駅真正面の至近距離か、徒歩5〜8分圏内の雰囲気か

最初の、そして最大の判断軸がここです。

駅の改札を出てすぐのホテルを選ぶか、少し歩いてでも雰囲気の良い通りや広場周辺を選ぶかで、滞在の印象は大きく変わります。

特に、雨天時、深夜到着、早朝出発、あるいはお土産で荷物が増えた帰国直前など、悪条件が重なる日ほど「駅真正面」の価値は跳ね上がります。

一方で、晴れた日の散策や、窓からの景色を重視するなら、少し離れた立地の方が満足度は高くなります。


2. 到着・出発時の前後泊か、連泊の拠点か

フィレンツェに「1泊だけ(単なる経由地として)」滞在するなら、駅からの物理的な近さが最大の武器になります。

しかし、2泊、3泊と連泊し、そこを拠点に観光を楽しむのであれば、駅近という要素に加えて、ホテル内の快適性が重要になってきます。

美味しい朝食を提供するレストラン、歩き疲れた体を癒すバーラウンジ、中庭やテラスの有無など、ホテル滞在そのものの質(ホスピタリティ)をどこまで求めるかを考慮する必要があります。


3. スーツケース移動の軽減か、フィレンツェらしい景観か

前述の通り、フィレンツェの美しい石畳は、旅行者の足腰とスーツケースのキャスターには厳しい環境です。

移動の疲労を最小限に抑えるならSMN駅周辺が理にかなっていますが、ルネサンス都市ならではの歴史的な景観や、朝夕の情緒ある散歩道も諦めたくない場合は、駅の機能的なエリアから少しだけ内側(旧市街寄り)に入った広場周辺のホテルがベストバランスとなります。


【早わかり比較表】フィレンツェSMN駅周辺のおすすめホテル

各ホテルの公式サイト情報、位置関係、設備構成をもとに、「立地タイプ」「強み」「おすすめする人」を一覧に整理しました。

スクロールできます
ホテル名立地タイプホテルの強み・特徴こんな方におすすめ
Grand Hotel Baglioni広場側・駅近歴史的格式と圧倒的な駅近の両立、絶景ルーフトップ初回のフィレンツェ旅行で絶対に失敗したくない方
c-hotels Ambasciatori駅正面トラム・駅直結レベルの究極の移動効率荷物が多く、とにかく歩行距離を最短にしたい方
Hotel Santa Maria Novella広場正面教会を望む景観と旧市街中心部へのアクセスの良さ駅近の利便性と、ロマンチックな滞在を両立したい方
④Atlantic Palace駅近・旧市街寄り手頃な価格帯と、中央市場にも近い実用的な立地宿泊費と利便性のバランスを取り、グルメも楽しみたい方
Hotel Croce di Malta駅近・静寂寄りプール(季節営業)や中庭を備えたリゾート感駅近エリアの喧騒から離れ、ホテル内で落ち着いて過ごしたい方
25hours Hotel Florence広場周辺・デザイン型『神曲』をテーマにした強烈な個性と充実の滞在体験移動の便利さよりも、感性を刺激されるユニークな滞在を求める方

フィレンツェSMN駅周辺のおすすめホテル6選

ここからは、厳選した各ホテルの詳細、周辺環境、そしてどのような旅のスタイルにフィットするのかを深掘りして解説します。

①Grand Hotel Baglioni(グランド ホテル バリオーニ)

基本情報と館内設備

  • 住所: Piazza dell’Unità Italiana, 6, 50123 Firenze
  • エリア: イタリア統一広場(Piazza dell’Unità Italiana)/SMN駅至近
  • 客室規模: 192室(大規模)
  • 主な設備: ルーフトップレストラン「B-Roof」、American Bar、会議室、提携ガレージ利用可

立地とアクセス性

SMN駅周辺ホテルにおいて、「格式・利便性・景観」の三拍子が揃った本命中の本命とも言えるホテルです。

SMN駅からは約200m、空港トラムT2の「Unità(ウニタ)」停留所からは目と鼻の先に位置しています。

駅前の喧騒から一本入った広場に面しているため、アクセスの良さを享受しつつも、落ち着いた環境を確保できます。

ホテルの特徴と雰囲気

1903年開業という長い歴史を誇る、フィレンツェを代表する老舗名門ホテルです。

かつての宮殿を改装した重厚な造りで、一歩足を踏み入れるとステンドグラスやアンティーク家具が優雅な空間を演出しています。

最大の魅力は、5階にあるパノラマレストラン「B-Roof」です。

ここでの朝食やディナーでは、フィレンツェの象徴であるドゥオーモの巨大なクーポラ(丸屋根)や、ジョットの鐘楼を眼前に望むことができ、言葉を失うほどの絶景を楽しめます。

注意点

格式高いホテルであるため、宿泊料金は駅周辺エリアの中では高めに設定されています。

また、レンタカー等の車を利用する場合、ホテル専用の敷地内駐車場はなく、提携ガレージ(バレーパーキングサービス等)の利用となります。

最新の料金・条件は予約時に公式サイトまたは予約サイトで必ずご確認ください。

おすすめの旅行者

「立地の良さは絶対に譲れないが、フィレンツェらしい歴史と気品あふれるホテルに滞在して思い出を作りたい」という、ハネムーンや記念日旅行、または初めてのフィレンツェ旅行の方に強くおすすめします。


②c-hotels Ambasciatori(シーホテルズ アンバッシャトーリ)

基本情報と館内設備

  • 住所: Via Alamanni, 3, 50123 Firenze
  • エリア: SMN駅正面・Alamanni通り沿
  • 客室規模: 132室(大規模)
  • 主な設備: 朝食ルーム、バー、フィットネスジム、無料荷物預かり、24時間レセプション

立地とアクセス性

「駅から歩きたくない」という要望に対する、一つの究極の答えがこのホテルです。

SMN駅の駅舎を出て通り(Via Alamanni)を挟んだほぼ正面に位置しています。

空港トラムT2の「Alamanni-Stazione」停留所からも至近で、長距離バスの乗り場にも近く、フィレンツェをハブにして各地へ移動する旅行者にとって、これ以上ない機動力をもたらします。

ホテルの特徴と雰囲気

中世の趣を残すフィレンツェの中では珍しく、外観も内装も非常にモダンで洗練されたデザインを採用しています。

過度な装飾を排した機能的な客室は、ビジネス旅行者や現代的なスマートさを好む旅行者から高く評価されています。

24時間対応のレセプションや荷物預かりサービスなど、旅行者の「あったらいいな」という実務的なニーズを的確に満たす設備が整っています。

注意点

駅の目の前という立地上、ホテル周辺はトラムの走行音や人通りが多く、やや雑然とした雰囲気があります。

ホテル自体は防音対策が施されていますが、窓を開けて静かな路地裏の風情を楽しむといった環境ではありません。

最新の料金・条件は予約時に公式サイトまたは予約サイトで必ずご確認ください。

おすすめの旅行者

「到着が夜遅い」「出発が朝早い」「とにかく重いスーツケースを持って石畳を歩く距離をゼロに近づけたい」という、実用性と移動効率を極限まで高めたい方にとって最高のパートナーとなります。


③Hotel Santa Maria Novella(ホテル サンタ マリア ノヴェッラ)

基本情報と館内設備

  • 住所: Piazza Santa Maria Novella 1, 50123 Firenze
  • エリア: サンタ・マリア・ノヴェッラ広場正面
  • 客室規模: 71室(中規模・4つ星)
  • 主な設備: 広場ビュー客室、テラス、フィットネスセンター、サウナ

立地とアクセス性

SMN駅から徒歩数分という近さにありながら、その名の通り「サンタ・マリア・ノヴェッラ広場」に面した特等席に位置しています。

駅前の利便性を確保しつつ、ドゥオーモや高級ブランド店が並ぶトルナブオーニ通りといった旧市街のど真ん中へも非常にアクセスしやすい、絶妙なバランスを持った立地です。

ホテルの特徴と雰囲気

このホテルの価値は、何と言ってもその「景観と空気感」にあります。

広場側に面した客室(要指定)からは、白と緑の大理石で彩られたサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の美しいファサードを独り占めすることができます。

客室はクラシカルでロマンチックな天蓋付きベッドなどが配置された部屋もあり、上質な4つ星ホテルのホスピタリティとともに、優雅な滞在を約束してくれます。

世界最古の薬局として有名な「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」本店へも徒歩ですぐの距離です。

注意点

駅から非常に近いものの、「駅を出てすぐ隣」というレベルの最短動線ではありません。

また、広場に面しているため、イベント開催時などは外の音が気になる場合があります。

最新の料金・条件は予約時に公式サイトまたは予約サイトで必ずご確認ください。

おすすめの旅行者

「移動の便利さは重要だが、窓を開けた瞬間にフィレンツェらしい美しい広場の景色が広がっていてほしい」「機能性だけでなく、気分が高揚するロマンチックなホテルに泊まりたい」という方に最適です。


④Atlantic Palace(アトランティック パレス)

基本情報と館内設備

  • 住所: Via Nazionale 12, 50123 Firenze
  • エリア: Via Nazionale沿い(SMN駅とドゥオーモの中間)
  • 客室規模: 67室(中規模・4つ星)
  • 主な設備: 無料高速Wi-Fi、バー、24時間コンシェルジュ、無料荷物預かり

立地とアクセス性

SMN駅からVia Nazionale(ナツィオナーレ通り)をドゥオーモ方面へ約5分歩いた場所にあります。

「駅前」というほど張り付いてはおらず、かといって「駅から遠い」とも感じない、非常に実用的な中間地点に位置しています。

この立地の最大のメリットは、食の殿堂である「フィレンツェ中央市場(メルカート・チェントラーレ)」まで徒歩2〜3分という近さです。

ホテルの特徴と雰囲気

12世紀の修道院の建物を一部利用した歴史ある4つ星ホテルですが、過度に豪華すぎず、親しみやすい雰囲気が特徴です。

客室にはテラコッタの床や木の梁が残されている部屋もあり、トスカーナ地方の伝統的な温かみを感じられます。

コンシェルジュの対応や荷物預かりなど、基本的なサービスがしっかりしており、宿泊料金も駅前の一等地に比べると比較的リーズナブルに抑えられやすい傾向があります。

注意点

駅から徒歩5分という距離は、荷物がない状態であれば全く気になりませんが、大型のスーツケースを引いて石畳を歩く場合は、駅正面のホテルと比べるとやや労力を要します。

最新の料金・条件は予約時に公式サイトまたは予約サイトで必ずご確認ください。

おすすめの旅行者

「立地の良さと宿泊費用のバランスを賢く取りたい」「中央市場のフードコートでトスカーナグルメを満喫したり、周辺のトラットリア(大衆食堂)に通い詰めたい」という、実用性と食を重視するアクティブな旅行者に向いています。


⑤Hotel Croce di Malta(ホテル クローチェ ディ マルタ)

基本情報と館内設備

  • 住所: Via della Scala, 7, 50123 Firenze
  • エリア: Via della Scala沿い(サンタ・マリア・ノヴェッラ広場寄り)
  • 客室規模: 98室(中〜大規模・4つ星)
  • 主な設備: 屋外プール(季節営業)、中庭、屋上テラス、レストラン、カクテルラウンジ

立地とアクセス性

SMN駅から徒歩約5分。サンタ・マリア・ノヴェッラ広場からアルノ川方面へと延びるVia della Scala(スカラ通り)に面しています。

駅へのアクセスを確保しつつ、川沿いの散策エリアやオルトラルノ(アルノ川対岸の職人街)方面へも足を延ばしやすい、観光のバリエーションが広がる立地です。

ホテルの特徴と雰囲気

かつて貴族の邸宅であった建物を改装したホテルで、フィレンツェ中心部のホテルとしては非常に珍しい「中庭と屋外プール(夏季限定)」を備えているのが最大の特徴です。

駅周辺の喧騒から一歩ホテルの中に入ると、緑あふれる静寂の空間が広がっており、まるで都会のオアシスのようなリゾート感を味わえます。

ルーフトップテラスからの眺めも素晴らしく、夕暮れ時にアペリティーボ(食前酒)を楽しむのに最適な環境が整っています。

注意点

プールの利用は夏季に限られるため、秋冬の滞在ではこのホテルの最大のポテンシャルを感じにくい場合があります。

最新の料金・条件は予約時に公式サイトまたは予約サイトで必ずご確認ください。

おすすめの旅行者

「駅近の便利さは享受しつつ、ホテルの外の喧騒を忘れて静かに過ごしたい」「観光で歩き回るだけでなく、中庭やテラスで読書をしたり、ホテル滞在そのものでリフレッシュする時間を持ちたい」という、連泊を予定している方や、大人の余裕を持った旅程を組んでいる方におすすめです。


⑥25hours Hotel Florence Piazza San Paolino(25アワーズ ホテル フローレンス ピアッツァ サン パオリーノ)

基本情報と館内設備

  • 住所: Piazza di San Paolino, 1, 50123 Firenze
  • エリア: サン・パオリーノ広場(SMN駅南東側)
  • 客室規模: 171室(大規模・デザインホテル)
  • 主な設備: レストラン(中庭)、ネグローニバー、Alimentari(カフェ・食料品)、サウナ、フィットネスジム、地下駐車場

立地とアクセス性

SMN駅から南東へ徒歩約7〜8分。トラムの停留所からも歩ける距離です。

駅前の機能的なエリアからは完全に外れ、地元の人々が行き交うサン・パオリーノ広場周辺の、より日常的でディープなフィレンツェの空気をまとったエリアに位置しています。

ホテルの特徴と雰囲気

ヨーロッパを中心に展開するライフスタイルホテルブランド「25hours」による、極めて個性的で遊び心に溢れたデザインホテルです。

ダンテの叙事詩『神曲』をテーマにしており、客室は明るく平和な「天国(Paradiso)」と、情熱的でダークな「地獄(Inferno)」の2つのコンセプトでデザインされています。

ガラス張りの巨大な中庭レストラン、本格的なネグローニバー、リラクゼーション用のサウナなど、ホテルの中だけで一つのエンターテインメントが完結するほどの充実度を誇ります。

注意点

駅から徒歩7〜8分という距離は、今回紹介した中では最も遠く、「駅前の最短動線」を求める方には不向きです。

また、デザインが非常に前衛的でポップなため、クラシックなフィレンツェらしさ(アンティーク家具やフレスコ画など)を求める方とはミスマッチが起こる可能性があります。

最新の料金・条件は予約時に公式サイトまたは予約サイトで必ずご確認ください。

おすすめの旅行者

「少々歩いてでも、他にはない圧倒的なデザイン空間と刺激的な滞在体験を重視したい」「ホテル内のレストランやバーのクオリティにこだわり、非日常の時間を楽しみたい」という、トレンドに敏感な旅行者やカップルに強く推奨します。


SMN駅周辺ホテルが向いている人と向かない人の特徴

ここまで個別のホテルを見てきましたが、改めて「エリアとしての適性」を整理します。

周遊旅行や移動日の負担軽減を重視する人(向いている人)

  • 空港からの移動をスムーズにしたい方
    トラムT2線を利用し、到着後すぐに荷物を預けて身軽になりたい方。
  • 鉄道での都市間移動が多い方
    ローマ、ミラノ、ヴェネツィアなどを周遊する予定があり、駅までの移動時間を計算しやすくしたい方。
  • トスカーナ近郊への日帰り旅を計画している方
    ピサ、シエナ、サン・ジミニャーノなどへの長距離バスやローカル線を利用する方。
  • 体力を温存したいシニア層や家族連れ
    重い荷物を持っての長距離移動や、複雑な石畳の道のりを避けたい方。

旧市街中心部での完全な没入感を求める人(向かない人)

  • 窓からの景色に「中世の街並み」を絶対条件とする方
    駅周辺は近代的な建物や交通インフラも目に入るため、完全なタイムスリップ感を得るのは難しい場合があります。
  • ウフィツィ美術館やポンテ・ヴェッキオ周辺を夜遅くまで拠点にしたい方
    これらの中心エリアまでは駅から徒歩15分程度かかります。日中は問題ありませんが、頻繁にホテルへ戻って休憩したい場合にはやや不便を感じるかもしれません。

おすすめの折衷案「初日・最終日のみ駅周辺泊」

「移動の便利さも欲しいけれど、やっぱり中心部(ドゥオーモ周辺など)にも泊まってみたい」と迷う方には、滞在期間を分割するスタイルが非常に有効です。

  • 到着日(または出発前夜)
    荷物を持っての移動が一番大変なタイミングなので、SMN駅周辺のホテル(Ambasciatoriなど)に1泊し、体力を温存する。
  • 中日(連泊)
    身軽な状態で、ドゥオーモ周辺やシニョリーア広場近くの、よりフィレンツェ情緒あふれるブティックホテルに移動し、じっくりと旧市街を満喫する。

荷物をパッキングしてホテルを移る手間はかかりますが、フィレンツェという街の「機能性」と「歴史的情緒」の両方の良いとこ取りができる賢い選択肢です。


予約前に押さえておきたいフィレンツェ滞在の注意点

最後に、SMN駅周辺を拠点にするにあたり、知っておくべきリアルな旅行事情と対策をお伝えします。

駅周辺の治安と夜間の歩き方

ヨーロッパの主要ターミナル駅の例に漏れず、SMN駅周辺も人が多く集まる場所であるため、スリや置き引き、署名活動を装ったスリ集団(ジプシーなど)といった軽犯罪には常に注意が必要です。

とはいえ、過度に恐れる必要はありません。

「リュックは前に抱える」「スマートフォンや財布を後ろポケットに入れない」「カフェやレストランで荷物を隣の椅子や床に置きっぱなしにしない」といった、海外旅行における基本的な防犯対策を徹底していれば、十分に安全に過ごせるエリアです。

夜間は、駅構内や正面のトラム乗り場付近、大きな通りは比較的明るく人目がありますが、駅の裏手(北側)や、人通りの少ない暗い路地への一人歩きは避けるなど、常識的な自己防衛を心がけましょう。


徒歩分数と石畳による体感距離の違い

繰り返しになりますが、ホテル選びの際にGoogleマップ等で表示される「徒歩〇分」という数字を鵜呑みにするのは危険です。

フィレンツェの石畳は、日本の滑らかなアスファルトとは全く別物です。

隙間や段差が多く、大型の重いスーツケースを引いて歩くと、車輪が引っかかったり、手に強い振動が伝わったりして、想像以上の体力を消耗します。

特に夏場の炎天下や雨天時、あるいは夜遅くの到着時には、その数分の違いが大きな疲労となってのしかかります。

荷物が多い場合は、ご自身の許容範囲よりも「マイナス2〜3分」厳しめに見積もってホテルを選ぶことをお勧めします。

どうしても駅から離れたホテルを選ぶ場合は、駅からタクシーを利用することも視野に入れておいてください(ただし、近距離だと乗車を断られるケースも稀にあります)。


大通り沿いの騒音とホテルごとの個性の違い

SMN駅周辺は交通の要所であるため、Via AlamanniやVia Nazionaleなどの大通りに面したホテルでは、トラムの走行音、車のクラクション、人々の話し声などが遅い時間まで聞こえることがあります。

静かな環境を重視する方は、予約時に「中庭側(Courtyard view)の部屋」をリクエストするか、広場側や裏通りに面したホテル(Croce di Maltaなど)を選ぶようにしてください。

また、一括りに「駅近ホテル」と言っても、今回ご紹介したように、機能性特化型から歴史的建造物、前衛的なデザインホテルまで、その個性は全く異なります。

立地条件(近さ)だけで絞り込んだ後は、ご自身が「どのような空間で朝を迎え、夜を過ごしたいか」という空気感の好みで最終決定をすると、後悔のないホテル選びができます。


レンタカー利用時のZTL(交通規制)エリアへの配慮

トスカーナの田園風景をドライブするためにレンタカーを利用する予定の方は、「ZTL(Zona a Traffico Limitato=交通制限区域)」に細心の注意を払う必要があります。

フィレンツェの旧市街の大部分はZTLに指定されており、許可された車両(居住者やタクシーなど)以外が進入すると、各所に設置されたカメラでナンバープレートを撮影され、後日高額な罰金が科せられます。

今回紹介したSMN駅周辺のホテルの多くもZTLの境界線上、あるいは区域内に位置しています。

車でアクセスする場合は、事前にホテルへ連絡し、提携ガレージの手配やZTL進入許可の申請(ナンバープレートの登録)を依頼しておくことが必須となります。

自力でホテル専用駐車場に停められるような郊外型のホテルとはシステムが異なるため、車旅の方は必ず事前の確認と動線のシミュレーションを行ってください。


フィレンツェSMN駅周辺は、適切にホテルを選べば、あなたのイタリア旅行の満足度を飛躍的に高めてくれる強力なベースキャンプとなります。

この記事の判断基準と各ホテルの特徴を参考に、ぜひご自身の旅のスタイルに最適な1軒を見つけてください。


参考情報・公式サイト

Timetables | GEST
https://www.gestramvia.it/timetables/?lang=en

Location & Contacts | Grand Hotel Baglioni, Florence
https://www.hotelbaglioni.it/en/location-e-contacts.html

Ambasciatori Hotel Florence – by c-hotelsc-hotels
https://www.c-hotels.it/en/ambasciatori-hotel/

Florence Tuscany 4 star hotel – Hotel Santa Maria Novella – 4 star hotel in Florence Tuscany
https://www.hotelsantamarianovella.it/eng/hotel-florence/florence-tuscany-4-star-hotel

Contact Atlantic Palace in Florence
https://www.atlanticpalace.it/en/contacts

Hotel Croce di Malta Florence™ – Official Site – Florence hotels Florence Italy hotels in Florence hotel in Florence
https://www.crocedimaltaflorence.com/location.php

25hours Hotels in Florence | Best Rates – Book now.
https://25hours-hotels.com/florence/piazza-san-paolino/


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